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人間の証明


ジョー山中シリーズです。角川映画「人間の証明」のテーマ「PROOF OF THE MAN」
1982年1月PART2

山城屋さんの離れ・・・すでにオレと理恵はそこで待っていた。約束の時間丁度に松村さんと紗也乃ママは現れた。

オレ
「どうぞこちらへ」

松村
「うん^^」

テーブルを挟んで上座に松村さんと紗也乃ママを座らせた。オレたちは下座に並んで座った。

山城屋3代目が挨拶に来て、すぐに料理が運ばれてきた。そして店の者は居なくなった。何があってもこちらから呼ばない限り、ここには誰も近づかない約束をしていた。

ビールでカンパイをしたが、食事には誰も手をつけようとしない。

オレ
「もうご存知かと思いますが、理恵の背中に・・・「蒼い龍」が居ます。オレ以外の人間がそれをに見るのは・・・初めての事です。」

理恵は立ち上がって、所定の場所へ行きそこで正座をした。オレは壁のスイッチを捜査して天井照明を消した。部屋は理恵と反対側にある行灯のような間接照明だけになった。

壁際の下にセットした舞台用の調光機をいじった。天井に仕込んだ小さなスポットが理恵を浮かび上がらせた。同時にカセットを捜査してMを鳴らした。

理恵は立てひざをついて和服を中に手を入れて胸辺りから腕を出した。理恵の形のいい片方の乳が露になった。そしてゆっくりと後ろを向きながらもう1方の腕を同じように出した。着物の上部が脱げたようになって、「蒼い龍」が表れた。

オレ
「どうぞ近くで・・・」

オレは松村さんに声をかけてオレも理恵の体に近づいた。

松村
「おぉぉぉこれが「蒼い龍」・・・」

理恵がおもむろに立ち上がった。着物がするりと脱げ落ちた。理恵は素っ裸になった。ゆっくりと正面を向く。目の前に黒々としたものが現れた。そしてまたゆっくりと後ろを向いて蹲踞する姿勢で片脚を立てた。前に置いてある固定されたイスに理恵は手をついた。上半身を少し後ろに反らせるようにした。

「蒼い龍」がよく見えた。

オレ
「ほら。龍が睨んでいるでしょう」

「オレを喜ばせることがお前にできるか?」

「蒼い龍はそう言ってます」

松村
「うぉぉぉー」

オレ
「そのまま後ろから龍を犯して!」

松村
「くぅー紗也乃来い!」

紗也乃ママは松村さんの帯をといて前をはだけさせそして下着を下げた。そこには勃起した松村さんのモノがあった。

紗也乃
「大きくなってる」

松村
「紗也乃早く!」

紗也乃ママは和服の裾を持ち上げて理恵の隣で四つ這いになった。松村さんは紗也乃ママを昆布巻きにして後ろから責めた。

紗也乃
「あーーー」

松村さんは紗也乃ママに突っ込みながら龍を見ていた。そして暫くすると紗也乃ママが大きな声を出した瞬間。松村さんも声を上げていった。そして紗也乃ママの尻から降りて座り込んだ。

オレは予定にない行動をした。

素っ裸になり理恵の腰を持って後ろから挿入した。

理沙
「うぁー」

オレは大きなストロークで理恵を責めた。理恵のあげる声を聞きながら徐々に激しく責める。理恵の上体が大きく揺れる。同時に龍が動く。

オレは力強く責めた。

理恵
「あーあーーあーーー」

理恵の穴の奥が少し緩んだ。そして熱いモノが溢れ出した。オレは尚も激しく責め立てた。龍が大きく揺れる。

理恵
「うぁーあーあーーあーーー」

理恵は立て続けにいった。龍の目が少し変った。オレは龍が満足したと思った。ゆっくりと龍から離れた。オレは理恵の着物をとり理恵にかけてやった。龍が隠れた。そしてオレは同じように素っ裸で松村さんの隣に並んで座った。

松村
「最後に睨んでいた龍が・・・アレは」

オレ
「おっ!わかりましたか?龍が笑ったんですよ」

松村
「龍が・・・笑った。のか」

オレ
「そーです。(笑)」

松村
「あははは^^そうか笑ったのか!」

オレ
「あははは^^」

オレは服をきた。理恵も服をきた。そして「それじゃー」と簡単に挨拶してその部屋を出た。そしてタクシーを拾って理恵のマンションへ行った。

部屋に入るとすぐに理恵は抱き付いてきた。

理恵
「ユーちゃん。嬉しい」

オレ
「なんだよ。どーしたんだ?(笑)」

理恵
「ユーちゃん。裸になって一緒にしてくれた」

オレ
「つい我慢できなくてしてしまった。悪かったな人前で」

理恵
「ううん。ユーちゃん私の事を思ってしてくれたと思うからいい」

オレ
「あははは^^」

理恵は泣いているようだった。オレは理恵を離してリビングのソファに座った。理恵はそのままキッチンへ入りビールの用意をしてソファの隣に座った。オレはグラスを持ち理恵はビールを注いでくれた。半分ほど一気に飲んだ。

理恵
「ユーちゃん。ほんとに龍が笑うの?」

オレ
「ああ。俺にはそう見える。そしてそれを知ってたら人にもそう見えるかも知れない。(笑)」

理恵
「そーなんだ^^」

オレ
「それにしても見事にオレはひっかけられた。(笑)」

理恵
「どういう事?」

オレ
「松村さんは本当は完全なインポじゃなかった。アレは紗也乃のウソだったかも知れない。松村さんがどうしても龍を見たかった。だからオレに頼んだ」

理恵
「紗也乃ママがユーちゃんにウソをついたの。そう」

オレ
「理恵は怒らないのか?」

理恵
「私はいいわよ^^ユーちゃんのために見せたんだから」

オレ
「そっか。ありがとう(笑)」

オレたちは一緒に風呂に入り理恵はオレの体を洗った。寝室に入ってノーマルなエッチをした。理恵はいつも以上に声を上げオレの名を呼び喜んだ。

▼翌朝9時・・・スカイ・マンション1Fオープンカフェ

松井
「佐和子ママのご機嫌が悪いようです」

オレ
「やっぱり外は寒いな^^でも熱い珈琲は旨い。でなんで?」

松井
「さー?ムーさんが構ってあげないからじゃないですか?」

オレ
「あいつはそんな玉じゃねーよ(笑)」

松井
「そーですか?オレたちにはいつもムーさんの話を聞きたがって、昔の話なんかすると大喜びで聞いてますよ」

オレ
「そっか」

松井
「きっとムーさんの前ではシラーとしてるんでしょうね(笑)」

オレ
「ふむ。じゃーどうしたらいい?」

松井
「忙しいとは思いますけど、NYへ行ってしまう前に温泉にでも連れて行ってあげて下さい」

オレ
「わかった。じゃーお前からそれとなく言っといてくれ」

松井
「オレが?いいんですか?」

オレ
「うん。頼む!^^」

松井
「わかりました(笑)」

オレ
「その後、岩崎はどう?」

松井
「なんか変にはりきってますよ^^NYへ行きたいやつは「鮨教室」へ来い!なんて言ってますけど(笑)」

オレ
「NYお前はどうする?」

松井
「オレは保釈中ですから、それが終わったら観光程度でお願いします(笑)」

オレ
「そうだったな。わかった(笑)」

松井
「NY安心して行って下さい。こっちは何があってももう大丈夫ですから」

オレ
「ありがとう^^」

松井はファミリー不動産へ行き、オレはそのままクルマに乗って自宅へ戻った。このところ朝帰りのパターンが続いているが、帰って来ないよりはいいと言う玲子の言葉に甘えてつい朝帰りとなってしまう。

▼10時・・・箕面自宅マンション

玲子
「内海会長お元気そうなのに(笑)」

オレ
「検査入院なんだろう?」

玲子
「そうみたいね。大げさにするな!って言ってたけど裕人の顔みたら喜んでたわ^^」

オレ
「赤の他人の息子を孫みたいに思ってるんだろう。やっかいなジジーだ(笑)」

玲子
「口は悪いけど、いい人よ^^」

オレ
「あー言うタイプがきっと長生きするんだろうな(笑)」

玲子
「いつまでも元気で居て欲しいわ」

オレはちょっと遅い朝飯をつくってもらいごはんを2度おかわりした。

玲子
「ユーちゃん。」

オレ
「何?」

玲子
「お願いがあるんだけどなー?」

オレ
「オレに出来ることなら何でも言えよ^^」

玲子
「もうひとり欲しい」

オレ
「えっ」

玲子
「できたら今度は女の子がいい」

オレ
「そんな器用な事・・・それともなんか方法があるのか?」

玲子
「絶対じゃないかも知れないけどあるらしいの」

オレ
「そう。なら頑張るけど?(笑)」

玲子
「じゃーいいのね?!^^」

オレ
「でも、大丈夫か?」

玲子
「帝王切開は2度まで大丈夫らしいの」

オレ
「そっか、でもおなかに傷がつくだろう」

玲子
「ダメ?」

オレ
「いやオレはいいけど、そのキレイな体がこれ以上・・・」

玲子
「ユーちゃん以外に見るひとなんか居ないんだからいいじゃない(笑)」

オレ
「そーだな(笑)」

そしてオレたちは寝室へ入ってさっそく子作りに励んだ。帝王切開で子供を生んだこともあり、玲子のオンナの穴はきつくオレのモノを締め付けるいい穴のままだった。

午後から神戸のポートピア・ホテルに入った。明日、松尾のブライダル・ショーの本番だった。すでにステージは出来上がっていた。

オレ
「おはようございます」

石原
「おう^^おはよう!北条ももう来てるぞ。控え室だ」

オレ
「酒井さんは?」

石原
「今回はオレだけだ^^しっかり頼むぞ(笑)」

オレ
「もしかして、演出の変更あるんですか?」

石原
「ない!前回同様だ」

オレ
「よかった。(笑)」

昨年の12月に行ったロイヤルホテルでのブライダルショーが好評だったこともあり、神戸と京都が決まった。内容的には前回のラブストーリ演出で、6組のカップルがそれぞれのテーマに沿った振り付けがあり、物語になっていた。ファッションショーでは珍しい斬新な演出は東京在住の酒井さんの手によるものだった。

オレはPAのチーフ。照明のチーフそれぞれに挨拶してから控え室に向かった。オレは女性モデルの控え室にノックをして入った。

オレ
「おはよーございます!^^」

北条香は一番手前のイスに座ってヘアーマイクをしてもらっていた。オレを認めると香は笑顔で小さく手を振った。オレは頷いた。その隣にはジュディーが居た。彼女も同様に手を振ってくれた。

ジュディーのヘアー担当の女子がオレに言った。


「すみません。ここは女性モデルの控え室なので、男性モデルの方はご遠慮下さい。」

女2
「ムーさんは演出スタッフだからいいのよ」


「あっすみません。」

オレ
「あはっ!^^りっちゃん実はオレ今日はモデルなんだ」

女2
「えーーームーさんモデルやるんですかー?(笑)」

オレ
「あははは^^ごめんね(笑)」

オレはそれ以上そこに居るとややこしくなると思ったのですぐに控え室を出た。その隣の男性用の控え室を覗くがまだ誰もきていない。男はヘアーもメイクもほとんどないので、集合時間に差があるようだ。もう1度ステージのある大宴会場へ行った。

石原
「そうだ。松尾社長が晩飯一緒に食おうって言ってたぞ!」

オレ
「はぁ〜」

石原
「なんだ?乗り気じゃないのか?」

オレ
「いえそんな事ありませんけど」

石原
「けど?」

オレ
「ちょっと面倒だなーって思って(笑)」

石原
「バカヤロー(笑)」

その後、リハーサルが行われた。オレは前回のビデオを何度も見ていたので、振り付けはすべて覚えていた。そしてそのアクションの大きさにもう少し変化をつけて大胆さを表現するようにした。

パートごとのリハはオレたち以外の組も2度目なので大きな問題はなかった。そしてランスルーも若干のタイミングのズレだけを修正し、無事に終わった。

オレは香を誘ってホテル内のカフェに入った。


「ユーちゃん。完璧だったじゃない^^」

オレ
「そう?(笑)」


「何度もビデオを見て練習した?」

オレ
「うん。この間はフリを間違えないようにするのが精一杯だったから、今回はちょっとアクションに拘ってみた」


「そーなんだ。ユーちゃん頑張屋さんね!」

オレ
「まー体を動かすのは好きだから^^最近居合いにも凝ってるし」


「居合いって、刀を使うやつ?」

オレ
「そう。オレは元々剣道やってたから刀好きなんだ。^^それにNYじゃそんなのがウケるし、ほら髪だって」

オレは長髪の髪を後ろで束ねて見せた。


「ポニーテール?あっもしかしてチョンマゲ?」

オレ
「面白いだろう?(笑)」


「うわーそんな事考えてるんだ^^」

ここんとこ香も仕事が忙しくてなかなか会うチャンスがなかったが、こうして見ているともう完全にそれまでの影がなくなり、昔のように明るく上品な女の子に戻っているように思えた。


「後でユーちゃんのお部屋に行っていい?^^」

オレ
「大歓迎だ^^あっでも社長とメシ食う約束だから遅くなるかも知れない」


「うん。私は大丈夫よ気にしないでゆっくりしてきて^^」

この間のショーと同じように朝まで一緒に居てもなんの問題もない。そんな安心から香は穏やかな表情を見せた。

ホテルの最上階のレストランで松尾社長と代理店の重役、それに石原さんとオレとでメシを食った。とりたてて面白い話などはなく、もっぱら松村会長とまた飲みたい。ゴルフを一緒にしたい。などのリクエストを聞いただけだった。もっともオレは来月にはNYへ行ってしまうので、曖昧な応えしかしなかった。

部屋に戻り香の部屋に電話した。すぐに香はやってきた。

オレは香を抱きキスをして舌を絡ませた。香の乳を揉む。そしてそのままベッドに倒れこんだ。

部屋の電話が鳴った。オレは無視したが香が気にして電話に出るように薦めた。オレは仕方なく電話に出た。ホテルのフロントからだった。

オレ
「わかりました。降りていきます」


「どうしたの?」

オレ
「知り合いが面会に来てる。業務の件みたいなんだ」


「行って来て待ってるから^^」

オレ
「せっかくいいところだったのに(笑)」


「明日の朝まで居るから^^」

オレ
「そーだな」

オレはジーンズにシャツ姿だった。革ジャンを羽織ってロビーに下りた。

オレ
「わざわざどうも^^」


「すみません。大事なショーの前に押しかけてきて」

オレ
「向こうに行きましょうか?」

オレは紗也乃ママを誘って隣接するカフェに入った。紗也乃ママは店から出てきたようにしっかりと和服を着ていた。オレはアイスティーをオーダーした紗也乃ママを同じものを頼んだ。

ゆったりした席だった。

紗也乃
「昨日は本当にありがとうございました。」

オレ
「いえ。松村さんの病気が治って良かったですね^^」

紗也乃
「・・・申し訳ございませんでした」

そう言って沙耶のママは大きな封筒を目の前のテーブルに置いてオレに差し出した。

オレ
「何でしょう?」

紗也乃
「エスポワールとローズマリーの権利書です」

オレ
「それが何か?」

紗也乃
「区切りのいいところで来月からムトーさんにそのままお渡しします」

オレ
「どうして?」

紗也乃
「そう言うお約束をこの間させていただきましたから」

オレ
「松村さんはご存知ないんでしょう?」

紗也乃
「はい。まだ言ってません。引渡しが終わってから報告しようと思ってます」

オレ
「紗也乃さん。オレも理恵も気にしてませんよ!だから」

紗也乃
「いいえ。私はムトーさんを騙しましたことになります。理恵さんにも恥ずかしい思いをさせて・・・だからコレはどうしても受け取ってもらいます。」

紗也乃ママはオレの目をみて真剣に訴えている。ミナミの一流クラブのママのプライドがそこにあるように見えた。

オレ
「それを受け取ったらオレは金で理恵を見世物にしたことになる。」

紗也乃
「そーじゃありません。ムトーさんは黙って協力してくれた。私がそれに応えるにはこれしかないんです」

オレ
「あの時、松村さんとオレは大笑いして楽しかったんですよ!こんな事を知ったら、松村さんも哀しむと思います」

紗也乃
「・・・でも」

オレ
「だったら今回の件は貸しにしときますから、いつか返して下さい(笑)」

紗也乃
「ムトーさん。」

オレ
「紗也乃さんもミナミのオンナなんだから笑って^^」

紗也乃
「はい^^」

オレ
「それからこの件は、松村さんには内緒にしておきましょう^^」

紗也乃
「すみません」

オレは席を立った。紗也乃ママとカフェを出てホテルの玄関前まで送った。沙耶のママはタクシーに乗り帰っていった。

そしてオレは部屋に戻り、香とさっきの続きを始め、朝まで一緒にシングルのせまいベッドで眠った。

翌日・・・

簡単にリハを行い。本番が始まった。会場には一般客も含めて立見が出ていた。無事に問題なくその日は3度同じショーを行った。どの回も満席で皆喜んだ。

打ち上げでも松尾社長はご機嫌の様子だった。そして来週の京都もこの調子で頑張ろうということで終わった。

ブライダル・ショー。香と二人で組になってストリー仕立のショーをやった。終わってはじめて皮肉なもんだと思った。現実にオレは結婚した。しかしそれはあまり人には言えない立場だった。そして、別れるために付き合っているような関係の香とステージの上で結婚をする。多くの人に見られながら・・・

オレは香を香の自宅まで送った。


「ユーちゃんと2度も結婚した(笑)」

オレ
「まだあと1回ある^^また一緒に頑張ろうな」


「うん。楽しかった。ありがとうユーちゃん^^」

オレ
「オレも楽しかった。^^おやすみ♪」

香は運転席のオレに近づき軽くキスをした。そしてクルマを降りて玄関前に立って手を振っている。オレも手を上げてクルマを出した。香が元気になっていくのは嬉しいが、同時に少しづつ遠くなっていくようでちょっと淋しい気がした。

▼22時・・・ギャラクシー・オフィス

理恵
「まー紗也乃さんそんな事を・・・」

オレ
「だから貸しにして帰ってもらった(笑)」

理恵
「そう^^でもいつか紗也乃さんも」

オレ
「ん?」

理恵
「何でもないわ(笑)」

オレ
「今日は佐和子のところへ行っていいか?」

理恵
「そんな事聞かないで行ってらっしゃいよ(笑)」

オレ
「あははは^^」

オレは裏から松井を呼んで佐和子に早番で上がるように伝えてもらった。佐和子はすぐにやってきた。

オレ
「腹減ってるんだ。メシ付き合ってくれよ」

佐和子
「そう。何が食べたい?」

オレ
「鮨は飽きたから肉食いに行こう^^」

佐和子
「いいわ^^」

オレたちは周防町に出て少し東に歩いて馴染みのステーキ屋に入った。サーロインを2人前注文した。

オレ
「石井が頑張ってる!佐和子の側面支援があってこそだと言ってたよ」

佐和子
「あらどうしたの?今頃(笑)」

オレ
「いや、お礼を言う機会がなかったから^^」

佐和子はビールを注ぎオレはそれを半分ほど飲んだ。

オレ
「平日になるけど一泊で一緒に温泉でも行かないか?」

佐和子
「忙しいのに無理しなくていいわ」

オレ
「そう言わずに付き合ってくれよー^^」

佐和子
「仕方ないわね!(笑)じゃーどこへ連れてってくれる?」

オレ
「そーだなー?有馬か京都か?他にリクエストがあれば」

佐和子
「近くでゆっくりするなら有馬ね!」

オレ
「じゃーそれで予約入れとくよいい?」

佐和子
「ありがとう^^」

松井から聞いているはずだが、それについては何も言わない。やっぱり怒ってるんだな?と思ったが、それにしてもふたりっきりの時のやりとりは何故かオレのペースで進まない。

旨い肉を食った後、そのまま佐和子の部屋へ行った。キスをするとようやく佐和子はオンナっぽくなった。寝室に入り佐和子を裸にしてその体をよくみた。やっぱりイイオンナだった。

オレがきつい責め方をすると、悩ましい声を上げて佐和子は喜んだ。そして一緒に風呂に入った。オレは佐和子の体を洗ってやった。佐和子ははずかしがりながらもオレに体を委ねていた。

オレは用意されてたバスローブを羽織ってリビングのソファに座った。サイドボードには読みかけの本が置かれていた。

髪を整え薄化粧の佐和子がソファに戻って来た。

佐和子
「ねー聞いてもいい?」

オレ
「ん?何でもどうぞ^^」

佐和子
「ショーコさんってどんな人?」

オレ
「ごほっ!」

オレは思わず咳き込んだ。それにしても・・・なんとストレートな聞き方なんだ。オレはショーコが大学の先輩だという事、そして一時期オレの彼女だと認められていた事、などなどオレとの関わりの事実関係だけを教えた。どうして別れたのか?何故今になってまたニューヨークへ連れて行くのか?当然聞きたいはずだと思ったが、オレはそれ以上の事は言わなかった。

佐和子
「私もあなたとNYでずっと一緒に仕事したいわ」

オレ
「うん」

佐和子
「でもこっちで私の代わりが出来る人がいないんだもん」

オレ
「んー前田と誰かホステスをつけてタッグでやらせるとか?」

佐和子
「前田君はともかくそういうビジネス感覚のあるホステスが居ないわ」

オレ
「それでもそういう風にして佐和子がNYへ来いよ」

佐和子
「・・・本気で言ってる?」

オレ
「信じないのか?」

佐和子
「ううん。」

オレ
「確かに佐和子の営業サポートで不動産部門は飛躍的に伸びた。オレや石井、前田はその事をよく理解しているし多大なる感謝もしてる」

「でも、佐和子がもっと自由にNYで一緒にやりたい。と思ってるならオレは会社の利益よりも佐和子の希望を優先させたい」

「オレは佐和子にいつも厳しい事を言ってきたけど、それは佐和子のビジネス感覚を信頼してたからつい松井や前田に接するように厳しくなってしまった。」

「もっとも彼らに言わせれば男には厳しくしても後でフォローするけど、女に対してはそれがない!って注意されてるんだけどな(笑)」

佐和子はオレに抱き付いてきた。

オレ
「ん?どーした?」

佐和子
「じゃー本当にNYについて行ってもいい?」

オレ
「うん^^」

オレは本気でそう思った。ショーコとバッティングする事など問題にしなかった。佐和子がそうしたいと言うならオレは歓迎する。オレはそういう立場でないとダメだと思っていた。

いつの間にかオレの手は佐和子のバスローブの胸の隙間に入り佐和子の胸を撫でていた。手のひらで佐和子の乳首が転がった。

佐和子
「やっぱり暫くは我慢する」

オレ
「どうして?」

佐和子
「ムトー商会の不動産部門は今大事な時期よフォローの風も吹いてるし・・・ここはしっかりと地固めをしながら期を見て一気に攻めるの^^」

オレ
「・・・」

佐和子
「ムトー商会を一流にする。それが私の役目だもの」

オレ
「そう」

佐和子
「あなたは不満でしょうけど、後できっとわかってくれると思う」

オレ
「他人事として聞くと、佐和子はずいぶん損な役回りに聞こえるぞ」

佐和子
「そーかも(笑)でもいいの」

佐和子はそれ以上言わなかった。オレは黙ってキスをした。そしてもう1度ベッドに行ききつーいセックスをした。

▼翌朝9時・・・スカイ・マンション1Fオープンカフェ

ここのところ毎朝ここで誰かと話をするようになっていた。大勢で居るとつい冗談ばかりになり、それぞれの人間の思っている事がなかなか聞けない。すぐにオレはNYに行ってしまう。それまでに出来るだけそういう時間をつくろうと思っていた。

前田
「ムーさんの方は大丈夫なんですか?」

オレ
「ん?」

前田
「NYの治安はよくないって聞いてますけど・・・」

オレ
「なんだ?オレが向こうのギャングと揉めるとでも思ってるのか?(笑)」

前田
「いえ。ギャングならまだ話し合いの余地があると思いますけど、路上強盗とか多いんでしょ?」

オレ
「まー特定の地域に限られてるから、そこへ行かなければ問題はない」

前田
「オレも松井も居ないんですから、十分気をつけてくださいよ!お願いします(笑)」

オレ
「あははは^^オレは1年半も向こうでなんとかやってきたんだぜ!大丈夫さ(笑)」

前田
「まーそーなんでしょうけど」

オレ
「そう何度も死にかけたりしないさ(笑)」

前田
「ははは・・・そーですよね(笑)」

「ムトーいいかなー?」

後ろからいきなり声がかかった。前田が驚いた顔でオレの後ろを見ている。オレは振り向いた。

オレ
「よっ!^^ようやく真打登場か(笑)」

関川
「何度か来たんだがな、ふんぎりがつかなくて、スマン^^」

前田
「関川さん・・・」

関川
「前田も元気そうだな?他の連中は?」

前田
「主だった者は全員復帰してます。。。」

関川
「そっか^^前田悪いけどムトーとふたりにしてくれるか?」

前田はオレの方をちらっとみた。オレは笑っていた。

前田
「じゃーオフィスに居ますから後で来てくださいね」

前田はそう言ってその場を離れた。関川は前田と入れ替わるようにその席に座った。関川はコートのポケットからラークを出して火をつけた。やってきたウエイターに珈琲をオーダーした。

関川
「もう聞いてると思うが・・・皆が反対したのにオレが独断専行で進めて、結果潰してしまった」

オレ
「まっそういう運命だったんだ。きっとオレが居てもひっかかったよ(笑)」

関川
「カンパニーは資産10億を超えてた。それが一瞬で吹っ飛んだんだぜ!関わってた人間すべてが路頭に迷った。中には懲役に行った者まで・・・」

オレ
「とりあえずギャラクシーと泉は取り戻した。そしてここ1110号でまた始めた。それでいいじゃねーか(笑)」

関川
「ふらっと戻ってきて、奇跡みたいな事を一瞬でやっちまったのか・・・」

オレ
「運が良かっただけさ。松井も仮釈で戻ってきてる。それより今どうしてるんだ?」

ウエイターが珈琲を運んできた。関川は灰皿にラークを押し付けた。

関川
「相変わらずあっさりしてるな!」

「堺の方でスナックのオンナと出来てしまって。そこでバーテンやってる」

「毎日飲んだくれてブラブラするだけのカスみたいな日々だ」

オレ
「そっかじゃー戻ってきてくれるのか?」

関川
「残念だけど、オレはもう戻れない」

オレ
「誰も気にしちゃいないさ」

関川
「悪いとは思うけど、ヤローたちには実はそんなに気にしていないんだ(笑)」

オレ
「ん?」

関川
「理恵ママやチーママそれに理沙ママ。何より純子ママに合わせる顔がない」

オレ
「そうか・・・」

関川
「幸いな事に純子ママの事は内海さんがケアしてくれたから良かったものの、本来はオレの役目だったのに・・・子供が生まれるって時に・・・ムトーすまん」

オレ
「あいつらはミナミのオンナだぜ!それもトップクラスのイイオンナ達だ。他のオトコに抱かれようが何をしようが、シラーと我慢して待っててくれたよ(笑)」

「情けねーのはヤローたちさ(笑)どいつもこいつもオレの顔みただけで泣きやがる。もっとも一番情けないのはオレだけどな(笑)」

関川
「・・・」

オレ
「堺でスナックもいいじゃないか!そのオンナ喜ばせてやれよ!堺が飽きたらミナミへ一緒に出てきてスナックでもクラブでもやれよ!応援するぜ!お前が近くに居れは松井たちも安心すると思うけどなー」

関川
「お前・・・」

オレ
「オレが何故ここから離れないと思う」

関川
「それは・・・」

オレ
「そーだよ!リョーコだよ!オレはあいつが現れるのを待ってるんだよ!もしかしたらもう何度かひとりで来てるのかも知れない。オレのことを何処かで見たかも知れない。でもまだ会えてないんだ。」

関川
「オレも・・・会いたいよリョーコさんに」

オレ
「オレは無理でも、お前になら顔を見せてくれるかも知れないな」

オレは関川を無理に引き戻そうと思っているわけではない。今の状況をカスみたいな生活だと思っている事に少なからず責任を感じた。もちろん関川が自責の念を持っているオンナたちの事も含めて・・・すべてはオレの責任だと思った。

オレ
「この1階のファミリー不動産はうちの経営なんだ。今、石井と前田が責任者でやってる。」

関川
「あのK芸能の石井が?」

オレ
「あいつ破門になってカタギになったんだ。うちで不動産部門をやってもらっている」

関川
「そうか・・・」

オレ
「そうだ!どこか居抜きで使える店があるはずだから、こっちへ出て来いよ!困った事にオレが自由に歌を歌ってオンナと安心して遊べる店がないんだ。ポールに変る店をお前がやってくれよ(笑)」

関川
「MaggieもLINDAミナミもポールももうないもんな・・・」

オレ
「もっともオレは来月からニューヨークへ行って向こうで鮨屋をやるから、しばらくは帰ってこれないんだけどな」

関川
「ニューヨークで鮨屋だと!?」

オレは1年半のアメリカ暮らしをかいつまんで話した。そして今度はちゃんと皆の了解をとってニューヨークへ行くことを説明した。

関川
「若くして何不自由いや有り余る成功を手に入れたお前がそんな事をしてたのか」

オレ
「人生はギャンブルだ。いつだってオール・オア・ナッシングだ!って言ってたのお前じゃないか(笑)」

関川
「バカなことを覚えてるな(笑)」

オレ
「実はな・・・この間刺されて死の淵を彷徨って、1ヶ月間入院した」

関川
「あの入院は刺されたのか?郷田組にやられたのか?」

オレ
「いや、それが三角関係のもつれで(笑)」

関川
「バッカヤローが」

オレ
「その時思った。人間いつ死ぬかわかったもんじゃない。だったら生きてるうちにやりたい事やろうって(笑)しょせんは「うたかたの夢」なんだから」

関川
「ふんっお前はいつだってやりたいことやってたじゃねーか(笑)」

オレ
「あははは^^」

関川
「で、いつからニューヨークへ行くんだ?」

オレ
「まだこっちであれやこれや離れる前の準備があるから、予定よりちょっと遅れると思うが2月中には行く」

関川
「そっか。わかった。どんな形にせよオレもミナミへ戻ってくるよ」

オレ
「ほんとか?!約束だぞ!」

関川
「その代わりと言っちゃーアレなんだが、一度オレとセッションやってくれないか?」

オレ
「何の?」

関川
「オレはサックスをやるから」

オレ
「あははは^^よし!やろう^^」

オレは関川と話しているうちに自分自身の考えが固まってきた。普通っぽい倫理観であれやこれやの人間関係を悩む必要はないと思った。オンナたちには悪いが、オレはオレで好き勝手やる。そう決めた。

関川はスカイ・オフィスに寄らずにさっそく準備を始める。と言って帰った。オレはスカイ・オフィスに上がった。

▼11時・・・スカイ・オフィス

四方
「おはようございます」

前田
「関川さんは?」

オレ
「おはよー^^ん?あいつか?帰ったよ(笑)」

前田
「ムーさん。関川さんの事ですけど」

オレ
「あいつはひねくれ者だから、うちへは戻ってこないらしい」

前田
「そーなんですか?」

オレ
「その代わりミナミに店を構えるつもりらしい。ポールに代わる店を」

前田
「そうですか・・・」

オレ
「どこか居抜きで使えそうな店探してやってくれないか?資金は・・・そうだ玲子のところから出す」

前田
「はぁ〜」

オレが資金を出すと言ったら関川は受け取らないだろう。しかし、玲子、いや「純子ママ」が出すと言ったら嫌でも受け取らざる得ないだろうと思った。前田の反応がちょっと気になったが・・・チャイムが鳴ってドアが開いた。岩崎とショーコが大きな荷物を持ってやってきた。

岩崎
「おはよーございますっ!^^」

オレ
「おはよー^^」

ショーコ
「1時からここでお鮨教室やりますから^^」

オレ
「関川も意地張らずに上がってくれば鮨食えたのに(笑)」

ショーコ
「えっ!あの関川さんが戻って来たの?」

前田
「さっきいきなり現れました」

ショーコ
「うわーじゃーコレで一応全員揃ったわけね!^^」

岩崎
「関川さんって?」

オレ
「最初から居たメンバーのひとりさ」

ショーコ
「あとから未だ何人か来る予定なのでよろしくお願いします」

前田
「じゃーちょっとレイアウト変えて用意しましょうか?」

オレ
「ははは・・・じゃーお鮨教室よろしく^^オレはちょっと出てくる」

ショーコ
「えー少しぐらい食べて行って下さいよー(ーー;)」

四方
「ムーさん今日は忙しいから^^じゃー行ってらっしゃいませ♪」

オレ
「あとよろしく^^」

オレは逃げるようにオフィスを出た。ショーコと四方、どうやら相性がよくないらしい。これはまた困ったことになった。。。

オレは長堀通りからタクシーに乗って日本橋に行った。Player'sを覗くとすでに店内には7.8人の若い男たちが楽器を見ながら時間待ちをしていた。浜田は奥の事務室で待っていた。

オレ
「オッス!メシ行こうか?」

浜田
「そーだな」

オレたちは店を出て堺筋を南へ歩いた。マグドナルドがあったのでそこへ入った。

浜田
「お前ハンバーガーなんか食えたか?」

オレ
「当ったり前だ。アメリカじゃーハンバーガーばっかり食ってたんだぞ(笑)」

浜田
「あっ!アメリカで、そうだったな^^」

浜田はオレがミナミで遊んでいるイメージをまだ持っているようだった。オレはカウンターでハンバーガーセットを2つと、テイクアウト用にハンバーガーを5つオーダーし奥のテーブル席についた。

オレ
「NYだけど、いろいろと準備に手間取ってて2月の中旬になりそうなんだ」

浜田
「ふむ。この間ヨーコさんと話した。」

オレ
「そっか。アイツ神戸に残るって言い出したんだ」

浜田
「うん。聞いてる。それからこの間ショーコさんがここへ訪ねてきた」

オレ
「あいつもNYへついて来ることになった」

浜田
「うん。それも聞いた。」

マグドナルドのアイス・コーヒーはどうも苦い。シロップを入れても甘さが残り苦さは消えない。ヨーコとショーコ、ちょうどそんな苦い話だった。

浜田
「それにお前、結婚したんだってな?子供も居るんだって?」

オレ
「・・・スマン。隠すつもりはなかったんだけど、申し訳ない」

浜田
「ったく。水くせーじゃないか!」

オレ
「知らなかったんだ。帰ってきたら子供が居た。慌てて入籍した。というのが事実で、あんまり人に言えることじゃないしな」

浜田
「オレにまで隠すか?」

オレ
「だからースマン。勘弁してくれよショーヘー」

浜田
「じゃーオレと斉藤は招待してくれるよな?」

オレ
「招待って?」

浜田
「お前の家に招待してもらって、朝まで飲んだくれる^^」

オレ
「いやー飲むのなら他所で飲んだ方が・・・」

浜田
「mar'sの約束だろう?誰かが結婚したら、そこへ行って歌を歌い朝まで飲んだくれるって!それを嫌がるようなオンナとは絶対結婚しないって」

オレ
「覚えてるけど・・・オレが誰と結婚したのか知ってるのか?」

浜田
「当ったり前だっ!」

オレ
「きっと、「あらー浜田君いらっしゃい^^」って、飲み比べしてまた潰されるのがオチだぞ(笑)」

浜田
「あははは^^お前と純子ママが結婚したなんてどう考えても想像できないんだよ!何が何でもこの目でそれを確認したいんだよ(笑)」

オレ
「実をいうとオレも信じられないんだ(笑)」

浜田
「バッカヤローが(笑)ショーコさんは知ってるのか?」

オレ
「ああ」

浜田
「ヨーコさんは?」

オレ
「言ってない・・・」

浜田
「それにしても・・・年上ばかり」

オレ
「んー最近はそうでもないんだけどな」

浜田
「なんだーまだ居るのか?」

オレ
「ジョーダンに決まってるじゃないか(笑)」

テイクアウトのハンバーガーが運ばれてきた。オレはもう1度カウンターに行ってコークを2つ買ってきてテーブルに置いた。

浜田
「まーなんにしてもオレと斉藤はお前の家へ祝福に行くぞっ!」

オレ
「そっか・・・祝福か。玲子も喜ぶかも知れないな」

浜田
「ヒロ!この際だから結婚式したらどうだ?」

オレ
「今のオレがそんなことできると思うか?」

浜田
「そんな事は関係ない。ちゃんとする事はしないと裕人も居るんだし」

オレ
「あらら・・・息子の名前まで知ってるのか?」

浜田
「横山を問い詰めた」

オレ
「そっか」

浜田
「やっぱり斉藤が来るまで待てないな。そうだオレだけ先にお邪魔するか?横山でも誘って(笑)」

オレ
「ははは・・・」

やっぱりそこへ話が戻るのか・・・近い内にショーヘーと横山は家に泊めなければ納得しないだろうなと思った。

オレはハンバーガーを頬張った。

オレ
「ところでショーヘーお前のロス行きはどうなんだ?」

浜田
「うん。その事なんだが・・・よく調べてみるとどうやら音楽もNYの方が面白そうなんだ(笑)」

オレ
「だから?」

浜田
「一応ロスにも行くけど、腰を据えるのはNYにしようかと」

オレ
「それで」

浜田
「居候させてくれねーか?(笑)」

オレ
「あははは^^」

浜田
「いいか?^^」

オレ
「別にかまわないけど、どのくらい居るつもりなんだ?」

浜田
「んーやっぱり最低でも1年だろうな」

オレ
「だとすると、観光ビザじゃ無理だな」

浜田
「やっぱり不法滞在か!」

オレ
「ガキじゃあるまいし、何が不法滞在だ(笑)仕方ない職業ビザとってやるよ」

浜田
「ほんとか!そいつはありがたい^^鮨屋の皿洗いでも何でも手伝うぞ^^」

オレ
「向こうでアパート借りたらまたmar'sApartmentの再現だな(笑)」

浜田
「それいいなー^^ヒロ楽しみだな^^」

オレ
「お気楽なヤツだ(笑)」

ショーヘーに差し入れのハンバーガーを持たせてマグドナルドを出た。オレはミナミに戻りショーヘーはスタジオに戻った。

東洋ビルに行き横山を呼んだが不在だった。ちょうど時間もあったのでそのままサウナに入ってカプセルで仮眠をとった。ちょっとSFチックな土管の中で眠る感覚だった。ラジオにカセット、そして時計に小さな照明。入り口はプラスティックのシャッターがついて閉めることができた。なかなかいい感じだった。

それにしてもニューヨーク。オープンにした結果・・・当初の鮨屋だけではなく菊水亭の山城さんと日本料理店までやることになった。そして、急遽ショーコが一緒に行くことになった。店が落ち着いたら、玲子と裕人がやってくる。同時に仕事で四方も滞在させる予定だった。9月にはユーコとヒロミが留学でやってくる。翌年の1月には香も・・・

鮨屋の方は田川と岩崎、日本料理店は菊水亭から3人程度やってくる。居候に浜田。

そして店がオープンしたら理沙、理恵、佐和子、ヨーコたちが半年に1度程度のペースでくるはずだ。

NYでの数年間、退屈しないで済みそうだった。


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