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たどりついたらいつも雨降り


「たどりついたらいつも雨降り」大友康平&和田アキ子

原曲は吉田拓郎ですが

高校生の頃・・・「モップス」がやってたのを生で見て衝撃を受けました。イントロのギターが鳴り出しただけで、サブイボが出ましたよ(笑)必死で練習しましたねー^^
1982年3月PART6

▼17時・・・香露園・シーサイド・マンション

オレ
「そーですか。要するに渡航費用や向こうでの生活するアパート家賃などは先払いしたと言う事なんですね?」

ユーコ母
「はい。それも別のローン会社から借りてすでに払い込んだとか・・・そしてローン会社はNYへ行かないのなら契約違反になるので全額すぐに返済してくれと・・・」

オレ
「それで、脅されたんですね?」

ユーコ母
「はい。すぐに知り合いに相談したんですけど、たぶんグルだろうと、でも警察に相談しても警察は民事には干渉しないからダメだろうと・・・」

オレ
「そーですか」

ユーコ
「だって、知らなかったんだもん・・・ごめんなさい」

オレ
「で、いくら払えと言ってるんです?」

ユーコ母
「300万円・・・もう怖くて払ってしまおうかと」

オレ
「・・・」

ユーコ
「家に帰って来てからも何度も電話がかかってきて・・・」

オレ
「わかりました。今からそこへ行ってきます」

ユーコ母
「えっでも相手は・・・」

オレ
「ちゃんと話をすればわかってくれると思います」

ユーコ母
「じゃー私も一緒に行きます」

オレ
「ダメです。ややこしくなりますから」

ユーコ母
「いえ、ムトーさんにばかりご迷惑はかけられません。娘のしでかした事ですし」

ユーコ
「私も行く!」

ユーコ母
「あなたは待ってなさい」

オレ
「ユーコちゃん。大丈夫だから待ってて」

ユーコ
「ユーちゃん。ごめん」

結局オレとユーコのおかーさんのふたりで話をつけに行く事になってしまった。クラウンの助手席にママを乗せミナミに向かった。ママに車内から相手に電話をさせ今から向かうことを伝えた。

オレは念のためにギャラクシーに電話を入れ、松井に調べさせた。

オレとママは浪速区の雑居ビルの2階にある「堺エンタープライズ」と書かれたドアをノックした。ドアが開き、オレよりも若い男が対応に出た。電話をした神崎だと伝えると、中に入れられた。

スチールデスクと応接セットだけの簡単な事務所だった。

男1
「昼間に来られた神崎さんですね」

「そちらさんは?」

オレ
「神崎優子さんの代理できました。ムトーと申します」

男1
「代理ね(笑)」

オレたちは応接セットの手前のソファに座られた。正面には男がふたり年齢はオレとそう変らないようだった。

男2
「神崎さん。違約金300万円持って来てくれました?」

オレ
「あなた方はすでに金融会社からお金を受け取っているんでしょう?返済は金融会社のはずですけど、その方はどなたです?」

男1
「ごちゃごちゃとうるせーんだよ!営業時間外だからオレが受け取ることになってんだ」

オレ
「あっさりと金を払う気はないんだ。責任者を呼んで下さい」

男1
「なんだとーお前、ここが何処か分って言ってんだろうな?責任者が出てきたらお前、ただではすまないぜ」

オレ
「ただどころか300万支払えって言ってんのはそっちだろう。上等な客なんだからさっさと責任者ぐらい出せよ」

男2
「オレたちもガキの使いじゃねーんだ。はいそーですか!っていちいち上を呼べないんだよ!お前エラソーに何様のつもりだ?おいヤキ入れてやろうか?」

オレ
「無駄な時間を使いたくないんだ。さっさと呼んで来いよ!お前ら潰すぞ!」

男2
「なんだと・・・」

男1
「まーいい。そんなに会いたければ責任者と会わせてやるさ!何モンか知らねーけど後悔する事になるぜ!(笑)」

男2は黙って立ち上がって部屋を出て行った。オレの隣にママが座っている。ちらっと見ると蒼白な顔でいた。オレはママに声をかけた。

オレ
「ここからはオレが話をしますから、ママは向かいにあった喫茶店で待ってて下さい。

男2
「そーはいかねーんだよ!ふたりとも一緒に居てもらおうか」

オレ
「それだけで逮捕、監禁の犯罪だぜ!(笑)」

男2が何を言おうとした瞬間、ドアが派手な音を立てて開き、男が二人入ってきた。

男3
「いちいちくだらない事で呼ぶんじゃねーよ!どこのどいつだ文句言ってるのは?さっさと埋めちまえよ」

男2
「わざわざすみません。こいつがどうしてもって言うもんで(笑)」

見るからに下品なそれとわかる服装で入って来た男ふたりはそれまでの男たちと入れ替わるようにオレたちの正面のソファに座った。

男3
「ほう若いおにーちゃんに年増のベッピンか?面白いなー(笑)」

男4
「で?責任者が出てきた以上、すぐに貸した金返してくれるんだろうな?」

オレ
「お宅が責任者?堺エンプラのそれとも浪速金融の?どっちです」

男3
「浪速金融だよ(笑)300万耳を揃えて返してもらおうか」

オレ
「この話なかった事にしてあげますから、関係書類全部出して下さい」

男3
「何寝言ゆーとんじゃ!こらっ!このまま帰れると思うなよ」

オレ
「しゃーないな。どこの組です?」

男4
「なんだとー代紋出せちゅーとんのか?」

男3
「とことんイカれたガキやな。代紋聞いたら300万どころではすまんぞ!ええんやな?」

オレ
「どうぞ」

男4
「三村組や」

オレ
「何処の系列ですか?」

男5
「菱や!」

オレ
「山口組のどこ?」

男5
「ヤマケンじゃーダボー」

オレ
「・・・」

男4
「代紋出した以上、組のシノギになってしもた。もう300万出してもらおか?合計600万や、ちゃんと払ろうてや(笑)」

オレ
「そーですか。ところでやっぱり事前にキャンセルした客にはそういう金をむしりとるのはわかりましたけど、実際にニューヨークへ行った場合はどうなります?売春ですか?」

男5
「眠たいこと言いやがって、ええかげんにせーよ!ワレー!!!」

男4
「くくくっ(笑)そんな企業秘密を教えるわけにはいかへんけど、600万もらうんやさかい他所の組の事教えといたろ。他所ではたこ部屋に入れて短期間で稼がせるとこもあるみたやな?もっともそこで使いモンにならんようになったら最後は東南アジアらしいけど」

オレ
「でもニューヨークでハデに売春やれば、やっぱり向こうのギャングと揉めるだろう?」

男4
「そこはちゃんと業務提携ちゅーやつが出来とるから、あんたに心配してもらわんでもええで、あんたは自分の身と金の心配したらどうや?」

オレ
「そっか。すでに向こうでのコネがあるのか・・・」

男5
「とりあえず、にーちゃんにも300万貸したろ!それで払えや」

オレ
「向こうへ行っても8が絡んでくるのか・・・」

男5
「こらっ!人の話聞いとんのかーーー」

男5がテーブル蹴った。テーブルが動きオレの脚に当たった。

オレ
「よっしゃわかった。おっさん。すぐにヤマケンの本部に電話して「梅木」呼んだれや」

オレはバリバリの関西弁でしゃべった。

男4
「誰がおっさんじゃ、それに「梅木」誰じゃソレ!そんなホラで逃げれる思うなよコラー!!!」

オレ
「枝のくせに知らんのか?今度、頭補佐になった「梅木」や、前は郷田のとこにおった!はよ電話せんかい!!!」

男5
「頭補佐・・・郷田組のあの梅木さんか」

オレ
「今は梅木組の組長や(笑)おらんかったらミナミのムトーが呼んどる言うてすぐにここへ電話してもらえ!」

男5
「お前・・・ほんまに大阪湾に沈められるぞ!」

ドアが激しくノックされた。男がドアに近づいて少しドアを開けた。その瞬間蹴飛ばされたようにドアが開いた。男が一人入ってきた。こっちを見た。

高坂
「ムーさん。大丈夫ですか?」

オレ
「まだ始まったばかりだから(笑)」

男5
「何んじゃーワレ!」

高坂
「K芸能の高坂です。ここは三村組さんですよね?」

男5
「K芸能・・・」

高坂
「ムーさん。後はオレがやりますから、先に戻ってください。表で松井さんが待ってます」

男4は電話をしていた。

男4
「代わってくれゆーてます」

男5
「・・・」

オレは電話のところへ行って受話器を受け取った。

オレ
「三村組に嵌められてちょっと挨拶に寄ったんやけど、梅木なんか知らん言うから紹介しとこーと思て(笑)」

「あははは^^ちょっと待ってな」

オレは受話器を男4に渡した。男4は小さな声で「はい」「いいえ」「はい」と返事ばかりしていた。最後に「わかりました。すみません」と頭を下げて電話を切った。

そして男は暫くそこに立ったままでいた。周りの男たちも全員が注目している。

オレ
「さてと、どーしたらええんかな?」

男4
「あっ!いや、その」

オレ
「あんた名前は?」

男4
「志村ちゅーもんです。三村組の・・・こっちは鳥居です」

オレ
「それで?」

男4
「ミナミのムトーさんですか・・・梅木さんの兄貴分の」

男5
「えっ!兄貴分って」

高坂
「あんたら、うちの叔父貴に何をしたんだ?」

男4
「いえ私らは何も・・・」

高坂
「ここじゃー何だから、本部に来てもらって詳しく聞かせてもらいましょうか?」

男4
「いや、そう言われても」

高坂
「どうも話にならないな。頭の高部さん呼んでもらえますか?」

男5
「それはちょっと」

高坂
「おいっ!はっきりせんかいっ!これ以上ガタガタすると、三村の親分に出てもらう事になるぞ!」

男4
「すんまへん。それだけは勘弁してください」

ママが横に居るのにマズイと思ったが、高坂まで来た以上もう遅い。話を先に進めることにした。そして感情を殺すためにも普通のしゃべり方に戻した。

オレ
「さっきの契約、なかったことにしてくれますか?」

男4
「へーそれはもう・・・」

オレ
「じゃー契約関係の書類一式持って帰りますから下さい」

男4は後ろに居るここに最初から居た男たちに荒っぽくそれを命じた。そしてその書類を持ってきた男2が「失礼しますっ!」と言ってテーブルに置いた。男4はオレの前に座りそれを持って「どうぞっ!」と言って差し出した。

オレはそれを受け取った。何枚かの書類、それに神崎優子の自筆の署名と印鑑が押されてあった。

オレ
「じゃーこの話はコレで全部終わりにしましょう!」

「高坂、わざわざ来てもらったのに悪かったな」

高坂
「いえ、ムーさんがそれでいいのなら」

オレ
「じゃー帰ろう(笑)」

オレはママを即して立ち上がった。

男4
「あのー私、梅木さんに明日本部へ来るように呼ばれたんですけど・・・」

オレ
「そう^^良かったじゃないか、きっとメシでも奢ってくれるよ(笑)」

男5
「あんまり若いんで、わかりませんでした。すみません」

高坂
「気ぃーつけてや!後でうちからも正式に連絡入れるさかい」

男5
「・・・はい」

オレ
「じゃーこれで」

まだ周りの男たちは信じられないような表情でオレを見ていた。オレはママを先導するようにゆっくりと出口に向かった。男2が扉を開いて押さえていた。オレはそれ以上は声をかけずに薄汚い雑居ビルを後にした。オレは表に居た松井と短く言葉を交わし、高坂と先に帰るように言った。

オレはママとふたりで歩きだした。

オレ
「すみませんでした。怖い思いをさせてしまって」

ママ
「いえ」

駐車場に停めたクラウンに乗った。ミナミの周防町、東洋ビルの隣の立体駐車場へ車を停めた。そしてスコッチ・バンクへ行った。オレとママはふたりでいつもの奥の席に座った。

ブランデーセットがすぐに出てきた。オレはふたり分の水割りをつくった。

ママ
「ムトーさん。やくざにもお知り合いが居るんですね」

オレ
「ミナミで商売やってると色々あって・・・でもこれでもうアイツらは何も言ってきませんから安心してください」

ママ
「ありがとうございました。ムトーさんにはどうお礼をしたら・・・」

オレは水割りを口にした。お礼?オレをヤクザだと思ってるのか?やっぱり連れて来るんじゃなかったと後悔した。

オレ
「えっ?あーさっき誰かの兄貴分だと言ってたアレですか?アレは話を簡単に済ませるために向こうがウソをついてくれたんです(笑)」

ママ
「ムトーさんがヤクザだなんて思ってません。でもお世話になりっぱなしで今回もお金を払わなくてすみましたし」

オレ
「そんなもの元々払わなくてもいい話ですから」

ウエイターがオードブルを持って来た。彼が去るまで暫く沈黙が続いた。オレは水割りを口にした。ママも同じように少しグラスに口をつけた。

ママ
「優子は・・・どうしたらいいでしょうか?」

オレ
「ユーコちゃんとママがよく話し合って下さい」

ママ
「あの子の決心はもう変らないと思います。私に似て一旦決めたら頑固ですから(笑)」

オレ
「はぁ〜」

ママ
「ムトーさんが居るところなら安心です。あの子が留学したいと言うのなら・・・そうさせてあげようかと」

オレ
「あっ!ユーコちゃん。きっと喜びますよ^^」

オレは水割りを飲み干した。ほっとした。ママが慣れない手つきでオレの水割りをつくった。

ママ
「ムトーさん。優子の事どう思います?」

オレ
「どうって・・・そのー頭からかぶりつきたくなるほど可愛いと思ってます」

ママ
「あはっ!^^」

オレ
「やっぱりおかしな表現ですよね(笑)」

ママ
「あの子がまだ小さかった頃、私もいつもそんな風に思ってたもんですから可笑しくなって(笑)」

オレ
「ははは・・・」

ママ
「ひとりの女としてはどうなんでしょう?」

オレ
「えっいやーそれは」

ママ
「もうあの子はムトーさんに夢中のようですから」

オレ
「子供っぽいかと思ったら、時々「もう仕方ないわねー」ってオレの我侭を聞いてくれたりして・・・いい子です」

ママ
「そう^^優子から聞いたんですけど、別れた奥様はずいぶん年上の方だったようですね」

オレ
「8歳年上の34歳でした」

ママ
「まーそんなに離れていたんですか!」

オレ
「はい。」

ママ
「そう^^」

ママも酒に強いのか何杯目かの水割りを空けた。オレは新しいのを作った。

オレ
「ママは結婚とかしないんですか?」

ママ
「私はもうダメ(笑)元の主人とは主人の浮気が原因で別れて、それから私も恋愛もしたけど相手は同じように家庭を持っていて、今度は私が不倫の関係になってしまいました」

オレ
「・・・」

ママ
「それももう終わって、これからは仕事一筋に専念しようと思ってます^^」

「ムトーさんが独身になったんですから優子はもう不倫じゃないわ」

「どうぞよろしくお願いします!」

オレ
「ははは・・・ママなんか色っぽい^^」

オレは自分が危険な状態になっているのに気がついた。ユーコが待ってるのを口実にオレたちは店を出た。やはりママは少し酔っているようだった。オレは腕を差し出しママはそれを軽く持った。東洋ビルの隣の駐車場の階段を上がった。クラウンに近づいた時、小さな段差にママはよろめいた。

オレは反対側の手を伸ばした。ママの体を抱くような形になった。ママの顔がオレの肩口に・・・いい匂いがした。オレはママを軽く抱きしめた。ママの顔が上がった。その顔を見てると自然にその口にキスをした。オレは舌を入れてママの舌を吸った。ママの体はオレから逃げようとした。オレは引き寄せて服の上からママの乳を掴んだ。

ママはゆっくりとオレから離れた。

オレは助手席のドアを開けて、ママをそこに座らせた。運転席に回ってエンジンをかけ、カーステを鳴らしてクルマを出した。

▼23時・・・香露園シーサイド・マンション

オレはそこで帰ろうとした。ママに「ユーコも待ってるはずだから上がって行って!」と言われ、オレはユーコの自宅にもう1度上がった。

ユーコ
「遅いから心配した・・・」

ママ
「ごめんね。ムトーさんが全部解決してくれたわ^^」

ユーコ
「ユーちゃん。」

オレ
「うん。話のわかる人で、すべてなかったことにしてくれた(笑)」

ユーコ
「ほんと?本当に大丈夫なの?」

オレ
「あーもう何も心配しないでいい^^」

ユーコ
「良かった。ありがとうユーちゃん^^」

オレ
「でももうこんな勝手な事はダメだぞ」

ユーコ
「はい^^」

オレはダイニングテーブルに座った。ママがビールを出してオレに注いでくれた。

ユーコ
「ママ?もしかしてお酒飲んでる?」

ママ
「あら?バレちゃった?ムトーさんとちょっと話ながら飲んじゃった^^」

ユーコ
「もうっ!人が心配してたのにー」

真美
「ママだけずるいぃー!私も付いていけば良かったー」

ユーコ
「真美は未成年でしょ!お酒はまだよ!ユーちゃん。ママと何処へ行ったの?」

オレ
「んーーースコッチ・バンク」

真美
「おねーちゃんだって高校生の時にディスコ行ってたじゃない。そこでユーちゃんと知り合ったんでしょ!」

オレ
「あははは^^そーなんだ。真美ちゃんよく知ってるなー(笑)」

オレはビールを一気に半分ほど飲んだ。またママがビールを注いでくれた。ユーコは立ち上がってキッチンの方へ行った。

ママはユーコたちの前では何故かご機嫌に振舞っていた。そしてオレの事を親しげに話す。さっきキスをした事で少しはそんな風に思っているのだろうか?

ユーコがトレーに乗せた皿をテーブルに並べた。ハムとチーズとクラッカーが盛り付けてあった。そして新しいビールとグラスがあった。

ユーコ
「簡単でごめんね^^カンパイしよ」

オレはビールを持ちユーコとママのグラスにビールを注いだ。ユーコはオレに注いだ。真美は自分でグラスを取りに行ってグラスを持ってオレの前に出した。

ユーコ
「真美はダメよ」

オレ
「カンパイだから少しだけな!」

オレは真美が差し出したグラスにビールを注いだ。

ママ
「ムトーさん。本当にありがとうございました^^カンパイ!」

「カンパイ」

それぞれのグラスにグラスを合わせオレはまた一気にそれを飲んだ。

ユーコ
「ママ。ユーちゃんビールならいくらでも飲めるのよ^^ねーユーちゃん」

オレ
「ははは・・・大好物なもんで(笑)」

真美
「苦いっ!美味しくない」

ユーコ
「真美のようなお子ちゃまには無理よ^^」

ママ
「ところでユーコは本当に反省してる?」

ユーコ
「うんひとりで勝手な事して迷惑かけたと思ってる」

ママ
「これからはちゃんと心配かけないようにする?」

ユーコ
「はい。。。」

ママ
「あなたがちゃんと勉強もするのなら・・・留学させてあげてもいいかなー?」

ユーコ
「えっ?ほんとに?」

オレ
「おっ!ユーコ可能性が出てきたじゃないか」

ママ
「ムトーさんにもお願いしないとダメだけど(笑)」

ユーコ
「ほんとに留学できるんだ^^嬉しいぃー」

真美
「おねーちゃん。良かったねー^^なんか私も嬉しい」

オレ
「真美ちゃんはいい子だなー^^」

ユーコ
「ママ。ユーちゃん。ありがとう」

オレはトイレにたった。緊張感がとけて飲んでいるせいか、少し酔っているかも知れない。オレはリビングに戻りそろそろ失礼しようと思っていた。

ママ
「ムトーさん。今日は泊まっていって?」

オレ
「いや、もう失礼します」

ユーコ
「ユーちゃん。ずいぶん酔ってるしクルマじゃ危ないし泊まってー^^」

オレ
「いやでも・・・」

ユーコ
「私の部屋使って!私は真美の部屋で一緒に寝るから」

オレ
「ママは?」

ユーコ
「ママはママの部屋で寝るわよ(笑)」

ママ
「じゃー先に休ませてもらうわね^^」

オレ
「おやすみなさい」

ママは先に自室に戻り、リビングにはオレとユーコ、そして真美の3人になった。

ユーコ
「真美。ユーちゃんとお話があるから真美ももう先に部屋へ行ってて」

真美
「えーまだ早いよー」

ユーコ
「ダメなの!」

オレ
「ごめんね。真美ちゃん。^^」

真美
「はぁーい^^じゃーお休みーユーちゃん」

ユーコ
「ったくあの子は、私の言うことなんか全然聞かないんだから(笑)」

ユーコは真美が部屋に入るのを確かめてからオレを自分の部屋に誘った。小さなスタンド照明だけがついている。部屋はほの暗い。

ユーコ
「今日は私のベッドで寝てね^^ユーちゃんの匂いいっぱい付けて(笑)」

オレ
「ほんとにいいのかなー」

ユーコ
「どうして?」

オレ
「この間、別れたばかりなのに(笑)」

ユーコ
「あははは^^ほんとねー(笑)でもママもあんなに楽しそうにしてびっくりした^^」

オレ
「うん」

ユーコ
「ユーちゃん。大好きっ」

ユーコは抱き付いてきた。そしてキスをし舌を入れてオレの舌を吸った。オレはユーコの乳を掴んで揉んだ。

オレ
「あっダメだ」

ユーコ
「どうしたの?」

オレ
「ユーコとエッチしない約束をママと・・・」

ユーコ
「ダメっ!そんな約束は絶対にダメよ!」

オレ
「その代わりママがしてくれるって」

ユーコ
「そんな事あるわけないでしょ!!!」

オレ
「あははは^^ジョーダンだよ(笑)」

ユーコは怒ったようにオレの体に乗りかかってきた。オレはそのままユーコのベッドに押し倒された。

オレ
「それに今、みんな居るのに・・・」

ユーコ
「ダメっユーちゃん。」

「声ださないようにする」

「私が・・・してあげるから」

ユーコはオレの服を脱がし始めた。それに合わせてオレは黙って自分でも脱いだ。最後の下着にユーコの手がかかった。オレのモノが露出した。ユーコの顔が近づきオレのモノを口にした。指を使い舌を使う。いつの間にか教えた通りの事が当たり前のように出来るようになっている。オレはユーコの部屋の天井を見ながらママの事を考えていた。ユーコの頭を撫でながら・・・

ユーコはふいに起き上がりオレの上に乗った。そしてオレのモノを女の穴で咥えた。

ユーコ
「うぅー」

いつの間にかユーコは下半身だけ裸になり、オレのモノを咥えている。オレはシャツの上からユーコの乳を揉む。ユーコは片手でオレの手を持ち、もう一方の手で口を押さえている。ユーコの腰が動く、オレもそれに合わせて腰を使った。

リビングに続くユーコの部屋の引き戸に少し隙間がある。なんとなく人の気配を感じた。

ユーコのくぐもった声がする。そしてオレの体にかぶさってきた。ユーコが小さな声でオレの耳元で囁いた。

ユーコ
「あーーーユーちゃんダメできない」

「ユーちゃんしてー」

オレは体を入れ替えてユーコを下にしてその体に乗った。同じようにユーコの耳元で小さく囁いた。

オレ
「ユーコも小さく腰を使って」

ユーコ
「うん」

ユーコの体に乗ってオレは穴の奥にオレのモノを入れたまま、その奥をつっつくように腰を使った。ユーコの腰が動く。お互いの動きで小さくても穴の奥の絞まりを感じることができた。ユーコもきっとオレのモノをいっぱい咥えてきつい快楽が脳に走っているだろう。

ユーコはまくらを口にあてがい必死に漏れる声を押さえようとしている。

ユーコの腰の動きが早くなった。オレはそれに合わせた。

ユーコ
「ぐぅーーおぉーーーぉーーーー」

口に当てた枕とともにユーコの頭が揺れ続けた。オレも我慢できなかった。
ユーコの穴からオレのモノを抜き、ユーコのまくらをとってその口に持っていった。指で少ししごくだけでオレのモノは爆発した。

ユーコはオレのモノをきれいに舐めとった。シャツを脱ぎ裸になってベッドに潜り込んできた。

脚を絡めて抱き付いてくる。ドア越しに感じた人の気配はもうしなかった。

ユーコ
「ユーちゃんも気持ち良かった?」

オレ
「うん。こんなにすぐにいってしまって恥ずかしい」

ユーコ
「いつもそうして^^」

オレ
「ユーコは?」

ユーコ
「うん。とっても良かった^^」

オレ
「ほんとか?もっときついの欲しくないか?」

ユーコ
「欲しいけど・・・もう声が出ちゃうから」

オレ
「そーだな」

ユーコ
「明日の朝・・・みんな早く出て行くからその後でしてー」

オレ
「いいのか?」

ユーコ
「うん。いっぱいして欲しいの」

結局ユーコは真美の部屋に行かないままオレと朝まで一緒に眠った。朝、早くにオレは目覚めた体内時計だと6時半ぐらいだろう。オレは裸のユーコを脇に置いてそっとベッドを抜け出した。下着をつけて服を着た。

ユーコの部屋を出た。キッチンへ入りグラスに水を入れて飲んだ。トイレに向かった。洗面所の横・・・そのトイレからいきなりママが出てきた。

ママ
「あっおはよう・・・」

オレはママを抱きしめた。ママは黙った。ママにキスをした。舌を絡ませた。オレの手はママの下半身を探った。ママは抵抗しなかった。下着の上から股間を強く押した。初めてママの体が捩れて逃れようとした。オレはママの下着の中に手を入れた。

ママ
「ダメ・・・」

オレはまたキスをした。そして指は草むらの下を探り穴を探した。

ママ
「イヤ・・・」

オレは構わず穴に指をつきたてた

ママ
「うっ」

廊下に足音がした。オレはママから離れた。

オレ
「ママ。コレ使っていい?」

ママ
「えっええ」

真美
「おはよー」

パジャマ姿の真美が寝ぼけた顔のまま洗面所にやってきた。

真美
「トイレ代わってー」

ママ
「あっ真美、どうぞ」

オレは洗面所に置いてあるタオル、その上のハブラシを使い洗面した。そしてリビングに戻った。珈琲を淹れるいい香がしていた。ソファに座った。

オレ
「コレ見ていいですか?」

オレはテーブルの前に置いてあった新聞を持ち上げた。

ママ
「どうぞ^^」

ママは笑顔で応えた。ちょっと釈然としないものを感じながらオレは新聞を広げた。目は紙面を追っているが、頭の中はさっきの股間の感触を思い出していた。昨日の夜、駐車場でキスをした。今朝もキスをして性器まで触った。

真美がリビングにやってきた。すでに制服に着替えていた。

ママ
「真美、優子を起してきて」

真美
「はーい」

真美はユーコの部屋に入った。すぐに真美は戻って来た。

真美
「おねーちゃん。また裸で寝てたー」

ママ
「もう。仕方のない子ねー」

オレ
「・・・」

ユーコはシャツとジーンズ姿でリビングに出てきた。

ユーコ
「おはよう^^」

「ユーちゃん。おはよう^^」

オレ
「ん?おはよー」

ユーコ
「ユーちゃん。ひとりでよく眠れた?」

オレ
「あー熟睡した(笑)」

白々しい会話だった。真美は笑っていた。オレたちが一緒に寝ていたのを知っている。当たり前だユーコは真美の部屋に一度も行かなかったのだから

珈琲とジュース、そしてトーストと玉子、それにサラダがテーブルに出された。4人で朝食を摂った。

ママ
「真美、じゃーそろそろ行くわよ」

真美
「はーい」

ママ
「ムトーさん。先に出るけどゆっくりしていってね^^」

オレ
「はぁ〜」

ママ
「じゃーユーコ後お願いね!あなたもちゃんと学校へ行くのよ」

ユーコ
「はーい^^いってらっしゃーい」

ママの運転するクルマで真美は送ってもらうようだ。そしてママはそのまま仕事へ向かった。

ユーコ
「ふぅーやっとふたりっきりになれたね!ユーちゃん」

オレ
「うん。なんかちょっと緊張の連続だったからほっとした」

ユーコはそう言ってオレが座るソファの隣にやってきて抱きついた。オレの首に両手を回していた。

ユーコ
「もう少しゴロゴロしようよー^^」

オレはユーコのシャツの下に手を入れた。ブラジャーは付けていなかった。そして手の平で乳を押すように撫でた。

オレ
「ユーコの乳首がコロコロしてるぞー^^」

ユーコ
「あはっ^^エッチー(笑)」

ユーコをベッドに連れて行ってきつーいエッチをした。ユーコは大きな声を出しすすり泣き何度もいった。

昼前にユーコと一緒にミナミに戻った。ユーコは午後からの授業に出るため地下鉄の心斎橋、そごう前で別れた。

▼12時・・・スカイマンション1110号

すでにショーコは居なかった。オレはシャワーを使った。冷蔵庫からバドを取り出して自室に入りジーンストシャツに着替えた。ライティングデスクを引き出した。個人用の電話、ルスデンが入っているランプが点滅していた。オレはそれを再生した。1件だけだったが・・・オレは電話をかけて会う約束をした。

1階のムトー商会の事務所に顔を出した。

石井
「ムーさん。ちょっといいですか?」

オレ
「ん?じゃーカフェの方へ行く?」

石井
「はい」

通路側に出てカフェに入った。ウエイターに珈琲を2つオーダーして、オープンな席に向かった。

オレ
「すっかり春だなー^^」

石井
「そーですね」

オレ
「メシ食う?」

石井
「いえ」

オレ
「なんだよ(笑)また小言か?」

石井
「はい。(笑)」

ウエイターが珈琲を持ってきた。オレは自分のカップにフレッシュ・ミルクだけを入れた。

石井
「昨日、浪速区の三村組に行ったんですって?」

オレ
「朝一でもう連絡が入ったのか?」

石井
「高坂からの報告です。まー松井の賢明な判断で良かったです」

オレ
「いや、高坂が飛び込んでくるとは思わなかった」

石井
「事前に三村組だと分ってましたから、松井が入ろうとするの高坂が自分が行った方が話が早いと言って強引に入ったそうです」

オレ
「そっか」

石井
「ムーさん。これからは直接乗り込まないで、オレかK芸能の西岡に連絡下さい。こっちで必要な処置はすぐにしますから」

オレ
「でもなー」

石井
「わかります。ムーさんは人任せにしたくないと思ってるんでしょう?でも、もしムーさんがケガでもしたらもっと大変な事になります。まして昨日の相手は枝のチンピラです。自重して下さい」

オレ
「すぐに梅木に電話したからモメることはなかったんだけどな。」

石井
「たまたま山健の枝だったから良かったですけど、そーじゃなかった時は面倒です。オールマイティーに通用するK芸能を使った方が話が通りやすいですから」

オレ
「なるほど」

石井
「それからニューヨークもそうです。向こうのマフィアと揉めたらすぐに連絡下さい。こっちからそれなりのルートを使って解決させますから」

オレ
「はいはい。ケンカしないようにします(笑)」

石井
「お願いします(笑)」

石井の言うことはいちいち尤もだ。別に昨日の事はその日のうちに乗り込む必要はなかった。石井に事情を説明して「堺エンタープライズ」なり「浪速金融」を調べさせれば、オレの知らないところで話がつき、数日後には同じ結果が得られたはずだ。

オレがママと一緒に乗り込んだばかりにK芸能の高坂まで出てきて、現場のチンピラふたりが下手を打つことになった。もっともやってる事は許せなかったが・・・結果的にオレは自己満足の為だけに動いたことになるのかも知れなかった。石井に説教を食らってちょっと落ち込んだ。

オレたちはもう1度、ムトー商会に戻った。四方を昼飯に誘った。心斎橋に出て蕎麦屋に入った。

ざる蕎麦とてんざるをオーダーした。

四方
「ショーコさん何か言ってました?」

オレ
「うん。タカちゃんとケンカしたって(笑)」

四方
「それだけですか?」

オレ
「うん。それだけ」

四方
「理由とかは?」

オレ
「知らない(笑)」

四方
「ほんとに?」

オレ
「どうして?」

四方
「いえ、ちゃんと事実になっているかどうか・・・」

オレ
「ははは^^たぶんオレの事なんだろうと思って聞かなかったし、それ以上ショーコも話さなかったよ」

四方
「そーですか」

ザル蕎麦と天ざるが運ばれてきた。オレはザル蕎麦、四方にてんざるを渡した。

四方
「どうして私が天ざるなんですか?」

オレ
「ん?天麩羅きらいなの?」

四方
「いえ、そういうわけではありませんがムーさんは?」

オレ
「オレはザル蕎麦はそのまま食うのが好きなんだ。普通の人は天麩羅とかが付いてた方がいいみたいだから^^」

「あっ!食えなかったら蕎麦残していいぞ!オレが食うから」

四方
「はい(笑)じゃー遠慮なく頂きます」

結局四方は蕎麦を半分残した。オレはそれも全部食った。蕎麦屋を出てウイリアムスへ行った。

四方
「ムーさんはどうして私だけに「ちゃん」をつけて呼ぶんです?」

オレ
「んーそれはきっと前任者にも「ちゃん」をつけて呼んでいたから、自然とそうなったんだろうと(笑)」

四方
「じゃーこれからは呼び捨てにして下さい」

オレ
「まーその方がいいのなら」

四方
「お願いします」

オレ
「タカコ」

四方
「はい」

オレ
「やっぱりなんか・・・変だな?(笑)」

四方
「どうしてですか?」

オレ
「呼び捨てにして真面目に「はい」って言われると、何をしてもいいような気になってしまう(笑)」

四方
「何をしてもらってもいいですけど・・・」

オレ
「うわーなんかドキドキしてくるなー^^」

四方
「ムーさん。そういう事は茶化さないでさらっと流してください(笑)」

オレ
「ん?だって本当の事なんだもん」

四方
「そんな風に言われると私素直じゃありませんからすぐ・・・」

オレ
「そっかわかった。じゃー行くか」

四方
「えっ」

オレ
「いやそろそろ戻ろうかと^^」

四方
「ったく。」

四方とは1度だけ寝た。それは四方が望んだ儀式のようなものだった。ショーコが四方とケンカした。と言いオレは四方のご機嫌をとっておくと言ったが・・・結局それは天ザルひとつでは解決しそうになかった。(笑)

四方は1Fの事務所に戻り、オレはそのまま上に上がり1110号に入った。ほとんど同時にインターフォンが鳴った。オレは受話器をとった。

オレ
「おう^^今あける」

オレは玄関を開け浜田を招き入れた。

浜田
「すっかりここは家に変っちまったな!(笑)」

オレ
「あーそれも結局無駄になってしまったけどな(笑)」

浜田はダイニング・テーブルの前のイスに座った。オレはキッチンへ行き珈琲の用意をした。

浜田
「それにしてもお前が離婚とはな・・・驚いたよ」

オレ
「色々あってな。で、何だった?」

浜田
「悪い事は続くもんなんだな。実は・・・本橋が自殺未遂をしでかしたんだ」

オレ
「なんだとー!それでっ?!」

浜田
「手首を軽く切っただけなんで、ケガは大した事なかったようなんだが」

オレ
「斉藤は?」

浜田
「それが・・・斉藤に新しいオンナが出来て、そのオンナが妊娠して、斉藤はそいつと結婚するために本橋に別れてくれって・・・」

オレ
「あのバカタレが・・・」

浜田
「今、刈谷が東京へ行って、本橋に付き添ってる」

オレ
「そっか、刈谷が居てくれたら大丈夫だな。斉藤はなんて言ってる?」

浜田
「決心は変らないそうだ」

オレ
「そうか」

浜田
「どうする?」

オレ
「んーーーとりあえず明日にでも東京へ行ってくるよ」

浜田
「オレも行こうか?」

オレ
「お前が行けば斉藤も本橋も安心するだろうけど・・・先にオレが行ってちょっと様子を見てくるよ」

浜田
「そっか。じゃー頼む」

オレはコーヒーが出来ているのを忘れていた。カップにコーヒーを注ぎ、フレッシュとシュガーポットをテーブルに置いた。

オレ
「あいつらはうまく行ってるとばかり思ってたんだがな」

浜田
「まったくだ」

オレ
「お前の方はどうなんだ?」

浜田
「えっ?オレかよ?オレはまーそのーなんだ。それなりに」

オレ
「はっきりしねーなー(笑)しっかり刈谷を捕まえとけよ!」

浜田
「ははは^^刈谷は昔からお前の言う事はよく聞くんだけどな(笑)」

オレ
「何言ってやがる。お前が愛想ねーからオレが代わりに言ってやってるだけじゃねーか(笑)」

浜田
「あははは^^」

オレはコーヒーを口にした。

浜田
「ショーコさんは?」

オレ
「さー?下で仕事してんじゃないかな?」

浜田
「ここで一緒に居るんだろう?」

オレ
「うん。まー荷物をここに置いてニューヨークへ行くから、それまでの間ちょっと一緒に居る形になってる」

浜田
「そう^^」

オレ
「なんだよ(笑)」

浜田
「いや、お前が凹んでなければ、それも良かったと思って」

オレ
「ふんっ(笑)」

玲子と別れたばかりでオレが落ち込んで、それを癒すためにショーコを招き入れた。浜田はそう思ってるようだ。そしてそれは何を言い訳してもそう思われるのは仕方がない。実際にショーコがここへ来てから、確かにオレは癒されていた。ショーコも意識して気を使っていたし・・・

それから仕事の話をいくつかして、浜田は帰っていった。

オレは予定を変更して、東京に電話を何本かかけた。そして自室に戻りスーツに着替えた。リビングに戻りメモを残した。

そして新幹線に乗り東京へ向かった。

▼19時・・・品川プリンス・ホテル


「わざわざ大阪から来てもらってごめんね^^」

オレ
「ついでに他の用事も済まそうと思ってたからちょうど良かった」


「そう(笑)」

オレ
「LA暮らしはどう?慣れた?」


「なーーーにもないところなのよ!自然の中で作曲活動したい!なんて言うもんだから付いて行ったんだけど(笑)」

オレ
「いいじゃないか!馬に乗ったり釣りをしたり、憧れるけどなー(笑)」


「それも最初の1週間だけよ(笑)もう飽きちゃった」

オレ
「あははは^^それは困ったなー(笑)」

由紀はオレのグラスにワインを注いだ。オレは食事の手を止めてワイングラスを持った。そしてそれを口にした。


「ユーイチはNYでしょう?いいなー」

オレ
「ちょっと予定が遅れてるんだけどね。まーなんとかやれそうなんだ」


「ねーちょくちょく行っていいかな?」

オレ
「LAとNYじゃ結構離れてるぜ!そんなちょくちょく来れないだろう?(笑)」


「ユーイチが居るんだから行くわよ(笑)」

オレ
「ははは^^オッケーいつでも来いよ!」

オレは由紀のグラスにワインを注いだ。由紀はあまり食事には手をつけていない。もっぱらワインを好んで飲んでいた。そして新しいワインをオーダーしていた。


「最近、兄と遊んでる?」

オレ
「いや全然。満さんやっぱり大阪より神戸の方がいいみたいだな(笑)」


「そうね。地元が一番安心だものね」

オレ
「由紀はホーム・シックとかは大丈夫なのか?」


「少しはあるけど、ユーイチと会ったら解消できるから(笑)」

オレ
「あーそう(笑)」


「おとーちゃんも亡くなったし、健一おじさんも・・・」

オレ
「うん」


「私はどうしようかなー」

オレ
「ちゃんと結婚したんだから、どうもこうもないだろう?おばさんも安心してるし」


「結婚したからって関係ないわ?いつ離婚するかわからないし」

オレ
「え?まーそう言われればそうだけど」

オレは自分の事やオレの周辺に結婚生活を失敗した例をたくさん見ている。それだけに変に納得してしまった。


「兄は知っていたのね?」

オレ
「ん?」


「あなたと健一おじさんの約束」

オレ
「・・・」


「兄が言ってたわ(笑)何故ユーイチが選ばれたかやっとわかったって」

オレ
「オレは知らない」


「私より1つ年下、父や母がなくなった後でも兄や私をサポートするには若い人間でないとダメだ。って健一おじさんが決めたのね?」

オレ
「さー?知らないなー」


「私がその事をもっと早く知っていれば・・・(笑)」

オレ
「オレは認めてないぞ(笑)」


「それで・・・お願いがあるんだけど」

オレ
「なんだよ!そんな前置きなんかして、変だぞ」


「そう。ちょっと変なお願いなの^^」

オレ
「言ってみろよ」


「部屋とってあるから私と寝て」

オレ
「ん?一緒に寝るのか?」


「・・・」

オレ
「えっ!?またーからかってるなー(ーー;)」


「行きましょう」

由紀は立ち上がった。オレは由紀の言っている意味がようやくわかった。これは本気みたいだ・・・酔いが一気に醒めた。

由紀はレジでサインをしてそのままオレの腕をとってEVの方へ向かった。

オレ
「あのさーオレは弟だろう?それもスケベな男なんだから、抱き合って寝るのは無理だよ(笑)」

オレは色んな事をしゃべったが由紀は無言だった。そして部屋に入った。すぐに由紀はオレにキスをしてきた。オレは仕方なく由紀を軽く抱いた。舌が入ってきたオレの舌に絡んだ。オレは思わずその舌を強く吸った。そして離れた。

オレ
「キスは大好きなんだ^^」

由紀
「ユーイチ。今だけジゴロみたいに愛して」

オレ
「・・・」

オレはキスをしながら由紀をベッドに押し倒した。服の上から乳を掴み、手はすぐに股間に・・・パンストの上から強く指を押し込む。由紀の吐息が乱れ始めた。オレは起き上がってパンストと下着を一気に取り去った。由紀は両脚を交差させて隠す。

オレは素っ裸になった。由紀はオレの方を見ていた。オレのモノは怒張している。

由紀の体に被さった。キスをし股間を指で弄る。草むらの中の割れ目・・・少し大きなクリトリス。その下のヒダを開くとそこは濡れきっていた。少し荒っぽく指を入れた。

由紀
「うっ」

穴の奥を責めた。由紀の声が喘ぎに変わっていった。

オレは由紀の顔に跨るようにしてオレのモノを無理やり由紀の口に持って行った。由紀は口を開いてオレのモノを受け入れた。

オレはベッドの上に座り、由紀を抱えて膝に乗せ一気に挿入した。

由紀
「あぅっ」

オレ
「由紀・・・手をオレの首に回して」

由紀はそうした。オレのモノはまだ半分ほどしか入っていない。由紀の両脚を抱えると由紀の体が浮いてオレのモノ一点で支える形になった。オレのモノは由紀の穴の奥、体の芯まで突き刺さった。

由紀
「うぁーーーあーーー」

オレは由紀の尻を両手で持って動かした。由紀の上体が上下に揺れ、口が開いて声が漏れ続ける。

由紀
「あーーーあーーー」

ピークの手前の快楽が続く・・・オレは手を使うのを止めて小さく腰だけを動かした。

由紀
「あーユーイチ」

そのままの格好で由紀の服を脱がせた。黒い下着、豊満な胸・・・片手で由紀の体を抱き、もう一方の手は乳を力強く揉む。腰は軽く動いて穴の奥を責める。ピークに近い快楽が脳を焼く・・・

由紀
「あー好きよっ」

「あーー好きっ」

「ユーイチ」

由紀の両腕はしっかりとオレの背中に巻きつき、その手は何かを求めるようにオレの背中を掴もうとしていた。

由紀
「あーあーー」

由紀はわかっていないようだった。自分が今何をして欲しいのか。オレはゆっくりと由紀の体を降ろした。

由紀
「いや、いやー」

オレは由紀を寝かせた。その体に乗った。そして由紀の片脚を抱えてオレのモノを挿入した。

由紀
「うぅーーー」

すぐに快楽の続きが始まった安堵感のような声・・・オレはゆっくりと大きなストロークで動いた。

由紀
「あーーーユーイチ」

「あーーー」

オレは由紀の声を聞きながら徐々に動きを早めた。そして両脚を抱えて一気にスピードを上げた。

由紀
「うわーあーーーあーーーあーーー」

由紀の上半身は仰け反り顎を突き出した。指は折れるそうなぐらいシーツを掴んでいる。穴の奥が少し緩み熱いモノが溢れた。オレは少しだけスピードを緩めて腰を使い続けた。

由紀が首を振る。

由紀
「待って、もうっいや」

オレ
「ちょっとだけ我慢して」

由紀
「いやー」

「あっ」

「あぅーーー」

穴から脳に快楽が湧き上がったようだ。オレはスピードを早め一気に責め立てた。

由紀
「うわーーーあーーーあーーーー」

再び由紀は仰け反りて声をあげた。穴は少し緩みまたすぐ締め付けてくる。そこだけが意思とは反してまだ男を欲しがっているように思えた。

オレはゆっくりと由紀の体から降りた。横抱きにして指で穴の付近を押し込みながら由紀の体をクールダウンさせた。

由紀を胸に抱き背中を撫でた。

由紀
「あーユーイチ」

オレ
「眠っていいぞ」

由紀
「うん」

背中を撫でていた手を離した。由紀は眠ったようだ。オレはベッドから降りた。そしてシャワーを浴びた。

10代の頃、何度か由紀とそういう関係になりかけたが、お互いあと一歩のところでそれをしなかった。オレが付き合っていた女が由紀の友達だったこともあり、どちらかの理性が働いていたのだろう。

こうして初めて関係ができて見ると、由紀は思ったより経験がないようだった。すでに人妻となりもっと濃厚なセックスができるのかと思ったが、意外だった。

腰にバスタオルを巻き、頭を拭きながらベッドに戻った。オレはルームサービスに電話を入れて、コークとビールをオーダーした。

由紀は目を覚ました。

オレ
「大丈夫?」

由紀
「・・・うん」

オレは由紀に軽くキスをした。

由紀
「ユーイチ。こんなの初めてよ」

オレ
「そう」

ドアがノックされた。オレはドアに近づいた。「そこに置いておいてくれ」そう言って暫く待った。ドアを開けてワゴンごと部屋に引き入れた。

オレはコークをコークとビールを持ってベッドに行った。玲子は上体を起してベッドヘッドにもたれていた。シーツを引き上げて少し胸を隠していた。

オレ
「どっちでもどーぞ^^」

由紀
「ありがとう^^」

由紀はコークを取った。オレは隣に座り大きなグラスのビールをノドを鳴らしながら飲んだ。

由紀
「ユーイチ。ほんとのジゴロみたいね」

オレ
「あははは^^それは褒めてくれてるのか?」

由紀
「そーよ^^癖になりそう」

オレ
「ははは^^」

オレはビールを飲み干した。

オレ
「神戸には明日帰るのか?」

由紀
「うん。そのつもり。ユーイチは?」

オレ
「明日はこっちに居る大学時代の友人とひさしぶりに会う」

由紀
「そう残念だわ」

オレ
「おばさんと買い物行ったり、外で食事したりゆっくりできるんだろう?」

由紀
「外に出ると問題が多くて、なかなかそうもいかないのよ!」

オレ
「そっか」

由紀
「ユーイチも来てくれればおかーさんも喜ぶのに」

オレ
「この間、家に行って挨拶は済ませたんだけどな・・・疲れてるみたいだったよ」

由紀
「そう」

オレ
「明後日、有馬温泉でも行こうか?」

由紀
「えっ?」

オレ
「3人でどうだ?」

由紀
「私とユーイチとおかーさんで?」

オレ
「やっぱり無理だよな(笑)」

由紀
「・・・いいかも知れない。ユーイチが来るのなら行けるかも知れない」

「ねーほんとにいい?明日、言ってみるわ!」

「うん。きっとに行ける」

オレ
「じゃー明日の夜にでも電話入れるよ」

翌日・・・

午前中ずっと由紀に付き合い彼女が新幹線で神戸に向かうのを見送った。


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