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「BROTHER」中村あゆみ

そしてこの頃の1番はやっぱりこれでしょう^^


1984年12月------------

関西に戻るとやはり慌しい。

「あおやま」へ行きヨーコの顔を見て、本橋と会い香や間島の近況を聞いた。

香露園のユーコの自宅へ行った。ユーコの日航合格祝いをユーコの家族と共にした。

そして、芦屋に行きヒロミの自宅に挨拶に寄った。予想通り、その日はヒロミのオヤジとママに強引に引きとめられて、さんざんご馳走になり酔っ払って泊まってしまった。パパとママは年末にNYに来る予定になっていた。

ようやく自宅に戻り玲子や子供達とひさびさに一緒に過ごした。裕人の幼稚園での様子はオヤジがしっかりと写真に納めていた。裕美はいつの間にか立ち歩いてウロウロするようになっていた。相変わらずオレの事はよくわかっていないようだった。

ユーコの家で一泊、ヒロミの家で一泊、自宅で一泊。そしてミナミに戻った。

▼12月21日・・・

17時、東洋ビル事務所

横山
「東京で何をするんですか?」

オレ
「デザイナーズ・ブランドをつくろうかと」

横山
「ファッション関係ですか?」

オレ
「ファッションそのものをやろう」

横山
「面白そうですね^^」

オレ
「デザインをコマーシャルベースでやろうとすると、それが一番ビジネスとして成り立ちやすいということに気付いた(笑)」

横山
「何から始めればいいんでしょうか?」

オレ
「デザイナーの発掘だな(笑)」

横山
「じゃーまったくの白紙から?」

オレ
「そーゆー事だ」

横山
「店は出店しないんですか?」

オレ
「基本的には自分達が楽しめる店があればいい(笑)」

「事務所を持ってリサーチばかりしていても退屈だろう?」

「新しいMellow Beachをつくろう^^」

横山
「ははは・・・楽しくなりそうですね(笑)」

東洋ビルの事務所、ここへ来ると1FにSPEAK EASY、4FにMellow Beachがまだ存在するような錯覚に陥る。すでにそれらはなく1Fはテナントとして新しい店舗が入り、ビル全体はサウナとカプセルホテルになって数年が経っていた。

オレ
「お前はどうする?」

横山
「もちろん東京ですよ(笑)誰がなんと言っても行きますからね!」

オレ
「松井はNYへ行く気になってる。前田も月に半分は東京に居る気でいる。大阪はお前に任そうと言ってたぞ」

横山
「大阪はもう滝口や宇多がしっかりとトップでやってますから連中に任せて大丈夫ですよ」

オレ
「オレたちがいつまでもここでゴロゴロしてたら邪魔だって事だな(笑)」

横山
「(笑)田川はどうします?」

オレ
「あいつはmar'sNYにずっと居るつもりのようだ」

横山
「でも松井さんも行くんでしょう?」

オレ
「松井には・・・LAに行ってもらおうと思ってる」

横山
「ロスに新規出店ですか!なるほど、いいかも知れませんね」

オレ
「ショーヘーも向こうに居るしな」

横山
「そっか。ムーさん浜田さんの為に・・・」

オレ
「紗也乃はNYで佐和子は東京、問題は刈谷だ」

横山
「んー刈谷もいい女なのになーどうしてうまく行かないのかなー?」

オレ
「そーだな。横山みたいなデリケートな心配りができる男が居ればいいのになー」

横山
「ムーさん(ーー;)」

オレ
「なー横山、オレはマジで心配してるんだぞ!お前女ッ気がなさ過ぎる。なんとかならないのか?」

横山
「オレだけじゃないでしょ!松井さんや前田さんそれに関川さんだって」

オレ
「あいつらはそれなりに過去に付き合ってた女は居るし、今でもテキトーにやってるはずだ。それに比べてお前は・・・」

横山
「オレだってテキトーにやってますよ(笑)」

オレ
「じゃー聞くが、年上と年下どっちが好みだ?」

横山
「そりゃーもうこの年ですから、やっぱり年下かなー?」

オレ
「じゃータイプとしてはどんなのがいい?ユーコとヒロミだったらどっちだ?」

横山
「ムーさん。いいじゃないですか女の事は(笑)」

オレ
「一応教えてといてくれよ!何かのおりに気をつけてみておくから」

横山
「じゃー特に好みはありませんから、適当に気にかけておいて下さい(笑)」

オレ
「ったく(笑)」

新婚旅行のつもりでNYへやってきたはずの浜田と刈谷・・・結果的に別れてしまい浜田はLAで学生をやり刈谷はmar'sNYに留まったままだった。オレがまだNYにずっと居るのなら構わないのだができればそれまでに何か決めてやりたかった。

オレはサウナに入った後、三寺の花屋へ行き赤いバラの花束をつくってもらった。そしてキャッツへ行った。

18時・・・キャッツ


「いらっしゃ・・・あームーさん♪」

オレ
「おう^^未来じゃないか久しぶりだなー」

理沙
「ユーちゃん♪お帰りぃー」

客席に居た理沙はすぐにやってきた。オレはバラの花束を渡して軽く抱擁して理沙の匂いをいっぱい嗅いだ。

オレ
「あーいい匂いだ^^クラクラするよ」

理沙
「私もよぉー^^」

オレ
「あははは^^」

オレはカウンターの奥に案内された。すでにシューさんがそこに居た。

ガボマスター
「よぉー色男の登場だ^^元気そうでなりより(笑)」

オレ
「ども^^クリスマスムードいっぱいでやっぱりミナミはいいなー」

未来
「クリスマスはやっぱりNYでしょう?」

オレ
「残念ながら、この時期は毎年こっちに戻って来てるからNYのクリスマスは・・・知らないんだ(笑)」

ガボマスター
「あははは^^なるほどそういやそうだな(笑)」

シューさんの隣にオレが座り、その隣に未来が座った。そしてブランデーの水割りが作られてオレの前に置かれた。理沙は客席から離れて、カウンターの中に入った。

ガボマスター
「ほらユーちゃんアレ見てよ」

オレ
「ん?あーーー(笑)」

未来
「常連のお客様に聞かれる度に、恋人だってママが(笑)」

オレと一緒にバイクに乗っているモノクロの写真が少し大きく引き伸ばされて飾ってあった。サングラスをかけてヘルメットをちょこんと被った理沙はとても若くてフレッシュな印象だった。

オレ
「あははは^^でもすぐにアレが理沙だって気付かないだろう?」

ガボマスター
「そうそう^^そこがまたいいんだよなー」

未来
「そう?絶対ママだってすぐにわかるけどなー若くてキレイでとってもステキな写真だわ」

オレ
「そりゃー親しい人はわかるだろうけど」

理沙
「なぁ〜に?ユーちゃん。写真が若く見えすぎるっていいたいの?」

オレ
「いや、実際その通りだからいいんだけど(笑)」

ガボマスター
「ははは^^ユーちゃん。理沙ママはNYから帰ってきてすごく印象が変ったから」

オレ
「へーそうなんだ」

ガボマスター
「その写真だって、ユーちゃんが大事な恋人だって公言してはばからないないんだから(笑)」

未来
「私もびっくりしました(笑)」

理沙
「あらーダメー?だって大好きなんだもんっ^^」

オレ
「あははは^^」

なるほど、お目当てのママに恋人が居て、ここまでオープンになると客はしらけるかも知れないと思ったが、理沙はまったく気にしていないようだった。逆にそれを溌剌と言う事によって、おかしな客の誘惑をきれいに断ることが出来ていいのかも知れないと思った。

未来
「私も絶対にNYへ行く!」

ガボマスター
「オレとママがあまりにもNYが楽しかったって言う話をしたから、未来はすっかり感化されて大変なんだ(笑)」

理沙
「ユーちゃん。向こうの席にどーぞ^^」

そう言われてオレたちはボックス席に移動した。オレの隣に未来が座り、正面にシューさんと美香という若いホステス。そして補助席に理沙が座った。

美香
「美香でーす^^ムーさんの事はお話だけたくさん聞いてました」

オレ
「ども^^ムトーです。よろしく」

ガボマスター
「美香ちゃんも語学留学を考えてるらしい(笑)」

未来
「なんか最近のブームなのよねー」

理沙
「でもそれはとってもいい事だと思うわ^^観光じゃなくて暮らしてみないと分らない事ってたくさんあるしきっと新しい発見があるもの^^」

ガボマスター
「でもあのハーレーに乗ってる写真はいいなー^^」

美香
「イージーライダー?^^この間ビデオで見ました」

未来
「シューさんの世代にはウケた映画なんでしょう?」

ガボマスター
「そーだなオレよりもう少し若い世代だけど(笑)」

理沙
「私は劇場で3回ぐらい観たわ(笑)」

オレ
「そーなんだ。この間ピーター・フォンダに会ったよ」

ガボマスター
「ほんとかよー^^」

オレ
「2年下の学年に彼の娘のブリジット・ジェーン・フォンダが居るんだ」

「彼女に頼んでコネチカットで撮影中のパーティーに連れて行ってもらった」

「キャップテン・アメリカもいいおじさんになってた^^」

理沙
「うわーそーなんだ^^」

ガボマスター
「そっかーユーちゃんは演劇学科だからそういうのがあるんだ」

美香
「ムーさん演劇学科なんですか?じゃー卒業したら役者さんに?」

未来
「絶対、成功するだろうなー^^」

オレ
「オレは演出の方だから(笑)」

オレは1時間ほどで切り上げて店を出た。普段客を送る事のない理沙だったが、EV前まで送ってくれた。

理沙
「今夜は?」

オレ
「泊めてくれ!^^」

理沙
「うん。待ってる」

オレ
「たぶんオレの方が早い。先に帰ってるよ」

理沙
「じゃー私も今日は早く帰る^^」

理沙はオレに軽く抱き付いてキスをした。

オレ
「おいおいいいのか?(笑)」

理沙
「うん。いいの(笑)」

オレは周防町通りに出て東へ歩いた。鰻谷へ向かいながら周辺の店を見ていた。Maggieへ向かう手前のビル。「Mary's」はもう無かった。街は新陳代謝する。店も人もある一定の時間そこにあり、それぞれのドラマがあり、やがてそこは関わった人だけの記憶となり消えていく。

20時・・・Maggie

オレはカウンターに座った。

関川
「お帰り^^」

オレ
「うん(笑)」

関川
「松井が仕事でNYへ行くんだって?」

オレ
「ん?あーなんかそんな事言ってたな」

関川
「ようやくこの店の借金も終わる。そしたらオレも行くぞ!」

オレ
「なんだ?借金が終わるまで我慢してたのか?」

関川
「我慢じゃない。最低限の責任だ(笑)」

関川はオレの前にジン・トニックを置いた。オレはそれを持って軽く上げて口にした。旨かった。

オレ
「言葉の方はどうだ?」

関川
「こっちで2年半しっかりとやったからな^^なんとかイケると思う(笑)」

オレ
「そっかーじゃーオレは安心して離れられるな^^」

関川
「ん!どういう事だ?お前はまだ1年以上学校があるだろう?」

オレ
「あれ?知らなかったのか?オレは1年の時に飛び級したから、来年の5月で卒業なんだぜ!」

関川
「うわーソレは知らなかった。じゃーあと半年もないのかよ・・・」

オレ
「まーオレが卒業してもmar'sNYは健在だから」

関川
「んーーー計算が狂った(笑)1年以上お前と一緒にやれると思ってたのに」

オレ
「はははは^^」

関川はここをオープンさせてから3年間しっかりと店に張り付いてこの店を流行らせていた。そして借金がなくなるまで自分の責任で管理運営する。という自覚を持ってやっていたようだ。それが横山、松井、前田らに対しての信頼回復に繋がっていた。

関川
「卒業したらどうするんだ?」

オレ
「東京とPARISに進出する」

関川
「パリって、フランスのパリか?そこは英語が通用するのか?」

オレ
「通じなくもないが、やっぱりフランス語だな」

関川
「フランス語・・・」

オレ
「花の都PARISだ^^パリジェンヌはいいぞー(笑)」


「ムトーさん^^」

オレは振り返った。まさかまたここで会うとは思ってもいなかった。

オレ
「よー久しぶりだな?」


「まさか居るとは思わなかったわ^^」

リョーコはそう言ってオレの隣に座った。そして関川に同じモノをオーダーした。


「何年ぶりかしら?」

オレ
「さー?2年ぐらいになるんじゃなかったかな?」


「私も色々と勉強もしたし結構忙しくしてたからご無沙汰してしまって(笑)」

オレ
「いや、元気ならそれが一番いい」


「今度、こっちでお店を出すの!それでちょっと打ち合わせに来てたのよ」

オレ
「そう^^それは何よりだ」


「ヨーロッパにも行って色々とエステを勉強して今、東京に1店舗出してるの」

オレ
「ほー^^それはすごい(笑)」


「2店舗目は馴染みのあるミナミにしようかと思って」

オレ
「ホステスたちがきっと常連になってくれるよ」


「そう?是非お願いに伺うわ^^」

関川はジントニックをカウンターの中からリョーコの前に置いた。リョーコはオレの方を見て軽くグラスを上げて口にした。


「NYはどう?皆さんお元気?」

オレ
「ああ。お陰さまでみんな元気でやってる。ショーコに香、そして本橋もみんな結婚してハッピーにやってるよ」


「まーあのショーコさんや香ちゃん。それに本橋さんまでが結婚?驚いたわ(笑)」

オレ
「君はどうなんだ?」


「私はダメよ(笑)今は仕事に夢中だから」

オレ
「そっか。それでも結婚する時ぐらいは声かけてくれよな(笑)」


「ムトーさんはどうなの?」

オレ
「オレはまだ学生だしな(笑)」


「でも、それだけ一度にみんな結婚しちゃうと淋しいでしょう?」

オレ
「まーな(笑)」

オレは関川にグラスを上げてお替りをオーダーした。


「おねーさまはお元気かしら?」

オレ
「ああ。元気だ。そうだ沙耶も結婚した(笑)」


「うわーそうなんだ。じゃー今はおねーさまと?」

オレ
「(笑)」

関川はオレの前に新しいジントニックを置いた。オレはそれを口にした。関川はオレの話をしっかりと聞いていた。リョーコはあえてママたちの話をしない。


「探したよ(笑)お待たせ^^」

後ろから声がかかった。リョーコはカウンターのスツールを降りた。


「コンサルタントの安部さん。お店のオープニングの相談に乗ってもらってるの」

「こちらは私の兄のような人、ムトーさん」

オレも同じようにスツールを降りてその男をみた。少し男が怪訝な顔をしたがオレたちはお互い自己紹介をした。


「それじゃーまだ打ち合わせが残ってるのでここで失礼します」

「また連絡させていただきますので、その時はよろしくお願いします^^」

リョーコは関川にも笑顔で会釈をしてその男と店を出て行った。オレは再びカウンターのスツールに腰をかけた。

オレ
「よく来るのか?」

関川
「いや、オレも暫くぶりだ」

オレ
「いつの間にか兄にされちまった(笑)」

関川
「似たようなもんじゃねーか」

「それにしても皆結婚したとは・・・知らなかった(笑)」

オレ
「そりゃーイイオンナ達だったからな。引く手あまたで納まるところに納まった」

関川
「そうか・・・またお前は傷だらけになったんだろうな」

オレ
「ははは^^いつもの事さ(笑)」

オレはジントニックを飲みラークに火をつけた。関川は灰皿を出した。

関川
「浜田はどうしてるんだ?」

オレ
「LAで学生してるらしいが・・・こっちには音沙汰なしだ」

関川
「ふむ。男も女も皆それぞれの道を歩き出したんだな」

「来年は10年目だし、やっぱりオレも一人でやってみよう^^」

オレ
「ん?これまでだってひとりでやって来てるじゃないか」

関川
「この店でのオレの役割は終わった。だから誰か回してくれ!そして暫くNYで居候させてくれないか?」

オレ
「あーこっちは全然構わないよ」

関川
「うん。NYで慣れたらオレも1から何処かで何かを始めるよ^^」

オレ
「じゃー決意の門出に一曲歌ってやるよ(笑)」

オレはステージに行きギターを持ってここんとこ気に入っている歌、「ギターを持った渡り鳥」を歌った。」

関川、松井、前田・・・千日前のディスコ「ミルク・ホール」で知り合った仲間だった。あれから10年目、松井はNYに暫く滞在した後LAでレストランを担当する。前田はムトー商会の不動産部門を一手に握りもう店には一切関わっていない。そして関川もアメリカで自分の力を試すようだ。

▼23時・・・メゾン西本町

インターフォンを鳴らして鍵を使って入った。

理沙
「お帰りなさい^^」

オレ
「アレ?早いなー^^」

すでに理沙は着替えていた。オレは理沙を軽く抱いてキスをした。そしてそのままくっついてリビングに入った。オレはソファに座った。

この部屋はオレの意見を入れて始めて沢木女史にデザインさせた部屋だった。それだけにオレはここへ帰ってくるとほっとする。

理沙はビールの用意をしてオレの隣に座った。オレはグラスを持った。理沙はビールを注いだ。

オレ
「関川も年明けすぐにNYへ来るらしい」

理沙
「松井君と一緒に何かするの?」

オレ
「いや、関川は暫くNYに居て、それからひとりで何かをやりたいらしい」

理沙
「そう^^でもあそこは居心地がいいからどうかしら?(笑)」

オレ
「ん?」

理沙
「独身、それも中途半端に年を重ねた人にとってmar'sはとても居心地がいいのよ」

オレ
「どういう意味?」

理沙
「あれだけ自由にできる部屋があるのに、あなたは事務所のロフトに居て最後まで遅く帰ってくる人を待ってる」

「紗也乃ママが居て、あなたが気付かないところをフォローしてくれて」

「普通の人でも居心地がいいのに、ちょっと悩んだり傷ついた人にとってはものすごくいい環境よ!」

「あそこに居るとひとりで生活したくなくなるわ(笑)」

オレ
「それは・・・困った」

理沙
「紗也乃ママがちょっと羨ましい(笑)」

オレ
「いや、それはでも・・・」

理沙
「うん。私は3ヶ月経験させてもらったけど、あなたはずっと私を恋人のように扱ってくれて、わざとそれを周りにも見せ付けてくれて、私はとっても幸せで嬉しかった^^」

オレ
「オレも毎日が楽しかった^^いつかずっとあんな風に過ごせたらいいなー理沙」

理沙
「あーユーちゃん」

理沙はオレに抱き付いて来た。オレは理沙にキスをした。舌を絡ませて理沙の舌を強く吸った。そして服の上から理沙の乳を掴んだ。

理沙の手はオレの股間探った。ベルトに手をかけてはずしファスナーを降ろす。オレのモノを下着から取り出して露出させた。そして指を絡ませてオレのモノを愛撫する。

オレはそうされながら理沙の顔に自分の顔を擦りつけ理沙の乳を弄っていた。同じように理沙の胸の前を開いてブラジャーを跳ね上げて乳を揉んだ。

オレ
「あー理沙。愛してるよ」

理沙
「ユーイチ。好きよっ」

オレ
「あー理沙が欲しくなってきた」

理沙
「もっと・・・ちゃんと言って」

オレ
「理沙の穴が欲しい」

理沙
「あーユーイチ。可愛がってあげるっ」

ソファーに座っているオレに理沙は跨った。そしてオレのモノを手で持った。そして理沙の体がオレの体に被さった。

理沙
「うぁーーー」

オレは理沙のふとももを抱えるようにして持った。理沙の体がオレのモノの上に乗りかかった。柔らかくきつく絞まる穴の奥までオレのモノが入った。

理沙
「くぅー私がっ私がユーイチを可愛がるっ」

そう言って理沙はゆっくりと腰を使い始めた。

理沙
「あーーーユーイチ。もっと声だしてっ」

オレ
「理沙。理沙の穴がいいっ」

「あー穴がいい」

理沙
「あーユーイチ。可愛い」

「可愛くて仕方がないっ」

「ほらっ ほらっ」

理沙の腰の動きが激しくなってきた。オレの脳の中に火花が散り始めすぐにそれは大きくなった。

オレは理沙を抱き付いて腰を動かした。

理沙
「ほらっ気持ちいいでしょ」

オレ
「あー理沙の穴・・・気持ちいいっ」

理沙
「我慢しないでいいのよっ」

「ほらっいきなさい」

「あー声だしていくのよユーイチ」

オレ
「うっうあーあーーーあーーー」

オレの脳の中は閃光と共に爆発したっほとばしる快感が脳を突き抜けて同時に穴の中に大量の精液を放出した。

理沙
「あぅーあーーあーーーあーーーー」

理沙も力を込めてオレに抱き付いて腰を振り続けていった。オレたちは暫くそのままで抱き合っていた。

キスをして乳を揉んだ。理沙はまたゆっくりと腰を使った。

理沙
「あーユーイチ・・・」

オレ
「クルマの中でこんな風にしてから、すぐにいくようになっちまった」

理沙
「可愛いユーイチ大好きよ」

ニューヨークで3ヶ月一緒に暮らした事で、オレたちの関係も大きく変化した。理沙は明るく思っている事を何でも話すようになった。そしてオレは理沙に甘えるようになった。今までの男と女の関係から、理沙が言うように恋人同士の関係に変化していったのかも知れない。そしてそれはオレにとっても居心地のいい状態だった。

翌日、理沙と一緒に百貨店に行き買い物に付き合った。そして昼食を一緒に摂り別れた。

オレはそのまま着替えだけを持って金沢に向かった。そして間島のところで2日間世話になった。

▼26日・・・ギャラクシー「事務室」

オレ
「特別室に席を用意してすべてそこに入ってもらおう」

「人数は10人前後でいいんだな?」

梅木
「はい。それより多くなる事はないと思います」

「警備の人間が結構いますがどうしましょう?」

オレ
「特別室の入り口のボックス席2つは警備の人間に座ってもらおう」

梅木
「ありがとうございます。」

松井
「ビルの外の警備はK芸能の西岡さんが担当することになってます」

「すでに店内の客はチェック済みです」

「今以降、少しでも怪しい客や一見の客はすべて断るようにしてます」

「EV横に衝立を置いてますので、その脇に警備担当の人を配置できます」

理恵
「じゃーあとは来店人数に合わせてホステスを入れればいいわね」

梅木
「どうぞよろしくお願いします」

オレ
「じゃースタンバってくれ!」

松井と理恵が事務室を出て行った。オレと梅木が事務室に残った。

梅木
「大変な時期にすみません」

オレ
「いや、年内にもう1度って約束したしな(笑)」

梅木
「こんな事始めてですよ!普段はめったに飲み歩いたりしないんです」

「それが、急にムトーのところへ行こうか?って言い出して」

「私も渡辺もびっくりして電話させていただいた次第で」

オレ
「ははは^^」

オレと梅木のふたりで特別室、裏の通路、そしてフロント、EV前をチェックした。そしてEVの脇の衝立の場所に梅木のところの若いやつ2人が隠れるように待機させた。

EV前にはマネージャーの牧村と主任が1人そしてドアマンが2人。フロントには松井と主任が1人、ホステスが2名待機していた。

オレは松井を呼んでEVで1階に降りてビルの外に出た。周辺にはすでに警備の人間がそこここに立って居た。すぐに男がやってきた。

高坂
「お疲れ様ですっ!」

オレ
「うん。ずいぶんな数だな?」

高坂
「20人ちょっとです。事務所に10人ほど待機させてます」

オレ
「悪いな」

高坂
「いえ。こちらこそ騒動にして申し訳ないです」

「西岡は今、この道の下の駐車場の方のチェックに行ってます」

オレ
「あー車を全部そこに入れるんだな?」

高坂
「はい。そこにも警備させます」

オレ
「そっか」

オレはラークを取り出した。すぐに高坂がライターで火をつけた。

オレ
「あっすまん」

オレはラークに火をつけて貰った。高坂の隣に男が立った。

西岡
「お疲れ様です」

オレ
「うん。こっちこそよろしく」

西岡
「もうそろそろ到着します。今連絡が入りました」

オレ
「うん」

オレはタバコを捨てた。すぐに通りの向こうから大きな車がやってきた。ベンツばかりが数台・・・先頭の車が止まり後部座席から数人降りてきてこっちへ向かっている。すでに両脇には警備が付いていた。

渡辺
「ムトーわざわざすまんな^^」

オレ
「ようこそ^^ミナミへ」

その後からもどんどんベンツがやってきて男達が下りて来た。そしてそれらの男達を先にEVに乗せて最上階のギャラクシーに案内させた。

ひときわ多くの警備に囲まれるように竹中さんはやってきた。

竹中
「ムトーすまんな。大げさになっちまって(笑)」

オレ
「いえいえ^^ようこそミナミへ」

竹中
「うん。世話になる(笑)」

中山
「ミナミは久しぶりなんですよ^^」

オレ
「どーぞゆっくりお寛ぎ下さい^^」


「オレは地元なのにこのあたりは馴染みがないんだ(笑)」

オレ
「ようこそ^^」

オレはその3人と警備の人間数人と一緒にEVに乗って上がった。11階に着くと牧村と沢田が居てそのまま案内されるままアプローチを通った。黒服やホステスたちが一斉に声をかけ礼をする。

「いらっしゃいませ」

牧村に先導され店内を通って特別室に入った。そこにもホステスが立ったいた。そして先乗りした男達も一斉に立った。

特別室のドアが閉まった。全員がコの字型に配置された席に付いた。一番奥の正面に竹中さんを誘導した。男達は7名だった。

竹中
「ちょっとお前の店に行こうゆーたら、こいつらも連れてってくれーゆーもんやから騒ぎになってもた(笑)」

オレ
「いえいえなかなかこういう機会も少ないでしょうから、どうぞごゆっくりしていって下さい」

すぐにホステス達がブランデーの水割りを配ってカンパイの用意をした。頭の中山さんが前に出てきた。

中山
「急遽親分が奢ったる!と声をかけてくださったので、一番に手を上げてついてきたわけですが・・・せっかくですのでカンパイをしたいと思います」

男達が一斉に立ち上がった。

中山
「それでは、組の益々の隆盛とお集まりの皆様の健康を祈念してかんぱい」

「カンパイっ!」

オレもその場に居たためにグラスを持たされてカンパイさせられた。

小さくBGMが流れ始め、ホステス達がそれぞれ客の好みの酒をオーダーし歓談が始まった。

竹中
「ムトーそんなとこにおらんとこっち来いや(笑)」

一斉に男達がオレの方を見た。オレはテーブルに近づいた。竹中さんに言われるままにオレは近い席に座らされた。

隣は渡辺さんだった。

渡辺
「ワシの方から紹介させてもらいます。ワシの兄弟分のムトーです」

オレはその場で立った。

オレ
「ムトーユーイチです。どうぞよろしく^^」

男1
「えらい若い人ですねー」

竹中
「知ってるやつはほとんどおらんやろうけど、先代の時からの影若や」

男2
「えっ!影若ってほんまにおったんや?」

男3
「ほー伝説の「影若」この人が」

オレ
「ほんまはずっと影に隠れとかなあかん立場なんですが・・・(笑)」

竹中
「まー今後はワシの舎弟や思てあんじょう頼むわ」

オレ
「ははは・・・弱ったな(笑)」


「うちの組とは直接的な繋がりはないんやけど、この辺りでは「ミナミのムトー」で通ってる名前やさかいうちの組に照会かけてくれてもオッケーですから(笑)」

竹中
「ほーそらええな(笑)わかりやすーてええわ^^」

オレ
「いやーちょっと年末で帰ってきたもんで、来年の夏まではNYに居ますのでそれ以降よろしく(笑)」

渡辺
「まーよろしゅうお願いします」

オレ
「じゃーそろそろやりましょか?竹中さん」

竹中
「ん?いや、まだ、その。」

男1
「親分。どーしはりました?」

男2
「なんでんのん?」

オレ
「あははは^^まだちょっと酒が足りてないかな?理恵、竹中さんにお酒薦めて(笑)」

理恵
「はぁ〜い^^」

オレは松井の方をみた。松井は頷いた。長井と佐伯が入ってきて、楽器の調整を始めた。

竹中
「よしっ!ムトーやろか?」

オレ
「ほい^^」

オレと竹中さんは前に出た。オレはマイクを竹中さんに渡した。オレはストラタを肩にかけた。コーラス用のマイクの位置をあわせた。

竹中
「最近はカラオケちゅーのが流行っとるらしいけど、生演奏をバックに歌を歌うのがツウのやり方やと聞いて・・・」

男3
「待ってましたー^^」

男2
「うわー親分が歌、歌いはりまんのか?」

竹中
「うるさいやっちゃなー(笑)ほなイコか?」

オレ
「はい」

イントロをオレは引き始めた。長井がベース。佐伯がセミアコでリズムをとった。

赤いぃ〜夕陽よ〜♪
    燃え〜落ちて〜〜〜♪

海を〜流れて〜何処へ〜行くぅ♪

ぎたー抱えてーあてもなくぅー♪
    夜にまぎれてー消えーてーいくぅ

俺と似てるよ赤い夕陽♪

サビ・・・

浅岡ルリ子・・・
「どうしてもこの街には居てくれないんですねっ」

小林旭
「流れもんはひっところに居られねーんだ」

「またいつか会えるさ!じゃーなたっしゃでな!」

風がそよぐよ別れ波止場♪

台詞はオレが浅岡ルリ子、竹中さんが小林旭を照れながらやった。もうそれだけで大爆笑だった。そして歌い終わり万雷の拍手とお世辞が送られ竹中さんは上機嫌だった。それをきっかけに何人かが歌い、宴会は盛り上がった。

そしてよほど気に入ってるのか、最後にもう1度同じ曲を竹中さんは歌ってお開きになった。

竹中
「ムトー」

オレ
「はい。なんでしょう?」

竹中
「ワシ、癖になりそーや(笑)」

オレ
「あははは^^顔に似合わず甘い声してるから絶対ウケますよ(笑)」

竹中
「アホー!顔の事はほっとけー(笑)あははは^^」

オレ
「へへへ^^大体キーがわかりましたから、次また新しい歌考えときますわ」

竹中
「おう^^頼むわな(笑)」

そして竹中さんは立ち上がった。男達も一斉に立ち上がり帰る支度を始めた。帰る時も警備の段取りがあるので時間がかかる。その間、暫く雑談が続いた。

そして車の準備が出来たと連絡が入り、男達を送りビルの外に出た。周辺には緊張感が漂い、警備の人数も増え、一般の人が何事かとその様子を伺っていた。

それらを警備の人間が通行を則していた。

竹中
「ムトーごちそうさん^^また頼むわな(笑)」

オレ
「はい^^お疲れ様でした(笑)お気をつけて^^」

中山
「いやほんと楽しかった(笑)ムトー今度はオレが招待するよ」


「ムトー。近所やねんからうちにも寄ってくれよ^^」

それぞれ7人の男達から声をかけられた。そして彼らは警備の人間に守られて車に乗り込み去って行った。すべての車が去るまでオレはそこに居た。

西岡
「ムーさん。ありがとうございました」

高岡
「ムーさん。無事に終わってほっとしました。」

オレ
「うん。よかったら上で1杯やろう」

西岡
「いえ。また今度ゆっくり^^今日はまだありますので」

オレ
「そっか。じゃーまたなっ!お疲れさまでした」

オレは礼をした。彼らも緊張感から解放され安心したようで、笑顔を見せながら人数をまとめて戻って行った。

オレと松井は店に戻った。そして裏から特別室に入った。そこはすでに片付けられていた。

理恵
「お疲れ様でした^^」

オレ
「理恵も緊張して疲れただろう?」

理恵
「全然^^皆さんさすがに紳士ばかりで、一般のお客さんよりやりやすかったって他の子たちも言ってたわ」

オレ
「ははは^^そっか竹中さんが居ると周りもとことん酔っ払うわけにはいかないからな」

理恵
「それはそうと、こんなに頂いてしまったの」

そう言って理恵はバックから封筒を取り出した。

オレ
「ん?」

理恵
「300万円・・・」

オレ
「へー豪勢だな^^テキトーに分ければいいさ(笑)」

理恵
「はい(笑)」

オレと梅木と松井でソファに座った。武井が生ビールを持って来た。

オレ
「無事に終わって何よりでした。お疲れ様^^」

オレはグラスを合わせてビールを一気に半分ほど飲んだ。

梅木
「今日のメンバーは新執行部のメンバーなんですよ」

オレ
「ふーん」

梅木
「全員がムーさんを竹中親分の舎弟と認識しました」

オレ
「・・・」

梅木
「やっぱり先代からの直参だったんですね」

オレ
「ははは^^アレは竹中さんのジョークだ(笑)」

松井
「ジョーク・・・」

理恵
「それにしてもユーちゃんにはいつもドキドキさせられるわ」

「親分の顔の事言った時にはどうなることかと思った(笑)」

梅木
「・・・そんな事言ったんですか?」

松井
「アホー顔の事はほっとけー(笑)って笑ってましたよ」

梅木
「ははは。。。」

オレ
「そーだったか?(笑)」

梅木
「今日はほんとうにありがとうございました」

梅木もまだ最後の連絡事項が残っているようで、そう言って裏から店を出て行った。

理恵
「梅木さんをみてると、ほんと人間の縁ってつくづく不思議よねー」

松井
「梅木さんも憎っくき「敵」だったのに・・・いつの間にかムーさんの弟分ですもんね(笑)」

オレ
「でも誰がなんと言おうと、オレはヤクザじゃない(笑)」

松井
「どっちでも関係ありませんよ!ムーさんはムーさんですから(笑)」

理恵
「そーよ^^ユーちゃんはそんな事関係なく、ミナミのムトーだもん」

オレ
「それが通用するうちはミナミが平和な証拠だ(笑)」

オレはビールを飲み干した。そして先に理恵とふたりでギャラクシーを出て理恵のマンションへ行き朝までふたりで過ごした。

▼翌日・・・

18時・・・ギャラクシー「特別室」


「いつ帰ってきたんだ?」

オレ
「2、3日前です。年末は恒例で帰国してますから」


「そっか。じゃーまたニューヨークへ戻るんだな?」

オレ
「はい。あくまで一時帰国ですから」


「ムトーお前、竹中4代目の舎弟らしいな?」

オレ
「ジョーダンでしょ(笑)オレはシロートですから」


「昨夜の騒ぎは何だ?執行部全員でここへ来たらしいじゃないか」

オレ
「近くまで来たついでに寄ってくれたみたいですね」


「竹中はよほどの事がない限り飲み歩いたりするヤツじゃない」

「何があった?」

オレ
「・・・実は」

「竹中さん・・・歌にハマってしまって、オレのギターで歌を歌うのが好きになっちまったようで」


「ばっバッカヤロー!オレを舐めてるなムトー!」

オレ
「ははは^^ほんとの事なのに(笑)」


「お前が大きな影響力を持っているのはわかってるんだ」

「お前は一体何をしてるんだ?」

オレ
「何も?オレはニューヨーク大学の現役の学生ですよ^^何か出来るわけないじゃないですか(笑)」

所轄の4課の坊野課長がいきなりやってきて、オレと話がしたいと言って来たのは昼ごろだった。オレは電話連絡を受けて、所轄に電話を入れた。そして待ち合わせをした。思った通り、昨夜の出来事を調べているようだった。


「オヤジさん元気にしてるか?」

オレ
「ええ。県警を定年退職して・・・百貨店の警備してます」


「そっか。オレも来年の春には・・・定年なんだ」

オレ
「それは・・・おめでとうございます」


「マルボウ畑を歩いて30年だ」

「関西の極道の大抵の事はわかってるつもりだが」

「お前の事はどんなに調べても・・・わからない」

オレ
「当然でしょう?オレはヤクザじゃないんですから」


「三代目姉に4代目を竹中にしろ!と迫ったのはお前だろう!!!」

「3月に本家に行った時にそうしただろう!!」

「白状しろよムトー!」

オレ
「そんなマンガみたいな話。あるわけないじゃないですか(笑)」


「・・・」

オレ
「でもそうやって、あんたらは人を殺すんだ」


「なんだと?!」

オレ
「いえ。何でもありません」


「気をつけろよ!このまま終わるわけない。大変な事が起きるぞ」

オレ
「大変な事?」


「極道30年見てきたオレの勘が・・・いや、お前に言っても仕方ない」

「ムトーお前はさっさとニューヨークへ帰れ!」

オレ
「(笑)」

坊野課長はいつものように1000円札をテーブルの上に置いて、席を立ち出て行った。オレは暫くそこに居た・・・

裏から松井と理恵が入って来た。松井は新しいビールをテーブルに置いた。そしてそれまでのモノを片付けた。

理恵はグラスにビールを注いだ。

オレ
「誇大妄想もあそこまで行くとお笑いだな(笑)」

理恵
「ユーちゃんは歌の先生なのにね^^」

松井
「仮に・・・そうだとしてもどんな罪があると云うんでしょうね」

オレは一気にビールを飲んだ。

オレ
「さてといよいよ今年も終わりだな^^」

理恵
「今年もなんかあっと言う間だったわ」

松井
「ムーさんが居ないミナミは退屈ですから早く感じるんでしょうね」

オレ
「ん?オレが居ないとミナミが平和だってか?さっきのおっさんの言い草だな(笑)」

理恵
「あはっ^^そーかも知れない(笑)」

松井
「ははは・・・」

その日はまた理恵のところに泊まった。そしてオレは金沢へ向かった。

▼12月28日・・・

オレ
「あのさーあの『若旦那さま』ってのはなんとかならないかなー?」

間島
「残念だけど、それはもう無理よ(笑)」

オレ
「どーして?」

間島
「私もここでは母の事を『女将さん』って呼んでるし私は『若女将』って呼ばれるから、あなたは当然『若旦那さま』よ^^」

オレ
「あっそう。。。」

間島
「あなただって、そうして「床屋」へ行ってくるから母がはしゃいで大変なのよー(笑)」

オレ
「んーーーせっかくだからと思って(笑)」

間島
「また夕食も女将がつきっきりよ^^」

オレ
「ははは・・・」

部屋の外から声がかかった。そして女将さんが入って来た。客に接するようにテーブルの前に座っているオレに対して、座って深々とお辞儀をした。オレは座り直して姿勢を正した。

女将
「お帰りなさいませ!若旦那さま」

オレ
「一番忙しい時に帰って来てすみません^^」

女将
「いいえ。どうぞお気を使わずにご自分のお部屋ですからゆっくりして下さい」

「それにしても、こうして居るとほんとキミヒコさんが帰ってきたようで」

「私まで若返った気になるわ^^」

オレ
「女将さんは十分若いじゃないですかー^^とても間島、いやひとみのママだとは思えません」

女将
「まーユーイチさん。嬉しい事を^^」

間島
「まるで恋人のようね(笑)」

オレ
「あははは^^」

女将
「それじゃーユーイチさん。もう少ししたら夕食にしますから先に露天風呂でもどうぞ^^」

オレ
「はい(笑)」

オレは女将に案内されて露天風呂へ行った。従業員達の仲居さんらはオレたちを見ると立ち止まり軽く会釈をしてくれる。

オレはいつもの露天風呂ではない場所に案内された。

女将
「新しく作った露天風呂なんです^^貸切になってますからいつでも使って下さいね」

オレ
「はぁ〜」

そう言って女将はそこから出て行った。オレは丹前と浴衣を脱ぎタオルを一本持って引き戸を開けてそこへ入った。こじんまりとした岩風呂、庭園の方だけが湯に浸かっていても見えた。その周囲は岩と樹木でうまく遮蔽されていた。

後で間島と一緒に入ろうと思った。

オレは手足を伸ばして肩まで湯に浸かった。NYには大浴場もなければサウナもない。ましてやこんな温泉などはまったくない。風呂好きのオレには温泉は最高に気持ちのいいところだった。

引き戸が空いて女将が入ってきた。

女将
「どうですか?^^少し小さいですけど」

オレ
「いやー十分ですよ^^景色もいいし極楽です(笑)」

女将
「こちらへどうぞお背中流します^^」

オレ
「ははは・・・」

オレはタオルで前を隠して立ち上がり上がった。小さな木のイスに座った。女将はそれようの和服に着替えていた裾を少し捲り上げてオレの体を洗った。

以前にもそうして貰った。

今回も同じように前に回り脚を洗ってくれた。隠していたタオルがはずれオレのモノが露出した。

オレ
「あっ」

女将
「・・・」

女将の手がオレのモノに触れ、手でそれを洗った。それはそのままオトコの快楽を呼び覚ます行為そのものだった。オレは思わず女将に抱きついた。

女将はソレをやめずに指を使い続けた。

オレは女将の裾に手を伸ばして股間を探った。下着をつけていないそこは草むらがありオレは割れ目に指を入れた。

女将
「あっ」

女将は顔を横に向けた。オレはオンナの穴に指を入れた。女将の手が止まった。オレは指を使い続けた。女将の喘ぎ声が聞こえた。

オレは女将の体を動かして四つ這いにさせた。裾をまくしあげて女将の腰を持って女将の尻に自分のモノをあてがった。

そして腰を入れると、少しきつかったがオレのモノは女将の女の穴に入っていった。

女将
「あぅー」

オレはゆっくりと大きなストロークで腰を使った。オレのモノは根元から先端までゆっくりと女将の穴に出入りしていた。

女将
「うぅーうぅーー」

穴はすぐに柔らかくなり、穴の中もよく濡れ、よく締りオレのモノに快楽を与えてくれる。オレは自分の欲望のためだけに動きを早めたつもりだったが・・・

女将
「うっ!うぁーあーーあーーー」

女将は押し殺していた声を我慢できず、小さく切れ切れに声を上げて絶頂に達したようだ。オレは少し自分の快楽を制御して、次のピークに合わせるように動いた。

女将
「あっ あぅ あぅ あぅーーー」

女将の声を聞きながらオレも快楽のピークに達した

オレ
「うぁーあーあーーあーーー」

オレは女将の穴に快楽の証しを放出した。そしてゆっくりと女将の尻から離れた。女将の体を抱き起こしてオレはキスをした。女将の口にオレの舌を入れて、女将の舌にからませて強く吸った。ゆっくりと離れた。女将はオレの顔をしっかりと見ていた。

そしてオレは再び岩風呂に入った。女将は身づくろいをしてこっちに向き直り、お辞儀をしてから立ち去った。

オレは暫く湯の中に居てから、庭園の方を見ていた。そして新しい浴衣と丹前に着替えて部屋に戻った。

間島
「女将さんに背中流してもらった?」

オレ
「うん」

オレはグラスを持った。間島はビールを注いだ。オレは一気にそれを飲み干した。

オレ
「あー旨い^^」

間島
「それで・・・してくれた?」

オレ
「後ろからやらせてもらった」

間島
「ごめんね。変な事お願いして・・・」

オレ
「これからずっとしていいのか?」

間島
「ううん。1度だけ、これで女将はもう若旦那の背中を流さないから」

オレ
「ふーん」

間島
「これからは、ずっと私だけよ」

オレ
「うん」

女将・・・実年齢は50歳。見た目はどうみても40代前半の色気のあるイイオンナだった。今度は裸にして乳を味わいながらしたいと思った。

それにしても・・・変な習慣だった。そしてそれをごく当たり前のように間島が受け入れているのも不思議だった。

そしてこれでオレは正真正銘の『若旦那』になったらしい。

豪華な夕食が運ばれてきた。オレと間島は一緒に食事をした。女将はそれに付き合ったが、給仕をしながら色々と話をするだけだった。

さっきオレとセックスをしたばかりだと言うのにそういう気配は一切ない。あの悩ましい声は何だったのか?と思うほど、ごく自然にオレに接している。

そして何事もなく食事が終わると女将は部屋を出て行った。オレは奥の部屋に行った。間島は部屋付きの仲居さんを手伝いながら食事の後片付けをした。

オレは横になってラークに火をつけた。

外から入って来た「若旦那」の資格は・・・女将との1度のセックスが儀式だと間島は言った。外から入って来た「若女将」は女将から厳しい指導を受ける。

間島の本当の父親は間島の家の嫡男だった。しかし今の間島のおとーさんは、外から入って来た。普通の「旦那さん」なので特に権限はない。

「若旦那」は、この旅館の一番いい部屋を個室として与えられ、いつでもいつまでも自由にこの旅館に居られる事だという。

本当に毎日遊んでいてもいいらしい。

まして跡継ぎ設けた以上、その最大の役目を果たしているので、夫婦として入籍していようがいまいが全く関係ないらしい。

間島が大学を卒業する前にオレに言った言葉・・・

「傍に居てくれれば、ずっと自由にしてもらっていい」

それはどうやら本当だったみたいだ。

間島
「どうぞ^^こちらへ」

オレ
「うん」

オレは手前の部屋の方へ移動した。テーブルの掘りごたつに入った。間島は熱いお茶をいれた。

オレ
「お前は手伝わなくていいのか?」

間島
「はい。若旦那さまが帰って来てるからいいんです^^」

オレ
「でもなんで今になってオレが女将と?」

間島
「それはあなたが年に1度か2度の短い滞在だったからよ」

「それと・・・」

オレ
「ん?」

間島
「私、NYへ滞在してもいいかなー?」

オレ
「いつでも大歓迎さ^^」

間島
「観光ビザの期限いっぱいまで居ていい?」

オレ
「えっ!大丈夫なのか?」

間島
「裕美は女将さんや千代さんが面倒みてくれるの。だから私ひとりだけで行く」

オレ
「オッケー^^是非来てくれ」

「mar'sBLGの4階の1LDKの部屋で一緒に暮らそう^^」

間島
「刈谷居るけどいいかなー?」

オレ
「そーだ。お前、刈谷に何か変な言ったか?」

間島
「前の刈谷と本橋と一緒に飲んだ時に・・・つい酔ってたし」

---------------------------------------------------------

Maggie

本橋
「私とうとうムーさんと何にもないままだったわ」

刈谷
「うそー百合、ちゃんとムーさんに迫ったの?」

本橋
「うん。何度もそういうチャンスはあったのに・・・キスだけだった」

間島
「ふーーーん(笑)」

刈谷
「ねーひとみはどう思う?自分の恋人を百合や私が好きなのを知って」

間島
「そりゃー気が気じゃないわよ!モトコはあの人の傍にいるんだし」

本橋
「でもムーさんはきっとモトコに手は出さないわ」

刈谷
「そっかーダメかー」

間島
「モトコそんなに残念そうに言わないでよ(笑)」

本橋
「それにモトコはそういう事ダメでしょ」

間島
「何がダメなの?」

本橋
「セックスが嫌いなの(笑)」

刈谷
「そんなはっきり言わないでよ」

間島
「嫌い・・・なの?」

本橋
「ほんと信じられない(笑)でもそれが原因で離婚にまでなったし大きな問題よね」

刈谷
「ひとみはどう?あなたも嫌いだって言ってなかった?」

間島
「私は(笑)もう子供まで生んだのよ」

刈谷
「そーよねーそれには驚いたけど」

間島
「ちゃんとムーさんに調教してもらったから今は大好きよ(笑)」

本橋
「うわーひとみがそんな事言うようになったんだ(笑)」

間島
「あの人普通じゃないから^^」

本橋
「どう普通じゃないの?」

間島
「んー難しいんだけど」

「例えば裸で抱き合って寝ててもキスだけで我慢できるのよ」

本橋
「うっそー!」

間島
「セックスしても相手を喜ばせる事だけに集中して自分は最後まで我慢してたり」

「セックスしたからといっても次の日にはもう普通に戻って、横暴になったりとか自分の女扱いしたりとか、そういう事が一切ないのよ」

刈谷
「ほんとに?」

間島
「なんて言うのかなー?本当に安心できる相手でないと自分を見せないのよ」

本橋
「うわーそれはとんでもないわね」

刈谷
「ひとみは、安心して調教してもらったの?今はどうなの?」

間島
「今は・・・メロメロになっちゃう(笑)」

本橋
「へーひとみがそういう事言うようになったんだ(笑)すごいっ!」

刈谷
「ねーひとみ・・・私もお願いしてもいいかなー?」

間島
「何を?」

刈谷
「そのー調教・・・」

本橋
「あーモトコずるいっ!(笑)」

間島
「そんな事、私に聞かないでよー(笑)」

刈谷
「だって・・・」

本橋
「でもセックスが嫌いだなんて不幸よね」

「もしかして浜田さんとうまくいってないのもそのせい?」

刈谷
「たぶん・・・」

間島
「浜田さんとかはちゃんと調教してくれないの?」

本橋
「ひとみ。普通の男は自分の欲望の方が優先するのよ!相手を喜ばせる事に集中できる人なんてあまり聞いた事がないわ」

間島
「そーなんだ」

本橋
「モトコのこれからの事を考えると、それはどうにか克服しないとダメよね」

「ねーひとみ。ムーさんにお願いしてあげたら?」

間島
「ばっバカな事言わないでよ!私からそんな事言えるわけないじゃない」

刈谷
「・・・」

本橋
「モトコは約束できるわよね?」

刈谷
「何を?」

本橋
「ムーさんにしてもらっても、ムーさんはひとみの男だって事を忘れないでけじめをつけれる?」

刈谷
「うん」

本橋
「じゃーモトコからムーさんにお願いするのよ!ひとみの許可を貰ってるから、どうぞお願いします!って」

刈谷
「ひとみ・・・いい?」

間島
「えーーーそんなー私に聞かれても」

本橋
「ひとみ。ムーさんを信じて!あの人はひとみを誰よりも愛してるわ」

刈谷
「絶対にひとみを裏切らないから・・・いい?」

間島
「もーしょーがないなーわかったわ」

本橋
「ありがとう。ひとみ^^」

刈谷
「百合。もしかしてあなたまでお願いするつもりじゃないでしょうね?」

間島
「百合。あなたはダメよ」

本橋
「えーーー1度ぐらいいいじゃない」

刈谷
「ダメです!」

間島
「モトコ。それは私のセリフでしょ(笑)」

刈谷
「あははは^^」

---------------------------------------------------------

オレ
「あらら・・・」

間島
「それでどう?」

オレ
「・・・1度だけした」

「どうも苦痛だったようで、それっきりだ」

間島
「じゃーモトコはまだ・・・」

オレ
「まだ?なんだ?」

間島
「なんて言うか、女の喜びを知らないまま?」

オレ
「ふむ」

「まーそれはお前がNYへ来る事とは直接関係がないから」

間島
「そーなんだけど」

オレ
「んー紗也乃ママに頼んでみようかな」

間島
「何を?」

オレ
「刈谷の調教・・・」

間島
「紗也乃ママは女性じゃない!」

オレ
「ん?あー女性の方が上手なんだ」

間島
「わからない。どういう事?」

オレ
「要するにレズって穴で快感を得る事を覚えさせるんだ」

間島
「そんな・・・」

オレ
「プロの女たちなら大抵は男も女もオッケーだからお願いすればなんとかなるだろう」

間島
「それで?」

オレ
「一通り体が馴染んだら、オレとして確かめる」

間島
「それから?」

オレ
「出来上がっていたらそれで終わり」

間島
「・・・」

オレ
「何だどうした?」

間島
「なんかすごく事務的で・・・」

オレ
「あははは^^もちろん大前提でそこには信頼関係や愛がなければ、そういう事はできないよ」

間島
「愛・・・有り過ぎても困るんだけど」

オレ
「ひとみ。元はと言えばお前らの陰謀だろうが(笑)」

間島
「はい。すみません(笑)」

オレは間島を抱き寄せた。和服の裾から手を入れた。太ももを撫で上げて股間に手を入れた。下着はつけていなかった。割れ目を指で撫でた。すでにそこは十分濡れていた。

その場でオレたちはきついセックスをした。

それから3日間オレはここに留まった。間島は1度だけだと言ったが、その後も女将は露天風呂をオレに薦めて、オレは女将を犯した。3度目にオレは女将を裸にして抱いた。女将は「キミヒコさん」と叫びながらいった。オレはすっかり女将の最初の旦那の役を演じさせらているのだと理解した。

1月2日・・・女将と若女将に見送られてオレは金沢を発った。



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