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Say Say Say


Say Say Say by Paul McCartney and Michael Jackson

ポール続きで、マイケルジャクソンも^^若い♪

1979年12月PART3

12月21日・・・

浜田
「ヒロ見てくれよコレ^^」

オレ
「ん?」

浜田
「このミキサー卓。ご機嫌だろう^^」

オレ
「おっまるでレコーディング・スタジオだな^^」

浜田
「これでマルチトラックのレコーダーがあればそのまんまだ」

オレ
「この際だから入れてしまえば?」

浜田
「いや、それはまだいい。次の段階でそうする」

オレ
「ははは^^遠慮しやがって」

浜田
「これだけでも他にはない環境だぞ!イイモノが出来た」

オレ
「そっか^^」

日本橋のバンド練習スタジオは予定通り工事は完成して、機材のセッティングも問題なく出来た。後はショップの方のディスプレイや小物が整理されればいつでもオープンできる状態になっていた。

ショーヘーは鍵を閉めてシャッターを下ろした。オレたちは向かいの喫茶店に入った。

オレ
「学校のクラブの連中も喜ぶだろうなー」

浜田
「うん。ついこの間まではこんな環境ができるとは思わなかったのに・・・ヒロお前のおかげだ」

オレ
「いや、ショーヘーお前が黙ってギター弾きのシゴトをやってくれたから出来たんだよ」

浜田
「お前はいつだってそうだな(笑)」

オレ
「長居や佐伯は?」

浜田
「あいつらも張り切ってるよ!」

オレ
「そっか。その内すぐに第2、第3スタジオをオープンさせよう」

浜田
「へーもうそんな事考えてるのか?」

オレ
「当ったり前だ!お前にはmar'sClubの象徴になってもらわないとな」

浜田
「オレがか?」

オレ
「そーだ」

浜田
「ヒロ。お前は?」

オレ
「オレは・・・「カンパニーのムトー」でいい(笑)」

浜田
「うん。カンパニーもデカクなったもんな」

オレ
「困ったもんだ(笑)」

▼13時・・・スカイ・オフィス

石井
「これで一応終わりました」

オレ
「お疲れ様でした」

石井
「昨日の南田の顔は見ものでしたよ」

オレ
「ことごとくクリアーしたので向こうにしてみれば相当頭に来てたでしょ?」

石井
「ええ。(笑)でもまービジネスとしては向こうも高利で儲けてますからそれ以上のゴタゴタはありません」

オレ
「という事は毛利氏ひとりが損をしたってことですか?もっともソレは毛利氏が東洋産業からかすめとったものですけどね」」

石井
「ムーさんのところは出費ばかりでリターンがありませんね」

オレ
「まっキングコングを相場で買ったと思えば、それに箕面を処分すればそれなりの利益は出るでしょう。^^でも今回は数字以上に得たものは大きいですよ(笑)」

石井
「そうですね。これで毛利氏もなんとか生き延びることができたし、良かったと思いますよ」

オレ
「それにしても長期契約を向こうはよく解除に同意しましたね?」

石井
「やっぱり正攻法のプレッシャーが効いて、割に合わない居座りを早めに見切りたかったというのが本音ですね。」

キング・コングの5部屋を長期契約と称して居座り営業妨害を続けるつもりだったようだが、関川や前田がその都度それらに文句を言って、追い出しにかかっていた。時には警察も呼び、提訴も起していた。それが功を奏したようだ。

オレ
「今回はリスクが高いのに頑張ってもらってありがとうございました。」

石井
「いえ。いつもながら面白かったですよ(笑)」

今度一緒にゴルフに行く約束をして、石井をEV前まで見送った。

昨日、毛利通商の手形をすべてこっちが落とし、箕面の大下宅を担保とした借金を石井が改めてニコニコ系列の金融屋に返済しに行ってすべてが終わった。

最終的にキングコングは相場の4億で買った計算になってしまった。しかし箕面の大下社長の自宅はニコニコ系列へ2000万。銀行へ5000万。の返済をしてカンパニーの所有となった。土地200坪の評価額は1億6000万。すでにそれの処理方法も決まっていた。

前田
「今回はやっぱり赤字ですか?」

オレ
「この間のようにはいかないな(笑)でも赤字じゃない。多少の利益はあるぞ!」

横山
「毛利通商の持っている在庫商品や権利関係を生かせばもっと利益が出るかも知れませんよ」

前田
「イタリア制の輸入家具かー売れればいいけどなかなか売れないでしょう?」

横山
「そーですけど、化ける可能性はあります(笑)」

オレ
「なんだ?横山が毛利通商をやってくれるのか?」

横山
「それは勘弁してください。カンパニーの総合力でカバーすればなんとかなると思います(笑)」

オレ
「まっじっくりと考えよう」

横山
「それにしても今回も昭和相銀は追加資金をあっさりと貸してくれましたよね?どんなマジック使ったんです?」

オレ
「歌を1曲プレゼントしたらすごく気に入ってもらって(笑)」

横山&前田
「はぁ〜?」

昭和相銀には最初1億5000万の定期預金を担保として3億借りた。そして繋ぎ融資として追加で1億借りた。合計4億だがこれはキングコングの名変に伴いそっちを担保に切り替えてもらった。それもこれも頭取決済と言うことで、迅速に対応してもらえたが、彼らにはその事は言っていない。

チャイムが鳴った。さっちゃんがドアに行き客を迎え入れた。


「お邪魔します。そごう外商の大村です」

オレ
「あっオレだ」

オレは大村氏ともうひとりの若い男を応接室に招き入れた。もうひとりの男は大きな段ボール箱を持っていた。

大村
「どうも^^ステキなオフィスですね」

オレ
「オフィスと言うより遊び場みたいなもんですけど」

大村
「一応、ご注文の品を確認してください。こっちが明細です。それからラッピングの上にご指定のシールを貼っておりますので」

オレ
「これで間違わなくてすみます^^ありがとう」

大村
「これまた新しい外商扱いのパンフです。よろしければ置いておいてください」

オレ
「わかりました。」

大村
「では、失礼します。ありがとうございました」

彼らはお茶を飲むヒマもなく帰っていった。12月も半ばを過ぎて大忙しなのがその様子でわかった。

オレ
「ちょっとクリスマス・プレゼントを大量に買ったから(笑)」

横山
「サンタクロースの真似事でもするんですか?」

オレ
「心配しなくてもお前らにはない(笑)」

前田
「あーーー残念」

オレ
「その代わり明日のボーナスは期待していいぞっ!」

前田
「えっ!ボーナスあるんですか?」

オレ
「おう^^楽しみにしてろ!そうださっちゃん」

村上
「はい?」

オレ
「さっちゃんにはコレ^^ちょっと早いけどクリスマス・プレゼント」

村上
「えーーー私にですかー^^いいのかなー?」

オレ
「大したもんじゃないから(笑)開けてみて」

村上
「ありがとうございます^^」

さっちゃんはその場でラッピングをきれいにはずしてソレを開けた。

村上
「うわーバレンチノの指輪♪こんな高価なモノほんとにいいんですか?」

オレ
「今年のサンタは景気がいいから(笑)」

村上
「嬉しい^^ムーさん。ありがとうございます」

オレ
「あははは^^」

前田
「いいなーさっちゃん♪」

横山
「羨ましいなー^^」

このところ緊迫した状況が続いていた中で、それをつぶさに見ていたさっちゃんも相当気疲れしていたはずで、少しでも気分が良くなればと思ったが、喜んでくれて安心した。

オレは大きなダンボールの箱を持って地下駐車場へ降りた。トランザムのトランクにそれを仕舞った。43号線に出て西に向けて走った。

▼16時・・・パーム・ツリー

オレ
「腹減った。メシ食わせてくれー」

ヨーコ
「ひさしぶりに顔を出したら、腹減ったって(笑)」

オレ
「んー?あーちょっと忙しくてな(笑)」

ヨーコ
「知ってる。ショーヘーはちょくちょくきてくれるから」

オレ
「あっそう^^」

店内は7割ぐらいの入り、ランチタイムを過ぎてこの入りならまーまーだろう。もっともこの後、どれだけ入るかがポイントだったが

バイトの女の子、ケイコちゃんが水とオシボリを持ってきた。オレは笑顔をつくってお礼を言った。

オレ
「変わりはない?」

ヨーコ
「なに?私?ぜんぜん変わりなーい」

オレ
「そりゃー良かった^^」

ヨーコ
「何処がいいのよ!仕事ばっかりよ(笑)」

オレ
「美人のママがいるから客は楽しみにして来るんじゃないか」

ヨーコ
「そーかなー?^^」

オレ
「そうそう^^」

ヨーコは目の前に揚げたてのミンチカツとキャベツの千切りのプレートを置いてくれた。そしてコンソメスープとライスの大盛り。

オレ
「いただきまーす」

ヨーコ
「世間はクリスマスムードでいっぱいなのに、今年もサンタさんはうちに来そうにないわ」

オレ
「ははは^^この年になってサンタはこねーだろう」

ヨーコ
「そー言えばヒロはサンタ嫌いだったわね(笑)」

ケイコ
「ヒロさんどうしてサンタクロース嫌いなんですか?」

オレ
「ん?大怪我したから(笑)」

ヨーコ
「ヒロはサンタの衣装着てバイクでピザの配達してたのよ!雪がちらつくクリスマス・イヴの日に、そのバイクでコケて脚を骨折して入院(笑)」

ケイコ
「うわー可哀そう^^」

オレ
「みんな恋人とロマンティックしてるのに、オレは病院のベッドで足吊ってそれこそホワイトクリスマスだったよ(笑)」

ヨーコ
「ちゃんと次の日にお見舞いに行ってあげたでしょ!」

オレ
「あーそうだった。ケーキ食わせてくれたな」

ケイコ
「ヨーコさん優しいんだー」

ヨーコ
「そーよ^^」

オレ
「ごちそーさまでした^^」

ケイコちゃんはオレの前のカウンターを片付けた。オレは革ジャンのポケットからラークを取り出し火をつけた。

オレ
「そーいや、その時のお礼もしてなかったな」

ヨーコ
「そーね!クリスマスのデートの時にお見舞いに行って、彼に変に思われたし高くつくわよ(笑)」

ケイコ
「何年ぐらい前の話ですか?(笑)」

ヨーコ
「ヒロが高校生の時だから・・・8年ぐらい前^^」

オレはもう一方の革ジャンのポケットからラッピングされた小さな箱を取り出した。

オレ
「ホレ^^じゃーその時のお返しだ(笑)」

ヨーコ
「えっ何?なんなの?」

オレ
「クリスマス・プレゼントに決まってるじゃないか(笑)開けてみろよ」

ヨーコ
「うっそー」

ヨーコはラッピングされたそれを丁寧に開けた。

ヨーコ
「うわーコレ・・・」

ケイコ
「あっカルチェの3連リング♪」

オレ
「ちょっと景気のいい仕事してたからな」

ヨーコ
「ヒロ・・・」

オレ
「早くつけて見せてくれよー」

ヨーコ
「なんかびっくりして涙出てきちゃった」

そう言いながらヨーコはソレを指につけて手を動かして見せた。

ケイコ
「ヨーコさんステキ♪」

ヨーコ
「ありがとう^^ヒロ」

オレ
「へへへっ」

ケイコちゃんはカウンターに入って出来上がっている珈琲をいれてオレの前に持って来てくれた。ヨーコはまだ気付かない様子だった。

ヨーコ
「あっごめん^^すっかり忘れてた(笑)」

オレ
「今年はいつまでやるの?」

ヨーコ
「えっ何が?」

オレ
「ここだよ」

ヨーコ
「あっ28日までよ」

オレ
「そっかじゃーもう1度ぐらい来れるな」

ヨーコ
「うん。絶対きて^^」

オレ
「じゃーまた」

ヨーコ
「えっもう帰るの?」

オレ
「サンタクロースは忙しいんだ(笑)」

オレは店を出た。ヨーコは外まで送ってくれた。トランザムは店の前に停めてあった。

ヨーコ
「ヒロ。ホントにもう1度来てよ!」

オレ
「ああ^^」

ヨーコ
「じゃー気をつけて」

オレは歩道からトランザムのドアを開けて乗り込んだ。セルを回しエンジンを1度ふかしてからギアをDレンジに入れクルマを出した。

43号線を戻る途中、車中から電話をした。残念ながら優子はまだ帰っていなかった。予定を変更して芦屋へ向かった。

▼18時・・・芦屋ロイヤル・マンション

JRの北側に新しく出来た分譲マンション。駅に近くバリアフリーのマンションだった。即入居できるそのマンションでは一番高額なところが売れ残っていた。紹介してもらった甲南興産の立花氏の薦めもありそこを購入した。そして大下家に引越してもらった。

オレ
「新しい生活はどうです?この辺りに慣れました?」

幸代
「私は小学校から芦屋に通ってましたからすごく嬉しくって^^」

奥さん
「克也も大学が近くなって、こんないい環境にとても喜んでます。これまでが嘘みたいに穏やかな生活が戻ってくるとは・・・」

オレ
「社長は?」

幸代
「おとーさんもこっちに来てから表情に変化が出てきて、だんだん良くなってきてるのがわかります」

幸代ちゃんはすっかり元気になって笑顔いっぱいに話をしていた。もちろん奥さんもそうだが今までがしんどかったのか疲れが残っている様子だった。

奥さん
「後で会っていってください」

オレ
「いえ、ボクと顔を合わすとまた興奮させてしまいますから、また今度^^」

幸代
「あの日はあれからおとーさん興奮状態でしたけど、きっとムトーさんに会えて喜んでいたんだと思います」

奥さん
「本当に何から何まで・・・ありがとうございます」

オレ
「いえ。何かあったらいつでも連絡下さい。また時々お邪魔しますけど(笑)」

幸代ちゃんが居たこともあり毛利通商の事は話題にしなかった。30分ほど居てオレはそのマンションを出た。

JR芦屋駅の再開発に伴いこのあたりはマンションの建設ラッシュが進んでいる。駅と一体化したステーションビルには大丸が入り、駅前の商業施設も大型化しまだまだ地下の上昇が望めると甲南興産の立花は言っていた。華やかな店舗の周辺はすべてイルミネーションで飾られていて、まるでサーカス・タウンに迷い込んだ錯覚を覚えた。

駐車場へ戻りトランザムのエンジンをかけた。もう1度ユーコの家に電話を入れたが、まだ帰っていない。

オレは諦めて大阪ミナミへ戻った。

▼20時・・・スカイ・オフィス

すでに事務所には誰も残っていなかった。オレはシャワーを浴びて、夜用のスーツに着替えた。

ギャラクシー・オフィスに電話を入れた。横山といくつかの連絡事項を確認して電話をきった。アレ以来オレはあまりギャラクシーには出ないようにしていた。すでにギャラクシーは松井が完全に掌握している。そして理恵が居ればホステスの方も問題ない。

そんな店でオーナーだと言って店内をうろつき、VIP客を紹介されビジネスチャンスに繋げる。そういう役目はやはりオレには向かない。せいぜいが閉店1時間前に顔を出すのがこのところの役目になっていた。

心斎橋を歩き東洋ビルの前に立った。1Fのディスコ・クロスは店外まで入店待ちの客で溢れかえっていた。

ビルの外壁工事の為に全体に足場が築かれている。タイル張りにしてビル全体を美しく見せようという工事だった。1階入り口もカプセルホテルのためのロビー化する計画だが、まだ工事には入っていない。

オレはクロスに入った。

フロント黒服
「申し訳ございません。ただいま満席で・・・」

オレ
「芦川店長いるかな?」

フロント黒服
「はい。失礼ですがお客様は?」

オレ
「ムトーです」

フロント黒服
「少しお待ち下さいませ」

待つほどもなくすぐに芦川はやってきた。

芦川店長
「お疲れ様です^^」

オレ
「ちょっと中に居れてもらえるかな?」

芦川店長
「お構いできませんが、どうぞどうぞ^^」

オレは入店待ちの客の冷たい視線を浴びながらひとりで店内に入って行った。見知ったスタッフに近づいた。

オレ
「ここまで満席になるとすることがないだろう?」

スタッフ1
「はぁ〜チェックアウトの時間が来るまでヒマです(笑)」

スタッフ2
「ジン・トニックでよろしかったですか?」

オレ
「おっサンキュー♪」

オレはフロアの真ん中の壁際に立ってそれを口にしながら店内の様子を見ていた。芦川はここがSPEAK EASYの時、引渡しの際に現場の責任者ということで紹介された。そしてこのビルを別会社の内海エンタープライズが管理することになり、オレが社長として再びこのビルに戻ったことによってまた付き合いが始まった。


「ムトーさん?」

オレ
「はい?」


「やっぱり^^ビシっと決まってるからわからなかった」

オレ
「ははは・・・この店でアルバイトでもしようかと思って^^」


「ショーの打ち上げで来てるの!奥の席に石原さんも居るわ」

オレ
「あっそう?じゃーちょっと顔だけ出すよ(笑)」

北条香はオレの前を歩いて奥の席VIPルームに入った。

オレ
「どもっ!ご無沙汰です」

石原
「おーーームトーしさしぶりじゃねーかー^^」

オレ
「ははは^^ご機嫌で出来上がってますねー(笑)」

石原
「今年最後のショーだったからな!^^それよりお前はなんでここに?」

オレ
「さーここでバイトでもしようかなーって(笑)

石原
「ぎゃははは^^」

オレはとりあえず眼の前の席に座らされた。周りには顔見知りのモデルが数人いた。

石原
「お前、香に振られたんだって?」

北条
「石原さん。私そんな事言ってないじゃないですかー」

オレ
「そーなんですよ!バカっぽい顔がスケベそーだからダメだって」

石原
「ぎゃははは^^それにお前プータローだってな?(笑)」

モデル1
「えーーームーさん今プータローなんですかー?」

オレ
「そう^^SPEAK EASYもMellow Beachもつぶれちゃったから」

モデル2
「ムーさん。頑張ってー♪」

オレ
「うん。ありがとう」


「ほんとにプータローなんだ?(笑)」

石原
「ぎゃははは^^こいつはプータローでも付き合えば必ずその女は出世するぞ(笑)」

モデル3
「じゃームーさん。付き合ったげるから売れっ子にしてー^^」

オレ
「ほんとっ!^^オレと愛し合ってくれるっ?ちょっと苦労するけど」

モデル3
「うん♪^^」


「やっぱり・・・バカっぽい」

オレ
「あははは^^じゃーちょっと面接に行ってきまーす」

オレはVIPルームを出た。カウンターに近づきジン・トニックのグラスを返した。香がついてきていた。

オレ
「楽しそうな宴会だな(笑)」


「私、ムトーさんを振ったなんて言ってませんから」

オレ
「あははは^^んな事わかってるよ!石原さんのジョークだ」


「でもなんかすごく悔しい」

オレ
「ん?」


「ねーこの間行ったスコッチ・バンク行こっ!石原さんに断ってくるから」

オレ
「んーーー」


「今日は私の招待って言うことで^^」

オレ
「じゃー行く(笑)」

オレたちはクロスを出て次の角を右に曲がりスコッチ・バンクに入った。すでにここも満席で暫く待たされた。

オレ
「その後、シューさんたちとは?」


「それがどうも真樹がシューさんと付き合ってるみたいなの」

オレ
「えーーー年いくつ離れてるんだ?親子ほどだろう(笑)」


「そーかも^^でも真樹はファザコンだからいいんだって」

オレ
「へーオトコとオンナはわからないもんだなー」

奥の席が空いたようで、オレたちは先に店に入ることができた。オレはブランデーセットとオードブルをオーダーし、香にはカクテルを頼んだ。


「今日の打ち上げ知ってた?」

オレ
「いや全然」


「じゃーやっぱり偶然なんだ(笑)」

オレ
「そーだな(笑)」


「ここんとこヒマ?」

オレ
「年末だからバタバタしてるけど、ヒマといえばヒマだ」

ウエイターがドリンクセットを運んできた。オレは手早くブランデーの水割りをつくり軽くカンパイした。


「あっ面接は?^^」

オレ
「うん。すっぽかしてしまったなー(笑)」


「ウソなんでしょ?さっき店長みたいな人が深々と挨拶してたし、なんかおかしいんだなー」

オレ
「気のせいだ^^」


「他の子たちからムーさん。って呼ばれてたね」

オレ
「昔から年下の連中からはそう呼ばれている(笑)」

香はモスコを飲み干し、同じようにブランデーの水割りをつくろうとした。オレはそれを代わりにつくってやった。

オレ
「それで、石原さんには何て言ったの?」


「ちょっと波長が合わないみたいで・・・って」

オレ
「あははは^^お調子者でバカっぽいかならなー(笑)」


「さっき立ってた時なんかすごいクールで声かけるのも緊張したのに・・・」

オレ
「あっそう?^^」


「変な人ねー(笑)」

オレ
「(笑)」

やっぱりSPEAK EASYやMellow Beachに代わる新しい店が必要だと思った。クラブっぽい店ばかりじゃあまりにも面白くなさ過ぎる。少なくともこれまでのように過ごせる店を1つぐらいつくらないと・・・


「ねー歌聴きたい^^」

オレ
「えっここで歌えってか?」


「この間のところ行こう^^」

オレ
「ん?なんかご機嫌のようだな?」


「もうすぐクリスマスだし」

オレ
「じゃー行くか?」

立ち上がってキャッシャーへ行った。香が支払いをしようとした。オレは先にクレジットカードを出して、キャッシャーの女の子の渡した。


「私が払うって約束よ」

オレ
「じゃー次で払ってくれ」


「んーーーじゃーそうする」

店を出ると香は先に腕を絡ませてきた。ちょっと酔っているようだった。周防町を東へ歩いて、一本北側に入りMaggieに行った。

滝口
「いらっしゃいませ^^」

オレ
「二人なんだけど、いっぱいか?」

滝口
「申し訳ございません」

オレ
「じゃー後にする」

Maggieを出た。


「あー残念。どっかで待ってようか?」

オレ
「んーーー他へ行こう」

そのまままた少し歩いて「ポール」へ行った。

石田
「いらっしゃいませ」

オレ
「二人なんだけど」

石田
「はい。どーぞこちらへ」

オレたちは小さなソファ席に座った。カウンターの中には関川が居た。ステージには浜田ともうひとり元mar'sClubにいたやつ。そしてドラムまで入っていた。


「へーここもLIVEっぽいお店なんだ」

オレ
「そーみたいだな(笑)」


「お客さんも歌えるの?」

オレ
「たぶん^^」

ウエイターがブランデーセットを持ってきた。サントリーの村井さんとの約束ですでにレミーからヘネシーに銘柄が変わっていた。ウエイターがオレの方をみた。オレは頷いてラークを取り出した。水割りがふたつ作られてそれぞれの前に置かれた。

オレ
「香ちゃん。なんか歌う?」


「私はいいわよ。ユーちゃんの歌聴きにきたんだから」

オレ
「アイドル系の歌でもみんな歌ってるよ!どう?」


「いらない(笑)」

暫く客が歌ってるのを聴いていた。やはりドラムが入るとバンドらしくなって歌う人間もそれなりにノリがよくなっているようだった。

長井がギターを置いてこっちに近づいてきた。オレの隣にしゃがみこんで囁いた。

長井
「ムーさん。4人でやりましょうよ^^」

オレ
「あーわかった」

長井はステージに戻りもう1つギターを取りだしセットし始めた。


「ユーちゃん。歌うの?^^」

オレ
「うん。ちょっとだけ(笑)」

オレは上着を脱いでシャツの裾を捲くり、ネクタイを少し緩めた。ステージに近づいてギターを受け取り肩にかけた。マイクスタンドの高さを合わせた。隣にいる浜田に頷いた。浜田はドラムにカウントを出させた。

mar'sの時のノリのいい曲を2曲続けてやり、3曲目はバラードを歌った。客席から大きな拍手が沸いた。オレはギターを置いた。


「すっごい!」

オレ
「ははは^^」

ホステスの麻里子がグラスに入ったビールを持って来てくれた。オレは礼を言って一気に半分ほど飲んだ。浜田たちは休憩に入ったようだ。


「いい。もうわかった」

オレ
「ん?」


「今日は飲もう!」

香はブランデーの水割りを一気飲みした。


「お代わりつくってー」

オレ
「そういう飲み方をするんなら作らない」


「じゃー自分でつくる。私これでも強いのよ^^」

ブランデーは口当たりがいいから飲みやすい。だからといって調子に乗って自分のレベルを越えるとそこはやはり酒だから後になってドーンと来る。オレはちょっと警戒した。

オレは香のグラスに薄い水割りをつくって出した。

オレ
「で、何がわかったって?」


「ユーちゃん。私が酔っ払ってフラフラしたらどうする?(笑)」

オレ
「そーだなー。軽く抱いてキスする。」


「うわーそれから?^^」

オレ
「どさくさにまぎれて胸ぐらい触るかも知れない」


「きゃーそれから?^^」

オレ
「家に送っていく(笑)」


「あははは^^(笑)」

香は急に大きな声で笑い出した。オレはちょっとびっくりした。


「ユーちゃんがすごい正直だから可笑しくなっちゃった(笑)」

オレ
「オレが正直だって?そんな事言われたの初めだ」


「それは少しは好きだから?それともどうでもいいから?」

オレ
「ん?なんかよくわからないけど?」


「ウソ!わかってるくせに最初から波長ビンビンに合ってるじゃない」

オレ
「ははは^^」

好きなタイプ。そういう相手だからホテルに連れ込まずに家まで送っていく。そう言ったら納得するのか?オレはそれほどジェントルマンじゃない。

オレ
「じゃー青谷辺りまでドライブするか!」


「それもいいけど、もっと遊ぼう?^^」

オレ
「そっか!よし!覚悟しろよ^^じゃー香より大きなお乳見に行こう(笑)」


「何よソレ私の見たこともないくせに(ーー;)」

オレ
「あれ?忘れたのか?ファイブのショーでオレ進行やってたんだぜ」


「あっ!フッティングの時、見たなー(笑)」

ショーの本番、ステージの裏は戦争だ。進行はモデルの着替えの状態を見ながら、次々と指示を出して時には演出パターンも変更する場合がある。モデルの裸の姿は当たり前のように見ている。

オレたちはポールを出た。香は腕に絡まってるが、すでに酔っていてご機嫌の様子だった。そのまま歩いてMary'sへ行った。当然ながらここも入店待ちの列が出来ていた。

田川の後、ここの責任者になった東山に言って裏から入った。満席の中カウンターの端に香を座らせオレはその隣に立っていた。


「何が始まるのかしら^^」

オレ
「見てのお楽しみだ(笑)」

派手なジングルと英語のMCが大きく聴こえ、ダンサブルな曲が大きな音量で鳴った。羽飾り付きキラキラと光るスパンコールの衣装を着たマリーが登場し、ランウエイを闊歩する。セクシーダンスが始まった。両サイドに二人のビキニダンサーが付きダンスがシンクロする。

マリーが大きなアクションで回転すると、スパンコールの衣装が脱ぎ捨てられ、Tバックのビキニスタイルになった。ランウエイを3人が降りて、テーブルの間を踊りながら歩く。

やがてこっちへ近づいてきた。スポットライトが追いかけている。その軸線上に入ってしまいオレは強烈な眩しさを感じた。

マリーはオレに近づきオレの手をとって少し前に引き出した。そしてビキニの上を取りオレの手をそこへ・・・そのままマリーはディープなキスをした。

時間にして15秒ほどか。マリーは離れてまた振り返りオレに大きなアクションで投げキッスをした。トップレスの見事な胸が揺れていた。

そしてサチのコミカルなショーがあり、会場は笑いで包まれた。その後、全員でフィナーレが行われた。

会場から大きな拍手が湧き上がりステージ上から彼女らは消えた。


「あはっスゴイショーだわ^^負けた(笑)」

オレ
「まったくだ^^」

会場脇が少しどよめいた。

黒尽くめのビキニ衣装にブーツを履き、キャッツの被りモノで登場したのは・・・ナミだった。客席をネコのように踊りながら・・・近づいてきた。今度はスポットはない。

ナミ
「ユーちゃん。ずるいっ!」

そう言ったかと思うとマリーと同じようにオレにディープなキスをして抱きついた。そして何事もなかったかのように帰っていった。会場からはまたもや大きな拍手が沸いた。

オレ
「ははは・・・」

オレは香を連れて来た時と同じように裏口から店を出た。香は腕を絡ませたまま黙っていた。

オレ
「あーびっくりした(笑)」


「ユーちゃん。やっぱり「夜の帝王」なんだ」

オレ
「なんだそれ?」


「石原さんが言ってた通り。でも楽しい^^」

オレ
「なら良かった(笑)」

長堀通りの信号を渡った。スカイマンションの駐車場へ行った。香は黙ってついてきた。トランザムに近づきリモコンでドアを開け助手席のドアを開いた

オレ
「どうぞ?」


「・・・」

香は近づいてオレの首に腕を回した。オレの目を見ている。オレは黙ってキスをした。舌を絡ませ香の舌を吸った。背中に手を回して強く引き寄せた。香の体から力が抜けていく。そしてそのまま助手席に抱くように乗せた。

運転席に周りトランザムのエンジンをかける。セル一発で腹に響く振動と音、ひとふかししてクルマを出した。

生玉のホテル。キングコングへ入った。

部屋に入り上着を脱いでソファに放り投げた。香は部屋を見渡していた。オレは香に近づいて抱き寄せキスをした。胸をまさぐりキスを続けた。キングサイズのベッドに押し倒しスカートの中に手を入れる。パンストと下着を取り払う時に、香の体は本能的な抵抗を示した。

オレは香の体に乗りまたキスをした。膝を香の脚の間に入れる。手は股間に入った。香の顔はオレを避けるように横を向く。

草むらを掻き分けて割れ目に指を這わせた。香の上体が少し仰け反った。香の頭を押さえキスをしながら割れ目を撫で続ける。突起したクリトリス。女の穴は熱いもので溢れていた。

穴に指を入れ軽くクリトリスを押さえて責めた。香は固く目をつむって眉間には皺が酔っている。口元は開き小さく動く。

オレは穴に2本の指を突き立てた。


「うっ」

大きく力強く指を使った。


「うぅー」

暫くそれを続けた後、オレはスーツの下と下着を脱ぎ捨てた。香の体をベッドの真ん中あたりに持っていって、そのまま覆いかぶさるように挿入した。


「うぁー」

ゆっくりと深く香の穴に入った。ふとももを少し持ち上げて、大きなストロークで責めた。香は口元に手をあてて必死で声が漏れるのを防いでいる。そんな様子を見ながらオレの動きはだんだんと早くなった。香の穴はしっかりとオレのモノを咥えて締め付ける。

オレは香の両手を持ちベッドに押さえつけそのまま一気に責め立てた。香は頭を振り嫌がるように声を上げた。


「あーーーあーーーあーーー」

香の穴の奥が少し緩み熱いものが溢れ出すのがわかった。

ゆっくりと穴からオレのモノを抜いて香の体から降りた。オレはスーツをすべて脱いで裸になった。香の服を脱がせベッドのシーツに中に香を入れた。香に腕枕をして抱き寄せ背中を撫でた。


「家に送るって言ってたのに」

オレ
「明日の朝送ってくよ」


「うん。」

オレ
「風呂の用意してくる」


「ダメ」

オレが起き上がろうとしたら香はオレの体にかぶさってきて邪魔をした。


「もうちょっとこうしてて」

オレ
「ふむ」


「こうなるって思ってた?」

オレ
「いや。なったらいいなーとは思ったけど(笑)」


「こんな気分ひさしぶり」

オレ
「そう」


「始めて飛び込み台を飛んだ時以来かも」

オレ
「・・・高飛び込みか?」


「うん。怖くて何度も後ずさりして、やっと勇気をだして飛んだ時の気分」

オレ
「気持ちいいだろうなー」


「瞬間。鳥になって空を飛んで水の中に入るの」

オレ
「いつか見せてくれ」


「うん」

オレはベッドから抜け出して風呂場に行ってジャグジーに湯をはった。壁のクローゼットからバスローブやバスタオルを出した。オレは腰にバスタオルを巻いた。肩にバスローブを引っ掛け冷蔵庫からバドワイザーとコークを取り出した。ふたつのプルトップを引きグラスをひとつ持ってベッドに近づく。香は体を起してベッドヘッドに凭れていた。

グラスにコークを入れて差し出した。香はそれを受け取る。

ベッドヘッドのコントローラーを操作してMをトロピカルなサウンドに切り替えた。ベッドの端に腰をかけた。

オレ
「この部屋はオレがデザインした部屋なんだ^^」


「ふーん」

オレ
「リゾート・ホテルのようにリラックスできるように!と思って^^だからこの部屋の事はなんでも知ってる(笑)」


「そう^^」

オレ
「あれ?いやにあっさりしてるな」


「今日はもう何を聞いても見ても驚かないことにしたの(笑)」

オレ
「あっそう」


「だってそうでしょう?打ち上げでディスコ行って、面白くないなーって思ってたらあなたがそこに立ってるんだもん。それだけでびっくりよ」

オレ
「まーそれは偶然だから^^」


「歌聴きたい!って言ったら、いきなりバンドで歌いだして・・・」

オレ
「それもほぼ偶然だな」


「最後は超セクシーな人と人前でキスよ!一体何なの?」

オレ
「(笑)アレはオカマだ^^」


「うっそー( ̄□ ̄;)」

オレ
「あははは^^驚いてるじゃないか(笑)」

オレは香の手を引いた。シーツを持って放さなかったのでそのままバスローブをかけてやった。ようやくベッドから降りた。タオルを渡した。

オレ
「これ頭に巻いて^^」


「うん」

オレ
「じゃー行こう」

オレは香の手を引いて風呂場に連れて行った。


「うわー大きなお風呂」

オレ
「入るぞっ」

オレは腰のバスタオルを投げ捨ててそのままジャグジーに飛び込んだ。湯を両手ですくって顔からかぶった。香は髪を軽くアップにしてタオルを巻いた。

オレ
「入って来いよ^^」


「うん。ちょっと後ろ向いてて^^」

オレ
「はいはい」


「もっとちゃんと後ろ向いて!」

オレ
「はーい」

香が入ってくる気配を感じた。オレは振り向いた。少し離れたところに居た。オレはスイッチを入れた。


「キャー♪」

香の足許から泡が噴出した。同時に水の色が赤色に変わった。


「うわーきれいっ!^^」

オレ
「気持ちいいだろう」


「うん^^」

スイッチを切り替えた。今度は側面からジェット水流が勢いよく噴出した。そして照明は青に変化した。


「すごーい^^」

オレ
「ちょっと前に出て背中にあててごらん」

香はその通りにした。


「あっ気持ちいい^^」

オレ
「エッチより気持ちいい?」


「バカっ!(笑)」

オレ
「あはははは^^」


「ユーちゃん。私こんな楽しいの始めて(笑)」

風呂から上がり、今度はちゃんとベッドに入って濃厚なセックスをした。香はあまりセックスの経験がない。立て続けに2度いかせると、ほとんど失神状態になった。体は余韻に反応していた。そしてそのまま眠った。

翌日早くキングコングを出て、トランザムで神戸に向かった。途中でロイヤルホストで朝食をとった。


「無断外泊しちゃった」

オレ
「あらら・・・今からでも電話入れたら?」


「もう一緒だからいい(笑)」

オレは香の顔を見ていた。


「なーに?また変な事言おうとしてる?^^」

オレ
「いや、男前だなーって思って」


「それは褒め言葉なの?」

オレ
「(笑)」

整った顔立ち、それはノーメークでもきれいに見える。男前。そういう意味だったがあえて説明はしなかった。


「今度いつ会えるかなー?」

オレ
「ん?いつがいい?」


「明日はどう?」

オレ
「(笑)いいけど」


「嫌がってる?(笑)ちょっと会うだけでもいいじゃない?」

オレ
「会いたいのか?」


「まーね(笑)」

トランザムを飛ばして神戸、六甲山方面へ向かった。山手幹線を少し西に入り赤坂通りに入った。


「ここでいい。ありがとう^^」

オレ
「じゃーまた明日^^」


「うん。じゃーねー」

香は少し先の家に入って行った。オレはクルマの中からさっき教えて貰った電話番号に電話した。


「はい。北条です」

オレ
「ムトーですが・・・」


「あらっ何か忘れ物?^^」

オレ
「明日は1時過ぎにここへくるよ」


「私が大阪へ出なくていいの?」

オレ
「うん。じゃーまた(笑)」


「はーい^^」

電話を切ってトランザムのエンジンをかけた。そして大阪へ向けて車を飛ばした。

▼11時・・・スカイ・オフィス

「おはようございます^^」

オレ
「おはよー^^」

松井
「ムーさん。いいんですか?とんでもない額のボーナスもらって(笑)」

前田
「間違いじゃないんですか?主任クラスの年収ぐらいありましたよ^^」

横山
「でも今更間違いだって言っても返しませんよ(笑)」

オレ
「今回は特別だ^^東洋産業がらみで利益が出すぎたからな」

松井、前田、横山
「ありがとうございまーす^^」

オレ
「別にオレに礼を言う必要はない。(笑)」

一般のスタッフのボーナスは先に支給していたが、幹部のそれはあえて遅らせた。一連の毛利通商のケリがつくまで金額を決めることができなかった為なのだが、それも昨日ほぼ達成していたので、本日付でそれぞれの口座に振り込みが行われていた。

関川、松井、前田、横山の4人で1000万を等分した。本当はしっかりとした査定の元に金額に差を付けなければならないところだったが、オレにはそれは出来なかった。

オレ
「じゃーオレはちょっと出てくる」

「行ってらっしゃい^^」

オレはそのまま席を立ってオフィスを出た。松井がついてきた。

オレ
「おいおいもういいだろう?(笑)」

松井
「ちょっとお話が・・・」

EVに乗っている間に松井は理恵の事を言った。オレは黙って聞いていた。「わかった」と返事だけをした。予定を変更して向かいのマンションに向かった。EVで5階に上がってチャイムを鳴らし、鍵を使って部屋に入った。

理恵
「あっユーちゃん」

佐和子
「お邪魔してます^^」

彼女らはリビングのソファに座っていた。オレは手前のダイニング・テーブルのイスに座った。

オレ
「ふたり揃って何の悪巧みしてんだ(笑)」

理恵ママ
「ちょっとクリスマスプランの確認を・・・」

佐和子
「この週は総動員かけて集客する予定ですから」

オレ
「ふーん」

理恵が立ち上がりキッチンへ行った。オレは革ジャンの右ポケットからラークを出して火をつけた。

理恵がビールとグラスを持ってきてオレの隣に座った。オレはグラスを持つ。理恵がビールを注いだ。

オレ
「今から佐和子、ミルキーウエイに行ってエッチしよう」

佐和子
「・・・」

オレ
「嫌か?」

佐和子
「いいえ」

オレ
「その後、加奈子を呼んでくれ順番に一発やる」

オレは理恵の顔を見た。理恵は表情を変えない。

理恵ママ
「じゃーさわちゃん用意して、加奈子には私から電話しておくから」

佐和子
「はい」

佐和子は外に出る用意をし始めた。

オレ
「わかった。わかったよ!まったくシラーとした顔して(笑)」

理恵ママ
「どういう事?」

オレ
「松井が理恵ママが心配してるから行ってくれって言うから来たんだ」

理恵ママ
「ユーちゃん」

佐和子
「私はどうしましょう?^^」

オレ
「ちょっと言ってみたかったんだ(笑)」

理恵ママ
「ごめんね!さわちゃん。」

佐和子
「残念。。。(笑)」

オレ
「それでクリスマスプランは何か特別なことやるの?」

佐和子
「一応ジャズバンドを入れて踊れるようにレイアウトを変更して、後は高額なお酒のプッシュぐらいです」

理恵ママ
「それと片っ端から顧客に電話営業ね」

オレ
「ふーーーん。オレは何をすればいい?」

理恵&佐和子
「遊んでてください」

オレ
「あっそう。」

その後、詳細はギャラクシーオフィスでという事になり、佐和子は気を利かせて部屋を出た。

理恵ママ
「ユーちゃん。」

理恵はオレに抱き付いてきた。

オレ
「なに?」

理恵ママ
「1日に1度は顔みせてーお店でもここでもいいから」

オレ
「ここに来たらエッチしたくなるじゃないか」

理恵ママ
「してー^^」

理恵は顔をこすり付けてくる。手はオレのシャツの上から胸を撫でる。

オレ
「イヤだ」

理恵ママ
「さっき佐和子としよーとしたじゃない」

オレ
「ちょっと苛めてみたかっただけだ」

理恵ママ
「私を?」

オレ
「ああ」

理恵ママ
「だったら今、苛めて^^」

理恵はオレの足許に跪いてジーンズを脱がせようとした。オレは立って自分でジーンズを脱いだ。理恵はオレの下着を下ろしてオレのモノを露出させた。すでにオレのモノは怒っていた。

指を使いすぐに口にした。オレは理恵がそうするのを見ていた。オレの黒々としたものが理恵の口いっぱいに咥えこまれている。

オレは理恵から離れてベッドルームへ入った。照明をつけて裸になりベッドに寝そべった。

理恵が入って来て服を脱ぐのを見ていた。背中に現れる『龍』が俺を睨んだ。理恵は正面を向いてゆっくりと近づいた。ベッドに中にはいってきた。

オレ
「理恵がしてくれ」

理恵ママ
「はい」

理恵はオレの乳首にキスをする。こそばゆい感じがすぐに性の快感に変わる指はオレのモノに絡みつき巧みな動きでスライドする。ついその快感に惑わされて理恵の体を抱いた。体にしっとりと吸い付くような理恵の肌、その体を上手に使ってオレの体にこすり付けるように動いた。

オレ
「あっ欲しくなってきた」

理恵ママ
「何が欲しいの」

オレ
「理恵の穴が欲しい」

理恵ママ
「あーもっと言って」

オレ
「理恵の締りのいい穴が欲しい」

理恵ママ
「じゃあげるっ」

理恵がオレの体に乗ってオレのモノを指で掴んで自分の股間にあてがった。ゆっくりと腰が沈みオレの体に座るような姿勢になった。

理恵ママ
「あーーーユーイチ」

理恵はすぐに腰を使い出した。

「あー私の穴いい?」

「気持ちいい?」

オレ
「穴の中が吸い付いてくる。いい穴だ」

「んーーーいきそうになるっ」

理恵の腰が激しく動きだした。

理恵
「あーーーいって」

「私の穴の中でいって」

オレ
「いくぞっほんとにいくぞっ!」

「うっあーーー」

オレの腰は動きだしオレは放出した。理恵はそのままオレの体に倒れ込んできた。

オレ
「こんなに早くいってしまった(笑)早漏だな」

理恵
「嬉しいー」

オレ
「理恵はいってないだろう」

理恵
「いいのユーちゃんが喜んでくれたら」

オレ
「そう^^じゃー風呂入ろうか?」

理恵
「んーーー」

オレ
「やっぱりして欲しいか?」

理恵
「うん」

オレ
「どうしてほしい?」

理恵
「・・・後ろから」

オレ
「犯すように?」

理恵
「うん」

オレ
「ちゃんと言え」

理恵
「犯してください」

オレ
「なんでも言うこときくか?」

理恵
「はい」

オレ
「ケツを出せ」

理恵
「はい」

理恵はベッドの上で四つ這いになった。オレは理恵の上体を押さえて太ももを閉じてケツを上に上げさせた。

理恵の秘部がよく見えた。指で撫でる。

オレ
「理恵。よく見えてる」

理恵
「あーはい」

オレ
「スケベな穴に入れてやる」

理恵
「はい。お願いします」

オレは理恵の腰を持って一気に挿入した。

理恵
「うわー」

ゆっくりと単調に穴の奥まで突き刺しては引きまた突き刺す。

理恵
あーーあーーー」

理恵は声を上げる。理恵の穴がよく絞まりだす。理恵の声がだんだんと登り詰めるような声に変わっていくがオレの動きは単調なままだ。

理恵
「あーーーあーーーあーーー」

理恵の手は指が大きく曲がりシーツを掴んでいる。オレはそのまま少しテンポをアップしてまた同じように単調な動きをつづける。

理恵
「うーうーーー」

理恵の両手を後ろに回させてオレはしっかりと握った。腰を突き出し理恵の手を引っ張る。馬に乗るように責め続けた。

理恵
「うぁーーーあーーーあーーー」

すぐに理恵はいった。それでもオレは動き続けた。

理恵
「あーもうダメ」

「もう堪忍してー」

「あーもうっ」

オレ
「ほら喜んでるじゃないか」

「ほら」

オレは激しく動いた。

理恵
「あーーーあーーーあーーー」

理恵はまたいった。オレは理恵の体を放り投げるように放して穴からオレのモノを抜いた。オレはベッドに横になり理恵を抱き寄せた。

理恵
「うぅーうぅー」

理恵の体はまだ反応している。

理恵
「あー」

オレは理恵の体を抱きしめてやった。手は秘部の周りを撫で時々穴の周辺を2本の指で強く押す。

理恵
「うぅー」

オレの指は割れ目を撫で続けた。

理恵
「あーもう狂うっ」

オレ
「よくいくオンナは可愛いって言うけどほんとだな」

理恵
「じゃー毎日可愛がって」

オレ
「それは無理だ。理沙もいるし・・・」

オレのオンナが理沙だと知ってる理恵にあえてその名前を出したが、ここんとこ理沙のところにも行ってない。ちょっと気になった。

オレ
「風呂はいろっ!」

理恵
「はい」

オレはこれまでオンナに横暴な態度をとったことはない。苛立ったりする事はあっても極力それを隠すようにしてきたが・・・ギャラクシーに出るようになり、理恵と仕事を一緒にし、きついセックスもする内に、徐々に理恵に対してこれまでと比べると横暴な態度になっているかも知れない。

それは高橋のオンナ。ヤクザのオンナ。最後は他人のオンナという何処か無責任な条件の中でそれが現れてきたのかも知れない。

もっとも当の本人の理恵はヤクザのオンナでそれなりの経験をしているから、その精神はタフでオレの態度が横暴だとは少しも感じていないようだが・・・

オレはそういう自分の精神の危険な兆候に気付いていた。


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