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モンロー・ウォーク


『モンロー・ウォーク』1979.04.21
南 佳孝 1973デビュー(50年生まれ)
シングル6枚目で結構ヒットしたと思ってましたが、郷ひろみがカバーした「セクシー・ユー」の方が一般的には知られているようですねー

そして81年の『スローなブギにしてくれ』角川映画「スローなブギにしてくれ」主題歌。これで一気にブレイクしてしまいました。^^
1979年1月PART4---------------

オレ
「加納と会った?」

コウジ
「何度か電話したけど・・・取り次いでもらえなかった」

オレ
「そっか」

コウジ
「オレどうしたらいいか」

オレ
「学校は?」

コウジ
「続けるつもりで、親にもなんとか・・・」

オレ
「シゴトはどうする?」

コウジ
「当然クビだよな?」

オレ
「そうだ(笑)でも裁判が終わったら復帰できないこともない」

コウジ
「ほんとか?」

オレ
「一応・・・オレのセンパイだし(笑)」

コウジ
「すまん」

ひさしぶりに会ったコウジは見た目は元気そうだったが、相当落ち込んでいる様子だった。取調べのあらましを聞き、オレの黒幕説に繋がるような話を聞いてみたが・・・オレと一緒に大麻をやったことがあるか?或いはオレに販売したか?と執拗に聞かれたようだ。不思議なことにコウジはやったことはペラペラとしゃべってしまったが、やっていないことをやったとは言っていないようだった。

オレ
「あとで雨宮とも話し合ったらどう?」

コウジ
「・・・オレの話聞いてくれるかな?」

オレ
「聞くように言っておくよ」

コウジ
「うん」

オレ
「加納の件も向こうから接触があったら・・・伝えておくよ」

コウジ
「・・・」

コウジがしゃべったせいで、コウジの下にいたDJの雨宮も逮捕された。雨宮は憤慨していたしスタッフもコウジが「しゃべった」事に対して憤りを感じている者も多かった。しかし色んな意味でそういう経験のない者がエラソーに非難することではない。とオレは感じていたし、この事でコウジと雨宮の関係が切れるにしても、話し合う機会は持つべきだと思った。それは加納に対しても同じだったのだが・・・

コウジはオレと話をして気持ちが楽になったのか、来たときよりも少しは元気な様子で出て行った。

17時・・・4F応接室

村井課長
「ご紹介します。中本真理さんです」

中本
「マリーです。よろしく^^」

オレ
「ムトーです。こちらこそよろしく」

オレは名刺を渡して、村井課長のほうをみた。

村井
「実は・・・そのぉー」

中本
「実は私、まだオトコなんです」

オレ
「えっ?」

サントリーの村井課長がわざわざ紹介するために一緒についてきたという事は、それなりにビジネスがらみの話だと思っていたが・・・最初に感じた違和感、それを説明し始めたマリー。身長は170センチ、華奢な骨格なわりに胸は大きかった。濃い化粧は目が大きく、まるで宝塚の男役いやもっと女性っぽさを感じさせる印象だったが・・・ニューハーフ、当時はまだ一般的には「オカマ」と呼ばれる部類だった。

村井課長
「中本さんは将来自分のお店を持ちたいという事で、前から聞いていたんですが私ではどうも適切なアドバイスができそうになくて」

中本
「この間、『LINDA北新地』に行っていいお店だなーと思って村井さんに聞いてみたんです」

オレ
「はぁ〜」

村井課長
「色んな意味でムトーさんなら適切なアドバイスをしていただけるんじゃないかとと思いまして」

中本
「よろしくお願いします^^」

オレ
「私でよければ・・・」

村井課長
「じゃーちょっと行きますか?」

中本
「ご案内します^^」

オレ
「?」

事前に、松井課長から紹介したい人物が居て、ちょっと外で出られるか?と連絡を貰っていたので、それ以上は深くは聞かなかった。そして案内されたのはミナミの端っこに位置するビルの3階のオカマ・バーだった。

「いらっしゃいませぇ〜♪」

ママ
「うわぁー松井さんのお知り合い?若くってハンサム^^」

松井課長
「取引先のお客さんです」

店の広さはほぼキャッツと同じぐらいでカウンターとボックス席のレイアウトもオーソドックスなものだった。内装は・・・ケバイ。オカマ、いやニューハーフは6人ぐらいいて、中にはバケモノの近いのも・・・(^。^;)

オカマ1
「やっぱりモデルさんとかですか?」

オカマ2
「松井さんの取引先だと、大きなホテルのエリートビジネスマンでしょう?」

オレ
「舞監やってます^^」

「???」

事前にマリーから独立の話に関することは店では言わないでくれ!ということだったので、オレはよく使うフリー舞台監督の肩書きを名乗った。

オレ
「ファッション・ショーが多いんですけどね^^」

オカマ1
「やっぱりそっち関係だと思った」

オカマ2
「それってモデルさんらを指導したりする?」

オレ
「指導?まーそんなモンです(笑)」

大きなMになり店内の照明が暗くなった。カウンターの脇のドアにスポットがあたりそこから網タイツ、ガードル、短い丈のシャツに黒いベスト、そしてカギ十字のマークが目立つ帽子。サングラス。一見セクシーないでたちでマリーが出てきた。カウンター前の通路を使い曲に合わせて踊る。

一往復するとベストを脱ぎ、次にまた帽子を投げ捨て、まとめていた髪を下ろす、Tバックの形の良いケツを思い切りこっちに突き出す。サングラスを外しこっちを睨みつけまた歩きだす。

シャツを脱ぎ、黒いブラジャーに治まりきれていない乳を両手で挟み込みながらながら踊る。そしてブラジャーをとり豊満な乳が露になった。屈伸をするように腰を使い自分で乳を揉みながら、恍惚の表情を見せる。一転して曲が変わり、軽やかなステップでカウンター前を歩きだす。どうやらエンディングのようだった。

次に出てきたオカマは・・・まるでハクション大魔王のようだった。セクシーを演じているがコミカルで大爆笑のショーだった。

オカマたちは拍手し、オレも同じように拍手した。

ママ
「どうでした?マリーちゃんのショー」

オレ
「いや、びっくりしました^^」

オカマ1
「セクシーでしょう?^^」

オレ
「ええ。ハクション大魔王もすごかったし」

ママ
「ハクション大魔王?あははは(笑)」

オカマ1
「それっ!ピッタリだわー(笑)」

マリーが普通の衣装に着替えてオレの隣に座った。

松井
「いやーマリーの踊りは何度みてもいいなぁ〜」

オカマ1
「だんだんとセクシーになってるでしょ」

オレ
「マリリン・モンローよりセクシーだ^^」

マリー
「嬉しい〜〜〜♪」

それから30分程居て、松井課長と共にそこを出た。松井課長は次があるらしく慌しくタクシーを拾い走りさった。ただ紹介された。必要以上に何かを言う人ではないので、その後何がどうなるか?という予測はできなかったが、マリーの持つパフォーマンスをどう評価してマリーの店に繋ぐことができるか?課題としてゆっくり考えてみようと思った。

20時・・・Mellow Beach

キャッシャー前

田川
「ガボのマスターから伝言でキャッツに居るからと」

オレ
「わかった(笑)」

田川
「それから・・・」

オレ
「ん?」

田川
「加納さんもどうやら一緒みたいなんですよ」

オレ
「加納となんで?」

7時過ぎに加納はひとりでやってきたらしい。カウンターに案内しジン・トニックをオーダーし田川が相手になって世間話をしていると、端に座っていたガボのマスターも混じって話をするうちに、何を思ったのか加納がガボのマスターに愛想よく話し出したらしい。そしてすぐに二人でキャッツへ向かったという。

オレ
「おかしな取り合わせだな?」

田川
「はい。ムーさん行った方がいいじゃないですか?」

オレ
「なんで?」

田川
「なんとなく(笑)」

オレ
「オレはあまり首を突っ込みたくない(笑)」

カウンターの端に移動して籐製の衝立の隙間から店内を見渡した。食事をしている一般客、常連客が5組。そのほかに2組。LIVEがない日にしては、まずまずの状態だった。

田川が近づいてきた。

田川
「ガボのマスターからお電話です」

オレ
「・・・お前の勝ちだな」

キャッシャー前に行き置いてある受話器をとった。「今からこれないか?」というガボのマスターにしては珍しく強引な誘い方だった。どうも悪い予感がしたが、オレは行くことにした。1階に降りて、SPEAK EASYの店内を一周してから店を出た。

20時半・・・キャッツ

ママ
「なんか今日のシューちゃん変よ?」

オレ
「あっそう。」

店に入るとカウンターにガボのマスターと加納が居た。オレの姿を認めると奥のボックス席のほうへ移動した。ホステスのレミがブランデーのセットを持って、オレの隣に座った。

ガボマスター
「レミちゃん。ちょっと込み入った話をするから少し待って?」

レミ
「はぁ〜い」

レミはオレの水割りをつくると、オレの太もも捻って立ち上がり席を離れた。痛みにちょっと顔をしかめながらオレはブランデーを口にした。

ガボマスター
「ユーちゃん。話は聞いた」

オレ
「・・・」

ガボマスター
「ユーちゃんらしくないと思うオレ」

加納
「いいんです」

オレは加納をみた。視線が合ったが彼女はすぐに下を向いた。マスターはサングラスを外していた。

オレ
「一体どういうことでしょうか?」

ガボマスター
「彼女の付き合っていた人がユーちゃんのセンパイだったからといって、そういう目で見続けるのは良くないんじゃないか?」

オレ
「はぁ〜?」

ガボマスター
「加納君をひとりの女性として偏見を持たずに見てやってくれないか?」

オレ
「・・・」

加納は一体ガボのマスターに何を言ったんだ?オレは頭をフル回転させながら、シナリオを読もうとした。コウジの彼女だからある程度助けた。そうでなかったら接点はなかった。だからといって偏見を持って接したなんてことはない。何が言いたい?

ガボマスター
「どうだろう?」

オレ
「色々誤解もあるようですから話し合ってみます」

ガボマスター
「そっか、そーしてくれるか^^」

オレ
「ご心配かけてすみません。^^」

加納
「四方さん。ありがとうございました」

加納はしおらしくガボのマスターに向き直り丁寧にお礼を言っている。オレはこれ以上マスターとその事について話をする気がしなかったので、そう言ったのだが・・・

ガボマスター
「あっそれから加納君はここでバイトすることになったから」

オレ
「えっ?」

ガボマスター
「レミちゃんもういいよ♪」

ママとレミがテーブルにやってきた。席を入れ替わるように正面にいた加納がオレの隣に座った。

レミ
「ユーちゃん。お店で女性とチーク踊ったでしょ?」

オレ
「残念ながら店でそんな色っぽいことは、ありません(笑)」

レミ
「加納さん匂うでしょ?」

加納
「ええ、少し(笑)」

レミ
「夜間飛行よ」

オレ
「?」

加納
「コロン。香水です」

オレ
「そう言えば・・・さっきまでオカマ・バーに居た^^」

ママ
「オカマ・バーって(笑)」

ガボマスター
「いつの間にそんな店に行ったんだ?(笑)」

オレは詳しい人間関係は話さずに、そのオカマバーで見たショーの話をした。そして最近はニュー・ハーフという美人系のオカマがセクシーだったと面白おかしく話した。あえてそういう話題で隣にいる加納との関係を意識させないようにした。

ガボマスター
「ユーちゃん。そういう時はオレにも声かけてよ^^」

オレ
「いやーオレも今日初めて連れて行ってもらったばかりですから^^」

ママ
「面白そうね。ユーちゃん。私も今度連れてって!^^」

レミ
「じゃー私も^^」

ガボマスター
「うん。向学の為にみんなで行こう」

そして、長井の入る時間になり演奏が始まると他の席の客が歌いだした。それをきっかけにオレは店に戻ろうとすると、ガボのマスターが加納も一緒に押し出した。

オレたちは無言で歩いた。加納は少し後ろを歩く、オレは立ち止まり左腕の肘を上げた。加納はゆっくり近づき腕をからませた。

オレは怒っていた。オレの人間関係の中に土足で入ってきて混乱させた加納。この間、お前のプライドを傷つけた仕返しのつもりなのか?しかしここでマイナスの感情をぶつけるという事は、人間関係としては距離を詰めることになる。冷静に対応しようと思った。

オレはこの間と同じようにスコッチ・バンクへ行き、まったく同じ席でスコッチセットとオードブルをオーダーし向き合った。

オレ
「ほんとにキャッツでバイトするのか?」

加納
「家を出てひとりで暮らすつもりだから、しっかり働こうと思って」

オレ
「仕事なら他にいくらでもあるだろう?」

加納
「好きな人と生活スタイルが同じになれば機会も多くなるし」

スコッチのセットが運ばれてくると、加納はそれを手際よくつくった。オレは手をつけずラークに火をつけた。

オレ
「今日、コウジがやってきた」

加納
「・・・」

オレ
「あいつは話し合いたいと言ってるけど?」

加納
「話なんかない」

オレ
「向こうの話も聞くぐらいは聞いてやれば?」

加納
「聞いても同じです。もう好きな人が居ますから」

オレ
「・・・」

ラークを消して、ヘイグの水割りを口にした。ちょっと濃い

オレ
「君はその好きな人のことをよく知ってるのか?」

加納
「年下のくせにクールで憎ったらしいの」

オレ
「そういう勝手なやつはやめといた方がいい。君ならそれこそもっとイイオトコが群がってくるだろう」

加納
「もう遅いの」

疑ってもいないが信じてもいない。そんな簡単に人が好きになったり嫌いになったりできるのか?

オレ
「音楽はやらないのか?」

加納
「?」

オレ
「チェロだろ?何処かの楽団に入るとか?」

加納
「本橋たちから聞いたの?」

オレ
「あーおっかない先輩だって言ってた(笑)」

加納
「そう(笑)芸大の前は女子高の吹奏楽部だったの」

オレ
「ふーん」

加納
「吹奏楽部なのにすごい体育会系の厳しい部で、ずいぶんいじめにもあった」

オレ
「そこで鍛えられたんだな(笑)」

加納
「そーかも^^」

オレは水割りを飲み干した。

オレ
「オレは男にも女にも、誰に対しても偏見など持ったことはない」

加納
「はい。すみませんでした」

オレ
「本当は・・・気が短くてケンカっ早い」

加納
「そうなの?全然そんな風に見えない」

オレ
「やせ我慢してるだけだ」

加納
「そう^^」

緊張感がとれて、笑顔も戻った。オレはここが潮時だと思った。

オレ
「じゃーそろそろシゴトに戻るよ」

加納
「待って、仕事何時まで?」

オレ
「なんで?」

加納
「終わるまで待ってる」

オレ
「・・・」

暫く見つめ合った。いや睨み合った。負けたのはオレの方だった。スコッチバンクを出てオレは店に戻った。

22時・・・Mellow Beachキャッシャー前

オレ
「今日はシゴトになんないなー」

田川
「この時間のムーさんの仕事は外でしょ!」

オレ
「オレは店に居る方がいい^^」

田川
「新規出店もあるしどんどん外でシゴトしてください」

キャッシャーの向かいで客がピンボールをしている。スコアーをみた。結構な数字になっているずいぶんその台に執着しているのがそれでわかった。ビンテージのピンボール台、メンテナンスはやっかりだが、アニメのバッドマンが描かれた50年代のモノだった。

キャッシャーの電話がなり田川がとった。偽名を使った加納の電話にでた。加納はDoホテルの505号室に部屋をとり待ってると言った。

目の前の客とピンボールを一緒にやった。3勝2敗でオレが勝った。最後のゲームでエキストラがついている的に左のバドンで緩く狙う。するとその的は閉まらずに再度狙える。結果エキストラボールが2つ確保できる。裏技というよりその台特有の故障、クセみたいなものだった。右のバトンでは緩く狙えない。あたかも偶然のごとくオレはその必殺技を客に教えなかった。(笑)

1時・・・

505号室のドアをノックする。少し開いて次に大きく内側にドアが開いた。部屋の隅のスタンド照明だけが点いていた。ベッドが2つ、小さなテーブルとイスが2つ。サイドボードと一体になったデスク。典型的なツインの部屋。

加納
「来なかったらどうしようと思ってた」

オレ
「来いよ」

オレは上着を脱ぎベッドの上に座った。加納はオレの隣に来た。抱き寄せてキスをした。オレは座ったまま服を脱ぎ隣のベッドに放り投げた。加納の服を脱がせたブラジャーをはずした。想像以上に豊満な胸。。両手で抱くように隠している手を下ろさせた。横から見るときれいな形をしていた。

押し倒してキスをしながら乳を掴む手の中に余る乳。加納の片腕を上に持っていって乳首を口に含み強く吸った。丁寧に乳を揉み両方の乳首を順番に口に含む。加納の荒い息遣いが聞こえる。

オレは上半身を起して、パンストと下着を脱がせる。加納は本能的に体をよじり秘部を隠そうとする。

横を向いた体を正面に・・・黒々としたものが目の下にあった。ふとももはぴたりと閉じている。黒々としたとこに指を這わせ強く撫でる。すでにそこはよく濡れていた。

オレは見たくなった。ベッドの中心に加納の体を移動させ大きく脚を広げさせた。秘部の襞を広げクリトリスを指で円を描くように軽く押し、もう一方の手の人差し指を穴に・・・

加納の上半身をみるといつのまにか枕を持って顔を隠していた。下半身の責めを中断してベッドカバーを開き加納をその中に入れた。オレはパンツを脱ぎ捨てその隣に入った。

加納の手をとりオレのモノを掴ませた。加納の細くしなやかな指はオレのモノに絡みつき動きだした。オレの手も秘部をまさぐり始める。穴に指を2本突き立てると加納は呻いた。ゆっくりと力強く穴の奥まで指を入れる。加納の指の動きはとまりオレのモノから離れた。

オレ
「指が離れた。しっかり掴んでろ」

加納の指が再びオレのモノに絡んできた。オレの指は穴の中で中途半端に緩く動いていた。オレは上半身を起した。加納も起して顔をモノに近づける。加納は口を使ってオレのモノを咥え舌を使った。時折強く吸い上げる。その様子がよく見えるようにオレは体を動かした。

加納の両脚を抱え体に覆いかぶさるようにして、一気に入れる。

加納
「あぅ」

ゆっくりと大きなストロークで動きながら加納の表情を見ていた。声を漏らしながら苦しげな表情。動きを早めて一気に責めたてる。

加納
「あーあーあーーー」

3度大きく声を発しベッドのシーツを力強く掴んで加納はいった。ゆっくりその体から離れた。

オレは上半身を起して隣のベッドの上着からラークを取り出し火をつけた。加納の体を寄せた。背中をゆっくりとさすりながらニコチンを吸収した。

加納の顔がオレのモノにかぶさり、再び咥えられた。オレは加納の脇から手を入れて乳を掴んで揉んだ。加納の口の動きが早くなっていった。

加納の上半身をオレのモノからはずした。後ろへまわり腰を掴んで後ろから入れた。加納の両手を背中で交差させ馬に乗るような姿勢で単調に責める。荒い息遣い、喘ぎ、声が漏れ始めると動きは激しくなり、大きな声を出して加納は絶頂に達した。しっかりと加納の手を持ってそこから更に動きは加速した。再び大きな声で立て続けに加納はいった。

何処か頭の一点が覚めていて、セックスに没頭できなかった。それはオレの体質のせいで加納の体が良くなかったわけではない。肌はきめ細かく、体のバランスもイイオンナだ。ただことここへ至るプロセスが気に入らなかっただけで、それがそのままセックスに表れた。そうオレが我侭なヘンタイなのだ。(笑)

翌朝・・・

ホテルのカフェ

オレ
「昨日は長い1日だったから疲れただろう」

加納
「死ぬかと思った(笑)」

オレ
「オレも我慢するのに苦労した」

加納
「次からは我慢させないでいいようにする(笑)」

早朝にも関わらず、一般客もいるために結構周りに人が居た。加納はオレのサングラスをかけ陽の当たる方に座っていた。

加納
「ねー次の休みの日は?」

オレ
「決まった休みの日はない。」

加納
「明後日、休めない?」

オレ
「何で?」

加納
「父はいないし、母は実家に行くから誰も家に居ないの」

オレ
「ふーん」

加納
「家に来て?」

オレ
「それよりキャッツどうする?」

加納
「どうするって?」

オレ
「短い期間で辞めるなら最初から行かないほうがいい。オレから断り入れとこうか?」

加納
「・・・ごめん。そうしてくれる?」

オレ
「了解。じゃーひとり暮らしもナシだな?」

加納
「それは・・・あなた次第よ^^」

余計な事を言ってしまったと後悔したが、その話はそれ以上しないことにした。いつの間にか加納はフランクな口調で話しタメ口を利くようになっていた。

ホテルのチェックアウトを済ませて、オレたちは心斎橋を歩いて駅のほうへ向かった。

加納
「クルマ駐車場に置いたままなの」

オレ
「えっ?」

加納は自分のクルマを乗って来ているという。ちょっと予想外だった。そしてオレは一緒に駐車場へ行った。

オレ
「コレ・・・お前のクルマか?」

加納
「そーよ!送っていくから乗って」

オレはそのクルマ、赤のフェアレディーを見ていた。昨年モデルチェンジしたタイプだった。

加納
「どうしたの?」

オレ
「いや」

とりあえず駐車場を出るために助手席に乗った。もっとも2シーターなのでそこ以外にはないのだが・・・加納はフェアレディーを運転して御堂筋に出た。そして暫く走った。

オレ
「その端で止めてくれ!」

加納
「どうしたの?」

オレ
「・・・オンナの運転するクルマに乗れない」

加納
「あははは^^」

オレ
「なんだよ」

加納
「じゃーあなたが運転する?」

オレ
「オッケー」

加納はエンジンを切った。オレはドアを開けて加納と入れ替わった。シートを調節しバックミラーを合わせる。エンジンをかけると低い振動音。パワーウインドウを操作して窓を下げた。Nレンジに入れて空ぶかしをしてみる。グワァーンという咆哮を聞きちょっと身震いした。

遠い記憶が蘇った。

オレ
「お前・・・もしかして432に乗ってたか?」

加納
「学生の時よ」

オレ
「そーだったのか」

加納
「そっか!あなた後輩だったわね。学校で見た?」

オレ
「オレはブルーのSRに乗ってた」

加納
「えっうそ!白のラインの入ったやつ?」

オレ
「おう^^」

加納
「誰が乗っているだろう?と思って学校の駐車場で隣に止めて待ってたことあったのよ!あなただったんだ^^」

オレ
「あははは^^乗りたいか?」

加納
「うん^^」

オレ
「よし今度神戸に行こう」

加納
「クルマ好きなのね!」

オレ
「バッカヤロー(笑)オンナに言われたくねーよ」

加納
「ふふふっ」

オレ
「なんだよ」

加納
「可愛い(笑)」

オレ
「うるせー」

オレはDレンジに入れてゆっくりと車を出した。御堂筋に出て千日前通りを西に向かった。少し大回りをして自宅マンションに到着した。

オレ
「寄ってくか?」

加納
「うん」

来客用スペースにクルマを停めた。暗証番号を押してエントランスのドアを開けてロビーに入った。管理室のボードに来客用使用の部屋番号を書いてからEVで5階へ上がる。

部屋のカギを開ける。

オレ
「どうぞ^^」

加納
「お邪魔します」

リビングに通した。

加納
「いいお部屋ね^^」

オレ
「ほとんど寝に帰るだけなんだけどな(笑)」

オレはプレイヤーを見た。プリズムが乗ったままになっていたので、そのままで針を落とした。キッチンへ行ってバドワイザーと麦茶の缶を取り出しグラスをひとつ。

オレ
「ビールの方が良かったか?」

加納
「お茶がいい^^」

オレ
「そーかアレに乗っていたのがお前だったのか(笑)」

加納
「何?クルマ?」

オレ
「ミスコン3連覇のクィーン♪だったな(笑)」

加納
「あはっ古い話よ(笑)」

オレ
「オレの周りの男たちは、みんな憧れてたよ」

加納
「そう?」

オレ
「どうしてすぐに思い出さなかったんだろうな(笑)」

加納
「きっと私がしょぼくれてたからだわ」

オレ
「あはははは(笑)」

オレは自分の部屋に入り、手早くジーンズとシャツに着替えた。部屋を見回す。特に間島の痕跡はない。確かめた後リビングに戻った。

加納
「なんかずいぶんイメージが変わったわ」

オレ
「それはこっちのセリフだ(笑)」

加納
「あら、どんな風に」

オレ
「ちょっと可愛く思えてきた」

加納
「ちょっと^^それこそこっちのセリフだわ(笑)」

確かに昨夜までの加納とは全く違うように思えた。それは鮮やかな赤のフェアレディーが持つイメージがそのまま加納に反映されたような気がした。

加納
「この間もクルマで来てたのよ」

オレ
「この間って?」

加納
「ひとりでタクシーに乗せられた時」

オレ
「そーだったのか?クルマどーした?」

加納
「次に日の朝1番でとりに行った。(ーー;)」

オレ
「あははは^^」

加納
「こんな事なら早くあなたをクルマに乗せておけばよかった^^」

フェアレディーはそれを運転する人を選ぶ。オレは勝手にそう思っている。432に乗り今も新型のフェアレディーを駆るオンナ。それだけで合格だ。(笑)

オレ
「明後日だけどさ。SRでドライブしないか?」

加納
「いいわよ^^何処へ?」

オレ
「じゃー決まりだ(笑)何処へ行くかはオレに任せとけ!」

加納
「うん」

昨夜、セックスをしたはずなのに、そこに居る加納翔子はもうそれまでの加納ではなくて、オレの中でショーコ(翔子)に変わっていた。暫く話したあと一緒に下まで降りた。ショーコが赤のフェアレディーに乗り走りだすところを見送った。


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