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落陽


「落陽」大友康平 カバーバージョン第1弾という事で^^あらら・・・これもすぐに削除されてしまいました( ̄□ ̄;)差し替えます。

オリジナルは吉田拓郎 98年LIVE

やっぱり06年つま恋が一番かなー?
1982年3月PART5

▼9時・・・スカイ・マンション1110号

オレはチャイムを鳴らさずに鍵を使って入った。リビングに入るとすでにショーコは起きていた。

ショーコ
「お帰りなさい^^」

オレ
「あれ?早いな?」

ショーコ
「もう9時よ!今朝のミーティングは?」

オレ
「今日はない(笑)」

ショーコ
「そう^^じゃーちょうど今珈琲ができたところよ」

「朝食に何か買って来ようか?」

オレ
「いや、いらない」

オレはリビングのソファに座った。TVを点けてチャンネルを変えたがニュースはやっていなかった。TVを消した。サイドボードのオーディオセットのカセットをかけた。プリズムがかかった。

オレ
「うわ懐かしい曲だなー^^」

ショーコ
「この間探してたら出てきたの^^」

オレ
「そう」

ショーコは珈琲を持ってソファの隣に座った。

ショーコ
「ミルクだけでいい?」

オレ
「あーうん。」

ショーコ
「昨日は楽しかったわね」

オレ
「あー久しぶりに騒いだ(笑)」

オレは珈琲に口をつけた。外では決してしない事をショーコはした。外でそんな事を当たり前にするのは・・・ユーコだけだった。

ショーコ
「ここ不思議な部屋ね」

オレ
「ん?」

ショーコ
「この間まで事務所だったのに、ここでこんな時間を過ごせるとは思ってもみなかったわ」

オレ
「一緒に珈琲を飲む事がか?(笑)」

ショーコ
「一応、一緒に暮らしてるみたいなものだし(笑)」

オレ
「一応も何も人は同棲してると思ってるさ」

ショーコ
「うわっ怖い(笑)」

オレ
「あははは^^」

ショーコ
「NYへ行ってもこうだったらいいのになー」

オレ
「たぶんこんな風にもっとのんびりやれるさ」

ショーコ
「そうかしら?」

オレ
「一歩外に出れば外国人ばかりだしな(笑)街中で当たり前のようにキスもできるし」

ショーコ
「やぱりそうなんだ^^まるで映画の世界ね」

オレ
「日常目にするものがすべて新鮮に見えるし、これからの季節街は楽しいぞ」

ショーコ
「楽しみだわー♪」

オレ
「ところでなんでうまく行かなかったんだ?」

ショーコ
「えっ?私?」

オレ
「こんな風にできるイイオンナなのに」

ショーコ
「そう?^^ありがとう(笑)」

オレ
「なんだよ(笑)」

オレはラークに火を付けた。ショーコは立ち上がってキッチンから灰皿を持ってきてくれた。電話が鳴った。ショーコはオレの方を見た。オレは珈琲を口にしていた。ショーコは受話器をとった。

ショーコ
「はい。武藤でございます」

「おはようございます^^ちょっと待ってね」

「横山君が下に来てるわ」

オレ
「なんだ来たのか。じゃー降りるよ」

ショーコ
「ムーさんすぐ降りるって、待ってて、じゃー」

ショーコは受話器を置いた。

ショーコ
「着替える?」

オレ
「そーだな」

オレは自室に入ってジーンズとシャツ、それにスタジャンを羽織った。玄関に出てアディタスを掃いた。

オレ
「じゃー行ってくる」

ショーコ
「はい」

オレはもう1度ショーコに近づいて軽くキスをした。

オレ
「そうだ。今日は晩飯食いに行こう^^」

ショーコ
「はーい^^」

オレはEVで1階に下りた。席につく前にウエイターにアイス・ティーを頼んだ。オープン・カフェの方へ向かった。小春日よりのいい天気だ。他の客も今日は外の方が多いようだ。

オレ
「おはよー^^」

横山
「おはようございます^^さっきキョーコさんと沙耶ちゃんが新幹線に乗りました」

オレ
「そっか、見送りしてくれたのかわざわざ悪いな」

横山
「いえ。今度はいつ会えるかわかりませんし(笑)長井まで付いてきましたけど」

オレ
「あははは^^あいつにも礼を言っとかないといけないな(笑)あいつ怒ってなかったか?」

横山
「はい(笑)聞きました。ムーさん昨日沙耶ちゃんが来るの知ってたんですって?」

オレ
「ああ(笑)予定ではMaggieで再会するはずだったんだが・・・あいついきなり我慢できずにロイヤルに現れた」

横山
「そーですか^^ほんとは長井が沙耶ちゃんとふたりでメシ食う予定が、オレと3人で食うことになったもんだからぶつぶつ言ってましたよ」

オレ
「(笑)ところで、キョーコは何か言ってたか?」

横山
「いつもと同じです(笑)ユーイチの事お願いねっ♪って」

オレ
「あっそう」

横山
「電話でもそうですが、それが7年前から定番の終わりの挨拶みたいなもんですから^^」

オレ
「(笑)」

オレは運ばれてきたアイス・ティーをストローを使わずにそのまま口にした。

横山
「見送った後、長井が面白い事言うんですよ」

「沙耶ちゃんとムーさんがエッチしてるってどうしても思えないって」

オレ
「あははは^^アイツは本当にバカだな(笑)」

横山
「そーですね(笑)でもわかる気がします」

オレ
「ん?」

横山
「オレもムーさんとキョーコさん。そんな風に思いますもん(笑)」

オレ
「バッカヤロー(笑)でもキョーコや沙耶だってウンチはするぞ!」

横山
「当たり前じゃないですか(笑)」

オレ
「ははは・・・」

どこまでわかってるんだか・・・ウンチをすればセックスもするだろうが?こいつら完全にあいつらにイカレテやがると思った。横山は7年も前から知っていると言うのに

オレは通りの方を眺めた。春の陽射しが気持ち良く道行く人のファッションもすっかり春めいている。

長堀通りにポルシェが停まった。サングラスをかけたオンナがこっちに歩いてきた。横山はそれが誰かわかったようだった。

横山
「じゃーオレ東洋ビルに行ってきます」

そう言って横山は席を立って離れていった。入れ替わるようにリョーコがオレの正面の席に当たり前のように座った。サングラスをはずした。

リョーコ
「昨夜はごちそうさまでした」

オレ
「いえ、何のお構いもできなくて(笑)」

リョーコ
「見ているだけで楽しかったわ^^歌も聞けたし」

オレ
「そう^^」

ウエイターがやってきた。リョーコはオレの前のものを見てアイス・ティーをオーダーした。オレは彼女が話し出すまで黙って通りの方に視線を向けていた。

リョーコ
「どうしてもあなたに急ぎの相談があるの」

オレ
「何かな?」

リョーコ
「NYのお店の事なんだけど・・・山城さんにお願いして手伝ってもらおうと思ってるの」

オレ
「そう」

リョーコ
「ところがいきなり2軒のオープンじゃ料理人の確保が難しいみたいなの」

オレ
「なるほど」

リョーコ
「それで提案なんだけど、あなたのところは当初の予定のお鮨屋さんじゃダメかしら?」

オレ
「どういう事?」

リョーコ
「山城さんのところの料理人を先に私の方に回してもらえないかしら?」

オレ
「・・・」

オレは目を細めてリョーコを見た。オレを怒らせようといているのか?それとも自分がもう怒りに任せて何を言ってるかわかっていないのか?どちらにしても、もう少し物の言い方があるだろう?と思った。しかし、そんな事はずいぶん前からわかってたことだ。

オレ
「すでに進行中のプランを潰してでも、自分の店をやりたいという事か?」

リョーコ
「もちろんそれに伴う損害金は当然お支払いさせてもらいます」

オレはラークに火をつけた。挑発しているのはわかっていた。リョーコが怒っていることもわかっていたが・・・

オレ
「じゃーこうしよう」

「タイムズ・スクウェアの店はすでにデザインも終わり施工の段階に入っている。今から鮨屋に仕様変更はできない」

「だから日本料理店としてそのまま『リョーコ』がオープンさせる」

「もちろん山城さんの了解が必要だが・・・」

「オレは鮨屋をやるための物件探しから始めるよ」

「これでどうだ?」

リョーコ
「本当にいい?」

オレ
「どうしてもすぐにやりたいんだろう?」

リョーコ
「うん。ありがとう^^」

リョーコはようやく笑顔を見せた。リョーコはアイス・ティーにストローを差して口にした。リョーコの表情が変った。

リョーコ
「あなた・・・もしかして最初からそのつもりだった?」

オレ
「まさか(笑)」

リョーコ
「ねーあなたNYへ何しにいくの?」

オレ
「飲食店でもやろうと思ってだよ(笑)」

リョーコ
「ここまで進んでいるお店をあっさり私に譲ってくれて・・・全然執着してないわ」

「それに以前にも言ってたわ多店舗化に興味ないって」

「本当は鮨屋やレストランなんてどうでもいいって思ってるんじゃないの?」」

オレはラークを灰皿に押し付けた。通りの向こうに視線を向けた。オレは応えなかった。

リョーコ
「私の責任じゃないでしょ?」

オレ
「ん?」

リョーコ
「私とキョーコさんに血の繋がりがあるのは私の責任じゃない」

オレ
「そんな事は当たり前じゃないか」

リョーコ
「じゃーどうして急に冷たくするの!」

オレ
「君の我侭に付き合ってNYの店も譲ろうって言う何処が冷たい?」

リョーコ
「あなたの愛してるキョーコさんの妹だとわかってから私をオンナ扱いしてないじゃない」

オレはリョーコの方に向き直った。

オレ
「そう思われているのなら誤解だ。謝る。スマン」

リョーコ
「あなたは結局父の望む通りにしてるわ!どうして?」

オレ
「別に逆らう理由がないからさ」

リョーコ
「じゃー私と結婚してくれるの?」

オレ
「ん?」

リョーコ
「あなたは離婚したんでしょ?父はそれを望んでいるわ!」

オレ
「あははは^^あのジーさんはそんな事望んでないさ」

リョーコ
「どうしてわかるの?」

オレ
「君と結婚したらキョーコはどうなる?オレや君に遠慮して、何かあってもオレに相談できなくなる」

「あのジーさんはオレに保険をかけたつもりでいるのさ」

リョーコ
「どういう事?」

オレ
「さー?それは直接聞いてみたらどう?(笑)」

「さてと、計画変更を周辺に知らせてすぐに次の準備にかかるよ」

「じゃーな^^」

オレは席を立ってその場を離れた。

オレはリョーコの考えている事がよくわかった。親の金で何でも自分の思い通りにしようと!と思っているわけでもない。オレをわざと挑発してオレを探ろう、見極めようと思っているのだろう。リョーコはその為だけにNYへついてくるのかも知れない。

オレは1110号に戻った。

チャイムを鳴らして鍵を使い入った。リビングでショーコは電話をしていた。オレは自室に入ってライティングデスクを開いた。電話機をそこへ持ってきて何本かの連絡を入れた。

ドアがノックされショーコが入ってきた。トレイに乗せた冷たいお茶を持ってきてくれた。

オレ
「何だった?」

ショーコ
「神崎さんからでした」

オレ
「親から?」

ショーコ
「はい。連絡が欲しいという事でした」

オレはショーコが差し出したメモを受け取り、すぐに連絡を入れた。そして急遽ユーコの母親ともう1度会うことになった。その間ショーコはその場に居た。

オレ
「さっき下にリョーコが来た」

ショーコ
「あら?何だったんでしょう?」

オレ
「ややこしい話になって・・・タイムズ・スクウェアの日本料理店はリョーコにそのまま渡すことになった」

ショーコ
「えっ?」

オレ
「オレたちは当初の予定通りに新しい場所を探して鮨屋をやることになった(笑)」

オレはかいつまんでさっきの話を説明した。

ショーコ
「まさかタイムズ・スクウェアの店をそのまま譲るとは(笑)」

オレ
「気を取り直して頑張ろう(笑)」

ショーコ
「じゃーその事を周りに伝えます?」

オレ
「うん」

ショーコはお茶をライティングデスクに置いて立ったまま聞いていた。オレは立ち上がってショーコを軽く抱きショーコの匂いを嗅いだ。

オレ
「んーーーいい匂いだ^^」

ショーコ
「お昼どうする?お蕎麦なら用意できるけど?」

オレ
「ははは^^ほんとかよ」

ショーコ
「食べる?」

オレ
「おう^^」

オレはまたショーコに軽くキスをした。ショーコは微笑んで部屋を出た。オレはデスクの前に座ってラークに火をつけた。ユーコの母親は何を?

▼15時・・・大丸別館1Fカフェ


「ユーコが突然学校を辞めてNYへ行くと言い出しました」

オレ
「最初に言っておきますが、ボクは1度彼女と会って話をしてからは会っていませんし、電話でも話していません。もちろん広田さんとも」


「・・・じゃーユーコはどうして?」

オレ
「ボクにはわかりません」


「向こうで働くつもりのようで、すでに面接も受けて行く準備をしているようなんです」

オレ
「NYで働く?」


「どうしたらいいでしょうか?」

オレ
「どんな職種で働くんでしょう?日本の企業なんでしょうか?」


「どうも水商売のようなんです」

オレ
「・・・」


「本当にあなたともう関係がない事なのでしょうか?」

オレ
「この間、あった時は、彼女が決心をしていました。オレとはもう会わない決心でしたが、それがまたニューヨークへ行くとは理解出来ません」


「本人もあなたとの事は否定していましたけど・・・」

オレ
「どうすればいいですか?」


「もう1度、話し合いをしていただけますか?」

オレ
「・・・わかりました」

オレはそう言って席をたった。ユーコのおかーさんは疑っている。NYで働く、水商売、オレがそれを勧めているのではないか?もっとも親としてはそう考えても不思議ではないが・・・オレは今さらどう思われようと構わないが、ユーコのソレは止めなければならない!しかしまとも話しをして「行くな!」と言っておさまる訳がない。どうする?

東洋ビルへ行って横山にNYの変更を伝え、その方向での準備を頼んだ。当初3月に鮨屋をオープンして5月に日本料理店を立ち上げる予定だったが、それが先に日本料理店を4月の末にオープンさせる事に集中させたために鮨屋の計画の方はまったくの白紙だった。

鮨屋の方はとりあえず3月末にNYへ行って場所を決定してからの話にする事にした。

▼17時・・・香露園シーサイドマンション前

オレは車内から電話をした。そしてエントランスの横にある階段から香露園浜に出た。後ろにシーサイドマンション。その辺りで待った。少しぼやけた空が茜色に染まり始めていた。オレはラークに火を点けて待った。

ユーコ
「きれいね夕陽」

オレ
「ああキレイだ」

ユーコはオレの後ろから近づいてオレの隣に来た。セールが4つほど見えている。ボードに人が立っていた。最近このあたりでよく見るウインド・サーフィンのようだった。西の空に広がる茜色の雲、もう少しすれば紫色に変るだろう。

オレ
「出張で金沢とオキナワに行ってた」

ユーコ
「ふーん」

オレ
「金沢の山の中はまだ雪が残って寒かったけど、オキナワはもう夏だった」

ユーコ
「それで少し日焼けしてるんだ?」

オレ
「うん。^^ちょっとドライブしないか?」

ユーコ
「うん。」

砂浜を歩き階段を上がった。ついこの間ここで別れたはずだったが・・・ユーコをクラウンの助手席に乗せて、43号線を西に走った。ポートアイランドの突き当たり、ポートピアの跡地に遊園地が出来ていた。

オレたちはそこに入った。陽が落ちて遊園地自体がイルミネーションで飾られ幻想的なフインキに変っている。

いくつかの乗りものに乗り、最新の輪投げや射的、まるで夏の縁日のようにファースト・フード店が出ていた。

ライティングされた噴水のショーを見ながら、カップに入ったビールを飲んでいた。

ユーコ
「一口食べてー^^」

オレ
「うん」

オレは慌ててビールで流し込んだ。

ユーコ
「甘すぎた?このクレープ(笑)」

オレ
「オレはそっちのたこ焼きの方がいい」

ユーコ
「じゃーどうぞ^^全部食べていいよ」

オレ
「うん^^」

陽が落ちてからの方が混雑しているようだった。

オレ
「後であの観覧車乗ろうか?」

ユーコ
「うん^^」

夜9時までやっているナイター営業はカップルの客でいっぱいだった。人気の乗り物には行列が出来ていた。射的でとった大きなクマのぬいぐるみ。ヘリウムの入ったUFOフーセン。それらをユーコは持ってオレの腕に絡んでいた。

オレたちはまるで何事もなかったのように、デートを楽しんだ。観覧車に乗るのに暫く待たされた。

観覧車に並んで座った。期待した通り、海側から見る山の手の神戸の町は新鮮な感じの夜景だった。

ユーコ
「うわーきれい^^」

オレ
「海側から見る夜景もいいなー^^」

ユーコ
「うん^^」

オレ
「こうしてみていると神戸はやっぱりサーカス・タウンだな」

ユーコ
「サーカス・タウンって?」

オレ
「さっきのピエロや火を吹く大道芸なんかがいつでも何処にでも現れてまるでお伽の国のような街だ」

ユーコ
「ふーん」

オレ
「子供の頃に言われなかったか?夜になってみんなが寝静まると、ぬいぐるみ達が動きだして遊び始める!って」

ユーコ
「ユーちゃん(笑)」

オレ
「オレは今でも信じてるよ(笑)」

ユーコ
「まるで子供ね^^」

オレ
「(笑)」

観覧車から降りて駐車場へ向かった。なんだか急にお祭りの終わった後のような淋しいフインキになった。オレたちは黙ってクルマに乗った。エンジンをかけようとするとユーコが抱き付いてきてキスをした。

オレは舌を使わずに軽いキスに留めた。抱き合ったままユーコの匂いを嗅いでいた。

オレ
「送っていくよ」

ユーコ
「嫌、帰りたくないっ」

オレはユーコの体をゆっくりと離してシートに戻した。

オレ
「NYで働くんだって?」

ユーコ
「おかーさんに聞いたの?」

オレ
「ああ。怪しいところだからやめろ」

ユーコ
「・・・他に方法がないんだもん」

オレ
「おかーさんとっても心配してるぞ!家族思いのユーコがどうしたんだ?」

ユーコ
「玲子さんが・・・どうしてもつらかったり、ダメだったらユーちゃん助けてくれるって言ってくれた。だからひとりでも行ってみようと思って」

オレ
「そうか。でも、まだどうしても!ってほど時間経ってないぞ(笑)」

ユーコ
「お願いっ!ユーちゃん。助けてよーうわーーーん」

クルマの中、周辺には人は居ない。ここで泣かれるのはまだマシだったが・・・オレは革ジャンのポケットを探った。珍しくハンカチが入っていた。それをユーコに渡した。

オレ
「ユーコ。おかーさんとちゃんと話し合うんだ。そして留学させて貰えるようにお願いするんだ」

ユーコ
「無理よ・・・」

オレ
「いや、ユーコがちゃんと真面目に話をすれば、おかーさんも最後にはわかってくれると思う」

ユーコ
「おかーさんがユーちゃんにそう言ったの?」

オレ
「いや、ユーコがNYで働くって言うからおかーさんすごく心配して、見ているのが可哀そうになるぐらい心配して哀しんでた」

ユーコ
「・・・」

オレ
「どうしてもダメだったら・・・その時はなんとかするから」

ユーコ
「なんとかするって?」

オレ
「航空券送ってやるから夏休みにでも来い(笑)」

ユーコ
「ほんと?ほんとに?いい?」

オレ
「ああ」

ユーコは泣きべそをかきながら抱き付いてきた。オレはユーコの背中を撫でていた。

ユーコを自宅前まで送って行った。単純なものですっかり元気になって遊園地でとった大きなクマのぬいぐるみを抱いて手を振りながら帰って行った。

大きな溜息が出た。。。

▼22時・・・鮨処「満楽」

松村
「ユーちゃん。ほんとにいいのか?」

オレ
「もうそう言ってしまいましたし(笑)」

松村
「翔子は最初からユーちゃんがそのつもりだったと言ってたがどういう事だろう?」

オレ
「さー?オレにもわかりません」

松村
「ユーちゃん。君はニューヨークに行って向こうの大学にも行くんだよな?」

オレ
「はい。そのつもりです(笑)」

松村
「ふむ」

紗也乃
「でもこれで皆で向こうで暮らせる事になったわね^^」

松村
「うん。そういう意味では一安心だ」

奥の座敷、紗也乃ママがオレにビールを注いだ。オレは半分ほど飲んだ。たぶんここに顔を出せばすぐに現れるだろうと思って、オレはひとりでカウンターに居た。目の前に田川がいたのでひとりでも問題なかった。そして30分もしない内に松村さんは現れた。「最初からそのつもり」確かにリョーコは見抜いていた。松村さんは明確な理屈がないと納得しないようだった。

オレ
「皆?そうか、キョーコもニューヨークの沙耶のところへ来るって言ってたし」

紗也乃
「京子さんの友人ってあのハーフのモデルさん?お住まいはニューヨークなの?」

オレ
「ええ、沙耶って言うんですが、厳密にはクォーターなんです(笑)今はアメリカ人のカメラマンと結婚してNYで活動してます」

松村
「あの子もユーちゃんと親しそうだったが?」

オレ
「沙耶はオレたちの妹みたいなものですから」

紗也乃
「オレたちって?ユーちゃんと京子さんの?」

オレ
「えーまー(笑)古い付き合いなもんで」

オレはビールを飲み干した。ママがまた注いでくれた。「妹みたいなもの」から現実は変化してしまったが、それでもオレはそんな風に沙耶の事を説明した。「オレ」ではなくて「オレたちの」と

松村
「ユーちゃん。京子とは・・・結婚しないのか?」

オレ
「・・・」

紗也乃
「ユーちゃんは離婚したばかりだし、まだそんな事全然考えられないわよねー^^」

オレ
「ははは・・・ママありがとう(笑)」

松村
「でも、どっちかと結婚してくれれば、ユーちゃんが息子になるんだがな?」

オレ
「そうしたら、どっちかに目が届かなくなりますけど?」

松村
「そうか・・・そうだな。やっぱり無理か」

紗也乃
「このままでいいじゃないですか^^ねーユーちゃん(笑)」

オレ
「はい(笑)」

日本料理店を譲る話はコレでまとまった。松村さんがキョーコの親父だとわかった時から・・・なんとなく予感がしていた。みんなニューヨークへ来るんじゃないかと

オレは先に店を出て1110号に戻った。インターフォンを鳴らし鍵を使って入った。

玄関脇の奥・・・小さく水音が聞こえた。ドアを開けて洗面室を抜け風呂場の前の引き戸を開けた。脱衣場には服があった。曇りガラスの向こうにはシルエットが見えた。

オレ
「一緒に入っていいかなー?^^」

ショーコ
「ごめん。すぐに出るから待ってて^^」

オレは風呂場のガラス戸を引いた。

ショーコ
「あっ!もうっ^^」

ショーコはシャワーを浴びている最中で、髪でも洗っていたのか濡れていた。そして片手は本能的に下腹部を隠していた。

オレ
「うわっ^^なんか髪も濡れてセクシーだなー♪」

ショーコ
「ねっ!すぐだからお願いまってて^^」

オレ
「ダメだ。一緒に入る(笑)」

オレはその場で真っ裸になり風呂場に入った。ショーコは言葉とは裏腹に待っているようにそこに立っていた。オレはすぐにショーコを抱きしめてキスをした。舌を使いショーコの舌を吸った。抱き合ったまま体を動かしてオレは自分の背にシャワーをあてた。

シャワーで濡れたリョーコの乳を揉んだ。リョーコの体を壁に押し付けた。そしてオレはしゃがんだ。下腹部を隠しているショーコの手をどけた。

草むらはシャワーで濡れていた。オレはそこに顔を擦りつけた。

ショーコ
「あっダメ!」

オレは下で割れ目を探ってすぐにクリトリスを舌で転がした。

ショーコ
「あぅ」

「あーーー」

オレはショーコの片脚を少し持ち上げて股間を開かせた。

ショーコ
「あーダメ」

「ダメよそんな・・・見ないで」

オレはショーコの開いた秘部を舌を使い、舐め、吸った。

ショーコ
「うぅー」

オレはバスルームの床に直に座った。ショーコを膝に乗せながらオレは自分のモノをショーコの穴にあてた。ショーコの体を押し下げると穴にずぶずぶと自分のモノが入るのがわかった。

ショーコ
「うぁー」

ショーコはゆっくりと腰を落とした。オレのモノを半分ほど咥えた。オレはリョーコの両脚を持ってリョーコの体を浮かせた。オレのモノは穴の奥まで突き刺さった。

ショーコ
「うぁーあーーー」

「ユーイチ。好きぃー」

オレはショーコの尻を両手で持って軽く上に放り投げるように上下運動させた。ショーコの上半身が揺れる・・・

ショーコ
「うぁーあーあーー」

オレ
「ショーコ。オレ朝からしたかったんだ」

ショーコ
「あーいつでもしてっ」

オレ
「オレがしたい時にしていいのか?」

ショーコ
「あーーーあなたのオンナよ」

オレはショーコの腰を持って激しく動かしながら腰を使った。

ショーコ
「うっあーーーあーーーあーーーー」

ショーコは大きな声を出していった。オレは腰の動きをとめそのままショーコを抱きしめた。ショーコはオレのモノを咥えたままの格好でオレに抱き付いていた。

ゆっくりとショーコを降ろしてシャワーをかけた。オレは先にバスタブに入り、ショーコを手を引いてバスタブに入れた。二人が同時に入ると湯が溢れて大きな水音がたった。

オレはショーコを後ろから抱き乳に触れていた。

オレ
「後で『おねーさんエッチ』してくれるか?」

ショーコ
「なんでもしてあげるわ」

ショーコは上体だけ振り向いてオレにキスをした。腕をオレの首に回してオレの舌に自分の舌を絡ませて強く吸った。まるでオレのモノがショーコの穴に吸い取られるような錯覚にオレは欲情した。

自然に手はリョーコの股間に入り、穴に指を突っ込んでいた。

ショーコ
「あんっ お湯が・・・」

オレ
「ん?」

オレは指を二本入れて少しそこを広げた。

ショーコ
「いやーーーんっ」

ショーコは体を捻って逃げた。

オレ
「あははは^^」

ショーコ
「もうっ!^^」

ショーコは軽くオレにキスをした。

ショーコはどちらかというとショーワルオンナの部類に入る女だったが、離婚を経験し帰るべきところもないという孤独感が払拭されたせいか、明るく気持ちのいい女に代わっていた。もちろんそれはある程度意識してそうしているのだろうが・・・何かとオレとの相性みたいなものはいい。

リビングの南側の障子を開いてミナミの街の灯を眺めた。バドのプルトップを引き一気に半分ほど飲んだ。

ショーコ
「おまたせー^^」

オレは振り返った。ショーコは部屋着に着替え、髪もセットして薄化粧に変っていた。

オレ
「早いなー^^」

ショーコ
「そう?」

オレはソファに並んで座った。ショーコは少し体を斜めにしてこっちを向く。

ショーコ
「まだ業務報告が済んでいなかったわ」

オレ
「なんか重要な事が?」

ショーコ
「はい。四方さんとケンカしちゃった。。。」

オレ
「あらら・・・」

ショーコ
「売り言葉に買い言葉で・・・すみません」

オレ
「うん。明日四方機嫌とっとくよ」

ショーコ
「抱くの?」

オレ
「そんな風に聞かれたら・・・そんな事しない!としか」

ショーコ
「ほんと?(笑)」

オレ
「ああ。よしメシ行こう^^」

ショーコ
「えっ今から?」

オレ
「裏のてんぷら屋でも行こう」

ショーコ
「もうお風呂入っちゃたし」

オレ
「いいじゃないかそのままで、いい感じでオレは好きだけどなー」

ショーコ
「んーーーじゃー行く(笑)」

オレはジーンズにTシャツ。その上にスタジャンを羽織って二人で部屋を出た。スカイ・マンションの北側、昔、理恵が住んでいたマンションの向かいのビルのてんぷら屋に入った。

ビールを注文した。てんぷらは黙っていてもテキトーに前に出てくる。食べるスピードに合わせてカウンターの中の職人が次々と旬のモノや定番のエビなどを揚げては目の前に置いてくれる。

オレ
「カンパイ^^」

グラスを合わせてビールを飲んだ。

オレ
「ショーコはファッションセンスもメイクもプロ顔負けだからな」

ショーコ
「そんな事ないわよ」

オレ
「そこらのハンパなモデルより決まってるしなー」

ショーコ
「あら?そんなに煽ててくれてどうしたの?^^」

オレ
「いや本当のことさ(笑)」

ショーコ
「わかった。これからはちょっと余裕を持って対応します^^ごめんね」

オレ
「それにしても不思議だ^^」

ショーコ
「今度はなぁ〜に?^^」

オレ
「だから、そんな風に振舞ったらどんな男でも喜んでまっすぐ家に帰ってくるだろう?」

ショーコ
「だからー好きじゃない人にはできないわ」

オレ
「そーか。うまくやってるモンだとばかり思ってたんだけどなー(笑)」

ショーコ
「私も最初はできると思ってたんだけど(笑)」

オレ
「そーだな^^次は頑張れ」

ショーコ
「次?次は・・・当分なさそうですから、よろしくお願いします^^」

オレ
「ははは^^」

ショーコ
「食事に連れ出してくれてありがとう^^」

オレ
「オレも腹ペコだったんだよ^^」

ショーコ
「そう(笑)」

翌日・・・

▼10時・・・大丸別館1Fカフェ


「ムトーさん。本当にありがとうございました」

オレ
「いえ」


「とりあえずユーコがNYへ行って働くのを断念してくれました」

オレ
「そーですかそれは良かった」


「あの子、これからしっかりと勉強するって言ってました」

「何かムトーさんと約束でもしたのでしょうか?」

オレ
「夏休みには遊びに来るといい!とは言いましたが・・・」


「・・・そうですか」

オレ
「すみません」


「いえ、ムトーさんには感謝しています。でも・・・」

オレは目の前の珈琲カップに手を伸ばした。少し迷った。

オレ
「実は・・・つい先日、協議離婚しました」


「えっ!」

オレ
「別にユーコちゃんの事が原因ではありません。単身ニューヨークへ行く事や他にも色々と意見の合わない事があって・・・」


「そうでしたか・・・」

オレ
「この事はユーコちゃんには黙ってて下さい。知ればショックを受けると思いますので・・・」


「やっぱりあの子の言う通り、あなたはいい人なんですね」

オレ
「オレ、いやボクがいい人の訳がない。ただ、あの子が笑顔で元気になる為なら、何でも協力します」」


「ありがとうございます」

オレ
「NYで働くというのは、どうなりました」


「これからユーコと一緒に断りに行こうと思ってます」

オレ
「そーですか・・・もしそこで何かあったら電話して下さい」


「はい。ありがとうございました」

オレは立ち上がって礼をしてその場を離れた。オレはちょっと気になっていた。NYでの水商売・・・杞憂であればいいが

スカイの地下駐車場からクラウンに乗って神戸に向かった。赤坂通りで香を拾って山手幹線沿いのファミレスに入った。ちょうどランチ・タイムズと重なってしまいずいぶん待たされた。


「その後、まったく進展がないの・・・」

オレ
「そうか」


「おかーさんは賛成してるから、最後はもう・・・」

オレ
「強行手段に出るのか?」


「その覚悟は出来てるわ」

オレ
「今日の帰りにもし会えればもう1度話すよ」


「うん^^」

オレは目の前の香が残したタラコスパまで平らげた。強行手段、黙って出発する。そうなるとあの頑固親父はそれこそ勘当だと叫ぶだろう。それでも付いて来ると言う香。まるで駆け落ちじゃないか・・・


「ユーちゃん。いっぱい悩み事があるのに私の父の事まで・・・ごめんね」

オレ
「ん?そんなことないさ(笑)」


「よかったら何でも話して?言いにくい事でも」

オレ
「ああ」


「ユーちゃんの事、全部知りたい」

オレ
「全部?」


「そうよ」

オレ
「全部知ったら・・・きっと愛想を尽かすよ(笑)」


「そうだったらいいんだけどね(笑)」

オレ
「あははは^^」

いつもは香と居る時は余計な事を考えずに出来るだけ明るくするように心がけていたが、やっぱりなんとなく色んなダメージを引きずっていて、見抜かれていたようだ。

オレはラークに火をつけた。

オレ
「実は・・・離婚したんだ」


「えっ!」

オレ
「色々あってな」


「信じられないわ・・・あんなに聡明で優しい人がどうして」

オレ
「子供をしっかりと育てたいそうだ(笑)オレも納得したし」


「そう・・・そんな大変な事があったんだ」

さすがに香も玲子と離婚したことに驚いたようだ。香は玲子とは何度も会って話をしている。きっとそれだけに信じられない思いだったのだろう。しかしそれ以上の事を香は聞かなかった。

それから松村さん一家がニューヨークに来る事、日本料理店はリョーコに譲った事、などを話した。香は黙って聞いていた。賛成なのか?反対なのか?それについても意見を言わなかった。


「ねーユーちゃん。どっか行こ?」

オレ
「うん。どこがいい?^^」


「んーゆっくりできるとこならどこでもいい」

オレ
「じゃー久しぶりに有馬へ行こうか?」


「ユーちゃんも私の事読んだのね?(笑)」

オレ
「いや(笑)オレがそうしたいと思ってたから」


「ほんと?」

オレ
「今日会った瞬間からキスしてゴロゴロしたいと思ってた」


「うん。私も^^」

そう言えば香とはずいぶんそうしていなかった。香は見た目の印象とは違い、常に一緒に居たがるタイプだった。オレの行方不明以降精神的に不安定になり、再会した直後その事でオレが刺された。香は責任を感じとんでもなく落ち込み精神が崩壊するのではないかと思われた。その後、オレと接する事で徐々に回復した。そしてオレと一緒にニューヨークへ行く!という安心感でようやくもとの元気さが戻って来た。

香は明確に人の気持ちを読む事ができる特殊な能力を持っていた。最近では香が強く思ってる事をオレに知らせる事もできるようになっている。もちろん言葉になんかせずに・・・

だからこそ、あえて言葉にして語り合うことに香は喜んだ。

オレは香を連れてひさしぶりに有馬のコテージに行った。

和洋折衷のデザイン。ドアを開けて部屋に入ると洋室になっている。そこから内風呂に続き大きな浴槽に、有馬の銀泉が引かれている。

オレはすぐに素っ裸になって風呂に入った。

香は髪をアップにしてタオルを巻いた姿で入ってきた。体を隠す様子はない。ツンと上を向いた形のいい乳。日本人には珍しいバランスのとれた体。黒々としたものがちゃんと付いている下腹部。もう少し見ていたかったが、香はかけ湯をしてすぐに浴槽に入ってきた。少し湯が浴槽からあふれ出た。

オレは香を後ろから抱いた。

オレ
「最近は、恥ずかしくなくなってきた?^^」


「ユーちゃんはもっと恥ずかしい事いっぱいするじゃない(笑)それに見るの好きでしょ^^」

オレ
「あははは^^オレのために恥ずかしいのを我慢して見せてくれてるんだ」


「そう思ってて^^でもこうして当たり前のように一緒にお風呂に入るの・・・好き!」

オレ
「でもNYには温泉がないからなー」


「大きいお風呂もない?」

オレ
「うん。その内、何か考えてつくるよ」


「うん^^」

オレたちはそのまますぐに風呂から出て、洋室と仕切られた奥の和室に入った。押入れから布団を出してそこに引いた。浴衣をひっかけたまま香を誘い布団の中に入った。

抱き合いキスをしてすぐに香の乳を口にした。片方の乳は手のひらで押すように揉んだ。手の中で乳首が転がった。


「あーユーちゃん」

丁寧に時間をかけて香の乳を責めた。香は太ももを擦り合わせながら喘ぎ、声を出した。

オレは香の股間に手を入れた。割れ目を撫でクリトリスを摘み、その下のヒダを開いた。指で撫で濡れきった穴に指を入れた。


「あぅー」

女の穴の下のもうひとつの穴にも軽く指を入れようとした。


「いや」

オレは後ろの穴の付近を撫で続けた。暫くすると穴の緊張が解けた。少し指を入れる。またすぐに拒否反応が返ってきた。諦めずに何度もそれを繰り返す・・・指の先が少し入った。


「あーいやー」

オレ
「大丈夫はずかしくなんかない。後できれいにしてやるから」

香は体を捻ってそれをかわした。香はオレの上体に被さるように乗ってきた。オレの頭を両手で抱くように持ちキスをする。舌を使いオレの舌を吸った。

オレの指は二本とも女の穴に入ってゆっくりとそこを愛撫した。


「あーユーイチ」

香は上になったままオレの顔に自分の顔をこすり付けるように声を出した。


「うぅーうぅーーー」

オレ
「香、どうして欲しい?」


「私が・・・上になる」

オレは香の股間から手を話した。香は布団を跳ね上げてオレの下半身に顔をつけた。オレのモノを見ているようだった。そして舌を軽くは這わせ、指を使い、オレのモノを少しだけ口にした。

満足させるためではなくて、オレを誘う口の使い方だった。オレのモノは怒張し、より強い刺激を欲しがっている。

それを十分確かめたのか?香はオレのモノを股間に充てて、一気に腰を落とした。


「うぁーーー」

オレは香の膝を引っ張って、より深く突き刺さるようにした。上に乗っている香の乳を両手で掴んだ。オレは小さく腰を使った。香はオレの手を持ってバランスをとりながら自分でも腰を使う。


「あーーーユーイチ」

「いぃーいぃよー」

「あーーー」

香はピークの前の快感で泣いていた。オレは香を降ろして、今度はオレが上になった。香の両脚を抱えるようにして穴の最深部まで入れた。


「あぅー」

そのまま一気に激しく動いた。香はすぐに声を上げた。


「あーいくっいくぅー」

「あーーーあーーーあーーーー」

それまできつくオレのモノを締め付けていた穴の奥が少し緩んだ。そして熱いモノが溢れた。オレは動きを止めずより激しくつきたてた。


「うぅー」

香は次がくるのを待っている。すぐにまた大きな波がやってくるのを知っている。


「うっ!うヴぁーあーーあーーーあーーーー」

香の上半身が弓なりに反りあがり顎を突き出して声を上げた。オレはゆっくりと動き徐々に穴からオレのモノを抜いた。

そのまま布団の中に香の体を入れて横抱きに抱いた。手は股間に入っていた。


「あぅ あー 溶けるぅ」

香の体はときおりビクンと反応する。オレは股間から手を離して香の体を布団で包んだ。その上から背中を撫でた。


「ずっとこんな風にしてて」

オレ
「うん」


「ユーちゃん」

オレ
「ん?」


「私・・・ずっと離れたくない」

オレ
「ああ。ずっと一緒に居よう^^」


「うん」

香は少しまどろんだ。そして今度は後ろから香を責めた。背中にキスをして尻の割れ目から手を入れて性器を撫でた。香は声をあげ奴隷になったようにオレのモノを口にしてはせがんだ。香の穴で快楽を貪りピーク近くになるとそこから離れて香の顔の前で放出した。香はそれを口にした。香はオレの心を読み、その時のオレの一番強い感情や欲求に合わせるようなセックスを自らする。それらの視聴覚からの快感がたまらなかった。

セックスは理恵が一番だったが、香はすぐにそれを超えるだろう・・・ふとそんな風に思った。

オレたちはもう1度風呂に入った。香はオレの体を洗ってくれた。そういう時、めずらしく母性をみせることがあった。いや、それはセックスをした後の精神の融合が進んだ結果、自然に相手の欲求に応えているだけかも知れなかった。

帰り道。車内から香に電話をさせた。香の父親はまだ家には帰って居ないようだった。自宅前で香を降ろしてクルマを東に向けて走らせた。石屋川の手前でクルマを停めた。

車内から自宅に電話を入れた。


「はい。武藤でございます」

オレ
「ムトーです」


「今どちらですか?神崎さまから何度かお電話がありました」

オレ
「そう?」


「なんだかすごく焦っていました」

オレ
「わかったすぐ連絡入れる。他には?」


「とくに急ぎのモノはありません」

オレ
「了解」

ショーコとの電話を切りそのままユーコの自宅に電話を入れた。かなり長いコール音の後、ようやく繋がった。


「・・・神崎でございます」

オレ
「ムトーです」


「あっムトーさん。。。」

オレ
「どうしました?」

ユーコのおかーさんは沈んだ声で話し始めた。オレは近くに居るのでこれから自宅へ行くと言って電話を切った。

嫌な予感がした。うかつだった。もう少しユーコから詳しく聞いて先に手を打つべきだったと後悔した。


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