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The Nightmusic


1977年Cecilio and Kapono「The Nightmusic」

70年代後半から80年代前半ぐらいまでのお気に入り。それらYou Tubeライブラリーを適当に脈絡もなく張っつけているような感じになってきましたが・・・

これも当時のミナミではよくかかってましたねー^^
1978年11月PART2---------------

昨夜は早くから事務所自室のベッドで寝た。久しぶりに熟睡したせいか、昨日までの気だるさがとれたようだ。シャワーを浴びジーンズとシャツに着替えた。冷蔵庫からバドワイザーを取り出した。

プルトップを引きデスクの後ろに回った。ブラインドを開ける。早朝のまだ静まり返ったミナミの街が見えた。

ひとりでここで寝ることはめったにない。だから冷蔵庫を開けても食料はない。もう少し待って1Fのカフェに行くしかなかった。

▼9時・・・

電話が鳴った。オレは受話器をとった。

オレ
「はいBPCです」

「はい私ですが・・・」

「あっどうも^^はい。」

「では後ほど」

電話を切ると同時に、インターフォンが鳴り横山と前田がやってきた。

横山&前田
「おはようございます」

オレ
「おはよう^^ずいぶん早いな」

横山
「ムーさんこそ(笑)どうしたんですか?」

オレ
「どうって・・・ここにはオレも住んでるわけだから」

前田
「えっムーさん昨夜はここへ泊まったんですか?」

オレ
「だからオレの部屋で寝たんだよ(笑)」

こいつらオレが毎晩オンナのところで寝てると思ってやがる。もっともそれに近いのは事実だが(笑)

オレ
「それよりもうすぐ昭和相銀が来るんだ」

横山
「えっオレも朝一番でここに税理士さんと打ち合わせなんですけど」

オレ
「だから何?」

横山
「融資申し込みに必要な書類を持ってきてもらう段取りになってます」

オレ
「ちょうどいい。それをそのまま昭和相銀へ出そう^^」

横山
「はぁ〜」

オレはスーツに着替えて1Fのカフェに行った。サンドイッチと珈琲をオーダーした。見るともなくそばにあったファッション雑誌を見る。毛皮の広告、キョーコの写真が載っていた。そういえばそのままになっていた。来週は東京へ行こうと思った。

ウエイター
「横山さんから電話で上がってきて欲しいとの事です^^」

オレは急いでサンドイッチを口に放り込み事務所に戻った。

▼9時半・・・

昭和相銀の本町支店の砂元という店長代理がやってきた。オレは応接室に入ってもらった。自己紹介を行い。今回の件を説明した。隣には横山がいた。

砂元
「東洋ビルの1番もはずしましょうか?」

オレ
「はぁ〜」

砂元
「では繋ぎで1億、20日に3億でいいですか?」

オレ
「はぁ〜」

砂元
「じゃー東洋ビルはうちの抵当権の設定ということでいいですね」

オレ
「はい。」

砂元
「じゃー必要書類の関係をご説明します」

オレ
「ちょっとお待ちを^^税理士さんに用意してもらってますので」

横山は相馬税理士を招き入れてふたりで砂元店長代理と話はじめた。オレは断りを入れて応接室を出た。すでにさっちゃんが出勤していた。

オレは読売ゴルフ練習場に午前中の練習のキャンセルし午後からのみに変更してもらった。

前田
「ゴルフ始めたんですか?」

オレ
「今週の日曜日に接待ゴルフに付き合わされることになったんだ」

前田
「そうですか。後でちょっといいですか?」

オレ
「ん?ああ」

応接室が開いて横山がドアを持っていた。砂元支店長代理に続き相馬税理士が出てきた

オレ
「すみません。途中で・・・」

砂元
「いえ必要書類を全部ご用意いただいて助かりました」

オレ
「どうぞよろしくお願いします」

オレと横山は支店長代理をEV前まで送っていった。再度礼を言った。そして事務所に戻った。

横山
「今日中に連絡するって事でしたけど、あのまま通ってしまうんでしょうか?」

オレ
「さーオレには全然わからん(笑)」

相馬
「最初に金額ありきで、もうなんか決まってるような様子に思えましたけどね?」

オレ
「そーなんですか?(笑)」

それにしても昨夕に伊藤忠の沢渡が手配したのだろう。朝1番でこの状態。やはり手際がいいやり手だと思った。

相馬
「まーBPCさんはこれまでも業績優秀ですし、先月から飛躍的に伸びてますからどこの銀行へ行っても問題ないと思いますけど?」

オレ
「あっそう。」

オレたちは相馬税理士にも礼を言い同じようにEV前まで見送った。

村上
「ムーさん。お電話です」

オレ
「はいはい」

オレは事務所に戻り受話器をとった。

オレ
「はいムトーです」

「申し訳ない。急な来客があって」

「うん。かまわないけど・・・じゃー」

受話器を置いた。静寂が続く、オレは仕方なく口にした。

オレ
「チーママがこっちに来るって」

前田
「佐和子さんが?」

オレ
「実は一緒にゴルフのレッスンを受けているだけど、オレが休んだからこっちへ来るって」

横山
「佐和子さんもゴルフコンペに?」

オレ
「そう。佐和子の客だからオレと佐和子の二人が招待された」

オレ
「じゃー前田。そっちで聞こうか?」

オレは再び応接室に入った。前田について横山も入ってきた。

前田
「ムーさん。新しい仕事オレも混ぜてくれませんか?」

オレ
「ん?」

横山
「実は前田の実家が不動産屋なんですよ」

前田
「不動産屋と言っても駅前の周旋屋なんですけど、たまにオヤジが外で仕事をしてきてその度に豪勢だったもんで(笑)オレもそっち方面の勉強はさせられました」

オレ
「ふむ」

横山
「そろそろそういうのも必要かな?って思いまして」

オレ
「そー言うのって?」

横山
「LINDA、Maggie、Mary'sが出来た鰻谷あたりは最近新しい店舗ができて、あの通りが活性化してるじゃないですか?ビルの建替えも進んでますし」

オレ
「そーだな(笑)」

前田
「それってうちのカンパニーがが開発したようなものですよ」

オレ
「だから?」

横山
「これからは新しい地域や新しいビルに付加価値の高い店舗を入れる。というようなビジネスもいいかな?ってもちろん関連する店舗情報の斡旋やらなんやらも」

オレ
「あっそう。」

前田
「ムーさんの狙いとズレてないでしょ?」

オレ
「今回の件は・・・あくまでも人助けだ。それに東洋サウナのフリーパスが欲しくて(笑)」

横山&前田
「・・・」

オレ
「わかった。(笑)お前らでなんか考えろ」

横山&前田
「はい^^」

応接室を出るとインターフォンが鳴った。村上がドアに行き来客を迎えた。

村上
「いらっしゃいませ^^どうぞ」

佐和子
「お邪魔します^^」

オレ
「おはよう^^」

前田&横山
「いらっしゃいませ^^」

さっちゃんはミーティングテーブルの前のイスを引いて佐和子に勧め、佐和子は礼を言った。

佐和子
「ムーさん。午後からのレッスンは行くんでしょ?」

オレ
「ああ」

佐和子
「じゃー私も今日は午後から付き合います。^^遅番ですから時間の余裕ありますし」

オレ
「あっそう。」

オレ以外の他の連中は夜の佐和子しか知らない。昼間の薄化粧でスポーティーなファッションの彼女はかなり若く見える。

前田
「ゴルフか・・・オレもやろうかなー^^」

佐和子
「えっ前田さんも^^是非一緒にプレーしましょ」

横山
「じゃーオレも(笑)」

佐和子
「うわー横山さんも?皆さんで楽しくやりましょう^^」

オレ
「ははは・・・」

プロのオンナの愛想は彼らもわかっているはずだが、今の佐和子はプロに見えない。オレはなんとなく悪い予感がした。午後の練習まで時間が出来たので、佐和子と一緒にゴルフショップへ行った。クラブセットを1セットとシューズ、練習用のスラックスやポロシャツなどなどを買い込んでトランザムのトランクに放り込んだ。

昼食は読売ゴルフ練習場から少し離れたイタリアレストランに入った。パスタランチをふたつオーダーした。

佐和子
「それにしても何でもあっさり決めちゃうんですね(笑)」

オレ
「ん?どうせ最初のセットは何を選んでも一緒だろう?」

佐和子
「どうしてですか?」

オレ
「ゴルフを面白いと思ったらまたその時新しいのを買えばいい^^どうせヤツらが使うだろうし(笑)」

佐和子
「なるほど、今慌てて吟味しなくてもいいという事ですね」

オレ
「ゴルフも道具に懲りだすとキリがないようだし(笑)」

佐和子
「でもムーさんゴルフ似合うと思いますよ」

オレ
「そう?年寄りと一緒に遊ぶゴルフはどうだか?接待だと言うけどビジネスに本当に有効かなー?」

佐和子
「そうですねーやっぱり一緒に汗を流して、一緒にお風呂に入って、食事をする。どうしても親近感を持つようになるからじゃないでしょうか?」

オレ
「年寄りと親近感かーでもあのおっさんは傲慢だな(笑)」

佐和子
「ワンマン頭取で有名なんです」

オレ
「ふーん」

佐和子
「たぶんこれからムトーさんはギャラクシーのオーナーとしてゴルフ三昧の日々になると思いますよ」

オレ
「なんで?」

佐和子
「前オーナーは裏方に徹していたようですけど、ムーさんはどんどん表に出て活躍するタイプだからです」

オレ
「なんか断定的だな?」

佐和子
「私、わかるんです。(笑)」

オレ
「あっそう」

オレも佐和子もランチをきれいに残さず食べた。珈琲を飲んだ後、読売ゴルフ練習場へ向かった。午後からしっかりと2時間やったが、もう少しやりたい気分だった。佐和子はそのまま出勤の準備をするといってミナミへ、オレは事務所に戻った。

オレ
「ただいまー^^」

村上
「お帰りなさい^^」

横山
「ムーさん。オッケーです^^融資決まりましたっ!」

オレ
「あっそう。」

横山
「なにか問題でも?」

オレ
「ん?あー決まって良かったと思ってるよ(笑)」

横山
「だったらいいんですけど、オレなんかもうドキドキしながら待ってましたから」

決まってほっとした気持ちはあったが、同時に沢渡に借りが出来たようでちょっと面白くなかった。別にあえて口添えしてもらわなくても、それぐらい正攻法で銀行に申込めば時間はかかっても解決しただろう。安易に受けてしまったことに若干の後悔があった。もっとも決まったから言えることだが

オレはその他の連絡事項をチェックしながら数本の電話をした。K芸能の事務所に石井は居なかった。ここの事務所かギャラクシーに連絡をもらえるように伝言した。

シャワーを浴びて、しっかりと整髪をし夜用のスーツに着替えた。ギャラクシーに出るようになってからの新しいスタイルだった。

▼18時・・・梅田東通り「ロイヤル」

オレ
「どうも^^」

村井
「もういらしゃると思います」

オレはバニーガールに案内されて村井氏が待つテーブルに案内された。そこには自社商品のHAIGのスコッチセットが用意され、バニーガールがオレの水割りを作った。

村井
「ギャラクシーのオーナーになったんだって?」

オレ
「あはっ!秘密にしていた訳じゃないんですけどすみません」

村井
「いえ、あとで相談させて下さい(笑)」

オレは先に大和実業の岡田さんとのアポをとり、村井課長に同席を依頼した。元々岡田社長を紹介してくれたのは村井さんだった縁もあり、こういう話の時には居てもらった方がいいと思った。

岡田
「どうもお待たせしてしまって」

オレ
「いえ、今来たばかりですから」

岡田
「お忙しいのにわざわざありがとうございます」

オレ
「とんでもありません。こちらこそ急に押しかけてきてしまって」

村井
「私はオマケみたいなものですから、今日は仕事の話のお願いはありませんのでご安心下さい(笑)」

自分のところの社長であっても、フロアーに居るバニーガールは一般客と同様に案内をする。そうする事で他の客に余計なことを気付かせない。

オレ
「実は岡田社長にお詫びとご報告がありまして」

岡田
「はてなんでしょう」

オレ
「実は先月、ミナミのクラブ「ギャラクシー」の経営を引き継いだのですが、うちのママの理恵が昭和相銀の武本頭取に私の事を「大和実業の岡田社長の紹介で」と言ってしまったものですから・・・」

岡田
「えっ!ムトーさんが『ギャラクシー』のオーナーになられたんですか?」

オレ
「えーちょっと色々あってそういう事になりました」

岡田
「驚いたなー^^で、理恵ママもお変わりなく?」

オレ
「はい^^」

岡田
「昭和相銀の武本頭取とはたまにゴルフを一緒にする仲なんですけど、そうですか。ムトーさんならいつでもどこにでも推薦させていただきますよ」

村井
「それにしても今のムトーさんはすごい勢いだなー」

オレ
「ありがとうございます。それともうひとつ、実はこのビルの2階にうちの店をオープンさせようと思っているんです」

岡田
「ほーこのビルに?そう言えば今2階はクローズしたままになってますが、そこですか?」

オレ
「はい。そこに今ミナミで営業している「Mary's」の2号店を!と思ってます」

岡田
「Mary'sというと」

村井
「ニューハーフのショーで評判の店です」

岡田
「そうですか!それは良かった。^^このビル自体が賑やかになって、相乗効果がきっとあるでしょううちにとっても大歓迎ですよ」

オレ
「そう言ってもらってひと安心です^^」

その後、北新地の景気の話や梅田界隈、近隣の神戸、京都などのナイトレジャーの様子などを色々と教えて貰った。次はその辺りに出店するだろうと読んで、岡田社長は話題にしたようだった。1時間ほどでロイヤルを出た。そのまま村井氏と近くのカフェに入って打ち合わせをした。

オレ
「連絡が遅くなって申し訳ありませんでした(笑)」

村井
「いやーそれにしてもびっくりしたよ」

村井
「ギャラクシーのオーナーもそうだけど、ロイヤルのビルの下に『Mary's2』が出来るって(笑)」

オレ
「今だと短期決戦でやれる!と思って決めたんですけど」

村井
「そう^^オープンの予定は?」

オレ
「突貫工事で12月の初旬が目標です」

村井
「わかりました。北の方のニューハーフ店の情報をとってみます」

オレ
「ありがとうございます。じゃー先に言っときます。ヘネシーの取り扱いをはじめたんでしょ?うちの全店でブランデーのメインをソレに切り替えますから」

村井
「うわっ!お願いしようと思ってたら、先に言われちゃった。(笑)」

オレ
「あははは^^」

たぶん村井さんの所属する会社、サントリーの業販部門も年末年始に向けた販売促進計画が始まる頃だったので、タイミングとしてはいいようだった。オレは東洋ビルの話もしようか?と思ったが、それは転売が不首尾に終わり自社で持つことが決まってからでいいと思い言わなかった。

▼20時・・・ギャラクシー特別室

理恵ママ
「沢渡さんから電話があったわ^^」

オレ
「ん?なんて?」

理恵ママ
「借りは返したからっ!って(笑)何かいいことあった?」

オレ
「昭和相銀から4億借りることになった」

理恵ママ
「まー大金ね^^」

オレ
「ちょっと急に必要になって、それより借りって?」

理恵ママ
「沢渡さんには貸しがいくつも残ってるからいいの(笑)」

オレ
「あっそう」

沢渡はやはり理恵から何かしらプレッシャーをかけられていたようだ。そして理恵は金を借りた理由も特に詮索しない。ただギャラクシーのオーナーとしてのオレを立てようとしていた。

オレは大和実業の岡田さんに会ってきたことを話した。理恵もオレが以前からの知り合いだったことに驚いていた。

ドアがノックされた。松井が顔を出し「理恵ママににお電話です」と告げる。松井は無線電話機を持ってきて理恵に渡した。

オレ
「はい。理恵でございます」

「・・・はい。かしこまりました。お待ちしています」

理恵は耳元から受話器を離した。

理恵ママ
「大変・・・満さんが今から来るって!」

オレ
「あっそう」

理恵ママ
「あっそうって!(笑)すぐに準備するわ」

そう言って受話器を松井に渡して店内に戻っていった。

オレ
「神戸のセンパイがやってくる」

松井
「はぁ〜センパイですか」

オレ
「あっそうだ。社用のクルマを考えてるんだけど何がいい?」

松井
「仕事用ですか、じゃー新型セドリックなんかどうです?」

オレ
「ふむ。じゃーそれ注文しておいてくれっ!」

松井
「了解しましたっ!^^」

オレと松井は特別室を正面から出た。店内は80%の入り、盛況だった。理恵は顧客のテーブルを周り、席に付いては移動を繰り返している。佐和子は大人数の席に付いていた。加奈子は2人客のところへ明日香と一緒に付いていた。

加奈子はこの間、沢渡の相手をした。特別な報酬以外に何かしら声をかけて労わなくては・・・と思った。

オレはフロントへ行った。オレは特別意識しなかった。いつもように一緒に飲んで遊ぶ。それでいいと思っていた。それでも一応、オレと前田、それに牧田はEV前で待機した。

一般客・・・「いらっしゃいませ!」牧田が店内に案内する。牧田が戻ると同時にEVが開いた。

「いらっしゃいませ!」

満さん
「おう^^ユーイチ来たぞっ!」

オレ
「あははは^^わざわざすみません」

満さんはもうひとりの見たことない男と一緒だった。前田が先導して店内に入る。すでに席の用意が出来ていて理恵ママが笑顔で待っていた。窓際の奥の席、ゆったりとした大人数用のボックス席だった。すでにホステスが4人席の近くで起立して待っていた。

理恵ママ
「ようこそいらしゃいませ^^」

満さん
「いやーご無沙汰^^理恵ママの顔を見に来たよ」

理恵ママ
「まー^^そんなよいしょしてもらってありがとうございます」

席についた。まわりのホステス達にも満さんは声をかけた。オレは覚えていなかったが、きっと馴染みのホステス達を配置したのだろう。あらためてそのホステスたちを見て名前と顔を覚えた。

ブランデーの水割りをつくり、全員でカンパイした。

満さん
「そうだ。ユーイチ紹介しておく、うちの原田だ」

男は立ち上がりオレに名刺を差し出した。甲南運輸、営業部長という肩書きになっていた。オレはギャラクシーの名刺ではなくてBPCの名刺を渡した。

オレ
「ムトーです。どうぞよろしく」

特にそれ以上は原田氏とは会話しなかった。

満さん
「えーとあのマリーは元気か?」

オレ
「新しい店で頑張ってますよ!^^後で行きます?」

満さん
「うん^^手術するとか言ってたけど、もう完全にオンナになったのかな?」

オレ
「オレがコキ使ってるので、モナコへ行く時間もなくてまだみたいです(笑)」

理恵ママ
「満さんはマリーちゃんがお気に入りみたいですね^^」

満さん
「ははは^^オカマじゃなかったニューハーフが好き!って訳じゃないけど、あいつはなんとなくいい」

加奈子
「私なんかマリーちゃん見たらオンナとしての自信失くしそうになりますもん^^」

満さん
「あははは^^確かに加奈子はマリーに負けてる(笑)」

加奈子
「悔しいー(笑)」

ひとしきり騒いだ後、Mary'sに行った。マリーは前回多額の祝儀を貰ったことに丁寧に礼を言った。そしてショーが終わると再度テーブルにやってきて満さんの顔をマリーとジュリーのふたりの乳で挟んだ。満さんは大げさに驚いて再び財布ごとマリーに祝儀だと言って渡していた。

▼23時・・・ポール

満さん
「ユーイチ。高橋が無理を頼んで悪かったな」

オレ
「もう大変ですよ!(笑)」

満さん
「なんかあったら必ずオレんところへ連絡しろよ」」

オレ
「はい^^」

理恵ママ
「満さんにまでご心配をおかして申し訳ございません」

満さん
「うん。理恵ママにはユーイチのことも頼んどくよ(笑)」

オレ
「あははは^^じゃーなんか歌う?」

満さん
「おう^^例のやつな^^」

オレは上着を脱いで前へ出た。まだ長井は戻ってなかったが、オレはマイクスタンドを調整し、ギターを持った。フットスイッチを右足で確かめた。軽く音を出してレベルをとった。

オレが頷くと、満さんは前に出てきた。歌いやすいブルースっぽいオリジナル。昔の曲だった。イントロが終わると満さんは歌った。サビの部分はオレも・・・♪

一般の客からも大きな拍手が起きた。

オレ
「満さん。ボイス・トレーニングしてます?」

満さん
「いやしてねーよ」

オレ
「そーですか」

満さん
「なんだよ」

オレ
「ちょっと楽に歌ってるなーと」

満さん
「ははは^^素直にうまくなりましたねーぐらい言ってくれよ(笑)」

オレ
「ははは^^ちょっと声が出るようになったかな?^^」

満さん
「コノヤロー」

そしてオレも1曲だけ歌いギターを置いた。そして珍しく満さんはそれで帰るようだ。オレと理恵そしてふたりのホステスがビルの外まで見送った。すでに彼らのクルマは待機していて、そのままクルマに乗って神戸に帰った。

ギャラクシー特別室

理恵ママ
「お墨付き貰っちゃった^^」

オレ
「ん?」

理恵ママ
「満さん「ユーイチのこと頼んどく!」って言ったわ」

オレ
「オレがこういう店が不慣れなのを知ってるからだろう」

理恵ママ
「いいえっ!すべての面倒を依頼されましたっ!」

オレ
「それは拡大解釈しすぎだ!」

理恵ママ
「ふふん(笑)」

オレ
「・・・」

ギャラクシーにオレが詰めるようになってから当然ながら理恵と過ごす時間が長くなっている。それは仕事、特に顧客を覚えることが必要だとおれ自身判断しているからだが・・・それに伴ってついつい『龍』を見る機会も多くなっている。余計な「お墨付き」でこれ以上は勘弁して欲しいところだが・・・その場は逆らわないことにした。

裏口のドアがノックされ横山が声をかけて入ってきた。

横山
「いいですか?^^」

理恵ママ
「じゃー私は見回ってくるわ」

横山
「あっ理恵ママも居てください」

オレ
「ん?なんだ?」

横山は手に提げていた紙袋から小さな箱を2つ取り出した。

横山
「ようやく入手できました」

箱を開けてタバコの箱の半分ぐらいの大きさのモノを取り出した。そして説明を始めた。

横山
「要するにコレのベルが鳴ったら、昼間はスカイ・オフィスそして夜はここギャラクシーの事務室に電話してください」

理恵ママ
「じゃーこの電話番号に電話をかけると、ムーさんから電話がかかってくる!って訳?」

オレ
「そーです。いいでしょ?(笑)それからコッチは理恵ママの分です」

理恵ママ
「あら私にも?ありがとう^^」

オレ
「要するに首に鈴をつけるって事か!できれば業務だけにして欲しいな(笑)」

この当時ようやく普及し始めたポケベルだった。常にウロウロするオレには便利そうに思えたが・・・基本的に電話が嫌いなオレには正直迷惑なモノだった。

▼24時・・・「浜寿司」

マリー
「またたくさんご祝儀頂いちゃったけどいいのかなー?」

オレ
「うん。あの人からは遠慮なく貰っておけばいい」

マリー
「うん。ありがとう」

マリーはオレのグラスにビールを注ぐ。目の前の魚にはあまり箸をつけていない。もしかしたら魚は嫌いなのかも知れないと思った。

オレ
「ところで、梅田の場所が決まった」

マリー
「えっそうなの?^^どの辺り?」

オレ
「東通り商店街の入り口付近、バニーガールが居る「ロイヤル」って店があるんだけど知ってる?」

マリー
「前にサントリーの人に連れて行って貰った事がある」

オレ
「村井さんだな^^そこのビルの2階なんだ。うまく行けば12月初旬にオープン出来る」

マリー
「うわーまた忙しくなりそうね!」

オレ
「オープンまで大変だけどよろしくっ!」

マリー
「うん。頑張る^^だからいっぱい可愛がって(笑)」

オレ
「ははは・・・」

オレたちは店を出て生玉のホテルへ行った。きついセックスをしてオレはマリーの中でいった。一緒にジャグジーに入りゆったりとした気分で満足して朝まで一緒に眠った。

▼9時・・・スカイ・オフィス

オレ
「おはよう^^早いな」

横山
「KM不動産の今井さんとこれから一緒に現状を見に行きます。それから契約してきます。午後からnob設計事務所に行きますけど、ムーさんどうします?」

オレ
「オレは午後からもゴルフ練習だ(笑)沢木さんには電話いれとくよ」

横山
「じゃー行ってきます」

入れ替わりにさっちゃんが出勤してきた。

村上
「おはようございます^^」

オレ
「おはよー^^今日もオレは練習に行ってるから急ぎの場合ポケベル鳴らして」

村上
「?」

オレはポケベルの使い方を教えた。指定された電話番号にかけるだけでオレの持っているポケベルが鳴る。そして折り返しかける。

村上
「了解です。いってらっしゃい^^」

オレはタクシーを拾って読売ゴルフ練習場まで行った。暫くすると佐和子もやって来た。練習が始まってしまうとそれぞれのメニューをこなすだけなので、それが終わるまで特に顔を合わすことはない。

午前の練習が終わり佐和子と一緒に蕎麦屋へ入った。

佐和子
「昨夜お客さんを呼んじゃいました」

オレ
「ん?」

佐和子
「ゴルフ会員権を扱っているお客様を^^」

オレ
「それで?(笑)」

佐和子
「近くでいいところを探してもらうようにお願いしましたけど、別に構わないんです。あくまでも来店名目ですから^^」

オレ
「みんながやりだすとなると、何処かの法人会員が必要かもな」

佐和子
「法人より個人の方がとりやすいと思います」

オレ
「そうなんだ。じゃーちょっと聞いといてくれる?」

佐和子
「はい^^明日はいよいよコースに出てプレーですね!楽しみです^^」

オレ
「朝の7時集合だろう?大丈夫か?(笑)」

佐和子
「心配ならオフィスに泊めてもらえます?^^」

オレ
「あはっ^^大歓迎と言いたいところなんだけど、理恵ママが怖い(笑)」

佐和子
「じゃーオフィスに6時半には伺います^^」

佐和子は出勤の支度をして先に店に出るといって帰って行った。オレは事務所に電話を入れた。そして伝言を聞きK芸能に電話を入れて待ち合わせの約束をした。そして午後からの練習に戻った。

▼16時・・・スカイ・オフィス

村上
「他には特に急ぎの連絡はありません」

オレ
「うん。じゃー先にシャワー使ってくる」

午前と午後の練習でしっかり汗をかいた体にシャワーは気持ちよかった。そしてジーンズとTシャツに着替えた。

村上
「ビールでいいですか?」

オレ
「うん。ありがとう^^」

村上
「それからコレ松井さんから預かってます」

オレ
「なんかぎこちないな。その松井さんって言う言い方」

村上
「そんなことないですよー^^」

オレ
「ははは^^」

たぶんさっちゃんは松井と付き合っていることがバレたと松井に言ってるだろう。しかしまだあのヤローはまだその事について何も言ってこなかった。

オレは冷えたバドワイザーを片手に松井の資料を見た。日産のディーラからの見積もりだった。金額はそんなものだろう。それよりもボディーの色と納期のところを見た。

車体カラー「紺」納期1週間。それ以外の「白」「黒」「青」などはすべて1ヶ月以上の納期だった。人気の「紺」が1週間とは・・・何か裏がありそうだった。

横山&前田
「ただいまー」

オレ
「おうお疲れ^^」

村上
「おかえりなさい^^」

横山
「とりあえずあの場所を押さえました。コレ契約書です。署名と押印お願いします」

オレ
「うん」

前田
「その後、沢木さんが現場を見たいという事だったので、一緒に見てもらいました。ついでにビルの管理会社へ行って平面図ももらってきましたので、そのまま沢木さんにお渡ししました」

オレ
「間に合いそうかな?」

横山
「沢木さんが言うには東京が流れたからちょうど良かったって言ってました」

前田
「すぐに設計にかかると言ってましたし、なんとかなりそうな顔でしたよ」

オレ
「そっか^^」

横山
「人事はどうしましょう?」

オレ
「一応、責任者は「田口」すでにオッケーはとれている。そしてショーの編成はマリーと調整してるけど、梅田はジュリーのチームが中心になるそうだ」

前田
「店の名前は?」

オレ
「まだだ。何か考えておいてくれ!明日にでも決めよう(笑)」

横山&前田
「了解です」

オレ
「じゃー先に出る(笑)」

前田
「あっ!トランザム。自動車電話をつけてきましたから」

オレ
「えっ?もう付いているのか?」

横山
「ポケベルと一緒に申込んでましたから」

オレ
「ありがとう(笑)」

結局彼らには友人のトランザムを買うことになったと言っていた。近い内に理沙にその事を伝えて、購入費用を返済しようと思っていた。

▼17時・・・東洋サウナ

じっとしていると頭、特に髪の毛穴から汗が流れ出るのがよくわかる。

石井
「2番、3番の抵当権の解除が済みました」

オレ
「早い!^^費用の足りない分は言ってください」

石井
「ええ、当初の元金だけの返済で話をつけましたから大丈夫です」

オレ
「ほんとにそれだけで引き下がったんですか?」

石井
「やつらもそれまでに高利を受け取っていますから(笑)もっとも最後は、力の勝負です。こっちが引かない姿勢を続けると最後は向こうが折れました。」

オレ
「そうでしたかお疲れ様でした^^」

オレたちはサウナルームを出て大浴場へ入った。

オレ
「うちの方も買取金額の全額を銀行が融資してくれることになって、準備が整いました」

石井
「それは良かった。^^」

オレ
「すでに友人が売却の交渉に入ってますが、失敗してもこれで問題なくここを所有できます」

石井
「どっちにしてもほぼ出来ましたね」

オレ
「所有して毎日こうしてサウナに入るのもいいかも(笑)」

石井
「オレもサウナ大好きですよ^^」

オレ
「じゃー売却になってもここのサウナのフリーパスは手に入れます^^」

今回のゲームでのキーポイントが、石井のシゴトのおかげであっさりと解決した。たぶん今後も伊藤忠の沢渡あたりからリクエストされるシゴトも石井のシゴトになるんだろうと思った。

▼18時・・・アメリカンパブ「ネスト」

周防町辺りはヨーロッパ通りと呼ばれ、同じ通りでも御堂筋を越えて西はアメリカ村と呼ばれる。そのアメリカ村の1本南の通りのビルの2階にその店はあった。

オレ
「お待たせ^^」

ガボマスター
「すぐにわかった?」

オレ
「ええ、いくら方向音痴のオレでもこの辺りはわかります(笑)」

ウエイターにバドワイザーを注文した。

オレ
「例の件ですけど、2番、3番の抵当がはずれました」

ガボマスター
「うそっ!もう終わったの?じゃーさっそく立花に知らせるよ」

シューさんはすぐに店内の電話を探して行動に移った。この人も思い立ったらすぐの人だった。オレは店内を見渡した。大きなサッカーゲームやピンボール台が置いてあり、なんとなくMellow Beachを思い出させる店だった。

ガボマスター
「やつも早速明日から交渉を始めると言ってたよ」

オレ
「そーですか。ダメだったらうちで持ちますから」

ガボマスター
「えっ!ホントに?」

オレ
「東洋ビルを所有して毎日サウナ入るのもいいかなーって(笑)」

ガボマスター
「ユーちゃんの勢いは止まらないねー^^」

ウエイターがビールを持ってきた。その後ろに見知った顔があった。


「ムーさんおひさしぶりです^^」

オレ
「おっ!イケちゃん。ひさしぶり元気?」


「えーおかげさまで、この店も少しづつお客さんが増えました^^」

オレ
「えっイケちゃんの店なんだ?」


「先月オープンしました」

オレ
「そっかー^^なんとなくMellow Beachみたいだと思った」


「Mellow Beachがなくなって行くところがなくなったので自分でつくりました(笑)」

オレ
「あははは^^そっか」

「いらっしゃいませ^^」その声とともに店内に女性2人が入ってきた。すぐにモデルとわかる容姿はそれなりに注目を浴びこっちに近づいてきた。それに池谷も気付いた。


「では、ごゆっくり^^」

入れ替わるようにそのふたりが笑顔でやってきた。

ガボマスター
「すぐにわかった?」

女1
「一本下がわからなくてちょっと迷いました」

彼女達はオレたちのテーブルの正面に座った。正方形のテーブルにまるでマージャンでもするように4人がそれぞれ座る形になった。

ガボマスター
「紹介するよ^^オレの友人のムトー君。こっちは香りちゃんと真樹ちゃん。」

オレ
「ども^^初めましてムトーです」

女1
「北条香です。初めてじゃありませんけど(笑)」

女2
「西村真樹です。私は始めてです^^」

そう言えばこの間シューさんもそんな事を言っていたが、オレは思い出せなかった。ウエイターがやってきた。シューさんが彼女らのドリンクを決め他にも何かオーダーしていた。

北条
「8月の後半にウォーキングのレッスンで2度ほどお邪魔しました」

オレ
「あー石原さんのレッスン!」

北条
「9月にも1度阪急ファイブのファッション・ショーで^^」

オレ
「それはどーも失礼しました」

ガボマスター
「そう言えばユーちゃん忙しいのにショーの演出もやってたよな(笑)」

オレ
「演出の補佐ですけどね。最近はやってないけど、石原さんにはずいぶんコキ使われましたから」

北条
「ムトーさん今は何をなさってるんですか?」

オレ
「今ですか?えーとプロゴルファー目指して修行中です^^」

ガボマスター
「ユーちゃん。(笑)本気かよ^^」

西村
「えーなんかウソっぽいなー^^」

オレ
「いや本気でなろうと思ってますよ!ええ(笑)」

いくつかの料理とドリンクが運ばれてきた。オレはバドワイザーを再度お願いした。

ガボマスター
「ユーちゃんがプロ目指す!って言うんならオレもプロテスト受けてみようかなー」

オレ
「マスターも?^^」

ガボマスター
「これでもシングルなんだぜ!」

オレ
「うわーそれは知らなかった!」

ガボマスター
「今度一緒に廻ろう^^」

シューさんのゴルフの腕前がそこまでだとは本当に知らなかった。いや以前にも話題になったのかも知れないが、オレはこれまでまったく興味がなかったので記憶に残っていないだけかも知れなかった。

1時間ほどそこで過ごした後、4人でMaggieへ行った。

滝口
「いらっしゃいませ^^」

オレ
「4人なんだけどいいかな?」

滝口
「どうぞこちらへ」

オレたちはボックス席に案内された。オレとシューさんは向かい合って座り、オレの隣には香が座った。すぐにブランデーセットが用意された。女性用のトロピカルカクテルを2つオーダーした。

オレ
「最近はすっかりディスコにも行ってなくて、こういう店ばかりなんだ」

西村
「この辺りも新しいディスコ増えましたよね」

ガボマスター
「ユーちゃんがやってた頃が一番面白い時期だったよな。今は何処も同じような店で個性がない」

北条
「私もユーちゃんって呼んでいいですかぁー?」

オレ
「別にいいですけど」

西村
「ユーちゃん。の名前は?^^」

オレ
「あははは^^ユーイチです」

北条
「ユーちゃん。って呼んだだけでやっぱり親しみが沸きますよね」

オレ
「(笑)ちなみにガボのマスターはこの辺りでは有名で『シューさん』って呼ばれてる」

西村
「あっ!『この辺りで』ってなんかカッコイイ♪シューさん」

オレ
「女性はやっぱり『シューちゃん』って呼んだ方がいいと思うけど」

ガボマスター
「勘弁してよー(笑)」

西村
「いいじゃないですかーその方が可愛くていい!シューちゃん^^」

オレ
「あははは^^」

西村真樹、こいつはノリがいい。隣の紹介された北条香りはその口調が崩れることがなくしっかりしているように思えた。年齢はまだ聞いていないが、22ぐらいだろうと見当をつけていた。

浜田が入ってきた。こっちを見て会釈をした。客のリクエストをこなし始めた。客は前に出てきて歌う。リクエストは一般のカラオケマシーンに入っていない曲が多かった。

オレ
「なんか歌う?」

北条
「えっ?皆さんなんか上手だから私はパスしときます^^」

西村
「シューちゃん。なんか歌ってー^^」

ガボマスター
「じゃーオレの後にユーちゃんも歌うよ」

北条
「うわーユーちゃんも歌うんだ^^」

オレ
「ん?なんかおかしい?」

北条
「なんかクールだから歌は歌わないような気がして」

ガボマスター
「(笑)」

オレとシューさんは前に出た。浜田からギターを受け取り、マイクスタンドを調整し、フットスイッチを確かめ、シューさんのオリジナルを弾いた。バラードっぽいブルース♪なかなか声も出ていた。

シューさんは1曲歌い、席に戻った。その後オレが歌った。オレも酒のせいか同じようにブルースっぽいのを1曲歌った。そしてギターを置こうとしたら、カウンターの客からリクエストがきたので、もう1曲やってテーブルに戻った。

北条
「びっくりした。^^ふたりともスゴイ♪」

西村
「シューちゃん。シブイ^^」

オレ
「だからーシューさんはこの辺りじゃ有名だって(笑)」

北条
「うん。絶対有名なはずだっ^^」

ガボマスター
「あはっ^^いいのかなーオレが目立って(笑)」

オレ
「いやー存在感がある人が歌うとわかる人にはわかるんですよ!ねー真樹ちゃん^^」

西村
「そうそう^^ユーちゃんもギター弾きながらすごーくセクシーだったよ」

オレ
「キャー^^ほんとにっ!嬉しいぃー^^」

北条
「ユーちゃん。酔ってる?」

オレ
「ん?なんで^^」

北条
「なんか・・・バカっぽい(笑)」

オレ
「ぎゃははは^^」

4人で店を出て、彼女達を心斎橋の駅の近くまで送った。そしてオレとシューさんはキャッツへ行った。

22時・・・キャッツ

カウンターに座る。シューさんの隣にはレイが座った。

理沙ママ
「あら今日はもうすっかり出来上がってるのね^^」

ガボマスター
「うん。ようやくユーちゃんにいい子を紹介できた(笑)」

レイ
「えームーさんシューさんに女の子紹介してもらったんですかー?」

オレ
「うん。もう一人のモデルの子と4人で飲んでた^^」

理沙ママ
「ユーちゃん。良かったわねー(笑)」

オレ
「でも、オレよりシューさんの方がモテてた^^」

ガボマスター
「真樹のノリが良くてついオレもはしゃいでしまった」

レイ
「ムーさんにはどんな人を紹介されたんです?」

ガボマスター
「今売り出し中のモデル。なかなかいい子だ!なっ?ユーちゃん」

オレ
「まーそのー(笑)」

オレは今頃後悔した。やっぱりここへは来るべきじゃなかったと

ガボマスター
「また4人で飲みに行こうぜっ!^^」

レイ
「シューさん。余程モテたのねっ^^」

オレ
「うん。確かに今日はシューさんが主役だった(笑)」

理沙ママ
「(笑)」

レイ
「でもなんかすごく悔しい気分。。。」

その日、シューさんは久々にご機嫌の様子だった。店が終わってからオレとシューさんそして理沙とレイの4人でメシを食いに行った。帰りは面倒だったがオレと理沙はバラバラで理沙のマンションに戻った。

理沙
「シューさん。ご機嫌だったわね^^」

オレ
「うん。もしかしたら若いモデルとうまくかも知れない(笑)」

理沙
「あらそれはユーちゃん。あなたでしょ?^^」

オレ
「あははは^^オレにはもうそんな一般人と付き合う余裕も時間もないよ!(笑)」

革ジャンを脱ぎシャツとジーンズだけのオレの隣に理沙は着替えて座っていた。理沙はオレのグラスにビールを注ぐ。程よい酔いがずっと続いていた。

理沙
「面白い言い方するのね」

オレ
「今回はすでに相手に言ってしまったからってことで会ったけど、それだけだ(笑)」

理沙
「そう^^」

オレ
「相手もわかるさ!得体の知れないキケンなヤツだって」

理沙
「そうだといいんだけど(笑)

オレは理沙を抱き寄せてキスをした。舌を絡ませて理沙の舌を吸う。強く緩く。乳を掴むそのままそこで犯したかったが、理沙を立たせてベッドルームに行った。

壁際の照明スイッチを入れる。部屋の隅のプランターが明るくなり、反対側の壁際の間接照明が湧き上がり壁全体が明るくなる。

カセットをかけた。壁掛けのオリジナルスピーカーからロバータ・フラッグの声が聞こえてくる。

理沙は服を脱ぐ。下着はつけていない。オレは見ていた。オンナが服を脱ぐシーンこれは自信がなければ人に見せられない。プロのモデルかそれ以上に自信のある者にしかできない。

暫く後ろを向いて、ゆっくりと振り返る。照明の影になりながら『蒼い蝶』が飛んでいるのが見えた。そこへ吸い寄せられるようにオレは近づいた。理沙の前に座り込むように・・・

無毛の下半身。くっきりと見える縦の割れ目。盛り上がった丘に今にも停まろうとする蝶。その右上には今現れたばかりに見える蝶・・・オレはそこにキスをした。優しく吸い取るようにキスをした。そして盛り上がった丘にいる蝶に舌を這わせキスをする。両手で理沙の尻を持ってキスを続けた。

理沙
「あーもうダメ・・・」

理沙はもう立っていられないようだった。オレは理沙の下半身から離れジーンズとシャツを脱いだ。理沙もオレを見ている。素っ裸になったオレのモノはいきり立っていた。理沙は壁際のオレに近づく裸で抱き合う。オレは自分のモノを理沙の腹に押し付けながら抱きしめた。

理沙
「キスさせて」

オレは抱いていた手を放した。理沙はオレの前に跪いてオレのモノに軽く顔を擦りつけた。舌でナメ上げ先端部分を強く吸った。それだけで脳にスパークが走った。口に咥えられゆっくりと上下する。手はオレのタマのあたりを撫で、もう一方の手の指でオレのモノをこする。

オレ
「理沙・・・欲しくなるじゃないか」

理沙は止めない。オレは理沙の体を床に置いた。四つ這いにさせた。後ろから肩を押す。理沙は上半身を床に伏せた。オレは後ろから無造作にオンナの穴に突っ込んだ。

理沙
「うぁー」

ゆっくりと腰を使った。理沙が上げる声を聞く。

理沙
「あーあーユーイチ」

理沙の声を聞きながら、オレは責めるリズムを変化させる。

理沙
「うぅーあー」

絶頂の一歩手前の快感が続いているのがわかる。暫くそうしていた。

理沙
「あーお願いっ」

理沙は欲しがっていた。オレはスピードを上げた。だがまだ全部入れていない」

理沙
「うぅーもっと」

オレ
「もっとなんだ?」

理沙
「もっと・・・入れて」

オレは理沙の腰をしっかりと掴んで激しく責め立てた。穴の奥、体の芯に突き刺さるように責め立てた。

理沙
「うぁーーーあーーーあーーー」

理沙はすぐに大きな声を上げていった。その瞬間それまでしっかりとオレのモノを締め付けていたオンナの穴は少し緩んで、熱いものがほとばしるのを感じた。

理沙の体から離れた。理沙はそのまま床に崩れた。

オレは寝室を出て風呂場に行った。熱いシャワーを頭からかぶる。すぐに理沙が入ってくるだろう。

今のオレの生活実態を知っているのは、理沙ぐらいだ。知っていてそれを容認してくれる。だんだんと離れられない存在になってきていた。

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