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グランパ


「グランパ」高橋真梨子

LIVEの迫力が伝わってくる秀逸な映像ですねー^^でも高橋真梨子は今のババーっぽい方が色気があっていいなー
1982年3月PART4--------------------


「ひとの娘を、香を一体どうしようと言うんだっ!」

オレ
「私は、向こうでビジネスをしながら大学に入るつもりです。香さんも語学学校へ通って勉強します。少し仕事を手伝ってもらう事も考えてますが・・・」」


「娘は行かせない」


「おとーさん。私も向こうで仕事をしてみたいのよ!NYは芸術の街、ファッションの街だから」


「ふん。その男にたぶらかされているだけだって事がわからんのか?!」


「ムトーさんは香をここまで元気にしてくれたのよ!後もう少し」


「何を言う!元々元気だった香を悪くしたのはその男じゃないか」

オレ
「香さん以外にも他に女性スタッフが2名駐在します。香さんは彼女らと一緒に生活しますから安全です」


「遊びだろうが勉強だろうがそんな事は関係ない。香は絶対に行かせない」

オレ
「そーですか。今日はこれで帰りますけど、またお邪魔します」


「2度と来るな!香に近づくな!それだけだ!」

オレ
「失礼します」

オレは立ち上がり礼をして玄関の方に向かった。


「ムトーさん。すみません。あんな言い方しかできない人で・・・」

オレ
「いえ。全然気にしていませんから(笑)」


「ユーちゃん。ごめんね。。。」

オレ
「香も冷静に粘り強く話をするんだ。いいな?^^」


「うん。。。」

オレは香と香のおかーさんに見送られて香の自宅を出た。そしてその先の公園の脇に停めたクラウンに乗ってミナミに帰った。

オキナワから戻ってすぐにこっちにやってきた。オキナワの土産を渡して香の父親の帰りを待った。そして香のニューヨーク行きをなんとか認めてもらうために話をするつもりだったが・・・予想以上の頑固親父だった。

▼23時・・・スカイ・マンション1110号

オレ
「ただいまー」

ショーコ
「お帰りなさい^^」

オレはリビングに入った。ボストンと大きな紙袋を置いた。

ショーコ
「その格好で帰って来たの?ちょっと寒かったでしょう?」

ショーコはバドの缶とグラスをオレの前に置いた。オレは紙袋から出したお土産の小さな箱を渡した。

オレ
「うん(笑)ほい^^お土産」

ショーコ
「ありがとう^^開けていい?」

オレ
「どーぞどーぞ」

ダイニングテーブルの上に、その他のお土産、オキナワの名産品を並べた。オレはバドの缶のプルトップを引き、そのまま口にした。

ショーコ
「うわーかわいい^^」

小さな珊瑚を加工したネックレス。そう言えば前もそんな風なものを渡したような気がした。でも余計な事は言わないようにした。そう言ってショーコは嬉しそうに首につけた。

オレ
「うん。やっぱりショーコはゴールドが似合うなー^^」

ショーコ
「そう^^似合ってる?ちょっと見てきていい?」

オレ
「うん^^オレも着替えてくるよ」

香は自室に入り、オレもボストンを持って自分の部屋に入った。アロハと白のコットンパンツを脱いでジーンズとTシャツに着替えた。いくらオキナワ帰りで直行だったとはいえ、こんな格好を見ると普通の親はそれだけで信用しないだろうなーと思った。オレはリビングに戻った。

ショーコ
「ありがとう^^ユーイチ♪」

オレ
「後でゆっくり見せてくれ(笑)」

ショーコ
「一緒にお風呂でも入る?(笑)あなたはやっぱりずいぶん焼けてるわね?」

オレ
「おう^^向こうはもうすっかり夏だった(笑)パンツの型もくっきりだ」

ショーコ
「そう^^」

オレ
「次は一緒に行こうな!」

ショーコ
「私はここに引越してきたし、ニューヨークに行けるから^^大丈夫よ」

オレ
「そっか^^」

ショーコは豊中の自宅が処分される事になりニューヨークへ行くまでの間、ワンルームの部屋を借りて仮住まいとしていた。オレは玲子が居なくなったこともあり、部屋も空いているのでここに引越させた。ショーコは最初、遠慮したがオレが強引にそうさせた。

オキナワへは理沙と行って来たのは知ってるはずだったが、やはり深くは聞かれなかった。オレとしてもその方が良かった。

ショーコ
「サラダつくったんだけど食べる?」

オレ
「うん」

ショーコはキッチンへ行き冷蔵庫から大きなお皿を出しテーブルの上に置いた。グリーンサラダとローストビーフのコンビだった。ドレッシングが3種類目の前に置かれた。

オレ
「うん。懐かしいサラダだ(笑)」

ショーコ
「ごめんね。これぐらいしか出来ないの(笑)」

オレ
「あははは^^ショーコらしくていいさ」

ショーコ
「ニューヨーク行ったら少しは勉強するから^^」

オレ
「うん」

オレは3種類のドレッシングを少量づつ試してみた。ショーユベースのヤツが一番気に入った。

ショーコ
「明日横山君から報告があると思うけど、NYのビル決まったそうよ」

オレ
「そっか。それは良かった。とりあえず寝るところが確保されたわけだ?一安心だ(笑)

ショーコ
「そうね^^問題は・・・リョーコちゃんね」

オレ
「ん?」

ショーコ
「日本料理店を本気でオープンさせるみたいよ」

オレ
「ん?リョーコと話した?」

ショーコ
「1階の事務所に来られたの!私がカフェに誘って色々と話を聞いたの」

オレ
「そっか」

ショーコ
「どうもあなたにムキになって対抗しようとしているとしか思えないんだけど?」

オレ
「ちょっと誤解されてる部分もあるからな・・・」

ショーコ
「何が?」

オレ
「日本料理店は元々リョーコのプランだったし(笑)」

ショーコ
「東京に先に出店するって話だったでしょう?それを急に・・・」

オレ
「まーなんだかんだ言っても皆で居るほうがいいと思ったんだろう」

リョーコが次に何を言ってくるか?大体想像できる。それを受け入れる事で、ケリをつけようと思っていた。オレはサラダとローストビールを残さず食べた。

オレ
「ごちそうさまでした^^」

ショーコ
「いいえ^^」

オレ
「でも同じビルにみんな住むわけだから・・・何か考えないとダメだな」

ショーコ
「四方さんは松村さんの通訳にかかりっきりになると思うし、当面はあなたと私で頑張るしかないわね!^^」

オレ
「なんか張り切ってるな?」

ショーコ
「そりゃーそうよ!ユーイチと二人でやれるのよ!楽しいに決まってるじゃない^^」

オレ
「んーーー香も居るけど?」

ショーコ
「彼女は学校があるんでしょう?」

オレ
「うん」

ショーコ
「心配しないで、うまくやるから」

オレ
「ははは・・・悪いな」

オレはサラダをきれいに全部食った。これは料理ではない。味付けは自分好みにドレッシングをかけるだけだ。そういう意味ではいつでも美味しく食べる事ができる。

ショーコ
「この後、理恵ママのところへ行ってくれる?」

オレ
「ん?」

ショーコ
「オキナワのお土産を早く持って行ってあげて^^」

オレ
「ああ」

ショーコ
「明日は9時に1階のカフェで横山君が待ってるから」

オレ
「あっそう」

ショーコ
「じゃーいってらっしゃい♪」

オレは追い出されるように部屋を出た。そしてクラウンに乗り理恵のマンションへ行った。

インターフォンを押して鍵を使って入った。

理恵
「おかえりなさい^^」

オレ
「ただいまっ!」

理恵
「やっぱり日焼けしてるわねー」

オレ
「そう?あんまり意識して陽に焼かなかったんだけど」

オレは上着を脱いで理恵に渡した。そしてリビングのソファに座った。理恵はビールとグラスを持ってオレの隣に座った。オレはグラスを持ち、理恵はビールを注いだ。

オレは一気に半分ほど飲んだ。

オレ
「そーだ。コレ」

理恵
「あっお土産?ありがとう^^」

オキナワのお菓子と珊瑚のイヤリングの入った紙袋を渡した。理恵はすぐにそれを開けた。そして珊瑚のイヤリングを片方の耳に付けた。

オレ
「うん。似合う。耳がすごく可愛い^^」

理恵
「そう^^ありがとうユーちゃん♪」

オレ
「ところで、ショーコ何か言ってきた?」

理恵
「うん。あの子面白い子ね^^お店にきて「ご挨拶に伺いました」なんて言うのよ」

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ショーコ
「今日は理恵ママにお願いがあって来ました」

理恵
「あら?何かしら?」

ショーコ
「今度ムーさんとニューヨークへ行く事になったんですけど、ムーさんのお世話をするのにどんな事に気をつけたらいいか教えていただけないでしょうか?」

理恵
「どうして私に?」

ショーコ
「ムーさんはやっぱり理恵ママを一番大事に思ってらっしゃいますし、理恵ママと居ると楽しそうで、だから私も見習いたいなーって思って」

理恵
「ユーイチはどのママにも同じように接しているはずよ^^あなたの思い違いよ(笑)」

ショーコ
「もちろんそうなんでしょうけど、理恵ママだけ理恵ちゃん。って呼ぶことが多いし」

理恵
「そう^^」

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理恵
「それで色々教えてあげた^^」

オレ
「どんなことを?」

理恵
「ごくごく一般的な事よ^^特にユーイチだからって事じゃなくてプロの女の心がけ程度の事よ」

オレ
「ふーん」

理恵
「あの子、野心家ね?」

オレ
「そーかなー?」

理恵
「私はそういう子好きよ!それに見所ありそうだし(笑)」

オレ
「そっか(笑)」

理恵
「ユーちゃん。私の事、大事に思ってくれてるってほんと?」

オレ
「理恵も言ったんだろう?みんな大事に思ってるって」

理恵
「でも、少しだけそうだったら嬉しいなーと思って^^」

オレ
「あはっ^^じゃーベッドいっぱいジゴロのように理恵ちゃんに囁くよ」

理恵
「あーーー嬉しい^^」

理恵は死んだヤクザ、高橋の女だった。背中に大きな昇竜の刺青を入れ伝説の女「龍の女」と呼ばれるようになった。

カンパニーが嵌められギャラクシーが盗られた後、無理やり覚醒剤を使って郷田の女にさせられた。オレは理恵を助け出した。

理恵は強靭な精神力で中毒から立ち直った。そういう意味では女の修羅場を何度も経験している。

理恵はオレを守るためなら・・・なんでもするだろう。常にそう言う覚悟を持っている女だった。時にはオレの意に反した事も黙ってやるが・・・

一方でミナミのオンナとしても一流の女だった。明るく振る舞い時にバカにもなれる。そして何よりセックスがずば抜けていた。細心の注意を払い男を喜ばせる。それはテクニックもさることながら、相手に対して常に真剣勝負をしているように思えた。ある意味でオレと同じだと思った。

もっとも本人はそんな事をおくびにも出さずに喘ぎ、喜び、いい声を出して泣くイイオンナだった。

オレは理恵の手をとって寝室に入った。そしてこの夜はいつものキツイセックスではなくて、ゆるく長いスローなセックスをした。理恵は泣き続けた。

▼9時・・・スカイ1Fカフェ

横山
「かなり安く買えたと思います。」

オレ
「5階建ての古いビルだしな。もっともどうせ内装はやりかえるから建物自体がしっかりしていれば問題ない」

横山
「はい。あとは施工業者次第ですね」

オレ
「これだけは実際に使ってみないとわからないな」

横山
「そーですか」

オレは目の前の珈琲に手を伸ばした。通りの向こうはすでに人々が足早に動いている。

横山
「今日、キョーコさん来られるんですよね?」

オレ
「うん。結局みんなで一緒にメシを食う事になった」

横山
「松村さんに紗也乃ママも?」

オレ
「そう。その方がいいだろうと思ってな!それでキョーコかリョーコがもう少し一緒に居れるようなら、3人或いは2人だけで飲みに行けばいい」

横山
「やっぱり問題はリョーコさんですか?」

オレ
「ああ。彼女も大人の振る舞いはわかっているから、あからさまな態度はとらないと思うが何しろ負けず嫌いだから(笑)」

横山
「ムーさん。やっぱりオレNYへ行きますよ」

オレ
「なんで?」

横山
「オープンして落ち着くまでの2ヶ月、いや3ヶ月ぐらいはオレも居たほうがいいでしょう?」

「第1陣で浜田さんが抜けたから、ムーさんにショーコさん四方さん香さんの4人ですよ?」

「ムーさんがショーコさんと動きまわったら・・・残った2人が心配です」

「こっちは安定してますから、2、3ヶ月留守にしたって大丈夫ですよ」

「第2陣で松村さんらと田口、岩崎が来たらオレは戻ってもいいですけどね」

オレ
「ふむ」

横山
「そうしましょうよ^^」

オレ
「わかった」

オレは横山の提案を受け入れた。それは慣れない街、ニューヨークがひとつ間違えばとても危険なところだと言う意味で、オレが業務で動き回っているいる間に何か起こっても対処できない可能井がある。安全を確保する意味でももうひとり男は必要だった。浜田が来れない以上、横山の提案を受け入れる事にした。

横山は東洋ビルへ行きオレは1Fムトー商会の事務所に顔を出した。

石井
「やっぱり焼けてますねー^^」

オレ
「年中ゴルフ焼けのケンちゃんには負ける」

石井
「あははは^^そろそろ武本会のゴルフコンペにも出てみようかと思ってます」

オレ
「うん。佐和子と一緒に行って、またギャラクシーで打ち上げでもやれば?」

石井
「はい。佐和子ママに相談してみます。じゃー外回り行ってきます」

四方が冷たいお茶を前に持ってきてくれた。

四方
「不動産関係の利益って大きいですね」

オレ
「NYで大金かけて日本料理店するより、ゴルフ行ってクラブで接待して仕事決める方が儲かるのは確かだ(笑)」

四方
「ムーさんは武本会でも有名人なんでしょ?ゴルフも前はプロを目指してたって聞いてますけど」

オレ
「そーだな(笑)」

四方
「最近はやらないんですか?」

オレ
「純粋ににスポーツとして楽しむゴルフは好きだけどね」

四方
「ビジネスに絡んだ接待ゴルフは嫌いなんですか?」

オレ
「オレみたいなワカゾーが年寄りに混じって金儲けしてるの変だろう?」

四方
「まー変と言えば変ですけど、それが出来るっていうのもすごいと思います」

オレ
「そうか?(笑)」

四方は大手の商社で営業サポートをしていたから、そんなビジネスが当たり前だと思っているようだ。オレの考えを言ってもきっと理解できないだろう。

四方
「ショーコさん上に引越して来たんですよね?」

オレ
「ん?あーワンルームに金払って居るより上が空いてるから無理に勧めた(笑)」

四方
「無理にって(笑)」

オレ
「オレに襲われるかも知れないから嫌がってたんだ(笑)」

四方
「・・・ウソばっかり」

オレ
「あははは^^ジョーダンだよ(笑)」

四方
「ムーさんが襲われているんじゃないですか?」

オレ
「だといいんだけどな^^」

四方
「・・・」

ったく。ジョーダンの通じないやつだな。んーーーちょっとイメージを変える必要ある。オレは何本かの電話をした。ちょうど空いてると言うのでウイリアムスですぐに待ち合わせをした。

オレ
「タカちゃん。ちょっと抜けよう^^」

四方
「えっ」

オレ
「へへへっ」

四方
「・・・」

オレは四方と並んで歩いて心斎橋の交差点を渡った。

オレ
「タカちゃんは脚がキレイだからなー^^」

四方
「どうして私には「ちゃん」がつくんですか?」

オレ
「ん?あれ?なんでだろうな?嫌か?」

四方
「別に・・・」

ウイリアムスに入った。先方はすでに来ていた。ウイリアムスの隣のビルの2階に店を構え、ファッションショーのヘアー&メイクでも最近活躍中のハセちゃんが待っていた。

オレ
「よっ!早いなー(笑)」

ハセ
「だって、隣なんだもん(笑)」

オレ
「紹介するよ!うちのスタッフの四方君!」

「こちらはヘアー&メイクのハセちゃん」

ハセ
「どうも始めまして長谷川直美です^^」

四方
「ムトー商会の四方孝子と申します」

オレ
「四方は今度のニューヨークにも一緒に行って向こうで暫く駐在するんだ」

「それで、電話でも言ったけどヘアー&メイクとファッションをお願いしたいんだ」

ハセ
「うん。そうねーファッションはやはりビジネスシーンを想定していい?」

オレ
「そーだな。とりあえずその時間が一番長くなるはずだから」

ハセ
「うん。イメージ出来たわ」

オレ
「じゃーよろしく^^」

四方
「あのー私の事のようですけど、何なんでしょうか?」

オレ
「四方に合うメイクとファッションを今からハセちゃんがやってくれる」

四方
「今からですか?メイクって言われてもまだ仕事中なのに」

ハセ
「じゃー先にそごうへ行く?」

オレ
「そーだな^^」

四方
「いえ私はいいです」

オレ
「ダメだ(笑)」

四方を無理に引っ張りだすようにして3人でそごうへ行った。そごうはここ数年ブランドファッションに力を入れていて品揃えが豊富だった。

春、夏用のビジネスシーンでも通用するスーツをハセは何点か選んだ。本人の意向はまったく無視してハセはオレに説明しながらシャツやヒール、その他の小物なども選んだ。

四方
「コレ私が?こんなミニを?嫌ですよ」

オレ
「まーハセちゃんに任せておけば大丈夫だから(笑)」

ハセ
「とりあえずはこんなモンかな?いい?」

オレ
「うん。じゃー後はよろしく!後で電話入れるから」

ハセ
「はーい^^」

そしてハセは四方を連れて自分の美容室に連れて行った。出来上がりが楽しみだった。そごうを御堂筋側に出た。小春日よりの中、オレは思い立ってナンバの方まで歩いた。

高島屋の前のスクランブル交差点を抜けて千日前商店街を歩いた。入り口の手前には喫茶「ケニア」が変らずにあった。真っ直ぐに歩きナンバ花月を過ぎすと右手にパブ「ミルク・ホール」があった。19の時に友人の島の誘いでこの店にアルバイトで入った。それから4ヶ月激動の日々だったが・・・今はディスコをやめて普通のパブとして営業しているようだ。

吉本ボウルの角を右に曲がり「道具屋筋」を見て歩いた。業務用キッチン用品から大きな鍋、釜まで飲食店に必要な道具がすべて揃っている商店街だった。

そこを抜けて左に出るとすでに日本橋3丁目の交差点が見えた。信号を渡り南へ向かう4丁目の交差点を左へ

Player'sの前に出た。店内を覘いた。浜田は居なかった。替りに長井が居た。スタジオ待ちのグループが4人店内で談笑していた。

オレ
「長井ちょっといいか?^^」

長井
「あっムーさん。おはよーございます^^」

オレ
「うん」

オレはそのまま店を出た。すぐに長井もそれに続いた。向かいの喫茶店に入った。

オレ
「メシ食っちまうか?」

長井
「そーですね」

オレはカツカレーを2つオーダーした。

オレ
「どう?」

長井
「はい。増築効果もあって評判いいです。^^」

オレ
「そっか^^じつはこの間、間島のところへ行って来た」

長井
「そーですかー^^間島、喜んでたでしょうねー」

オレ
「ニューヨークで陶芸をやろうと思って、間島の地元の九谷焼を紹介してもらった」

長井
「えーーームーさん陶芸始めるんですか?」

オレ
「うん。ちょっとシャレでな(笑)」

すぐにカツカレーが運ばれてきた。カレーのルーを見る。自家製オリジナルのようだった。ライスの上にトンカツが乗っている。それに別になったルーをかける。

長井
「ムーさん。もうバレてるんでしょうか?(笑)」

オレ
「ん?何が?(笑)」

長井
「やっぱり。でもどーして?」

オレ
「・・・何かあるのか?」

長井
「えっ」

オレはカレーを食う手を止めた。

オレ
「誰だ?」

長井
「沙耶ちゃん」

オレ
「おいもしかして・・・」

長井
「はい^^キョーコさんと一緒に来ます」

オレ
「・・・」

長井
「ムーさんたちが食事をしている間、オレが沙耶ちゃんの相手をしてその後Maggieに連れて行きます。」

オレ
「それで?」

長井
「その後、キョーコさんがムーさんを誘ってMaggieへ」

オレ
「あははは^^そんなサプライズを用意していたのか?(笑)」

長井
「横山にも言ってないってキョーコさん言ってたのに、一体どうしてわかったんです?」

オレ
「アホっ!お前がペラペラしゃべるまでオレは知らなかったよ(笑)」

長井
「えっ!じゃーなんでここへ」

オレ
「ただのヒマ潰しに寄ってみただけだ^^」

長井
「そんな・・・あーどうしよう」

オレ
「大丈夫^^オレ知らない振りしてMaggieに行くから」

長井
「ほんとですか?頼みますよ!大げさにMaggieでびっくりして下さいね^^」

オレ
「おう^^任せとけ!それにしても沙耶はどうして?」

長井
「ちょうど仕事で東京に戻っていたようなんです。それでキョーコさんに電話して」

オレ
「そっか。とうとう沙耶までも現れたのか(笑)」

長井
「オレも嬉しいです^^」

オレ
「ところでオレたちがメシ食ってる間、どうするんだ?」

長井
「一応、オレが沙耶ちゃんのボディーガードとして一緒にメシを^^」

オレ
「そっか^^悪いけど沙耶をよろしく頼む!」

長井
「はい^^」

浜田や長井、それに佐伯らがまだオレのマンションに居候していた頃・・・沙耶は同じマンションの別の部屋に住んで居た。そして毎日当たり前のようにオレが居なくてもオレの部屋へ来ては長井らと過ごしていた。中でも長井とは仲が良かった。

オレが消えた後、頻繁に大阪へ来てオレの消息を確かめに来ていた。その際、それらの情報はもっぱら長井が調べて教えていたようだった。

長井の嬉しそうな顔を見てオレは気持ちが和んだ。

▼15時・・・サロン・ド・ハセ

ハセ
「できたわよ!今着替えてるからもう少し待って^^」

オレ
「おう^^」

店のスタッフの女の子がコーヒーを持ってきてくれた。オレは店内の待合のようなところに座って四方のアガリを想像した。

四方が現れた。

オレ
「おぉぉぉ^^ほんとに四方か?(笑)いやーまいったなー」

ハセ
「どう?いいでしょう?^^」

オレ
「へーやっぱりハセ・マジックはすごい!」

ハセ
「何言ってるのよ!土台が良くないとこうはならないの!(笑)」

オレ
「うん。もちろんその通りなのだが・・・」

四方
「すっごく恥ずかしい・・・でもなんか嬉しい^^」

オレ
「ヘアー&メイクもいいけど、そのキレイな脚にミニってのがいいなー」

ハセ
「あらやっぱりそこに行っちゃうのね(笑)」

オレ
「何しろ脚フェッチだから^^」

オレたちはハセに礼を言って店を出た。そしてそのままスカイマンション1Fのムトー商会の事務所に戻った。事務所にはショーコが居た。

ショーコ
「いらっしゃいませ」

オレ
「(笑)」

ショーコ
「えっウソ!四方さん?!」

オレ
「あははは^^」

四方
「すみません。ちょっと抜けて美容院へ行ってたもので」

ショーコ
「うわーすごく印象が変ったからちょっとびっくりよ」

ショーコは素直じゃない。四方を褒めなかった。その騒ぎに店舗にいた前田がこっちに入ってきた。

前田
「へー誰かと思ったらいつも美しい四方さんが今日は特別お美しくていらしゃる^^」

四方
「いつもはそんな事これっぽちも言ってくれないのに(笑)」

オレ
「いやーオレも前田もシャイでね!ジョーダン交じりでないとホントの事言えないんだよ」

前田
「じゃーこのまま四方さんにはギャラクシーに出てもらいましょうよ^^」

オレ
「うん。たぶん今日のアシストナンバーワンになるだろうなー^^」

ショーコ
「うん。しっかり働いてもらいましょう」

四方
「あっ加納さんすみません。急に抜けた間手伝ってもらって」

ショーコ
「ううん。私もさっき来たところだから^^ムーさん。そろそろ時間ですけど」

オレ
「あっうん。じゃー着替えてくるよ!じゃー前田、後よろしく」

前田
「はい^^行ってらっしゃい」

オレはEVで11階に上がった。鍵を使って入った。自室に入って着替えを始めた。夜用のスーツに着替えた。時計はデイ・ジャストに変えた。ドアがノックされた。

オレ
「どうぞ」

ショーコ
「お邪魔しまーす」

オレ
「誰もいねーって(笑)」

ショーコ
「そうだけど(笑)」

オレはワード・ローブの中の鏡を見ながらネクタイを締めていた。ショーコはベッドの方に座った。

ショーコ
「四方さん。嬉しそうだったわ^^」

オレ
「そっか?」

ショーコ
「私は岡山にも行ったしいいわ。少しぐらいは」

オレ
「うん。ショーコは誰もが認める美貌の持ち主だから^^」

ショーコ
「ありがとう^^でもちょっとだけ悔しい(笑)」

オレ
「あははは^^さてと、じゃーちょっと行ってくるよ」

ショーコ
「うん。楽しんできてね!^^」

オレ
「おう^^」

オレはショーコと一緒に上着を持って部屋を出た。玄関で靴を選び履いた。上着をつけた。ショーコが近寄り上着のエリを直した。

ショーコ
「行ってらっしゃい^^」

オレ
「うん」

オレは玄関を出た。まるで新しい女房のようだった。オレはちょっとドキドキしたかも知れない。

▼17時・・・中之島「ロイヤル・ホテル」

横山
「どーしたんです?」

オレ
「いや、お前もキョーコとは久しぶりだろう?」

横山
「ええ。ずいぶん会ってませんから(笑)」

オレ
「リョーコはどうだ?」

横山
「どーだ!って言われてもほとんど話した事ありませんから応えようがないです」

オレ
「今度3人で飲みに行くか?NYで一緒になるわけだしそれまでにコミュニケーションをとっとこう」

横山
「そーですね」

横山が立ち上がった。そして声を上げた。

横山
「あっあーーー」

オレ
「なんだよ大きな声で・・・」

横山
「ムーさん。アレは・・・」

オレはゆっくりと立ち上がり振り向いた。キョーコと沙耶が並んでこっちへやってくる。優雅にそして明るく。まるでそこだけにスポットライトが当たっているかのようだった。もちろん周辺の人間も注目していた。

キョーコ
「お待たせ(笑)」

オレ
「あははは^^一体どういう事だっ!」

沙耶
「ついて来ちゃった^^」

そう言ったかと思ったら沙耶の目から大粒の涙が溢れ出した。オレは沙耶に近づいた。沙耶もゆっくりとオレに近づいた。オレは沙耶の抱きとめた。

沙耶
「うわーーーん」

オレの肩に顔をあてて沙耶は声を出して泣いた。沙耶が来るのを事前に知っていたとはいえ、その姿を見てこうして腕の中で泣く沙耶を受け止めているとオレは不覚にも涙を零してしまった。

オレ
「会えて嬉しいよ!沙耶」

沙耶
「ユーイチ・・・」

キョーコは微笑んで見ていた。横山も笑っていた。オレは沙耶を座らせた。沙耶はハンカチを使いながらその場に座った。

キョーコ
「4人揃って会うなんて何年ぶりかしら?」

横山
「4年?いや5年ぶりですよ^^」

オレ
「ジーさんとのメシは止めにして4人でメシ食いに行くか?(笑)」

横山
「松村さんはともかく、今日はキョーコさんとリョーコさんのアレですから^^」

キョーコ
「そうね^^」

沙耶
「ムーさん。待ってるから^^後で飲もう」

オレ
「うん。そうだな!とっとと終わらせて皆で飲もう(笑)」

横山
「じゃーその間、オレ沙耶ちゃんとメシ食っていいですか?」

キョーコ
「えっ?まーそれは」

オレ
「うん。それがいい(笑)じゃーオレたちはちょっと早いけど上に上がってるよ」

「沙耶、後でな^^」

沙耶
「うん。大人しく待ってるから^^」

オレはキョーコの腕をとってEVに向かった。

キョーコ
「驚いた?」

オレ
「うん。お前の前なのにスマン」

キョーコ
「何が?あっユーイチが泣いたこと?」

オレ
「・・・」

キョーコ
「いいじゃない。あなた泣き虫なんだから(笑)」

オレ
「アイツの泣き顔みると、かわいくてな・・・つい」

キョーコ
「ほんとにあなた自分の妹か子供のように思ってるんじゃない?(笑)」

オレ
「ははは・・・」

少し早かったがオレたちは会食の場所に行った。最上階のレストラン。予約の名前を告げると時間が早かったせいもあり、別室に案内された。ソフトドリンクがサービスされオレたちはそこで待った。そしてその方が都合が良かった。

オレ
「先に言っとくけど、ちょっとリョーコと行き違いがあってここんとこ疎遠なんだ」

キョーコ
「そう」

オレは松村さんがニューヨークへ滞在することになったこと、それに伴ってたぶんリョーコもやってきて、同じようにレストランをやるだろうという事、浜田が行けなくなってとりあえず横山が同行する事、など等を説明した。

キョーコ
「そーなんだ。みんなニューヨークなのね?」

オレ
「なんの為にニューヨークにしたのかわかんなくなってきたけどな(笑)」

キョーコ
「沙耶もニューヨークよ(笑)」

オレ
「益々混乱しそうだ。。。」

キョーコ
「大変そうだけど頑張って^^」

オレ
「人ごとみたいに言うなよ」

キョーコ
「私は東京だもの(笑)」

オレ
「それから・・・オレ離婚した」

キョーコ
「えっ?」

オレ
「愛想尽かしされた(笑)」

キョーコ
「裕人は?」

オレ
「うん。ちゃんと育ててくれるって」

キョーコ
「そう。。。」

オレ
「まっそれは後で」

キョーコ
「うん」

黒服がやってきた。「皆様お揃いになりました」そう告げてゲスト扱いのオレたちは店内に案内され用意された席に行った。

松村さんの隣に紗也乃ママとリョーコ。すでに立って待っていた。

松村
「わざわざ来てくれてありがとう。京子。紹介するよ娘の涼子だ」

リョーコ
「始めまして。涼子です。どうぞよろしくお願いします」

キョーコ
「この度はお招きいただいてありがとうございます。橘京子です。涼子さん。よろしくねっ」

オレたちは席についた。黒服がシャンパンクーラーからシャンパンを取り出していい音で栓を飛ばした。それぞれのグラスに注いでまわった。

松村
「じゃーカンパイしよう^^ユーちゃん。アレをやってくれないか?」

オレ
「えっこの席でいいんですか?(笑)」

松村
「是非^^」

オレは一通りカンパイの仕方の説明をした。そして

オレ
「今日のよき日を」

「神に感謝!」

「カンパーイ♪」

オレはシャンパンを一気に飲み干した。隣を見るとキョーコもしきたり通り飲み干していた。

松村
「あー最後まで飲み干すのか?」

オレ
「いやそれは学生の時のルールで(笑)」

松村
「そーか。今度は是非そこまでマネてどこかでやってみよう」

紗也乃
「なんかでも宗教的なのにそんな風に全然感じなくていいわ」

リョーコ
「もしかしてムトーさんはカソリックかしら?」

オレ
「いえ、正真正銘の神道です^^」

キョーコ
「この間まで真言宗だって言ってたわ^^」

松村
「なるほど、要するになんでもいいんだ?(笑)」

オレ
「ははは・・・八百万の神に感謝♪という事にしておいて下さい(笑)」

コース料理が運ばれてきた。松村さんとオレがニューヨークの話をキョーコに説明する形で話題にした。そして終始和やかなムードで会食は進んだ。

オレ
「リョーコちゃん東京でレストランをやるんだったら頻繁にキョーコに会えるのにな^^」

リョーコ
「うん。最初はその予定だったんだけど・・・私もNYへ一緒に行こうと思って」

松村
「ユーちゃんにはまだ言ってなかったけど、どうしてもNYでレストランをやりたいって事なんだ」

リョーコ
「それとムーさん。わたしも呼び捨てで呼んでね^^」

キョーコ
「みなさんニューヨークへ行くんですね。私の友人もちょうど今NYから仕事でこっちへ来ているんです。私も・・・行こうかなー?」

松村
「京子。本当かい?ニューヨークへ来るのか?」

キョーコ
「なんか行きたくなっちゃった(笑)いいかなーユーイチ?」

オレ
「ははは・・・オレは大賛成さ!(笑)」

リョーコ
「お子様はどうなさるんですか?おねーさま」

キョーコ
「えっおねーさま?って私?^^もちろん一緒に連れて行きます」

松村
「そうか。皆でNYかーまるで夢のようだ」

キョーコ。悪いジョーダンはやめてくれ。いや来てもいいんだ。ここでそれを言われると、オレにどうしろと言うんだ。それこそ悪夢のようだ。。。

リョーコ
「ねーユーちゃん。この後、時間ある?」

オレ
「この後・・・Maggieで宴会なんだ。学生の時の連中と^^」

リョーコ
「宴会は京子おねーさまもご一緒に?」

キョーコ
「ええ。懐かしい友人達とひさしぶりに^^」

リョーコ
「じゃー私も参加してもいいかなー?」

オレ
「騒がしい連中ばかりだけどよければどーぞ^^」

松村
「ワシらもいいかなー?(笑)」

オレ
「ははは・・・どうぞどうぞ^^」

一体どうする気だよ。誰にそれを問うていいのか?オレ自身半ばやけくそだった。

▼20時・・・Maggie

すでに沙耶、横山、長井が席を作って待っていた。ステージには浜田と佐伯、それに後輩の鈴木と市川が居た。カウンターには刈谷が居た。オレは刈谷も誘った。

そこに松村さん紗也乃ママ、リョーコ、キョーコ、そしてオレ。全員が席についた。オレは簡単に皆を紹介して周った。

オレ
「という事で、懐かしい顔ぶれと一緒に、また初めての人はもっと愛し合って、皆で幸せになりましょう^^」

それでは・・・

「今日の良き日を」

「神に感謝♪」

「カンパイっ!」

「かんぱーい♪」

オレは一気にビールを飲み干した。ほとんど者が何も言わないのにそうした。

オレ
「ヨコヤマー今日は飲むぞぉー(笑)」

横山
「はいっ!」

長井
「鈴木と市川はほどほどにしとけー後があるからな」

鈴木&市川
「はいっ」

横山
「長井っお前もっと沙耶ちゃんから離れろよ」

長井
「お前こそキョーコさんから離れろ(笑)」

オレ
「じゃー刈谷^^お前こっち来い」

刈谷
「はぁ〜〜〜い♪」

オレは刈谷が居てくれてよかったと思った。この席で唯一関係のない女は刈谷だけだったから・・・

横山
「ムーさん。それはないですよ(笑)浜田さん拗ねますよ」

刈谷
「あらっ横山君しつれーねー浜田センパイはそんなどこかの穴のちっちゃい男じゃないわっ」

長井
「どこかの穴って・・・(笑)」

「ぎゃははは^^」

横山
「あーーー刈谷は浜田さんのウンチ見たことあるんだーやらしー(笑)」

刈谷
「いやーねー(笑)」

オレ
「おいおい^^長井まだシモネタは早いぞー^^」

長井
「あははは^^じゃー後で横山と一緒にケツ出しでもしましょうか!(笑)」

横山
「長井っ!レディーの前でお前はっ!!!」

キョーコ
「あはっ^^でも久々にアレが見れるのー?楽しみだわー(笑)」

オレ
「ったく。しょーがねーなー」

刈谷がオレのグラスにシャンパンを注いだ。オレはそれを口にした。

沙耶
「ムーさん。歌ってー^^」

キョーコ
「歌ってー^^」

オレ
「おーしじゃーmar'sで行くかー?」

「おう」

オレと浜田、長井、それに鈴木と市川が入ってステージに出た。軽くギターのチューニングを行いマイクスタンドを調整した。

オレ
「サンフランシスコからミナミに戻って来て半年・・・再び今月末に渡米する事になりました。今度はビッグ・アップル♪ニューヨークです^^」

「思えばあれから4年、すでにTWISTは解散してしまいました。」

「いつか出るだろうと言われ続け、とうとう幻に終わったmar'sですが」

「こうして仲間が集まって歌える事が何よりの幸せです(笑)」

オレは浜田の方を見た。浜田は頷いてカウントをとった。いきなりオレのキーいっぱいを使うアップテンポの曲が始まった。そして立て続けにハードでノリのいい曲を3つやった。

4つ目。オレは沙耶を呼んでコーラスをさせた。一緒のマンションに居た頃に特訓した曲だった。沙耶はいい声を持っていた。それにぴったりの曲。ほんとは間島の曲だった。

5つ目、振られた男の女を思うバラード♪それでギターを置いた。

いつの間にか、前田とショーコが来ていた。オレはキョーコの隣に座った。

キョーコ
「最後の曲、知らなかった」

オレ
「そうだっけ?」

知ってたらもっと早くなんとかなってただろう?オレは言葉にしなかった。オレは立ち上がった。

オレ
「じゃーアレだ。せっかくだからみなさんを紹介しよう^^」

「隣にいらっしゃる紳士は、オレの飲み友達の「松村さん」

松村
「どうも^^松村です。いやー今日は若い皆さんと一緒に飲めて楽しかったです。ユーちゃんの飲み友達という事でこれからも仲良くしてやって下さい^^」

拍手が沸いた。

オレ
「続いては「リョーコ」ちゃん^^なんとポルシェ・カレラを駆るお嬢さんです」

リョーコ
「ユーちゃんは私よりポルシェの方が好きらしいんですけど、好かれるように頑張りたいと思いますので、是非皆さんご協力をお願いします」

オレ
「そしていつも見ているだけでクラクラするぐらいセクシーな紗也乃ママ♪」

紗也乃
「紗也乃です。若い人ばかりの中で今日は私がクラクラしてます^^どうぞよろしく」

オレ
「こちらは、今や日本を代表するトップ・モデルのキョーコちゃん^^」

キョーコ
「皆さん。お久しぶりです^^なかなかこっちへ来る機会が少ないんですけど、来た時は快くユーイチを貸して下さいね^^」

オレ
「そして同じくNYで活躍中のトップモデル「沙耶」ちゃん」

沙耶
「ご無沙汰してまーす。ムーさんがNYへ来るのを楽しみに待ち構えてまーす^^もちろん皆さんも是非来て下さいね!私がガイドをしますので^^」

オレ
「では次に学校関係いくか?横山から自己紹介しろ(笑)」

横山
「あらら・・・どんな前フリがあるのかと期待してたのになー^^という事で、学生時代から「ひっつき虫横山」と言われてかれこれ7年になります。^^これからもそれは変らないと思いますのでどーぞよろしく」

長井
「後輩の長井です。横山に誘われてmar'sClubに入ったのがきっかけで、ムーさんや浜田さんの後に続いて音楽もやってます。浜田さんのケツの穴はでかいそうですけど、後で横山と一緒に比べて見ようと思いますので、皆さん公正なジャッジをお願いします^^」

鈴木
「ムーさんや浜田さんより3年下のmar'sClubの後輩です。^^後でオレたちもケツ出しさせられると思うので、どうぞよろしく^^」

市川
「同じく鈴木と同級の市川です。ムーさんに憧れてmar'sClubに入りましたが、未だにちゃんと口聞いてもらった事がありません。よければムーさん。オレのケツしっかりと見てください。(笑)」

浜田
「えーーーmar'sのギターをやってました。浜田です。ムトーとは高校時代からの付き合いでかれこれ10年になります。まだまだ続くと思いますので、皆さん。どうぞよろしく」

「じゃーここからは不肖浜田が紹介させていただきます」

「優しい顔してほんとは硬派!ムトーを殴った事もあると言う男前の前田君です」

前田
「いやアレは事情があってムーさんが殴れ!って怖い顔で命令するもんですからつい^^という事でムーさんと大車輪を一緒にしたことのある前田です^^どうぞよろしく」

浜田
「あははは^^では芸大在学中は常にミスコンのトップテンに入っていて、男子学生を騒がせた刈谷!」

刈谷
「お美しい方ばかりの中で、きゃー恥ずかしい^^mar'sの宴会にはしょちゅう参加させてもらってました刈谷です!よろしくー^^」

浜田
「そして我らがセンパイ!芸大ミスコン至上3連覇を成し遂げた美人♪「フェアレディーのショーコ!!!」

ショーコ
「うわー一体誰の事?って思ってたら私ですか?ほんとお恥ずかしい。(笑)加納翔子です。ムーさんに助けてもらってNYに行くことになりました。きっとこの後にたくさんの後輩の方も来られると思いますが、優しい先輩、ショーコをどうぞよろしく^^」

浜田
「では最後に伝説になった男、ムトーユーイチ♪^^」

オレ
「すっかりmar'sClubの宴会みたいになってしましましたが・・・ホントは浜田とふたりでTWISTに入るつもりだったムトーです。(笑)

紹介ごとに拍手と野次が飛んだ^^大騒ぎの状態が少し納まった。

松村
「いやーすごい宴会だ。ありがとう楽しかった^^」

オレ
「あーすみません。好き勝手やって(笑)」

松村
「是非また誘ってくれ!」

松村さんと紗也乃ママ、そしてリョーコらが先に店を出た。結局、オレはリョーコと一言も話せないままだった。とりあえずこれで心置きなく騒ぐことができる。ショーコは松村さん達を外まで見送っていたようだ。

その後も歌い、飲み、騒いだ。そしてオレは横山や長井に強引に連れ出されるように店を出てタクシーに乗せられた。

▼22時・・・ロイヤルホテル・セラバー

キョーコ
「ようやく3人になれたわね」

沙耶
「楽しかったけど、待ち遠しかったわ」

オレ
「ん?他の連中はこないのか?」

キョーコ
「ユーイチはまだ騒ぎたりないようね(笑)」

いや、もう十分騒いださ。でも普通はやっと2人に成れたわね!って言うんじゃないか?何故3人なんだ。

ブランデーの水割りを口にした。

キョーコ
「さっきのNY行きの話はあくまで観光で行く話だから安心してね」

オレ
「えっずっと居れるわけじゃないのか?」

キョーコ
「仕事もあるしなかなかそういう訳にはいかないわ^^」

沙耶
「キョーコちゃんがNYへ来た時は私の家に居てもらう(笑)安心でしょ?」

オレ
「ははは・・・なんかNYがミナミになりそうだな(笑)」

キョーコ
「今日はひさびさにユーイチの歌も聞けて、ちょっと飲みすぎちゃった。先に失礼させてね^^」

オレ
「えっ」

そう言ってキョーコは席を立って離れていった。

オレ
「あっ」

沙耶
「せっかく気を利かせてくれたんだから!^^」

沙耶はオレにくっついてきた。

オレ
「あっそう」

沙耶
「もうキョーコちゃんにそんなに名残惜しそうにして・・・」

オレ
「ははは・・・」

沙耶
「色んな事聞こうと思ってたんだけど、待ってる間に横山さんや長井さんが全部教えてくれた(笑)」

オレ
「そう(笑)」

沙耶
「私の事は何から話そう?」

オレ
「結婚したんだろう?ハッピーにやってるか?^^」

沙耶
「それなりにね^^」

オレ
「なら良かった^^メシは作れるようになったか?」

沙耶
「それはダメなの(笑)だって日本食は相手がダメだから」

オレ
「そっか(笑)」

沙耶
「ねー私達も部屋に行こう」

オレ
「・・・」

沙耶
「キョーコちゃんが居るから嫌なのね。でもキョーコちゃんはそうしなさいって連れて来てくれたのよ」

オレ
「じゃーキョーコにおやすみのキスだけしていいか?」

沙耶
「もぅ仕方ないわね(笑)」

オレは沙耶に部屋へ連れて行かれた。すぐに抱き付いてキスをしてきた。

沙耶
「すぐに戻って来てね」

オレ
「ああ」

オレは部屋を出て、3つ隣の部屋へ行ってドアをノックした。小さくドアが開きオレを認めると招き入れられた。

キョーコ
「どうしたの?」

オレ
「ちょっと一緒に居たくて」

キョーコ
「ダメよ沙耶のところに行ってあげてあの子」

オレはキョーコを引き寄せて抱き強引にキスをした。キョーコは抵抗しなかった。手は自然とキョーコの乳を揉んだ。そしてベッドに押し倒した。

キョーコ
「ユーイチダメよ・・・」

オレは凶暴になった。キョーコのパンストと下着を一気に下ろして取り去った。キョーコの片方の脚を持ち上げた少し抵抗したが強引にオレはキョーコの下腹部に顔をつけてキスをした一方の手は乳へ・・・上半身を押さえつけるようにしながら服の上から乳を揉んだ。

キョーコ
「あぅ」

オレは自分のモノを出した。そして一気にキョーコの女の穴に挿入した。

キョーコ
「うっあーーー」

ゆっくりと腰を使い奥へ奥へと進んだ。キョーコの脚を抱えてその動きは徐々に早まっていった。

キョーコ
「あーーーユーイチ」

オレは責めたてた。キョーコは声を漏らしながらオレを呼び続けた。

キョーコ
「あーあーーあーーー」

キョーコとほぼ同時にオレもいった。キョーコの腕が服の上から強くオレの背中を掴んだ。

まるで飢えた高校生のようにキョーコを犯した。

キョーコ
「・・・今度はゆっくりユーイチが東京にきて」

オレ
「うん」

キョーコ
「はやく沙耶のところへ行ってあげて」

オレ
「・・・」

オレはキョーコの体から離れた。キョーコにキスをして部屋から出た。そして沙耶の部屋に戻った。

沙耶はすぐに抱き付いてキスをしてきた。

沙耶
「キスだけだって言ってたくせに」

オレ
「・・・」

沙耶
「ユーイチが無理やりしたんでしょ」

オレ
「ああ」

沙耶
「私とは朝まで一緒よ!いいわね!」

オレは沙耶を抱きしめた。今他の女を抱いてきたところなのに、何故怒らない?って・・・そんな事は今更関係ないのか

オレはシャワーを浴びようとした。

沙耶
「ダメ・・・キョーコちゃんの匂いがついたまま私を抱いて」

オレ
「?」

沙耶
「いいの」

沙耶はその場で服を脱ぎだした。オレは見ていた。長い脚・・・栗色の草むらツンと上を向いた乳。バランスのとれた肉体美。見ているだけで美しい。

沙耶は近づきオレの服を脱がせ始めた。オレは裸になり立ったまま沙耶を抱いた。腰を引きつけ尻を撫でる。

沙耶
「オンナったらし!」

オレ
「悪いな」

沙耶
「私はユーイチのオンナよ!わかってる?」

オレ
「ああ」

沙耶
「妹でも子供でもない。ユーイチのオンナよ!いいわね!」

オレ
「ああ」

キョーコほどではないにしても沙耶の目の奥が光っているように思った。沙耶はキスをした。沙耶の舌がオレの舌に絡んだ。オレの舌を強く吸う。オレたちは立って抱き合ったままキスを続けた。

不意に沙耶の手がオレのモノを掴んだ。そして指を使い始めた。その場にしゃがみこんでオレのモノを口にした。

オレは沙耶にそれをやめさせるように沙耶の体を起した。そしてそのままベッドに倒れ込むようにして紗也の脚を持った。

キョーコにしたように沙耶の下腹部に顔を埋めた。オレは沙耶の脚を持ち上げた。沙耶は片脚を膝を立てるようにして少し股間を開いた。

割れ目に沿って舌を使う。屹立したクリトリス。その下のヒダを広げてオンナの穴に舌を入れる。熱く潤んでいた。さらにその下のもうひとつの穴にも舌を使う。

沙耶
「あー」

オレは再び沙耶にキスをして首筋から乳へ舌を這わせる。手は股間に入りすでに指がオンナの穴に入っている。

乳に顔を擦りつけ乳首を口にして舌で転がす。沙耶は声を上げながらオレの背中を押さえつけるように手で撫でる。

オレは紗也に乗った。脚を抱えて腰を入れた。オレのモノは当然のように沙耶の穴に入っていった。

沙耶
「あぅーうぅぅぅ」

苦しげな沙耶の表情。ゆっくりと腰を使い大きなストロークで動く。沙耶の穴はオレのモノを強烈に締め付ける。すぐにオレの脳がスパークし始めた。オレは自分の舌を噛んでそれを押さえつけた。

沙耶
「あーあーーユーイチ好きっ」

叫ぶように声を出す。オレは腰の動きを早めて責めたてた。

沙耶
「うあーあーーーあーーーあーーー」

沙耶は両膝を胸元まで引き上げ、上半身を仰け反らせていった。オレは沙耶の脚をしっかりと抱えて尚も沙耶の穴の奥を責めたてた」

沙耶
「あぅー」

「あっあーーーあーーーあーーー」

沙耶は立て続けにいった。穴の奥が少しだけ緩んだ。熱いモノが溢れた。ゆっくりと沙耶の体からおりた。

横抱きにして股間に手を入れた。割れ目を撫で穴のまわりを少し指で押す。

沙耶
「あんっ」

「うぅー」

沙耶の体が落ち着くのを待った。

沙耶
「ニューヨークへ来たらいっぱいデートしよう」

オレ
「ああ」

沙耶
「一緒に行きたいところがたくさんあるの」

オレ
「そう」

沙耶
「すっごく楽しみよ^^」

オレ
「うん」

沙耶は安心したのか子供っぽくなった。オレは沙耶の髪に触れ、背中を撫で、尻を掴んだ。沙耶はゆっくりと起き上がりオレの体の上に乗りオレのモノを手で持って自分の中に入れた。

沙耶
「あーユーイチ」

沙耶はゆっくりと腰を使い始めた。

沙耶
「あー愛してるわ」

「愛してるっ」

「あーーー」

オレは沙耶の動きが怠慢になるのを感じて沙耶の腰を両手で持った。沙耶の腰を動かしてそれに合わせてオレも動いた。

沙耶
「ユーイチもいってー」

「あーお願いよー」

「いってー」

オレは一旦沙耶の体を下ろした

沙耶
「いやー」

体をうつ伏せにした。沙耶は両手をついて腰を上げて尻を出した。オレはその尻を抱えて後ろから挿入した。

沙耶
「うぅーーー」

沙耶のよく絞まる穴がよりきつく絞まる。オレはゆっくりと腰を使い待った。再び脳の中に火花が散り始めた。小さくパチパチを音を立てながら快感が高まっていく。そして徐々に火花は大きくなる。腰の動きが早くなる大きな火花が閃光と共に爆発した。

オレ
「うぉーーおーーーおーーー」

沙耶の穴の中でオレのモノは弾け放出し続けた。

沙耶
「うあーーーあーーーあーーー」

オレは沙耶の体を離した。また横抱きにして沙耶の背中を撫でてた。いつの間にか沙耶は眠った。安心しきった表情をみるとどこか子供っぽく感じる。実際には表情といい体といいすでにイイオンナになっているんだが・・・沙耶、お前結婚してるんだろう?オレたちがNYへ行ったからといってそんなに好き勝手できるのか?

オレはそのまま沙耶を抱いたまま眠った。


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