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NO MORE LONELY NIGHT


「NO MORE LONELY NIGHT」といえばやっぱりPaul McCartneyでしょう!きっとマッスンもこの唄をイメージして作ったうたなんでしょうね。^^



それにしてもYou Tubeのインターフェースがいつの間にか変わってますね。^^とまどいました。(笑)
79年6月・・・

▼20時・・・東洋産業事務所

横山
「お帰りなさい^^あれ?ずいぶん髪短くなりましたね」

オレ
「ただいま!オキナワ行く前に床屋に行ったらこの通り(笑)」

横山
「でもなんかクールになったようで似合ってますよ?昔みたいに日に焼けてるし」

オレ
「ははは^^久しぶりに潜ってきたしな」

横山
「よかったですねー^^」

オレ
「横山、8月にはみんなで行こう」

横山
「ほんとですか?!楽しみにしときます」

出張扱いで3泊4日のスケジュールで今年オープンしたヤマハのリゾート「はいむるぶし」に行った。那覇から石垣そして小浜とその移動距離は長かったが、まるで時間が止まったような楽園だった。レミと水上スキーをし、スキューバダイビングを教えた。初めて潜るレミのレベルに合わせ、せいぜいが水深10メートル程度の岩場だったが、タフなレミはしっかりとついて来て大喜びだった。自然を生かしたリゾートとして国内初の大規模施設。すっかりオレはそこに魅了されてしまった。

横山
「ムーさんあての電話はすべてそのノートに書いてある通りです。」

オレ
「うん。明日にでも順番に連絡とってみる」

横山
「それと、一度坂井さんっておっしゃる女性の方がこられました」

オレ
「坂井?んーーー誰だろう?」

横山
「連絡先を訪ねたんですが、「また来ます」と行ってそうそうにお帰りになったもんで、すみません」

オレ
「いや、用があればまた来るだろう^^」

横山
「他は特に問題はありません。Maggie2の工事も順調です」

オレ
「了解、お前も今日は早くあがれよ!」

横山
「はい」

モニターTVでMary's Showが終わるのがわかった。間を置かずに通路に人声がして控え室が慌しくなったので、覘いてみた。

声をかけるとドアが開いた。

オレ
「お疲れー^^」

マリー
「えっ!ムーさん?」

オレ
「さっき出張からから帰ってきましたー(笑)」

ジュリー
「うわぁーまるで大好きなビッグ・ウエンズデーのほらっ^^」

オレ
「あははは^^マット・ジョンソンのヘアースタイルだってか?」

マリー
「別人みたい^^」

オレ
「別人って(笑)」

ジュリー
「陽に焼けて・・・すっごいいい」

サチ
「ムーさんとってもステキー」

オレ
「いやー髪を短く切られて落ち込んでいたんだけど、褒めてもらえて嬉しい^^」

マリー
「そうだ。ちょっと後で相談があるんだけどいい?」

オレ
「オッケー^^じゃー後で、みんな頑張って^^」

白のコットンパンツにダークブルーのアロハ・・・髪が短くなったこともあり、元のスーツ姿だと、髪の変化ばかりを指摘されそうで、着替えずにいたのだが意外に評判がいいようなのでほっとした。(笑)実際床屋で少し短くのリクエストが、ここまで短くなるとは思ってもいなかったので、自身としては大きなショックだったのだが、自分が思うほど他人は気にしていない。というのがその後のレミの感想でよくわかった。結局オールバックに近い形で髪を固めた。

あと数時間、着替えるのも面倒なのでそのままの格好でSPEAK EASYの店内を見て回った後、前田に「LINDAに行く」と行って店を出た。

▼21時・・・LINDAミナミ

関川
「いらっしゃいませー^^おっどーした」

オレ
「あははは^^ちょっと髪を切りすぎたもんで」

オレがカウンターに座ると関川もカウンターに入ってきてさっそくジン・トニックをつくってくれた。

関川
「ハワイにでも行ってきたのか?」

オレ
「いや、オキナワだ」

関川
「そーいや前もリョーコさんとオキナワ行ってたよな!」

オレ
「どーでもいい昔のことをよく覚えているなー(笑)」

今も左腕にはまっているサブマリーナ・・・そういえばオキナワの免税店でリョーコが買ってくれたモノだった。そうか、以前に仕事を休んで行ったのはやっぱりオキナワで、それ以来何日も休んで遊びに行ったことはなかった。とあらためて思い出した。

関川
「今度は誰と行ったんだ?」

オレ
「仕事だよ!出張!Maggie2のテーマがトロピカルだから」

関川
「ふーん。まーそういう事にしとこう(笑)」

オレ
「オレは女嫌いで通ってたの知ってるだろう?」

関川
「ふむ。確かに、最近はオカマいやニューハーフにおともだちが多いしな^^」

オレ
「あははは(笑)」

店内の客はボックス席に3組、カウンターに2組、周辺のサービスホステスやそこを意識したような会話になっていた。そしてオレの隣には加奈がついた。

加奈
「出張でオキナワっていいですね!」

オレ
「うん。頭がパーになって帰りたくなくなった。(笑)」

加奈
「パーになるんですか?^^」

オレ
「だって、サンセットなんか白い砂浜が黄金色に変わって人の顔なんて輝いて見えるだぜ!どんなカップルだってまるで映画スターだ^^」

加奈
「うわーなんかロマンチック♪」

オレ
「それに今にも落ちてきそうな星がほんとに天上いっぱいに溢れているんだ^^」

加奈
「ほんとに^^」

オレ
「そんなところに見知らぬオトコとオンナが出会ってみろ!3秒で恋に落ちて離れられなくなる」

加奈
「すごいっ!」

オレ
「行くか?オレとオキナワ」

加奈
「行く!行きます!(笑)」

オレ
「あははは^^ありがとう。今度知らない店に行った時の口説き文句にしよーっと」

加奈
「ほんとに恋に落ちてもいいんですけど?^^」

関川
「お前がナンパするの初めて見たけど、なんかバカっぽいな(笑)」

オレ
「あははは^^(笑)」

そうオレは人前でバカをやるのが好きなんだ。そして最近のオレはやせ我慢からほど遠いところにいる。もちろんそんな生活が長くは続かないのは承知の上で、何かに逆らうように酔っている。きっと大きなしっぺ返しがくるだろう。

浜田が入ってきて、客のリクエストを聞き客が歌い始めた。一通りリクエストをこなすとギターを置いて加奈と交代するようにオレの隣に座った。

浜田
「最初誰かと思ったぞ(笑)」

オレ
「ははは^^そろそろ夏だからな^^」

浜田
「そうだ。キャッツのママにお礼言っといてくれた?」

オレ
「いや、まだなんだ」

浜田
「出来たら紹介先の新しい店にも一度顔出してくれよ!」

オレ
「もうお前が代表のPlayer'sなんだからオレが出なくてもいいだろう?」

浜田
「まーそれでも一応^^そうだ、今度メシ食いに行かないか?」

オレ
「メシぐらいいつでも・・・ん?誰と?」

浜田
「オレとモトコとお前とショーコさん」

オレ
「・・・なんで?」

浜田
「斉藤は東京だから、そうだ横山と本橋も一緒にどうだ?」

オレ
「もしかして、お前ショーコに何か頼まれたな?」

浜田
「いや、違う。モトコや百合ちゃんにちゃんとショーコさんをあらためて紹介したいんだ。ムトーの彼女として」

オレ
「でもなー」

浜田
「お前、間島に気を使っているんだろう」

オレ
「・・・」

浜田
「過去に拘って今を台無しにする気か?ショーコさん可哀そうじゃないか」

口には出さないが、オレと間島の最後の2ヶ月を知っててあえて「過去」と言うのか?少なくともショーコと付き合っていることを間島には知って欲しくないと思っていたが、もしかしたらもう間島は知っているのか?

オレ
「わかった。お前の言う通りにするよ^^」

浜田
「よし!じゃーオレが段取りするからなっ!」

浜田は満足したようで、そう言って席をたって掛け持ち先の次の店に向かった。

関川
「不思議なヤツだな(笑)」

オレ
「そうか?」

関川
「お前、浜田の言う事なら何でも聞くだろう(笑)なんでだ?」

オレ
「そーかなー?(笑)」

関川
「お前に意見できるのはオレぐらいだと思ってたが、浜田の方が効果的だな(笑)」

オレ
「ふんっ^^」

▼24時・・・Meeting Room

オレ
「スマン。久しぶりにLINDAで話しこんでしまった。(^。^;)」

マリー
「ううん。大丈夫」

オレ
「メシ行こう」

マリー
「いいの?」

オレ
「なんで?」

マリー
「怒ってるみたいだし」

オレ
「オレがか?」

惚けてみせたけど、とっくに気付いているようだ。アレ以来個人的に話す機会を避けていることはマリーもわかっているようだった。あえて遅れたのももしかしたら帰っているかも知れないと思ったのも事実だった。

外へ出ても腕を絡ませてこなかった。

オレ
「危ないからくっつけ(笑)」

マリー
「はい」

道頓堀の「田よし」まで歩いた。この時間でもこのあたりの人出は多かった。夜の世界の住人がまだまだ活発に動いていた。

オレ
「お疲れっ^^」

形だけビールでカンパイしたが、マリーは沈んでいた。何を言い出すか薄々は感じていた。小さなコーナーになっているテーブル席、視界は遮られていて話しをするにはちょうどいい席だった。別になんでもよかったのだが、すき焼きをオーダーした。

マリー
「ナミは元々自閉症気味の子で、中学の時にレイプされて失語症にもなった」

オレ
「ん?」

マリー
「かわいそうで、よく一緒に寝たの。まだ私がオトコだった時セックスをするようになって・・・」

「あんな風にメイクして私のマネをすることでようやく人前に出ることができるようになった」

オレ
「・・・」

マリー
「ナミがあなたにするとは思わなかった。ごめんなさい」

目の前にスキヤキの具が並べられている。オレはラークに火をつけてマリーの話を聞いていた。あまりにも特殊な環境の話で何をどう理解すればいいのかわからなかったが、この兄妹とオレは間違いなくセックスをした事実は消えない。特にナミに対する罪悪感はしこりのようになっていた。

オレ
「ナミがオンナでお前の妹だという事は他のメンバーは知ってるのか?」

マリー
「オンナだという事は皆知ってるけど、妹だということはジュリーだけ」

オレ
「で、どうする?」

マリー
「できたら、このままでいたい」

オレ
「色んな事考えたら頭が痛くなってくる。やっちまったことは仕方がない。それでいいか?」

マリー
「許してくれる?」

オレ
「その代わりもうお前とはしないぞ」

マリー
「・・・」

オレ
「あんなセックスしてたら普通のオンナと出来なくなっちまう(笑)」

マリー
「なんでも言うこと聞くから・・・」

オレ
「じゃー先にスキヤキ食わせてくれ^^」

オレはできるだけ明るくチャランポランに解決しようとした。ソープに行ってプロを相手に3人でやったことは何度かあったが、あんな妖しい経験は初めてだった。マリーは目の前の肉をとりスキヤキを作り、オレの分だけよそった。

オレ
「食べないのか?」

マリー
「・・・」

オレ
「スキヤキつくるの上手だな?^^」

マリー
「時々でいいの。そしたら私頑張れるから」

テーブルの端のボタンを押した。すぐにウエイターがやってきた。ビールを頼んだ。

オレ
「じゃー時々だ」

マリー
「ありがとう」

LINDAで結構飲んだかな?もしかして悪酔いか?やけくそでビールを飲んだ。

オレ
「帰るぞっ」

マリー
「はい」

店を出で遅くまでやっているドラックストアーに行き頭痛薬を買った。マリーは何かを買っていた。タクシーに乗りこの間のホテルへ入った。オレは服を脱ぎパンツだけになった。

オレ
「一緒に寝るだけだ」

マリー
「はい」

オレ
「焼き過ぎて体が痛いんだ(笑)」

マリー
「でもキレイ」

オレ
「あーそう」

マリーはトイレにでも行っているのかなかなかベッドに入ってこない。そして現れると目の前でゆっくりと服を脱いだ。黒のセクシーな下着だけになりベッドに入ってきた。

黒のブラジャーに少し隠れた乳・・・

オレ
「隠されると見たくなるな^^」

マリー
「どうぞ^^」

オレは指先でトップを少し下げた。キレイな乳首が見えた。暫く見て口にした。マリーの手がオレの頭から首、そして背中を撫でていた。

マリー
「触っていい?」

オレ
「ああ」

マリーはオレのパンツを脱がせてボッキしているモノに触れ指を使った。オレはマリーの乳を掴んだ。マリーはキスをして舌を使った。オレの舌は吸い取られては緩められ、まるで指と連動しているようなキスだった。

オレは上半身を起こした。マリーの口がオレのモノをゆっくりと咥えながら指を使う。舌を絡ませしっかりと吸い取るように敏感なところを責める。少しでも気を緩めてその快感に流されるとすぐにいってしまいそうだった。オレはマリーの髪を頭を撫でまわし、脇に手を入れ乳を揉む。そして口から逃げた。

オレ
「いってしまいそうだった」

マリー
「いって欲しい」

オレ
「自分が先にいくのはダメなんだ(笑)」

マリー
「どうして?」

オレ
「どうしても(笑)お前はして欲しくないのか?」

マリー
「して欲しい」

オレ
「どんな風にして欲しいんだ?」

マリー
「・・・最初は後ろから」

マリーは四つ這いになった。オレはマリーの尻に乗った。最初に少し力を入れて突き刺すとあとはスムーズに入った。きつい穴・・・何故か凶暴になってしまう。

マリー
「あぅ」

暫く後ろから責めた。オレの方が先にいきそうだった。ゆっくりと穴から離れた。マリーは仰向けになった。片方の脚で隠している。オレが上に乗るとうまく脚を上げて誘導する。後ろからよりもやや緩い感じがする穴。ゆっくりと動く

マリー
「あー」

オレは我慢できなくなって早く動いた。マリーは声を上げながらしゃべる。

マリー
「あー愛してる」

オレ
「いく時はちゃんと教えるんだぞ」

マリー
「はいっいいー」

オレは責め立てた。

「いぃーいくぅーーー」

「あーもう少し」

「もう少しだけ」

「あーお願い」

オレは我慢できずに放出した。そしてマリーの体から離れた。

マリー
「このまま見ないでじっとしてて」

マリーはゆっくりとベッドを降りた。しばらくするとタオルと湯桶を手にして戻ってきた。湯に浸した暖かいタオルでオレのものをキレイにした。そして軽く口に含んだ。

オレ
「なんであんなにスムーズに入るんだ」

マリー
「・・・」

オレ
「教えてくれ」

オレはマリーの体を引き上げた。マリーはオレの体にかぶさるようにして指を使いながら説明しはじめた。

マリー
「最初にトイレに行ってキレイにしてきたから」

オレ
「キレイにとは?」

マリー
「中のモノをクスリで出すの。そしてクリームを塗るの」

オレ
「クスリ?下剤かなんか?」

マリー
「・・・浣腸する」

オレ
「要するにウンチしてそして穴にクリームを塗って用意するってことか」

マリー
「・・・そう」

オレ
「オレが途中でいったからまだ満足してないだろう?」

マリー
「ううん。とっても満足した」

オキナワ旅行で生活のリズムが変わったのか、軽く指を使われる気持ちよさからか、睡魔に襲われオレはそのまま眠ってしまった。

▼翌朝・・・8時

マリーを起こしてホテルを出た。タクシーに乗りオレは周防町で先に下りた。サウナに入って、朝食をとり、ひさしぶりにスーツに着替えた。事務所に入ると、すでに経理事務員が出勤していた。東洋産業のホテルの売り上げ日報をチェックし、社長の決裁が降りている案件の確認を行いいくつかの事務連絡をこなした。今日済ませることができる打ち合わせをいくつか入れそして、休暇中の事務処理を終えた。

11時・・・喫茶「英国館」

村井課長
「ゴルフ焼けではなさそうですね」

オレ
「オキナワへ出張してました。(笑)」

村井課長
「そーでしたか。新規出店との関連ですか?」

オレ
「何しろコンセプトが「トロピカル」ですから」

村井課長
「Mellow Beachも好評で何よりです」

オレ
「村井課長の絶大なご支援のおかげです^^」

村井課長
「あははは^^そう言われると何かしないといけませんね」

オレ
「ありがとうございます(笑)」

村井課長
「夏のキャンペーンということでSPEAK EASYとMellow Beachでヘイグ3000本確保してます。」

オレ
「ほんとですかっ!いやー嬉しいなー^^」

村井課長
「もちろんMaggie北新地には別途用意してますので」

オレ
「いやーそれもこれも感謝です^^」

サントリーの特販課長に戻った村井さんは、東洋産業にスコッチウィスキー3000本を無料提供してくれる手はずをすでに整えてくれていた。そしてMaggie北新地にもそれなりの提供を考えていてくれているようだ。

村井課長
「ところで、松本興行さんが梅田の店を売却するようですね」

オレ
「梅田というと、ディスコ・カルチェラタンですか?」

村井課長
「たぶん」

オレ
「いくらぐらいなんでしょう?」

村井課長
「まだそこまでは・・・なんなら直接ご紹介しましょうか?」

オレ
「話だけは聞きたいと思います。」

村井課長
「わかりました。それと、千日前のキャバレー「ユニバース」ですが、ここもどうやらディスコになるようですね」

オレ
「あのでかいキャバレーがディスコに?」

村井課長
「元ミルクホールの武田さんがプロデュースするみたいです」

オレ
「武田部長が、そーですか。いやーよかった^^」

ミルクホールがディスコをやめてから武田部長の噂は聞いていなかったが・・・懐かしさとともにまた新しいことを始めると聞いて嬉しかった。

あれから4年・・・確実に時代は変化している。浮き沈みの激しいこの業界で生き残っていくことは難しいが、力のある人間は必ず復活する。そういう意味ではSPEAK EASYも同様で、早めに次の決断をする時期に来ている。キタへ進出するタイミング、カルチェラタンの立地条件、などを考えると社長に提案して・・・最後の決断にしようと思った。

事務所に戻ると横山と前田がすでに出勤していた。明治軒で3人でメシを食ったあと大丸別館カフェで簡単に打ち合わせをした。

14時・・・英国館

オレ
「コレ、オキナワのお土産です」

キャッツママ
「まーありがとう^^」

オレ
「それから、新しい店紹介して頂いてありがとうございました」

キャッツママ
「ううん。是非紹介してくれって偶然頼まれただけだから^^」

オレ
「ギター奏者の派遣は今月から「Player's」という新しいグループを立ち上げましたのでそっちに全部移管しますので^^」

キャッツママ
「次々と大きくなっていくのね」

オレ
「それから・・・ギャラクシーとは切れましたから」

キャッツママ
「うん。理恵ママから聞いてる。」

オレ
「ほんとはもっと早く色んな事を話したかったんだけど、遅くなってしまってすみません。」

キャッツママ
「これで良かったのよ^^」

オレ
「・・・」

キャッツママ
「レミ、もうすっかり舞い上がってしまって大変よ」

オレ
「それもお礼を言わないといけないんだけど(笑)」

キャッツママ
「そーね!」

オレ
「変なこと聞いていいですか?」

キャッツママ
「なぁ〜に?^^」

オレ
「ママ・・・オトコ居ないんですか?」

キャッツママ
「居ないわけないでしょ(笑)」

オレ
「あはっ!そーですよね」

キャッツママ
「居るけど、いないの」

オレ
「えっ?」

キャッツママ
「お勤めに行ってるから」

オレ
「はぁ〜」

キャッツママ
「ちょっと耳かして^^チョーエキに行ってるの」

オレ
「・・・ほんとに?」

キャッツママ
「(笑)」

くだらないことを聞かなければよかったと後悔した。キャッツのママがそんな事をオレにブラフで言うわけがない。もしかしたらオトコは高橋氏のところの関係かも知れない。そうだったからといって今のオレにはなんの関係もない事だったが・・・

オレ
「くだらないこと聞いてすみませんでした」

キャッツママ
「シラフで話すことじゃないわよね(笑)」

オレ
「ほんとはわかってるんでしょ?」

キャッツママ
「なに?」

オレ
「いや、いいです。」

キャッツママ
「ダメよ!言いかけて止めるのはズルイわ(笑)」

オレ
「それこそシラフで聞くことじゃないと思いますから」

キャッツママ
「じゃー今日来てくれる?」

オレ
「人前で話せることでもないし(笑)」

キャッツママ
「そっか。だからといってふたりっきりっていうのも危険だし」

オレ
「あははは^^オレが危険ですか?」

キャッツママ
「ふたりっきりで飲んだら私がユーちゃんを襲っちゃう危険よ」

オレ
「ほんとはオレが「蒼い蝶」にイカレテルのを知ってたでしょ!って聞きたかったんですよ(笑)」

キャッツママ
「ふーーーん。そうだったんだ。」

オレ
「気付かなかったって?ウソでしょ?」

キャッツママ
「早く言ってくれてればいつでも見せてあげたのに(笑)」

オレ
「ちぇっ!やせ我慢するんじゃなかった(笑)」

キャッツママ
「んー飲みたくなってきた。ユーちゃんやっぱり楽しいし」

オレ
「ははは・・・^^」

結局すべてが冗談のように終わりのない話になりそうだったので、その話題はそれで終わった。

▼16時・・・Maggie北新地

オレ
「ずいぶんそれらしくなってきましたね」

沢木
「工事そのものは特に問題ないですから順調ですよ」

オレ
「こうして少しづつ形になっていくと、なんか緊張してきます」

沢木
「そうですね。私らは完成させるのがゴールですけど、ムトーさんはそこからがスタートですもんね」

今回も設計を「nobデザイン事務所」に依頼した。現場管理はこれまでもずっと担当してもらっていた沢木さんが面倒をみてくれている。女性でありながら1級建築士を目指し日々頑張っているステキな女性だった。暫く工事の様子をみて沢木さんをお茶に誘った。

オレ
「以前パースでイメージを造ってもらったディスコのデザインですけど・・・」

沢木
「いよいよですか?」

オレ
「それがもしかしたら出店計画が保留になる可能性が高くなってきたんです」

沢木
「そうですか。でも社長がお元気になられたら忙しくなるんじゃないですか?」

オレ
「そうなんですけどそれよりも、先にもう1つうちのプランがあって、そっちをちょっと考えてもらいたいと思って」

現在Mellow Beachで行っているMary's Showを別のハコで行うプランを説明した。そしてそのデザインを沢木さんに依頼した。

沢木
「Mellow Beachのショー評判ですもんね!何度かTVで放映されているのを見ました」

オレ
「一度、見にきてくださいよ!^^連絡いただければ案内しますから」

沢木
「じゃー近い内にうちのスタッフと一緒にお邪魔します」

オレ
「是非^^お待ちしています」

Mary's Showの契約は3ヶ月契約だったので、一旦7月の末で終了する。それまでに東洋産業の新規出店計画がまとまらなければ、Mary's Showの契約を打ち切るつもりでいた。そしてミナミにその為の新しい店をつくろうと思っていた。

当初の予定では9月にMaggie2とLINDA3を同時オープンさせるつもりでいたが、社長が倒れたことにより今後の先行きが不明になった。そのため、あえてオレはオープン時期としてはあまり期待できない7月に先行してMaggie2の出店を決めた。

そしてLINDA3は保留にしてその資金で「Mary's Club」を9月にオープンさせようと思っているのだが・・・まだそれは誰にも話していなかった。玲子にもマリー本人にも

その為にも「Maggie北新地」は絶対にスタートダッシュで成功させなければならなかった。

17時・・・Meeting Room

オレ
「あっごめん。ずいぶん待たせてしまって」

洋子
「いえ、突然きてしまってごめんなさい」

オレ
「いやー昨日聞いてたんだけど、坂井ってだれだ?って(笑)」

洋子
「姉とは苗字が違うのでたぶん言ってなかったと思います(笑)」

ギャラクシーの洋子。そういう覚え方だったので、たとえ苗字を知らされていても忘れていたはずだった。

洋子
「実はこの間から北新地のお店に勤め始めたんです」

オレ
「そう。ミナミじゃなくて?」

洋子
「全然これまでの関係がないところがいいと思って」

オレ
「そっか」

洋子は名刺と白い封筒をを出した。「ライム・ライト」坂井洋子と書かれた小さな名刺。それにインビテーションカード。住所は新地本通りあたりだった。

洋子
「ご招待なので、是非一度きてください」

オレ
「実は来月うちもキタへ新しい店をオープンさせるんですよ」

洋子
「えっそうなんですか?」

オレ
「本通りの1本上なんですけど、結構近いはず。」

洋子
「うわーそれは楽しみ^^」

オレ
「近いうちに行くよ」

それから当たり障りのない話をして洋子は帰った。たぶんこれから出勤なんだろう。北新地にはまったく馴染みがなかったので、行ってみる気になっていた。

そろそろ1回目のショーが始まる時間だった。オレは控え室をのぞいて声をかけた。マリーは冗談を言い普段通りの対応でこれまでと変わりなかった。そしてステージ脇へ全員が移動しかけた。最後に遅れてナミが出てきた。

ナミ
「マリーを盗らないで・・・」

すれ違いざまに小さな声で囁くように言った。これまで何か聞いても笑ってうなづくか首をふる程度の対応だったが、初めて口をきいた言葉にオレは何も言えずにいた。

Mellow Beachの階段はすでに入店待ちの客の姿があった。階段を上がってみるとカウンターの客も立見でショーをみるポジションに移動しているようだった。オレはもう1度下に下りてモニターが見える東洋産業の事務所に入った。

横山
「夏場もこの調子で行ければなんとかなりますね」

オレ
「Mary's Showはもしかしたら1クールで終わる」

横山
「えっ!?」

オレ
「社長の決断次第だ」

横山
「わかりません。どういうことです?」

オレ
「まだ不確定なオプションプランなんだけど」

オレは横山に一通りオレの考えを説明した。しかしそれはいくつかの前提の上に成り立っているので必ずそうなる。とは言えないことも念を押した。

横山
「基本的には社長の決断が遅れたら・・・ということであれば、ほぼそうなるということですよね?」

オレ
「うむっ^^さてと、今日はもう帰る!お前と前田ももう上がれ」

横山
「了解です」

1階に下りてSPEAK EASYの店内を1周した。この時期から始まるトワイライトプランのせいか若い客ばかりだった。そしてやっぱり限界を感じた。店内の電話ボックスに入り電話した。

オレ
「ムトーです」

ショーコ
「ユーイチ!^^どうしたの?」

オレ
「お前にキスしたくなって^^」

ショーコ
「もう酔ってるのね?」

オレ
「いやシラフだ^^今すぐ出てこれるか?」

ショーコ
「ほんとに?いいの?」

オレ
「SPEAK EASYで待ってる」

電話をきって店内に戻った。BOSEのスピーカーの下に立ってダンスフロアを見ていた。セックスの対象にならない20歳未満いやもしかしたら18歳にも達していない女の子たちばかりが踊っていた。

女の子
「すみません。そこの席なんですけど、コークをひとつ」

オレ
「わかりました。少しお待ち下さい」

テーブルをみるとグラスが3つ、3人で来ているようだった。オレはカウンターに行って氷の入った新しいグラスを3つと、ボトルコークを2本、そしてオードブルを持ちさきほどのテーブルへ行った。それぞれのグラスにその場でコークを入れた。

女の子
「あのーコークひとつだけなんですけど」

オレ
「あっ!そうでしたね。じゃーこれはサービスです^^」

女の子
「ほんと?ラッキー♪^^」

オレ
「あははは^^後で一緒に踊ってくれる?」

女の子
「んーーー1曲ぐらいなら^^」

オレ
「ほんと?約束だぞっ!」

女の子
「(笑)」

店の人間が客を誘うのは厳禁だった。少なくとも店内でチークを一緒に踊ることは有り得ない。そんなルールをつくったのもオレだったが、今となってはバカバカしい決まりのように感じた。

嶋本
「ショーコさんがお見えになりました」

オレ
「いいところだったのになー(笑)」

オレはフロントへ戻った。ショーコが笑顔で待っていた。

オレ
「嶋本、さっきの子に謝っといてくれ!(笑)」

嶋本
「了解です(笑)」

ショーコと店を出た。前線が近づいているせいか風は生暖かく湿気を含んでいた。ショーコはすぐに腕を絡ませてくる。

ショーコ
「髪切ったのね!」

オレ
「ちょっと短くのつもりが・・・(^。^;)」

ショーコ
「それで、ディスコでナンパ?^^」

オレ
「うん。若い子相手にまだ通用するか試してた(笑)」

ショーコ
「通用したんだ。(笑)」

フェアレディーはオレが運転した。周防町を西へ四ツ橋筋から中央大通りを経て43号線を西に向かった。

ショーコ
「どこまで行くの?」

オレ
「六甲山まで」

ショーコ
「ほんとに?」

オレ
「いやか?」

ショーコ
「ううん。長距離好きよ^^」

できるだけ先頭にならないようにしながら、クルマの群れをかわしてスピードを出した。ATだがフェアレディーは機敏に反応する。表六甲から六甲山頂へあがり、六甲山オリエンタルホテルに入った。

21時・・・

六甲山オリエンタル・ホテル スカイラウンジ

ショーコ
「明るいところで見るとずいぶん日焼してる」

オレ
「ようやく日焼の痛みが治まった」

ショーコ
「髪短くなって、日焼して、益々イイオトコよ^^」

オレ
「あははは^^ありがとう。そーだコレオキナワのお土産だ」

オレは小さな包みをテーブルに置いた。

ショーコ
「何かしら?開けていい?」

オレ
「どーぞ」

ショーコ
「うわーキレイ♪珊瑚ね」

そう言ってショーコは小さな珊瑚のペンダントをつけた。ゴールドのチェーンが少し開いたシャツの中で光った。

ショーコ
「ありがとう^^」

オレ
「後で裸になって見せてくれ^^」

運ばれてきたワインでカンパイして、食事をした。窓の外には神戸の街から大阪まで続く夜景が広がっていた。

ショーコ
「キレイな夜景^^」

オレ
「酒を飲みながら見る夜景はここが1番だ」

ショーコ
「SRに乗ってこのあたりはずいぶん走ってたんでしょ?」

オレ
「昔は・・・ね」

ショーコ
「そういえば、この間SR借りた『あおやま』のヨーコさんって、どんな人?」

オレ
「ただの口うるさいやつだ(笑)」

ショーコ
「もしかして昔の彼女だったりして?^^」

オレ
「なんで?」

ショーコ
「だってあなた事『ユーイチ』って呼び捨てにしてたし」

オレ
「オレの親友の姉貴で、センパイの彼女だ」

ショーコ
「そーなんだ。だから弟みたいに思ってるのね」

オレ
「ヨーコの弟の裕也とは、ほらこの下のテラス。ジンギスカン料理があるんだけど、そこのバイトでずっと一緒だったんだ。シゴトが終わるとふたりでよく夜の三宮で遊んだ」

ショーコ
「高校生の頃ね^^」

オレ
「そう。オンナにはオレよりアイツの方がモテた。男前だった。」

ショーコ
「へーあなたよりイイオトコが居るんだ(笑)」

オレ
「裕也はケンカも強かった。」

ショーコ
「ねー今度会わせて!見たい^^お店には来ないの?」

オレ
「ははは^^それは無理だ」

ショーコ
「どーしてよ(ーー;)」

オレ
「高3の夏に死んだ」

ショーコ
「えっ」

オレ
「ブラインドカーブでオレを抜こうとして、膨らんだところを対向車にひっかけられて」

ショーコ
「バイク事故だったの?」

オレ
「そう。でもギターはオレの方がうまかった(笑)」

葛西裕也・・・前はよく夢に出てきたが最近は見ない。あの夜のシーンは本当に悪夢だ。いつも夢の中でオレは泣きじゃくって、叫び声をあげて、飛び起きる。ほんとに涙が出てて、オンナがびっくりする事もあった。

ショーコ
「今日会えるとは思わなかったから嬉しかった^^」

オレ
「そっか。お前はきっと勘違いしている」

ショーコ
「えっ?」

オレ
「オレだってほんとは、いつも会いたいって思ってるんだぜ」

ショーコ
「どーしてそんな優しい事言うの?泣けてくるじゃない」

オレ
「あっ涙は勘弁してくれ^^」

ショーコ
「毎日会いたい」

オレ
「ははは^^そういう努力はする(笑)」

ショーコ
「うん^^」

帰り道、六甲山の展望台近くのほとんど知られていない道に入り、クルマの中でセックスをした。そしてミナミまでオレが運転しオレは降りた。そこからショーコはハンドルを握り家へ帰って行った。


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