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背中ごしの I LOVE YOU


エーチャンが続きます。^^
「背中ごしの I LOVE YOU」の美味しいLIVEを探していたんですけど、頭に「黒く塗りつぶせ」が入ってます。今聞くとコレもなかなかいいなーと(笑)

でも削除されてしまいましたので・・・差し替えました。
1979年6月PART3------------

16時・・・神戸KC

JR摂津本山駅の北、線路沿いにある「レストランKC」神戸に居た頃はここでもよく弾き語りなんかがあって人気の店だったが、今では普通のレストランになってしまっている。

ここへ来る前に「あおやま」に寄った。ヨーコはこの間連れてきたショーコの事を色々と聞きたがった。ヨーコと同じ年だと知って驚いていた。そしてSRを借りた。

オレ
「新婚生活はどう?」

宏枝
「のんびりやってるわ。そうだKちゃんも今年の秋に結婚するのよ」

オレ
「もしかしてタカシとか?」

宏枝
「残念ながら、お見合いで決めた人とよ」

オレ
「なんだそれっ!恋愛と結婚は別ってやつか?どうしようもないな」

宏枝
「それはでも仕方ないと思う」

オレ
「バカバカしぃー」

宏枝はオレより1つ年上だった。短大を卒業した後、親父さんが役員を務める会社で働いてた。オレと別れた後、一方的に求婚された相手と付き合って、昨年の秋に結婚した。結婚する前にうちの店に友人たちと一緒に来た。なんとなく会いたくなって電話をかけ待ち合わせをした。

宏枝
「あなたはどうなの?」

オレ
「オレか?(笑)みんなオレと結婚したら浮気されまくってどうしようもない!って結局は逃げていく^^」

宏枝
「そうでもないのにね(笑)でも仕事は好調なんでしょ?」

オレ
「来月、直接経営の店がオープンするんだ。」

宏枝
「そーなんだ。すっかり社長になったんだ^^」

オレ
「一応な」

宏枝
「じゃーあなたも早く結婚したら?」

オレ
「なんで?誰と?」

宏枝
「誰とかは知らないわよ(笑)あなたの事わかってくれる人いないの?」

オレ
「居ないこともないけど、まだまだやりたいことがある(笑)」

宏枝
「やっぱりプロになるの?」

オレ
「それはもうやる気がない(笑)」

宏枝
「じゃー仕事が面白いの?」

オレ
「いや、あと2、3店舗つくったらオレは辞めてアメリカにでも行こうかな?と」

宏枝
「ふーん。また何もかも放り出して好き勝手するのね」

オレ
「あははは^^」

そういえば、宏枝と付き合ってる時も、何も言わずに1ヶ月ほど行方不明になったことが2度ほどあった。別に放浪癖があるわけでもなかったが、なんとなく日常が行き詰った時にそんな風にひとりになることがあった。

宏枝
「そーだ。お盆前に裕也君の7回忌よ!あなた今年は来なさいよ」

オレ
「さっき洋子にも言われた。。。」

宏枝
「裕也君が生きていたら、あなたもこんな風にはならなかったかも知れないね」

オレ
「そういえば、宏枝を犯さないように!とも言われた。(笑)」

宏枝
「アホっ!誰が今更あんたと(笑)」

オレ
「宏枝ちゃん。したいよー^^」

宏枝
「ったく。(ーー;)」

まったく衒うことなく不良少年の時のままで話せる友人関係がここにはある。年はわずか1年か2年上だが愛すべきセンパイ達も多くいた。神戸に帰ってきても家族や親戚には会わないが、友人たちとは必ず会う。

そしてオレはSRに乗ってミナミに戻った。

▼19時・・・Mellow Beach

エレベーター前から階段、そしてキャッシャー前まで入店待ちの客が溢れていた。すでにカウンターもいっぱいだった。店内の様子を見ようと思ってもその場所さえない。階下のモニターのある事務所に入った。

横山
「これだけ流行ってるSHOWが来月で終わるなんてなんか不思議な気持ちです」

オレ
「新しい店でこれまで以上に『Mary's Show』はヒットするよ^^」

横山
「SHOWがなくなると元のLIVEがメインのMellow Beachに戻るわけですよね?」

オレ
「さーどうかな?それ以前の問題をどうするつもりなのか」

横山
「そっか、その後の関わり方が未定ですもんね。我々だけで決めようがないという事ですか」

オレ
「もしかするともうこっちは何も関知しなくていいということになるかも知れないな(笑)」

横山
「完全撤退もあるとすると、事務所とかも探す必要も出てきます?」

オレ
「そーだな。Mary's Showの終わりと同時に動いてもいいな」

横山
「わかりました」

モニターを見るとMary's Showが始まったようだ。音声はオフにしているのでモノクロの映像だけがフィックスされたカメラから写し出される。その他のモニターではSPEAK EASYやサウナのフロントも映し出されていた。ちょっと前までここには社長が居てそれらを見ながら次々と新規の事業計画を立てていたのだが・・・

オレ
「ところで『Mary's』の場所はあそこでいいか?」

横山
「LINDAとMaggieのちょうど中間点というのは、いいと思います^^」

オレ
「マリーらも気に入ってるようだし、じゃーそれで決めるよ!」

横山
「それでMary'sは誰にやらせるつもりですか?」

オレ
「んーまだ考えてなかった。(笑)」

横山
「オレがやりましょうか?」

オレ
「どーした?やりたいのか?」

横山
「はい。そろそろ実績を作っておいたほうがいいかな?って(笑)」

オレ
「お前にはそんなもの必要ないよ。」

横山
「どうしてですか?」

オレ
「すでに周りはお前の実力を認めているじゃないか^^」

横山
「あははは^^どーしたんですムーさん。オレを煽てても何もでませんよ(笑)」

オレ
「そーだな(笑)」

横山
「それにしてもこの分だと例年より夏は忙しくなりそうですね」

オレ
「それでも海には行くからな!」

横山
「はい^^」

調整能力に優れた横山を現場に張り付けると、全体を見れる人間がいなくなる。今のうちからそれを周りに示すことも必要だと思った。

ドアの外が騒々しくなった。マリーらがステージを終え控え室に入ったようだったのでオレはそこへ顔を出した。

オレ
「おはよう^^んーーーいい匂いだ^^今日も頑張ってねー!マリーちょっと打ち合わせしたいんだけど」

マリー
「はぁ〜〜〜いっ!」

隣のMeeting Roomに入った。有線をつけて照明を間接照明だけにした。

マリー
「あっなんかロマンチックなムード^^」

オレ
「衣装をつけてるマリーはほんとセクシーだな^^」

マリー
「うわーどうしたの?仕事中なのに(笑)キスするっ?」

オレ
「あははは^^それはまた今度!そうだ。Mary'sの場所なんだけどナックビルで決めようと思う」

マリー
「ほんとっ!^^いよいよ始まるのね。私、一生懸命やるから」

オレ
「この間の打ち合わせで沢木さんも現場を理解したようだから、具体的な設計に入れると思う」

マリー
「みんなに言っていい?」

オレ
「外に漏らさなければ^^」

マリー
「ありがとう^^愛してるっ!」

当初の予定ではは9月オープンだったが、今のMellow Beachの盛況振りからして、勢いのある内にオープンさせた方がいいかも知れないと思った。そして横山が言った「Mary's」を誰にやらせるか?早急に決めなければならなかった。

SPEAK EASYへ降りようと思って内階段へ向かうと、サウナの支配人の幸村さんが上がってきた。

オレ
「おはようございます^^」

幸村
「あっちょうどよかった。ムトーさんにちょっと相談があって」

オレ
「じゃーMeeting Roomで」

幸村
「ちょっと外に出られませんか?」

オレ
「わかりました。」

スコッチバンクの向かいの英国館に入った。店内を見渡すが見知った客はいなかった。

幸村
「実は、今月で東洋サウナを辞めようかと思ってます」

オレ
「えっ!どういうことです?」

幸村
「来月から従業員の給与が大幅にダウンするんです」

オレ
「・・・」

幸村
「京橋のホテルは売りに出されているようで、生玉の方も人員削減が行われてます」

オレ
「ホテルの数字は堅調なのに・・・」

あまりいい話ではないだろうと予測はしていたが・・・オレの知らないところで、そういう事が起こっているというのはちょっとショックだった。

幸村
「どうも奥さんの弟さんが関わっているようで、もしかしたら社長は知らないんじゃないかと」

オレ
「どうしてそう思うんです?」

幸村
「京橋のホテルは結構苦労して取得しましたし、ホテルビジネスは拡大させる方向でこれまでも物件を探していましたから」

オレ
「そうですか、奥さんの弟さんというのは?」

幸村
「私も2度ほどしか会ったことがないのですが、商売をされているようで何度か社長が援助したことがあるような話を聞いてました。社長はあまりよく思ってなかったようです」

オレ
「じゃー奥さんと弟さんが勝手に?」

幸村
「私はそう思います。」

オレ
「そうですか。実をいうとうちとの契約も8月末で終了します」

幸村
「えっ!じゃー今の店は?」

オレ
「とりあえず、今居るバイトの何人かは東洋産業の直接雇用という形で残ると思いますが、我々は出て行きます」

幸村
「そーだったんですか。。。いよいよ東洋産業も終わりだなー」

オレ
「まだスタッフには知らせていないのでここだけの話にしておいて下さい」

うちが撤退するのはある意味でこっちの事情によるところが大きいのだが、幸村氏はオレまでもが切られた。という思いの方が強かったみたいだ。そしてその事によって大きな流れはもう変わらないという諦めにも似た覚悟を持ったようだ。それにしてもその奥さんの弟という人物には一度会って話をした方がよさそうだと思った。

幸村
「社長さえ元気だったらこんなことにはならなかったのに」

オレ
「この間までビルの建替えや新規出店の計画が進んでいたんですけどね」

幸村
「やはり私は辞めます」

その後、幸村さんの愚痴を聞かされながらオレは別のことを考えていた。SPEAK EASYとMellow Beachにスタッフを残してもこの様子では先は知れている。全体の管理者不在ではやっていけないのは明白だった。それをわかっているとしたらどうするか?早急に確認する必要があった。

幸村さんととりあえず事務所に戻ったが、気分は重たいままだった。横山に先に上がると伝えて自宅に戻った。

シャワーを浴びてジーンズとTシャツに着替えた。冷蔵庫を開けバドワイザーを取り出そうとすると、メモが入っていた。「しっかりと食事もしてビタミンもとって下さい。」そして大きなボウルに入ったサラダがつくってあった。

ドレッシングをかけてビールと一緒にエビとサーモンの入ったシーフード・サラダを残さず食った。

リビングの電話機を引っ張ってソファのところまで持っていき電話をかけた。

オレ
「ムトーです」

ショーコ
「今どこから?」

オレ
「美味しいサラダを食ってリビングから電話してる(笑)」

ショーコ
「そう^^今日は早かったのね!」

オレ
「今から来るか?」

ショーコ
「今日は珍しく父が早く帰ってきてるの!明日は泊まるからそれまで大人しくしてて」

オレ
「じゃーショーコの下着の匂いでも嗅いでオナニーしとく!」

ショーコ
「アホっ!^^明日いっぱいしたげるから我慢して(笑)」

オレ
「わかった。じゃー明日^^」

オレは受話器を戻し電話機をサイドボードへ戻した。

TVを点けた。化粧品会社のCMソングが流れた・・・燃えろイイオンナー♪そっか、今年の夏は世良かー。ちょっと飛ばし過ぎじゃねーか?自分の世界にはまり過ぎだぞ!オレと浜田が入っていたら、とっくに解散しているぞ。占部、お前バンドリーダーなんだからしっかりしろー(笑)って、夢を売りとばして金に換えてるオレがエラソーに言う資格はないな(^。^;)

オレは上に上がってベッドに寝転んだ。布団がフカフカしている。昼間ショーコが来て掃除や洗濯をし、布団を干したんだろう。その間に慣れない料理をつくった。それがサラダとはなんとも自慢にならないが(笑)

いつの間にかうとうとして眠った。ベッドサイドの電話が鳴っている。時計を見ると11時を回っていた。

オレ
「はい。ムトーです」


「あっすみません。間違えました。」

オレ
「誰と間違ったのかな?(笑)」


「ちょっと友達と^^」

オレ
「それは残念。デートのお誘いかと思ったのに」


「じゃーゴハン行ける?」

オレ
「他のオトコと間違ったんだろう?(笑)」


「ほんとは間違ってない。^^早く帰ったって聞いたから」

オレ
「オッケー(笑)じゃーMac珈琲で待っててくれすぐに出るから」


「うん。」

紺のスラックス、同色のボーリングシャツに着替えた。タクシーを拾ってミナミへ行きMac珈琲でレミと落ち合った。オレたちはステーキ・ハウスへ行った。

レミ
「電話して良かった。^^」

オレ
「オレは後で鮨でも買ってレミの部屋へ行こうと思ってた」

レミ
「ほんと?でもお肉の方が好き(笑)」

オレ
「あははは^^電話してきて正解だったな」

グラスのビールを飲み干すとレミはビールを注いだ。目の前の鉄板でマスターが肉を焼く。表面を焼いただけでで切り分けて目の前に置いた。ニンニクの香ばしい匂いが食欲をそそる。

オレ
「しっかり食おう」

レミ
「うん。美味しい^^」

旺盛なレミの食欲につられてオレも飲みながらも結構食った。

レミ
「私、今の部屋引越そうと思ってるの」

オレ
「ん?なんで?」

レミ
「ワンルームじゃやっぱり狭いし、理沙ママに相談したらそうしなさいって言うし」

オレ
「オレは布団敷いてゴロゴロするの好きだけどなー(笑)」

レミ
「新しい部屋でそうしよう?^^」

オレ
「うむ。そーだ!ジャグジーのあるホテルに行こうか?」

レミ
「オキナワみたいなそんなとこあるの?」

オレは入り口の公衆電話から東洋産業の経営する生玉のホテルに電話を入れた。支配人に予約を頼んだ。そしてタクシーを飛ばして直行した。

ホテルの外観はそのままだが、内装工事を少しづつ進めてようやく全室が個性ある部屋にリニューアルした。これまでの妖しいムードただよう部屋から、明るく清潔な部屋に、特に風呂場をより清潔感溢れるデザインに変え、余裕のある部屋にはジャグジーを設置した。

オレ
「なかなかいい感じだろう?」

レミ
「ほんと、リゾートみたい^^」

オレ
「ここはうちの社長が経営するホテルなんだ。^^この間、改装がすんだばかりで結構好評なんだぜ。」

レミ
「あっカラオケもあるよ(笑)」

オレ
「こっちを見てごらん」

レミ
「うわーほんとにジャグジーだ^^」

オレは早速それに湯をはった。ドイツ製の輸入物でメンテナンスが大変だが社長が気に入って導入した。

レミ
「ユーちゃん。私、お風呂の大きい部屋探す」

オレ
「ん?」

レミ
「ユーちゃんお風呂好きだから^^」

オレ
「あははは、ソープ嬢のマネでもしてくれるのか?(笑)」

レミ
「うん。(笑)」

妖しいセックスもいいが、オレは基本的には明るく笑いながらできるセックスが好きだった。そういう意味ではレミと一緒にいると楽しかったし体の相性もよかった。

ジャグジーに一緒に入り、ふざけあいお互いの体を洗い合い、当たり前のように指を使いキスをする。そしてベッドに入り濃厚なセックスを何度かして、オレはレミの中で放出した。

レミ
「オキナワ行く前からピル欠かさずに飲んでるから大丈夫よ^^」

オレ
「そっか。悪いなー」

レミ
「ユーちゃん。そうでもしないといかないでしょ?」

オレ
「ん。まーその・・・」

レミ
「その方が私も嬉しいもん^^」

オレ
「あはっ!そーだ。明日は部屋探し一緒に行こうか?」

レミ
「うん^^」

翌朝ミナミに戻り、大手の賃貸不動産屋へ行った。いくつかの物件を見て周り最後に訪れた「心斎橋スカイマンション」6階の1LDKの部屋を見せてもらった。バスルームは大きかった。レミは気に入ったようだ。家賃もなんとかなると言っていたが目の前の保証金が家賃と比べて高額だった。

レミ
「理沙ママが貸してくれるって言ってたから大丈夫だと思う^^」

オレ
「そっか」

営業マン
「手付けを入れてもらえれば押さえる事ができますから」

オレ
「わかりました。それより最上階は空いてませんか?」

営業マン
「ちょっとお待ち下さい。聞いてきます」

レミ
「まだ見るの?」

オレ
「うん。ちょっとな」

営業マンはちょうど空き室があることを教えてくれ案内してくれた。11階の1110号室・・・鍵を開けてその部屋に入った。広々とした3LDK

まざまざと3年前の記憶が蘇った。ここにダイニング・テーブルがあり、その向こうにソファセットがあって、角に大きなTVがあった。ソファに座って本を読んでいる「リョーコ」右側はオレの部屋。左のドアの向こうにはダブルベッドがあった寝室。クローゼットの中まで思い出すことができた。

オレ
「えっ?」

営業マン
「このお部屋だとお家賃は・・・」

オレ
「いや、すみません。やっぱりさっきの部屋でいいです」

レミ
「ちょっと広すぎるわよね?」

オレ
「じゃーちょっと相談してからもう1度今日中に伺いますから」

オレとレミはそのマンションの1階のカフェに入った。何度も打ち合わせで使った店。珈琲も旨かったし、リョーコも気に入っていた。

レミ
「他のとこ探そうか?」

オレ
「ん?」

レミ
「ユーちゃんここ嫌なんでしょ?」

オレ
「別に嫌じゃないさ」

レミ
「さっきの部屋、何かあるの?」

オレ
「いや、新しい事務所に使おうかと思って(笑)」

レミ
「ほんと?」

オレ
「今の事務所も来月いっぱいで使えなくなるし、その前に何処か次をと^^」

レミ
「だったら、毎日少しでも会えるねっ!^^」

別に昔のことだから正直に話してもよかったんだが、せっかく二人で楽しい時間を過ごしているのに、余計なことを言う必要はないと思った。それに新しい事務所探しというのもまんざらウソでもなかった。ここなら目の前の長堀通りを渡ればすぐにMaggieやLINDA、そしてMary'sにも行ける。案外いいかも知れない。

ただ懐かしい記憶が塗り替えられてしまうことにちょっと感傷的になったのかも知れないが、レミの勘の良さには驚いた。

オレ
「レミは気に入った?」

レミ
「うん。お店にも歩いて行けるし、周りにおしゃれなお店いっぱいあるし、楽しそう^^」

オレ
「オッケーじゃー決めよう。保証金はオレが用意するから理沙ママから借りなくていいぞ」

レミ
「えっ!それはでも・・・」

オレ
「気にするな(笑)」

レミ
「ありがとう^^じゃー毎月少しずつでも返す。」

オレ
「(笑)」

もう1度、不動産屋へ寄って6階と11階の手付けを入れて契約することにした。

▼13時・・・新阪急ホテルロビー

オレ
「実は東洋産業のスタッフから色々相談されて、一度お会いしたいと思いまして」

毛利
「私もムトーさんに会いたいと思っていたんです。」

オレ
「そうですか」

毛利
「この間のムトーさんからの提案書を私も読ませていただきました。」

オレ
「そうでしたか」

今朝、不動産屋へ行く前に社長の自宅に電話を入れて奥さんにアポをとってもらった。そして急遽会うことになったのだが・・・

毛利
「これは逆に東洋産業からの提案なんですけど、SPEAK EASYとMellow Beachをムトーさんが直接経営しませんか?」

オレ
「うちのカンパニーがですか?」

毛利
「ムトーさんたちが出られた後のことを考えると自信がないんですよ。それよりも毎月家賃プラスアルファの設定でムトーさんが経営する方が自然かな?と考えました。どうでしょう?」

オレ
「いいお話だとは思いますが、他にやりたいこともあるのでちょっと無理ですね」

毛利
「そーですか。それは残念ですね」

オレ
「東洋産業としては今後どうするのでしょうか?」

毛利
「最終的には社長の意思ですから私もわかりませんが、東洋ビルについてはたぶんテナント募集という形で考えています」

オレ
「ということは、8月末でうちが撤退したあとSPEAK EASYとMellow Beachの営業はどうします?」

毛利
「ちょうど昨日社長の決済をもらったのですが、ムトーさんが経営しない場合は閉店することになりました」

オレ
「そーですか。9月からはSPEAK EASYとMellow Beachは営業しない。という事ですね。」

毛利
「その通りです」

オレ
「ところでホテルなどの資産売却を急ぐような事態が発生しているんでしょうか?」

毛利
「社長が倒れたことで銀行からの信用不安もあって、色々と資金繰りが厳しいのだと思います」

オレ
「従業員の賃金カットなども?」

毛利
「それも社長の判断ですからなんとも」

SPEAK EASYとMellow Beachの賃貸契約、今となってはなんの意味もない。社長がリハビリに入ってからオレは一度も社長と会わせてもらってない。表面的には「社長の意思」として東洋産業の資産を現金化しようと思っているのは明白だった。しかしそれはオレがこれ以上介入できる問題でもないし、その立場でもない。ひとりの経営者が不在になっただけで、優良資産を持つ東洋産業という会社が衰退していく。それは誰もとめることができない『運命』なのかも知れないと思った。

▼14時・・・Meeting Room

オレ
「9月の話なんだが、SPEAK EASYとMellow Beachは閉店することが決まった」

横山&前田
「えっ!!!」

オレは昨日の幸村支配人の話と今日会った社長の奥さんの弟、毛利氏との話の内容をかいつまんで説明した。

オレ
「スタッフの配置換えを至急考えてくれ」

横山
「Mary'sは誰に任せます?」

オレ
「マリーらとの人間関係を考えると、そのまま田川に任せようと思う。補佐に誰かつけよう」

前田
「嶋本以下はどうしましょう?」

オレ
「Maggie北新地とMary'sそれに他の店にもなんとか協力してもらって分散させよう」

横山
「それにしても急展開でしたね」

前田
「んーびっくりですよ」

オレ
「それから新しい事務所を借りた。『心斎橋スカイマンション1110室』だ」

横山&前田
「えーーー!!!」

オレ
「ははは^^やっぱり驚いたか?」

前田
「そこはリョーコさんが・・・」

横山
「それにしても・・・よく空いてましたね」

前田
「すみません。あの時、オレたちが不甲斐なかったために・・・」

オレ
「あははは^^何を言ってんだ前田、もう1度頑張るためにそこにしたんだ」

前田
「はい。でも関川さんや松井が聞いたらもっと驚くだろうなー(笑)」

横山
「懐かしいなー^^オレもガンバローっと(笑)」

オレ
「朝から走り回った甲斐があった。(笑)」

関川、松井、前田らはその1階下に同じようにリョーコの世話になって暮らしていただけに、感慨深いものがあるのだろう。そして程度の差こそあれそれは横山も同様だった。

SPEAK EASYとMellow Beachがカンパニーの力をつけるためにあったのだとしたら、その役割を静かに終えようとしている今、『心斎橋スカイマンション』で再び新しいスタートをきることができるのは・・・その始まりに大きな力を貸してくれて一緒に暮らしたリョーコのおかげだった。

そしていつかリョーコが懐かしさに誘われて訪れることがあったら、きっと再会できるに違いないと思った。

15時・・・

オレ
「ただいまー」

ショーコ
「おかえりー早かったのね^^」

オレ
「今日は朝から猛烈に仕事をこなしたから」

ショーコ
「そう^^お疲れ様」

先に部屋に来ていたショーコとまるで夫婦のような会話を交わしながらオレはリビングのソファに座った。ショーコはバドワイザーを持ってきて隣に座った。

ショーコ
「大人しくしていてくれたようねっ!^^」

オレ
「ショーコの顔を見ただけでボッキしてきた^^」

ショーコ
「いやーねー(笑)」

オレ
「じゃーどっか行こうか?」

ショーコ
「可哀想だから先にしたげるっ」

ショーコは抱きついてキスをしてきた。オレはショーコの舌を吸って乳を揉んだ。スカートの中に手を入れた。下着はつけていなかった。草むらを掻き分けて割れ目を指で撫でた。すでにそこは熱くなって濡れていた。

オレ
「もう濡れてる」

ショーコ
「下着をとって待ってたから」

オレはそのままの姿勢で乱暴に指を入れた。

ショーコ
「うっ」

力を入れて強く穴を責めた。

ショーコ
「あーーーユーイチ」

指を二本入れて力強く責めた。その動きでショーコの上半身は揺れて髪が乱れ、ショーコは大きな喘ぎ声をあげたて乱れた。

オレ
「後ろから犯すぞ」

ショーコ
「・・・」

オレ
「返事は」

ショーコ
「はい」

ショーコの体を下に下ろした。ショーコは四つ這いになり用意をした。オレはスラックスと下着を同時に脱いで下半身裸になった。自分のモノを持ってショーコの尻の割れ目に沿って撫でた。そして一気に挿入した。

ショーコ
「あーーー」

そのまま激しく責め立てるとショーコは大きな声を上げてすぐにいった。オレは膝を立ててそれ以上入らないところまで入れたまま玲子の腰を小刻みに動かした。

ショーコ
「うぅーあーーーあーーーあーーー」

ショーコはたてづづけにいった。ゆっくりと穴から離れるとショーコはその場で崩れた。そしてショーコの体を抱える。ショーコはオレの首に腕を回し抱きついた。そのまま上につれて上がっりベッドに寝かせた。

ショーコ
「してあげようと思ってたのに」

オレ
「それは夜にしよう。」

オレは裸になりショーコの服を脱がせた。裸で抱き合い軽くキスをして首筋から脇そして乳首へ舌を這わせた。

ショーコ
「あー」

喘ぐショーコの乳をゆっくりと責めた。両腕を上げさせて脇から乳首へ舌を使う。もう一方の乳は手のひらで押しながら揉んだ。乳首が手の中で転がった。ゆっくりと割れ目を優しく撫で上げる。

オレ
「最近よく濡れるようになった」

ショーコ
「ユーイチがいっぱい教えるから」

オレ
「感度もどんどんよくなってる」

ショーコ
「恥ずかしいこといっぱいするから」

オレはショーコの体に乗りオレのモノを入れた。

ショーコ
「あぅ」

オレ
「ほらっゆっくり動いて」

ショーコ
「はい」

ショーコは腰を使い始めた。その動きに合わせてオレも動いた。小さな動きだけどショーコの体の芯まで届いている感触。

ショーコ
「あーーー」

オレ
「きついか?」

ショーコ
「もう体が変・・・あーーー」

オレ
「もっとオレのを咥えこむように動くんだ」

ショーコ
「はい」

オレはオレのモノが奥まで達しているところで動きを止めた。ショーコの腰は動き続けてオレもモノをしっかりと締め付け咥えこんでいる。

オレ
「ほら自分でいくまで動くんだ」

ショーコ
「あーーー」

ショーコの腰の動きが早くなり声を上げながら激しさをまして尾を引くような声をあげていった。腰の動きが止まった。

オレはショーコの両脚を抱え上げてすぐに激しく責め立てた。

ショーコ
「待って、もう・・・あーーーあーーーあーーー」

ショーコはまたいった。いつの間にか膝を胸まで上げて股を開ききっている。快楽を貪欲に味わう姿勢になっていた。

オレはベッドから降りてシャワーを使った。頭から熱い湯をかぶり口にハブラシを突っ込む。新しい事務所のマンションにレミが住む。もしかしたら毎日昼間から・・・どうしようもない想像をめぐらした。

バスタオルを腰に巻いて、冷蔵庫からバドワイザーとコークの缶を取り出して上に上がった。オレの気配を感じるとショーコは体を起してベッドヘッドにもたれ布団で胸を隠した。コークのプルトップを引いてショーコに渡した。

オレ
「また神戸まで走ろうか?」

ショーコ
「ちょっとこっちへきてー」

そう言われてオレはショーコの布団を上げて隣に入った。

ショーコ
「ユーイチはどうしていかないの?私・・・よくない?」

オレ
「なんだ今頃(笑)」

ショーコ
「笑いごとじゃなくてマジメな話よ」

オレ
「何度も言ってる通り、最初に我慢しつづけるといかなくなるんだ」

ショーコ
「それって変だと思う」

オレ
「ショーコのアソコはとてもいい。コレまでのオトコだったら1分も持たないだろう?」

ショーコ
「・・・」

オレ
「それを歯を食いしばって我慢するのは大変な精神力なんだ。そしてそれがショーコの不幸でもある(笑)」

ショーコ
「不幸?」

オレ
「そう。たぶんこれからはオレ以外の普通のオトコとセックスしても満足を得られないはず(笑)」

ショーコ
「不幸じゃないわ(笑)」

オレ
「ん?」

ショーコ
「ずっとユーイチにしてもらうから^^」

オレ
「あははは^^」

ショーコ
「ねーお願い。どうしたらいいか教えて」

オレ
「じゃー今度安全な時に、最初にオレがいく、その後いつもの通りショーコを可愛がる。それでいい?」

ショーコ
「それもいいけど毎回満足してもらうにはどうしたらいい?」

オレ
「それは・・・恥ずかしいから言えない^^」

ショーコ
「どーしてよ!私にはいっぱい恥ずかしいこと言わせてるのにっ( ̄^ ̄) 」

オレ
「あははは^^」

ショーコ
「だから教えて」

オレ
「オレがいくためだけに入れる。そして動く、ショーコは声を出したらダメだ。枕で顔を隠して我慢するんだ。オレはいく寸前に穴から逃げてショーコの顔の前で指を使っていく。オレの精液がいっぱいショーコの口の中に入る。失敗すれば顔にもいっぱいかかる。その後すぐにオレのモノを口で咥える」

ショーコ
「わかった。今してみて・・・」

オレ
「いいのか?娼婦のように扱うぞ」

ショーコ
「うん」

オレは布団をとってショーコの両脚を広げた。ショーコはすぐに枕を抱いて顔を隠した。オレはショーコの性器を眺めた。オレのモノをいっぱい咥えて緩んだ穴がよく見えた。それを見ながらそのままの姿勢でオレのものを入れた。ゆっくりと穴の締り具合を感じながら自分の快楽のためだけに動いた。そして動きを早めた。その瞬間が来たとき枕を取り去りショーコの顔の前でいった。口を開けていなかったショーコの顔面にオレの精液はかかった。ショーコはオレのモノを口にした。しっかりと吸い取るように口を使い続けた。

オレ
「ありがとう。もういい」

ゆっくりとショーコの口が離れた。オレはティッシュでショーコの顔を拭いた。そしてキスをして抱きしめた。

ショーコ
「気持ちよかった?」

オレ
「うん」

ショーコ
「これからずっとこうしようね^^」

オレ
「ははは・・・」

まったくわかってないな。と思ったが、それはやはり仕方がない。シロートなんだからプロの端くれのレミにはセックスではまだまだ太刀打ちできないなと思った。

オレ
「そーだすっかり忘れてた。オレSRに乗って帰ってきたんだ」

ショーコ
「えっ!そーなの?」

オレ
「箕面辺りまで走って、ほら前に行ったステーキ・ハウスにでも行こうか?」

ショーコ
「オッケー^^」

ショーコのフェアレディーを置いてSRの幌をたたんで走った。箕面の山道を一周してステーキ・ハウスでメシを食った。帰りはショーコに運転させた。マニュアル車でもしっかりとギアを選んでなかなかの運転をするショーコ。それだけで、長く一緒に居ても頭が痛くならない理由に十分なった。

ショーコはオレの部屋を自分が自由にできる場所だというだけで満足している。他に泊まりに行くよりも部屋で過ごして部屋に泊まることを好んだ。オレはそれを最大限に尊重してこの部屋へはオンナを誰も入れていない。今後もそのルールは守られるだろう。


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