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ララバイ・オブ・ユー


1979年の角川映画「戦国自衛隊」エンディング・テーマ
当時の角川映画の中で一番これが面白かったような気がしますね^^
▼1982年1月・・・

オレ
「先週、繊維協会のオブサーバーとして1週間ニューヨークへ行ってきました」

ユーコ母
「やっぱりファッション関係のお仕事で?」

ユーコ
「ムトーさんはファッションショーの演出もやってるの、たまにモデルもするけど(笑)」

オレ
「今度大阪市が主体となって国際的なファッション・コレクションをやるらしいので、ちょっと勉強がてら付いていった程度なんですけどね^^」

「もっとも本業は、不動産関係と飲食業がメインです」

ユーコ母
「お若いのにご立派ですね^^」

ユーコ
「ムトーさんは、それを日本でやりながらNYでお鮨屋さんや日本料理店もやるのよ」

ユーコ母
「そうなんですか。それでニューヨークへ」

オレ
「すっかりニューヨークが気に入ってしまって。暫く何かやりながら暮らしてみようかと」

ユーコ
「ユーちゃん。食べてー」

オレ
「うん。ありがとう」

ユーコは目の前のスキヤキに取り分けてオレの前に置いてくれた。オレは緊張しているせいかビールばかり飲んでいた。

ユーコ妹
「ユーちゃん。ニューヨーク大学にも行くんでしょう?」

オレ
「うん。ちょっと勉強もしてみようかなーと思って(笑)日本で全然してなかったから」

ユーコ
「でもムトーさんは大学でも有名人だったじゃない?音楽サークルをつくって、TWISTの世良さんたちとも仲間で」

ユーコ母
「色んな事をしてらしたのね^^」

オレ
「学生時代はバイトと音楽にあけくれて結局中退したものですから、今度はちゃんと卒業目指してがんばろうかと」

色んな事を聞かれて、出来る限り正直に答えてた。結果それが余計に正体不明のいいかげんなヤツだと思われようと、それはそれで仕方なかった。

ユーコ母
「ユーコは本当にニューヨークでちゃんと勉強してやって行けるのかしら?」

ユーコ
「ひとりでもちゃんと勉強して帰ってきます^^」

ユーコ妹
「ヒロミちゃんやユーちゃん居るから絶対安心よママ^^」

オレ
「いや、ユーコちゃんは意外に芯の強い子ですから大丈夫だと思います」

ユーコ母
「だといいんですけど(笑)」

それにしてもユーコのママは若い・・・どうみても40歳には見えなかった。30代の前半でも通用する。オレはちょっとドキドキした。ママは西宮市内で複数の美容室を経営しているという。やはり比較的裕福な家庭なんだろうと思った。

結果的にユーコの語学留学をなんとか認めて、自費で行くことになったのだが・・・当初はユーコが純粋に英語の勉強をするためでなく、オレがニューヨークへ行くからユーコを誘っていると誤解していたようだ。

ユーコ母
「ムトーさん。ユーコをどうかよろしくお願いします」

オレ
「はい」

9月までまだ時間はあると思っていたが、こうしてユーコのママと約束した以上、その責任の大きさにちょっとびびった。そして緊張のあまりさすがに食欲は出なかった。

それでも食事を済ませ珈琲を淹れてもらって、2時間ほど過ごした。

オレ
「どーもごちそうさまでした」

ユーコ母
「わざわざ来て頂いてありがとうございました」

ユーコ
「じゃーちょっとムトーさんと出てくる。」

オレたちは玄関でもう1度声をかけて一緒にEVに乗りマンションを出た。来客用の駐車スペースに停めたクラウンに乗り夙川を北上した。2号線沿いのレストラン「クリスボン」に入った。

ユーコ
「ユーちゃん。ありがとう^^」

オレ
「いいえ、どういたしまして^^」

ユーコ
「私すごい嬉しい」

オレ
「そう」

ユーコ
「ちゃんとユーちゃんを紹介して、家族に認めてもらって嬉しい^^」

オレ
「あははは^^」

オレは複雑な心境だったが、ユーコが喜んでいるのならそれでいいと思った。目の前に置かれたアイス・ティーをそのまま口に運んだ。

オレ
「来月、オレは先に行くけど半年間我慢してしっかり勉強するんだぞ」

ユーコ
「半年かー長いなーそれもイヤだなーもっと早く行きたいなー」

オレ
「遊びに行くのならともかく今のうちにしっかりと英会話を特訓しないと」」

ユーコ
「そーだけど、寂しいよー」

オレ
「その代わりNY来たら1年間楽しめるぞ^^何をしたいか今からいっぱい考えるんだ」

ユーコ
「うん」

オレはもう1度ユーコの自宅前まで送って行った。そしてそのままクラウンに乗ってミナミへ戻った。

▼21時・・・ギャラクシー・オフィス

横山
「内海会長が風邪をこじらせて入院したんですけど、どうしましょう?」

オレ
「見舞いに行った方がいいのなら行くけど?」

横山
「じゃーお願いできますか?」

オレ
「オッケー明日にでも行こう」

ドアがノックされ声がかかり前田が入ってきた。

前田
「紗也乃ママがいらっしゃいました。ムーさんに面会をと」

オレ
「ん?松村さんとか?」

前田
「いいえ。おひとりです」

オレ
「あっそう」

オレはフロントへ行った。珍しく和服ではなく髪を降ろしていたのですぐには分らなかった。

オレ
「あっどうも^^いやー和服も好きですけど、今はもっとセクシーだなー^^」

紗也乃
「まー恥ずかしいわ^^ムトーさん急で申し訳ないんですけど、ちょっとお話したいことががあるんですけどいいでしょうか?」

オレ
「いいですよ。中で話します?」

紗也乃
「できたら外で・・・」

オレ
「わかりました」

オレは紗也乃ママと一緒に外へ出た。三寺筋を東に行き大きなレジャービルにある1軒のクラブに入った。

クラブ「ローズマリー」

黒服に案内されて席についた。ゆったりとした席でまるで隔離されているかのような席は込み入った話をするにはちょうどいい贅沢な空間だった。ウエイターがブランデーセットとオードブルを持って来た。

オレ
「ゆったりとしたいいデザインですね」

紗也乃
「ありがとうございます」

オレ
「ここもママの経営?」

紗也乃
「はい^^」

紗也乃ママはオレの正面に座って、ブランデーの水割りをつくった。オレはグラスを少し上げて口にした。

紗也乃
「実は松尾会長との賭けの事なんですけど」

オレ
「あははは^^見事に負けました(笑)」

紗也乃
「それで、その前にご相談が・・・」

オレ
「そーですか知ってるんですね」

紗也乃
「はい。実は会長は、男としてはダメなんです」

「医学的にはインポテンツらしいので」

「色んな治療方法で回復を試みているんですがダメなんです」

オレ
「それは・・・知らなかった」

紗也乃
「たぶん。私しか知りません」

オレ
「そうでしたか」

紗也乃
「『龍』を見たらどんな男もそのオンナを抱きたくなり、抱くと幸運が訪れる。と言う噂を信じている。いえ、試したいと思っているんです」

オレ
「ふーーーん」

紗也乃
「その『龍』を探すのにとんでもない費用をかけて探しているんのですが・・・どうやらソレはムトーさんが知っているという事だけは突き止めたようなんです」

オレ
「松村さんとはお見せする約束はしましたよ」

紗也乃
「もし、会長ができるような状態になったら・・・」

オレ
「それは会長のモノが勃起したらという事?」

紗也乃
「はい。お願いできますでしょうか?」

オレ
「それは無理です」

紗也乃
「そうですよね」

それで話が終わってしまったかのような沈黙が続いた。オレはブランデーを飲み干した。紗也乃ママは新しく氷を入れ替えて水割りをつくった。

オレ
「龍を背負うオンナが誰かもうご存知ですよね」

紗也乃
「はい」

オレ
「じゃー一応頼んでみます」

紗也乃
「本当ですか?」

オレ
「でもできる状態になってもできないと思います。」

紗也乃
「どういう事でしょう?」

オレ
「あの龍を見ながらは普通では・・・」

紗也乃
「・・・」

オレ
「龍を見ながらする。というのは、例えばこのテーブルに上体を起して手をつく。そして後ろから挿入する。上体が揺れて・・・龍が怒りだす。」

「たぶん普通の男はそこで萎えてしまう」

「龍を喜ばせることができなければ意味はない」

紗也乃
「難しそう」

オレ
「でももしできる状態になったら、紗也乃ママがお相手すればどうです?」

紗也乃
「いいんですか?」

オレ
「(笑)でも何故ママはそんなにムキになるんです?」

紗也乃
「それは会長には返しきれない恩があるからなんです」

オレ
「そーですか」

紗也乃
「ムトーさん。私それがうまく行ったら、エスポワールもこの店もムトーさんに提供させていただきます」

オレ
「えっ?」

紗也乃
「よろしくお願いします」

そう言って紗也乃ママは頭を下げた。提供と言う意味が理解できなかったが、オレは来月にはNYへ行く身だったので、そんな事にまったく興味がなかった。

オレは用意ができたら連絡する!と言ってギャラクシーに戻った。

▼22時・・・ギャラクシー特別室

理恵
「そう。わかったわ」

オレ
「いいのか?」

理恵
「あなたが一緒に居てくれるんでしょう?」

オレ
「うん」

理恵
「それにそんな事これまで一度もなかったし、よほどの事なんでしょうから(笑)」

オレ
「悪いな」

理恵
「謝らないで^^」

理恵は快諾してくれた。自分のオンナが他人に犯されるかも知れない。そしてそれをオレは傍で見ている。そんなお願いを普通はしないし、されても受けないだろう。相手が松村会長だと言う事、インポ治療の為という事、それだけで信用してくれた。

そしてその日は理恵の部屋に泊まった。

▼翌朝10時・・・スカイ・オフィス

四方
「おはようございます^^」

オレ
「おはよー^^」

オレは自分のデスクの前に座る。四方は珈琲を淹れて持ってきてくれた。礼を言って受け取った。

四方
「ムーさん。本当にあのソーホーの倉庫を事務所にするんですか?」

オレ
「ん?あれか居住はダメだって言ってたけど改造して住もうと思う(笑)」

四方
「ムトー商会のNY事務所・・・いいなー」

オレ
「その内忙しくなったら呼んでやるよ」

四方
「本当ですか?!」

オレ
「うん。石原さんとオレが繊維協会のオブザーバーになったし、NYの情報も定期的にレポートにする業務も増えそうだから」

「もっとも本業の『鮨屋』もNYへ行ってみてわかっただろう?」

四方
「わかったといえばわかったし・・・すみません」

オレ
「高級店と普及店に確実に分かれていて、棲み分けが出来ている。シスコのような普及店がこれから伸びるんじゃないかと思う」

四方
「山城さんの日本料理店はどうでしょう?」

オレ
「メイン料理が必要だな。神戸ステーキと伊勢えび!あとは鮨に天麩羅はおまけみたいなものだ。もっともそれはおのずと高級志向にならざる得ないが、まっイケるだろう」

「それから、これからはカラオケクラブもいいかも知れない(笑)」

四方
「必ず呼んで下さいね!^^」

オレ
「準備は今からでもするように^^」

四方
「準備?特にありませんけど?」

オレ
「何か日本文化を見せることが出来るか?」

四方
「んーーー何がいいかしら?」

オレ
「女性ならやっぱり日本舞踊かな?。カツラがあれば尚いい。ゲイシャを披露する(笑)」

「もっともギャラクシーのオンナたちにそれをやらせようと思ってるから出来なければ別の事でもいい」

四方
「わかりました。日本の伝統芸能的なモノ。何か探してみます^^ムーさんは何か?」

オレ
「オレは『合気道』と『居合い』だ(笑)」

居合いは今年になって始めた。まだ2回しか通っていないが・・・剣道は小学生の頃からやっていたので、その流れで過去に居合いは習ったことがあった。演武を披露するのにやはり刀を使った方がウケがいいだろうという単純な動機だった。

約束の時間になったので、オレは事務所を出た。スカイ・マンション裏の小さな花屋に寄って、赤いバラの花束を作ってもらった。そしてタクシーに乗り阪大病院に行った。入り口で横山が待っていた。

横山
「いいバラですね!^^」

オレ
「うん。ジジーの見舞いにするにはもったいないぐらいだ(笑)」

オレは横山の案内で内海会長が入院している個室に入った。

オレ
「こんにちわ^^お見舞いに来ました(笑)」

内海
「なんだお前らか(ーー;)大げさにしおって」

紹介はされなかったが、付き添いは妙齢の上品な女性が居た。オレはそのひとに赤いバラの花束を渡した。


「まーキレイなバラ^^いい香だわー」

内海
「バラの花束・・・お前はワシの入院を喜んでるな?(笑)」

オレ
「あははは^^明日あたり嫁と息子がお伺いすると思います」

内海
「ほんとか!^^いやイカン。こんなところに裕人が来て風邪でも移ったら大変だ」

オレ
「あいつは元気ですから風邪ぐらいへっちゃらですよ(笑)」

内海
「うむっ(笑)でNYはどうだった?」

オレ
「団体行動だったものですからあまり自由はきかなかったんですけど、それでもエキサイティングでしたよ^^」

内海
「何がエキ・・・なんだ?」

オレ
「鮨屋、日本料理店などはまだまだイケると思います。それに和菓子は芸術として面白がられるかも知れませんよ」

内海
「そうか^^和菓子は芸術か!」

オレ
「来月そうそうにはオレが先発しますから、内海さんも一度早い時期に来られたらどうです?」

内海
「うん。そーだな。お前がガイドするなら行ってやってもいいぞ^^」

オレ
「はい。是非行ってやってください(笑)」

内海のジーさんは元気そうだった。きっと人間ドックにも来たつもりで検査入院も兼ねているのかも知れない。

オレ
「じゃーオレたちはこれで!お大事に^^」

内海
「ふんっ。騒々しいやつだ。(笑)本当に明日来なくていいと伝えておいてくれ!」

オレには、「楽しみに待ってる」と言っているように聞こえた。オレと横山は病院を出た。病棟は違ったが、この病院には痛い思い出があった。冴子が入院していて亡くなった病院だった。

横山
「ムーさんと内海会長はきっと相性がいいんですよ^^」

オレ
「あんな可愛げのないジジーと相性がいいわけないだろう(笑)」

横山
「照れ屋だから、あんな風にしか愛情を示せないんですよ」

「オレなんか『お前』なんて親近感のこもった呼ばれ方されたことないですもん」

「それに玲子ママや裕人をあんな風に喜んで、まるで孫扱いでしょ(笑)」

オレ
「ったく。最初は自分の子だなんて大法螺吹きやがって」

横山
「えっ?そんな事言ってたんですかー(笑)」

オレ
「笑い事じゃねーオレがどれだけショックを受けたか(笑)」

オレたちはタクシーを拾って心斎橋に戻った。東洋ビルへ行く前に久しぶりに明治軒で昼メシを食った。そして横山は東洋ビルの事務所に行き、オレはブティック・ガボを覗いた。

オレ
「ちわー^^」

ガボマスター
「おっ!ユーちゃん。どしたのこんな時間に」

オレ
「たまにはシューさんの働いてる姿でも見ようかと思って」

ガボマスター
「オレはいつでもここでしっかりと店番してるよ(笑)」

オレは店内の打ち合わせテーブルの前に座った。本当の店番の女の子が熱いお茶を出してくれた。オレは笑顔をつくって礼を言った。

ガボマスター
「孝子がすっかりその気になってしまってるよ」

オレ
「うん。さっきもその事を話してた」

ガボマスター
「で?」

オレ
「早い時期に来てもらおうと思ってます」

ガボマスター
「いいのかい?役立たずを呼んで」

オレ
「いえ、語学力があるし即戦力ですよ」

ガボマスター
「まーあの性格だから日本よりもあっちの方が向いてるかもな」

オレ
「オレもそう思います(笑)」

四方孝子は典型的なB型だった。そして佐和子にどことなく似ていた。気に入った仕事は徹底的にやる。あまり興味のない仕事はテキトーに流す。うまく動機づけ出来ればいい仕事をするタイプだった。

ガボマスター
「ショーコちゃん。離婚するんだって?」

オレ
「そーですか」

ガボマスター
「ばっくれてもダメだよ(笑)口外しないから」

オレ
「あはっ^^」

ガボマスター
「この間ここにやって来た。偶然会った経緯を聞いて驚いたよ」

「そういう運命ってあるんだなーって(笑)」

「ユーちゃんに迷惑かけないようにするって」

オレ
「ははは・・・」

ガボマスター
「ユーちゃん。オレもあっちで何かしたいよ」

オレ
「シューさんはいつでも行けるでしょう?来たらうちでゴロゴロしてればいいじゃないですか(笑)」

ガボマスター
「そう?構わない?ほんとに?」

オレ
「シューさんならいつでも歓迎ですよ」

ガボマスター
「いやーなんかオレまでやる気が出てきた(笑)」

オレ
「あははは(笑)」

お客さんが入って来たのをきっかけにオレはブティック・ガボを出た。そう言えばショーコは元々シューさんのお節介で付き合うことになったんだった。それだけにショーコはオレに直接言えない事をシューさんに相談することで、間接的にオレに伝えようとする事も多々あった。

▼15時・・・心斎橋Mマンション

石原
「オブサーバーの件、ありがとうな^^」

オレ
「これで大阪コレクションとりやすくなったでしょ?」

石原
「うん。お前が残っててくれれば完璧なんだがな」

オレ
「いやNYから情報発信しますからそれを何かに役立ててください(笑)」

石原
「うむ。仕方ないけど、確かにそれは大きな武器になるな。楽しみにしとく」

繊維協会と直接的な関係が出来たことで、石原氏の演出家としての活躍の場が広がるのは間違いないだろう。

オレ
「20日、神戸ですよね?」

石原
「おう^^19日入りだからお前と北条でまた頼む」

オレ
「北条の専属の件、ありがとうございました」

石原
「なーに。この間松尾社長も喜んでた。ジーさんと酒が飲めて」

オレ
「ただのスケベなジーさんなんだけどなー(笑)」

石原
「ったく。(笑)」

松尾以外のショーの仕事でも石原さんは北条のデキを評価していたので、安心して任せることができた。今年1年、香の仕事は忙しくなるだろう。それをきっかけに自立してくれれば言うことなし!なのだが・・・

オレはこの間のショーのビデオのコピーを貰って帰った。

▼16時・・・スカイ・マンション1Fファミリー不動産

石井
「商社がらみの開発依頼が結構きています」

オレ
「何か足りないものが?」

石井
「ちょっと荒っぽい相手なんかが混じってきそうです」

オレ
「そーゆーのは断ろうか?」

石井
「・・・やりたいと思ってるんですけど」

新しく入った女子社員の遠藤が珈琲をいれて持ってきてくれた。オレは笑顔でお礼をいった。ムトー商会にかかってくる電話よりも今やファミリー不動産の営業活動の方が活発になっている。四方を1Fに移動させる事も考えたが、新しい人間を入れることにした。

オレ
「何か方法が?」

石井
「私が直接交渉します」

オレ
「ダメだ」

石井
「・・・」

石井はすでにムトー商会の人間だ。これまでのキャリアで動いて通用しない場合があるだろう。その時、大きな危険を回避することが出来ない。

石井
「じゃーK芸能を使っていいですか?」

オレ
「どんな風に?」

石井
「K芸能に不動産関連の別会社を作らせます。そしてそこを通します」

オレ
「それで行こう^^」

石井
「はい^^」

オレ
「通常の接待はどんどんギャラクシーを使ってくれよ^^」

石井
「はい。佐和子ママからもそう言われてます」

オレは珈琲を飲んで立ち上がりかけた・・・店舗の方には嶋本がいた。声をかけようとしたら

石井
「それから郷田組ですが・・・」

オレ
「ん?」

石井
「梅木がほぼ掌握したようです」

オレ
「予定通りだな」

石井
「ただ・・・シノギがきつくなってるようですね」

オレ
「そっか」

石井
「開発関連でK芸能西岡から梅木あたりへ回していいですか?」

オレ
「あれ?郷田への遺恨はもうないの?」

石井
「ありません(笑)郷田組はすでにうちの組下だと思ってますから」

オレ
「あっそう。。。」

オレは店舗の方へ行って嶋本やギャラクシーの黒服だった連中に声をかけた。ミナミの物件などの動きを聞き、全体のムードがいいことを知った。

▼17時・・・スカイ・オフィス

ちょうど四方が退室するタイミングだった。彼女はオレの珈琲をいれようとしたがオレは断り、先に彼女を送り出した。

冷蔵庫からバドワイザーを出して南側の窓に近づいた。陽が落ちかけている。もうすぐ街の灯がともりだすだろう。

チャイムが鳴った。オレはドアに近づき来訪者を招き入れた。

ショーコ
「お邪魔しまーす^^」

オレ
「うん。オレだけだ^^」

ショーコを大きなテーブルの前に座らせた。壁際のラックに設置してあるオーディをセットを操作してMを鳴らした。照明を操作して間接照明だけにした。

ショーコ
「以前のように一瞬にしてロマンティックなムードになるのね」

オレ
「そうでないと、ここでやる意味がない(笑)」

ショーコ
「カンパニーの時より好調なんですって?」

オレ
「不動産をメインにやりだしたから扱う金額が大きくなった。だからだろう」

ショーコ
「なんか面白くなさそうに聞こえるけど?」

オレ
「オレ自身は目線はすでにNYだから^^」

オレは冷蔵庫のコークを取り出した。グラスに氷を入れてコークを注いだ。ショーコの前に置いた。

ショーコ
「ありがとう」

「離婚の調停を山村弁護士にお願いしたの」

オレ
「そう」

ショーコ
「色んな夫婦間の問題や確執があるからちょっと恥ずかしかったんだけど(笑)」

オレ
「でも腕は確かだ」

ショーコ
「あなたの事も気にしていたわ?」

オレ
「ん?」

ショーコ
「もう体は大丈夫なんだろうか?って」

弁護士である山村さんが顧客のプライバシーに関わることを簡単に話題にしない。という事はショーコはその事を知っていて話題にしたということか?

ショーコ
「この間、シューさんのところへ行ったついでに横山君に会ったの」

「離婚してNYへ行くことをムーさんに了解してもらったって話した」

「ムーさんに迷惑をかけないことも横山君に約束したわ」

オレ
「なんで横山なんだ?(笑)」

ショーコ
「あなたが一番信頼している人間だから」

オレ
「うちの人間はみんな信頼しているさ(笑)」

ショーコ
「そうね^^でも横山君には正直に全部話しておかないとあなたの事を教えて貰えないから」

オレ
「それで教えてもらえたのか?」

ショーコ
「うん。長い時間かかって」

オレ
「あっお前また横山を酔わせたな?」

ショーコ
「あんなにお酒が弱いとは思わなかったんだもん(笑)」

オレ
「時に先輩風吹かして、話させたんだろう?(笑)」

ショーコ
「ううん。彼は最後に言ったわ。NY行ったらムーさんを頼みますって」

オレ
「バカなっ(笑)」

横山はキョーコや沙耶の事はよく話題にするが、玲子、理恵、理沙たちの事はほとんどオレの前では話題にしない。玲子とは入籍したこともあり最近少しは話題にするが・・・そういう意味ではあいつなりになんか考えることがあるんだろう。

オレの彼女はキョーコだけだと思っていたはずだが、ショーコの事も認めている。それが「お願いします」という言葉になったのだとしたら・・・香やユーコの事まで知られているはずだった。

オレ
「で、離婚は進みそうなのか?」

ショーコ
「あとは条件交渉だけよ!山村さん強気だった(笑)」

オレ
「そう。でショーコはいつ頃来るつもりなんだ?」

ショーコ
「できたら来月一緒に行きたい」

オレ
「拠点づくりに行くから最初から一緒に来てもバタバタするだけで面白くないぞ」

ショーコ
「手伝いたいの。1から始めるNYを生活を」

オレ
「足手まといだ」

ショーコ
「・・・どうしてもダメなら我慢する」

オレ
「約束できるか?」

ショーコ
「何を?」

オレ
「絶対に安全にだけは注意する!無理をしない。」

ショーコ
「うん」

オレ
「じゃー好きにしろ(笑)」

ショーコは立ち上がってオレの方へきた。座っているオレの後ろから抱きついて来た。

ショーコ
「嬉しい^^ユーイチ好きよ!おねーさんエッチいっぱいしてあげる」

オレ
「アホっ^^」

ショーコ
「横山君に言われちゃった。ムーさんに似てきましたね!って(笑)」

オレ
「あははは^^」

電話が鳴った。ショーコがとった。

ショーコ
「ムトー商会でございます」

「はい。少しお待ち下さい」

ショーコは受話器を手てふさいだ。

ショーコ
「岩崎さまからです」

オレ
「その電話の保留ボタンを押して^^」

ショーコは電話機の保留ボタンを押した。まだ受話器を持ったままだった。オレは別の電話の受話器をとり外線ボタンを押した。

オレ
「はい。ムトーです」

「じゃーあがってきて^^」

オレは受話器を置いた。

ショーコ
「お客様?このまま居て事務員装ってていい?(笑)」

オレ
「すでに勝手にしてるじゃないか(笑)」

ショーコ
「じゃー居る^^」

すぐにチャイムが鳴った。ショーコはドアに近づいて訪問者を招きいれた。

ショーコ
「いらっしゃいませ^^どうぞ中へ」

オレの前に岩崎が座った。ちょっとふてくされたような態度だった。

オレ
「仕事は慣れました?^^」

岩崎
「イライラしっぱなしですけど、なんとか」

オレ
「そうですか!それは良かった」

岩崎
「加奈子さんってムーさんの何なんですか?」

オレ
「ん?ギャラクシーのホステスで良き友人だよ」

岩崎
「ムーさんのたくさんいるオンナの一人じゃないんですか?」

オレ
「あははは^^」

岩崎
「ムーさん。オレ辞めようと思います」

オレ
「そっか!じゃー最後にちょっと飲みに行くか?」

岩崎
「・・・」

オレ
「ショーコも一緒に行こう」

ショーコ
「はい^^」

オレたちは3人でスカイ・オフィスを出てキャッツへ行った。

未来
「いらっしゃいませ^^」

オレ
「3人なんだ」

未来
「はい。奥へどうぞ^^」

オレたちは奥のボックス席に案内された。理沙は手前のボックス席で接客していた。オレの正面に岩崎とショーコが座った。未来がブランデーセットを用意して補助イスに座った。手早く水割りが作られた。オレたちはグラスを持った。

オレ
「お疲れっ!」

岩崎は一気に水割りを飲み干した。未来はお代わりをつくる。すぐに理沙がやってきてオレの隣に座った。オレは岩崎を紹介した。

理沙
「キャッツの理沙です。よろしくお願いします^^」

理沙は岩崎に愛想をした。

ショーコ
「理沙ママ。ご無沙汰しております^^」

理沙
「ほんと!よく来てくれて^^ありがとう」

オレ
「岩崎さんが今日で上がることになったんだ」

理沙
「あら。それは残念ねー」

岩崎
「いえ。オレがムトー商会に居てもなんの役にもたちませんから」

理沙
「そうかしら?」

岩崎
「ムトー商会には松井や前田が居てオレの出番なんかありませんし」

ショーコ
「岩崎さんはおいくつなんですか?」

岩崎
「・・・28です」

ショーコ
「あっ私と同じ^^華のニッパチ組じゃない」

岩崎
「えっ同じ年なんですか・・・もっと若いのかと」

ショーコ
「うわー若く見られちゃった。嬉しい^^」

オレは黙って飲んでいた。理沙やショーコのやりとりを見ていた。

ショーコ
「私なんか今日始めて事務所に顔を出しただけなんですよ」

岩崎
「?事務いやムーさんの秘書かと思いました」

ショーコ
「たまたま目の前の電話が鳴ったから私がとっただけなんです」

岩崎
「そーなんですか?」

ショーコ
「出番は自分でつくる。カンパニーいえ、ムトー商会ではみんなそうですよ」

理沙
「あらっ!じゃーショーコちゃんはもう自分の出番つくっちゃったんだ?(笑)」

ショーコ
「まだ始まったばかりですけど^^」

長井と佐伯が入ってきた。ヘッドフォンをつけて音を出さないようにチューニングを始めた。こっちを見て会釈をした。客のリクエストはまだないようだった。長井は1曲歌ってオレの方を見てギターを軽く上げた。

オレは上着を脱いだ。理沙はそれを受け取った。長井たちの方へ行ってシャツの裾を上げて少しネクタイを緩めた。長井たちは手際よくマイクスタンドを調整した。オレはギターを手にして背の高いスツールにかけた。

マイクを微調整した。

オレ
「来月からNYへ行くことになったので、暫くここでは歌えないので我慢して聞いて下さい(笑)」

イントロを弾く、それを長井が拾った。佐伯はベース。オレはフットスイッチを操作する。1曲目はアップテンポなオリジナル。2曲目、3曲目はスローなバラードを歌った。

大きな拍手を受けてオレはギターを置き席に戻った。

ショーコ
「久しぶりのムーさんの歌^^やっぱりいいなー(笑)」

未来
「ほんともったいないわー^^」

理沙
「何がもったいないの?」

未来
「プロになればいいのに」

オレ
「そう言ってもらえるだけで十分だよ^^」

岩崎
「カッコイイですね。。。」

オレ
「音楽に興味あるのか?」

岩崎
「あっても何もできません」

オレ
「あははは^^なんでもすぐに諦めるんだな(笑)」

岩崎
「諦めてなんかいません」

オレ
「今までもすぐにケツ割ってんだろう(笑)」

理沙
「ユーちゃん。」

岩崎
「・・・」

オレ
「キレなくなっただけマシか」

岩崎
「ムーさん。オレにケンカ売ってるんですか」

オレ
「だったらどうする(笑)」

理沙
「ユーちゃん。みっともないわよ」

ショーコ
「ムーさん。似合わないわ」

オレ
「そーだな。オレはケンカ弱いもんな(笑)」

岩崎
「ふんっ気取りやがって」

オレ
「岩崎。そう言う余計な一言がお前の致命傷だ。オレはケンカ弱いけど負けたことないんだ(笑)」

岩崎
「・・・」

オレ
「試したいんだろう?納得いかないんだろう?自分より若くてちゃらんぽらんに見える男がなんでミナミで通用しているのか?体で理解したいんだろう?」

理沙
「珍しいわね。ユーちゃんがムキになるなんて(笑)岩崎さんに辞めて欲しくないんだ」

ショーコ
「ねー岩崎さん。私にお鮨のつくり方教えて?」

理沙
「あっ私も教えてほしいなー^^」

未来
「私もー^^」

岩崎
「鮨はそんな簡単なもんじゃねー」

ショーコ
「いいじゃない。簡単に作れるおいしいお鮨♪NY行ったらパーティーで話題になるわよ」

理沙
「うん。絶対にウケると思うわ^^教えて!」

オレはオンナたちの話に半ば呆れながら聞いていた。そしてちょっと反省もした。

オレ
「岩崎。どーすんだ?こんなキレイどころにお願いされて知らん顔するのか?(笑)」

岩崎
「・・・いいんですか?」

オレ
「あー勝手にしろ(笑)」

岩崎
「甘くはないぞ!厳しいぞ!」

ショーコ
「同じ年なんだから私には少し優しくしてねっ!^^」

未来
「私は若いからもっと優しくしてー^^」

理沙
「あら。年の順なんて不公平だわ(笑)」

オレ
「じゃーオレも通信教育やめて岩崎に教えてもらおーっと(笑)」

岩崎
「・・・わかりました。」

オレ
「そーだ岩崎、お前合気道やれ!オレも習い始めたばかりなんだ。そしたらオレを遠慮なくぶん投げることができるぞ(笑)」

岩崎
「了解です(笑)」

それから岩崎はショーコや未来に煽てられて歌を歌いすぐにご機嫌になった。その単純さには呆れたが、まだ見込みはあると思った。そして岩崎はさっそくその用意をするといって先に店を出た。

オレ
「すっかりお世話になってしまった。(笑)ありがとう」

理沙
「さすがにショーコちゃんね^^プロ顔負けだわ」

未来
「ほんと^^ホステスになればすぐにナンバーワンになれちゃうかも」

ショーコ
「えー今度は私が煽てられる番なんですかー(笑)」

オレ
「まっ暫くはショーコに岩崎を任すよ^^」

ショーコ
「はい(笑)」

オレとショーコはギャラクシーに行くといってキャッツを出た。そしてスカイ・オフィスに戻った。ショーコは冷蔵庫からバドワイザーを出してプルトップを引きオレのところへ持って来た。

ショーコ
「楽しかった。^^」

オレ
「そう?」

ショーコ
「理沙ママも認めてくれたかなー?」

オレ
「ん?」

ショーコ
「私がムトー商会の人間になったこと」

オレ
「えっ?」

ショーコ
「だってユーイチ言ったじゃない。岩崎を任す!って」

オレ
「・・・」

ショーコ
「理沙ママちょっと驚いてた。私もちょっと驚いた」

「理沙ママ。ユーイチのオンナなんだ。オンナの目をしてユーイチの事ずっと見てた」

「前はそうじゃなかったのに、ユーイチの事本気で好きなんだってわかったわ」

オレ
「そう」

ショーコ
「ちょっと悔しい(笑)」

オレ
「(笑)」

笑い事じゃなかった。岩崎が居たからついキャッツへ行ったけど、まずかったな。と後悔した。理沙は怒るだろうと思った。それだけで済めばいいが・・・

オレ
「ショーコちょっとこっちへ」

ショーコ
「はい。何でしょう?^^」

オレ
「やっぱりイイオンナだな」

ショーコ
「うん。^^ユーイチの近くにいるとそうなれる。(笑)そんな自分が好き!」

オレはショーコを抱き寄せてキスをした。誰の前でもそうであって、自立したイイオンナになれ!そしていつかオレじゃないもっとイイオトコを見つけてハッピーになってくれ!オレは本気でそう思った。

そしてそのままオレの部屋に入って。ショーコのいう「おねーさんエッチ」をしてもらった。しかし・・・まだまだだった。

ショーコと一緒に地下駐車場へ行った。赤いフェアレディーに乗ってショーコは帰っていった。オレは心斎橋を歩いて東洋ビルに行きサウナに入った。

髪を伸ばしていた。横がもう少し延びればポニーテールができる。いやオトコがやればそれはチョンマゲが結える。ポマードをつけなくてもキレイにまとめることができるようになるまでもう少しだった。

頭の中から汗を出して、大浴場へ入った。そしてサロンのゆったりとしたチェアで時間つぶしにTVを身ながらうとうとしていた。

▼25時・・・メゾン「西本町」

オレはチャイムを鳴らして鍵を使い部屋に入った。

理沙
「おかえりー^^」

オレ
「ただいまっ!」

理沙はオレに抱きついて来た。オレは理沙を抱きしめてキスをした。

理沙
「サウナ行って匂いを消してきたな?^^」

オレ
「サウナに入りたかっただけだ(笑)」

オレは上着を脱いでリビングのソファに座った。すでにMはスローなソウルがかかっていた。

理沙はビールとグラスを持って隣に座った。オレはグラスを持ち理沙はビールを注いだ。

理沙
「ショーコちゃん。戻って来たんだ?」

オレ
「今日はあんなに明るくしてたけど、この間まではやつれてみる影もなかった」

理沙
「そう。で助けてあげることにしたのね」

オレ
「悪いな」

理沙
「ほんとに悪いと思ってる?」

オレ
「うん。理沙には悪いなーと思ってる」

理沙
「どうして?」

オレ
「ずいぶん我慢して貰ってるから」

理沙
「そう^^じゃー許してあげるわ」

オレ
「ほんと?」

理沙
「最近思うの。ユーイチは私にすごく気を使って、1番にしてくれてるんじゃないかと」

オレ
「・・・」

理沙
「あなたの仲間もしょちゅう店に来てくれて、色々話してくれるし」

「前にあなたが居た頃にはなかったことよ」

「だから嬉しい」

オレ
「あっそう」

理沙
「変?」

オレ
「いや、よくわからないだけだ(笑)」

オレはグラスのビールを飲み干した。すぐに理沙はビールを注いだ。

理沙
「もうすぐね。」

オレ
「うん」

理沙
「私もNYにはしょちゅう行くわ^^いいでしょう?」

オレ
「もちろんさ。^^」

理沙
「私がNYへ行って日本に帰る時は、ユーイチ泣いてね!^^」

オレ
「泣かねーよ(ーー;)」

理沙
「お願いっ!この間みたいに子供のようにわんわん泣いてっ!」

オレ
「アホっ!(笑)」

理沙はオレに抱き付いてきた。オレはキスをして乳を揉んだ。

オレ
「理沙。京都行こう」

理沙
「ほんと?!」

オレ
「南禅寺で湯豆腐食おう?」

理沙
「うわー楽しみだなー^^前の旅館予約しようか?」

オレ
「うん。日月でどう?」

理沙
「じゃー決まりっ!ありがとう」

寝室に入り理沙を裸にしていつもようにベッドの上で「蒼い蝶」が全部見えるポーズをとらせた。オレは理沙の股間に顔を近づけて「蒼い蝶」を見る。いつの間にか理沙はその格好のまま自分で自分の乳を揉むようになった。

無毛の性器。縦に深い割れ目の下。オンナの穴から熱いものが流れ出す。オレはそれを見るのが好きだった。

そしてオレは理沙の穴にオレのモノを突っ込んで理沙を何度もいかせた。この「蒼い蝶」を見たら、どんなオトコでも狂ったようにその穴に突っ込んであらん限りの精液をそこに注ぎ込むだろう。

「蒼い蝶」を誰かに見せてみたい!という気持ちと、オレだけのものにしておきたいという気持ちが揺れていた。


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