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メロディー2


玉置浩二:「メロディー2」

微妙に歌詞が違う。これもまだ最終バージョンではないようですが・・・もしかしたら、歌うたびにその時の気分で変わるのかもしれませんね。w

1985年5月PART3----------------

18時・・・「キャッツ」


「いらっしゃいませ^^」

オレは店のほぼ中央で立ち止まった。接客中だった理沙がやってきた。オレは赤いバラの花束を理沙に渡した。

理沙
「ユーイチ。ありがとう^^」

オレは理沙と軽く抱擁を交わした。理沙はなかなか離れなかった。

オレ
「みんな注目してるぞ(笑)」

理沙
「うん。だからいいのっ^^」

オレ
「あらら・・・人前で見せ付けるのが好きになったのか?」

理沙
「ユーイチも好きでしょう?^^」

オレ
「あははは^^」

オレは理沙に手をとられるようにカウンターに案内された。

ガボマスター
「見せ付けてくれるなー^^ニューヨーク・スタイルを(笑)」

オレ
「ども^^ようやく帰ってきました」

ガボマスター
「お帰りぃー^^」

「聞いたよ理沙ママにニューヨーク大学、首席卒業だったんだって?」

オレ
「あははは^^演劇学科ですから大したことありません(笑)」

理沙
「そんな事ないわ^^あれだけ頑張ってたんだものもっと誇っていいわよ」

理沙はカウンターに入りオレたちの前に居た。その後ろの酒棚にはところどころにフォトスタンドが飾ってあった。オレと2ショットのニューヨークの写真ばかりが並んでいた。

ガボマスター
「理沙ママもニューヨークの長期滞在から帰ってきてすっかり変わった(笑)」

オレ
「オレもびっくりした。髪が短くなっただけですごく印象が変わった^^」

ガボマスター
「だろう?(笑)若々しくなったと言うか健康的な色気が出てきて、益々キレイになったもんなー」

理沙
「そうかしら?前はダメだった?(笑)」

ガボマスター
「もちろんそれ以前も綺麗でセクシーだったけど、少し短くなってなんて言うか知的な魅力が増した」

オレ
「ははは^^シューさんはベタ褒めだなー^^」

理沙
「あら、ユーイチはそう思ってくれないの?」

オレ
「ん?何だー今度はオレか?(笑)」

「髪の長さに関係なく、NYでは溌剌としてたじゃないか^^」

そう理沙は3ヶ月のニューヨーク滞在でかなり変わったような気がした。明るく溌剌として健康的な笑顔をよく見せるようになった。確かにこれまでの理沙とは違ってきていた。

オレは帰国後キャッツには顔を出さずに直接理沙の部屋に行っていた。久しぶりに会ってもしかしたら理沙は泣くかも知れないと思っていたら、大きく手を広げて抱き合い。笑顔で迎えてくれた。

そして首席卒業のトロフィーや写真を見て大いにはしゃいで喜んでくれた。

理沙
「どうしたの?ユーイチ」

オレ
「いや、あの写真^^懐かしいなーと思って」

ガボマスター
「うんいい写真だ。恋人同士の楽しさが伝わってくるよ」

オレとシューさんの間に、ホステスが入ってきた。オレは始めてみる顔だった。


「始めまして^^志穂子です。どうぞよろしく」

オレ
「あっどうも^^ムトーです」

ガボマスター
「新人なんだ^^もっともユーちゃんの事はみんな知ってるけどね(笑)」

志穂子
「ニューヨークで勉強しているママの恋人♪有名ですもんっ」

オレ
「あっそう(笑)」

理沙
「でもとうとう帰ってきたのよねー^^」

志穂子
「ママ嬉しそう^^」

理沙
「そりゃーそうよ!いつでも会えると思うだけで嬉しいじゃない?」

「NYじゃそうもいかないもの(笑)」

ガボマスター
「ユーちゃん。他のお客さんから写真の事聞かれても理沙ママは平気で、恋人なの!って言ってるからすっかり有名になってるよ(笑)」

オレ
「ははは・・・そうなんだ(笑)」

志穂子
「でも、そういうのってなんか羨ましい」

ガボマスター
「じゃー志穂子も自分の恋人を自慢すればいいじゃないか」

志穂子
「そんな自慢できるほどの人じゃありませんから(笑)」

オレはブランデーの水割りを飲んだ。隣のホステスが新しいのを作った。上着からキャメル・ライトを出した。隣のホステスが火をつけてくれた。

ガボマスター
「自慢ってのは、相手がどうあれ自分が相手の事を思ってればできるだろう?」

理沙
「そうね^^」

オレ
「なるほど^^理沙は自慢してるけど、その相手は案外大したことない!って思われてるわけだ?(笑)」

ガボマスター
「あははは^^バレたかー(笑)」

志穂子
「えームトーさんはニューヨーク大学首席卒業で、ハンサムだし言う事なしじゃないですかー^^」

オレ
「首席卒業・・・言葉はカッコいいけどね!周りはほとんどが22歳だよ!オレは・・・30歳。8年も長く生きてるんだからトップとって当たり前じゃない(笑)」

ガボマスター
「あははは^^そう言われればそうかもな?(笑)現にユーちゃんは芸大の映像学科の学生だったもんな?」

理沙
「じゃーハンサムって言うのは?」

オレ
「それは、好みの問題だろう(笑)少なくとも理沙以外にもうひとりそう思ってくれる人が居て嬉しいなー^^」

ガボマスター
「何だよ結局最後は美味しいトコ持って行くんだな(笑)」

志穂子
「あはっ!^^やっぱりすごくいいじゃないですかー^^」

理沙
「あらーお堅い志穂子ちゃんが揺れてるじゃない^^ダメよーユーイチ」

ガボマスター
「揺れてるんなら一気に落してしまおう^^ユーちゃん。久々に歌、聞かせてよ」

理沙
「うん。聞きたい^^ユーイチ!歌って?」

オレはリクエストに応えて調子に乗って3曲歌った。ニューヨークで新しく覚えたブルース。シカゴに行った時のライブハウスでの出来事なんかを話しながら歌った。

他の客にも結構ウケた。もちろんシューさんや理沙にも、そして志穂子にも驚かれた。

オレがギターを置くと同時に長井が入ってきた。オレは軽く手を振った。

それからも居心地のいい環境でオレは飲んだくれた。そして最後まで店に居て理沙と一緒に理沙のマンションへ行き、一夜を過ごした。


翌日・・・


スカイマンションへ戻り地下駐車場から車を出した。ファミリー不動産の所有の新しいクラウンに乗って、オレは芦屋へ向かった。

芦屋駅前の駐車場に車を停めて、花屋で赤いバラの花束を2つ作ってもらった。そして隣のケーキ屋「ハイジ」でオリジナルのバームクーヘンを買った。

駐車場に戻り花束をひとつ後部座席に置き、オレは歩いて大下さんのマンションへ行った。

日曜の午前中・・・気持ちのいい日和だった。

オレはインターフォンを押した。


「はい」

オレ
「ムトーです。ムトーユーイチです」


「はい^^少しお待ち下さい」

暫くしてドアの向こうから鍵の開く音がした。そしてドアが開いた。

佐知代
「うわー本当にムトーさんだ^^」

オレ
「あははは^^突然やってきてすみません(笑)」

佐知代
「どうぞ^^上がってください」

オレ
「これ^^どうぞ!」

佐知代
「あーキレイ^^ありがとう」

オレはさっき買った花束とケーキを渡した。そして部屋に入りリビングに通された。


「まームトーさん。お久しぶりです^^」

オレ
「ようやくニューヨークの大学を卒業する事が出来て帰国しました」


「そう^^それはおめでとうございました。さーどうぞこちらへかけて」

佐知代
「ムトーさんからおみやげ頂いちゃった^^きれいなバラよ」


「まーいつもありがとうございます。お花なんてムトーさん以外から貰った事ないって、佐知代はいつも喜んでるのよ」

佐知代
「だって、本当にムトーさん以外の人からこんな風に花束を貰った事なんかないんだもん(笑)」

オレはソファに座った。久しぶりに来た大下家は明るく健康そうな空気だった。すぐにコーヒーのいい香が漂ってきた。


「佐知代もこの春に大学を卒業して、証券会社に就職しました。これでようやく終わりました。

長い間ムトーさんにお世話になっておきながら、お知らせが遅れて済みませんでした。

それから長年お借りしていた大阪のホテルですけど、これでようやくお返しする事ができます。

本当にありがとうございました」

オレ
「あっ奥さん。それはそのままで社長に社長のまま居てもらうつもりですからお返しするなんて言わないで下さい。

前にも言ったとおり、その後でオレは内海さんからその替わりのモノを貰ってしまってますから、どうぞお気遣いなくオレからと言うより内海さんからのものだと思ってそのままで居てください」


「でももう子供たちも社会人になって、私と主人だけならなんとかなりますから・・・」

オレ
「いえ。どうぞこのままで過ごして下さい。内海さんもそう願ってると思いますから」


「・・・すみません。ありがとうございます」

佐知代ちゃんはトレーを持ち、コーヒーをオレの前に置いてくれた。オレは礼を言った。

佐知代
「ムトーさん。本当にいいんですか?こんなに甘えてばかりで」

オレ
「元々あのホテルは社長のモノだったんだから、遠慮することは何もない(笑)」

リビングのドアが開いた。そして車椅子に乗った大下社長がひとりで入って来た。オレは吃驚して立ち上がった。

オレ
「社長!大下社長!」

大下
「やームトー君。元気か?」

オレ
「うわーーー社長、話せるようになったんだっ!」

大下
「ははは^^ちょっとロボットみたいな声やけどな」

そう言いながら社長は電動の車椅子を自分で操作してソファの前に来た。オレはようやく座ることが出来た。

オレ
「こんなに元気になられて・・・良かった^^」

佐知代
「声帯の所に特殊なマイクみたいなモノをつけて話せるようになったんです^^」

オレ
「うん。すごい^^」

佐知代
「ムトーさんを驚かそうと思って、私は着替えを手伝っただけで、後はもう一人でなんでも出来るんですよ」


「電動の車椅子で一緒に散歩に行っても私より早く行っちゃうんです(笑)」

オレ
「あははは^^社長はせっかちだからなー(笑)」

社長
「みんなムトー君のおかげや^^」

オレ
「いやー内海さんがオレをバックアップしてくれましたから」

社長
「ワシが先やと思っとったけど、内海や松村が先に逝ってもたな」

オレ
「その分社長がお元気でバリバリまた活躍して下さい(笑)

そうだ!社長。今度またミナミに行きましょう!迎えに来ますよ!

松井や前田や横山も社長の元気な姿みたら喜びますよ^^」

社長
「ははは^^ミナミかーアレ以来行ってないな」

オレ
「東洋ビルにも行きましょう。もしかしたら見納めになるかも知れませんから」

社長
「ん?」

オレ
「実は・・・隣地が取得できそうなんですよ!そしたら以前の計画通り、東洋ビルを建て替えます」

社長
「おぉぉぉ!出来るのか!新しいビルが・・・」

オレ
「はい。ほぼ間違いなく」

社長
「そうか^^新ビルになるのかっ!」

オレ
「そうなったら社長のオフィスもそこに設けて、またミナミで仕事しましょうよ^^」

社長
「あははは^^それは楽しみだ(笑)」

佐知代
「まるで親友みたいに・・・」


「本当にね」

オレは大下社長とミナミに行く約束をして大下家を出た。3年ぶりに会った社長のあんなに元気な姿を見る事ができて、本当に良かった。

オレは駐車場に行きクラウンを出して次の訪問先に向かった。

芦屋の三条町・・・ヒロミの実家

オレはインターフォンを押して名前を告げた。ヒロミのママが出てきてオレは家の中に入った。応接室じゃなくて居間の方に招かれた。そしてヒロミママは珈琲をいれてくれた。

ヒロミママ
「そう^^卒業おめでとうございます」

オレ
「どもっ^^ありがとうございます

こっちへ帰って来てほっとする間もなく東京で新しい仕事が待ってて

暫く関西を離れるつもりなんですよ」

ヒロミママ
「そうですか。でも東京ならニューヨークほどじゃないから、行き来してもすぐでよね」

オレ
「ははは・・・そうですね」

オレは珈琲を口にした。ヒロミママは少し疲れている様子に見えたが、そんなに大きな変化もないように感じた。

オレ
「帰って来て、親父さんに会いました」

ヒロミママ
「・・・」

オレ
「知り合いの店のホステスと熱くなってるようで・・・ママにはなんて言ったらいいか」

ヒロミママ
「その事はムトーさんとは関係ありませんから・・・気にしないで下さい」

オレ
「ええ。でもそうは言ってもオレがあの店に一緒に行かなければこんな事にならなかったかと思うと、知らない顔もできないと思って」

ヒロミママ
「ムトーさん。もしかしてあの人に何か頼まれました?」

オレ
「いえ。ただのお節介です。

それにヒロミちゃんにも何か聞かれたらどう答えていいかと思いますし」

ヒロミママ
「私は・・・絶対に離婚には応じません。

あの人が浮気をして、若い女に子供が出来て、それで別れてくれなんて・・・勝手過ぎます。

私がこれまでどれほどこの廣田の家に尽くしてきたか・・・」

ヒロミママはオレが適当に相槌を打ちながら聞いていると、溜まっていたものを吐き出すように愚痴を言い始めた。最初は怒りで・・・そしてだんだんと気持ちが沈んできたのか、涙交じりの話に変わってきた。

正面に座っているヒロミママの隣にオレは移動した。そして抱き寄せた。ヒロミママは半分泣きながらオレに体を預けた。暫く背中を撫でていた。

そして一方の手をスカートの中に入れて股間を探った。

すぐにヒロミママは本能的に拒絶反応を示した。太ももを閉じてオレの手を拒んだ。

ヒロミママ
「なっ何を・・・」

ヒロミママはオレから離れようとしたがオレは力を込めて抱いた。そしてソファに押し倒すようにしてヒロミママの体に被さった。

ヒロミママ
「だっダメよ!ムトーさん」

オレ
「ママが欲しいんだ。ママも仕返ししてやればいい」

そう言いながらオレはママの股間を強く指で押し続けた。

ママ
「あっダメ!お願いやめて・・・」

オレはストッキングと下着を引き降ろしてそれを放り投げた。そしてオレも下半身だけ裸になった。

ヒロミママはスカートで隠し手で塞いでいた。オレは強引に脚を開かせてヒロミママの手を持って上に上げさせた。そして股間に手を入れた。草むらをわけ割れ目を探り、屹立したクリトリスを揉んだ。そしてその下のヒダを開いて穴に指を突き立てた。

ヒロミママ
「うぅうぅーーー」

すでに濡れている穴に少し荒っぽく指を使った。女の穴を指で揉み込むように・・・柔らかくする為に指を使った。

ヒロミママ
「あぅー」


オレはヒロミママの両脚を持ち大きく股間を開かせた。ヒロミママは両手で顔を覆っていた。黒々とした毛の下にくっきりと割れ目が見え、指で責められて濡れ光った穴がよく見えた。オレはそこに自分のモノをあてがって、ゆっくりと腰を入れた。

ヒロミママ
「うわーーー」

ヒロミママの手がソファを掴み頭が仰け反った。オレのモノはまだ半分ぐらいしか入っていない。オレはそのままの姿勢でそこを見ながら出し入れした。ママの穴はしっかりとオレを咥えてオレのモノを締め付けていた。

ヒロミママ
「うぅーうぅーーー」

オレのモノが突き刺さるたびにママは声を上げた。オレは腰の動きを徐々に早めて穴の奥深くまで自分のモノを入れるように動いた。

ヒロミママ
「あぅーうぁーあぁぁぁあぁぁぁあぁぁぁ」

ヒロミママは仰け反ったまま首を大きく振り声を上げていった。その瞬間よく絞まっていた女の穴の奥が少し緩んで熱いモノが溢れた。

オレはママの穴から自分のモノを抜いた。

そしてママの体を抱き起こして、そのままカーペットの床に寝かせた。そして再びママの両脚を持って股間を開かせて、自分のモノを入れた。

ヒロミママ
「うぁぁぁ」

そのまま正常位でママの体に乗った。背中に手を回すようにして上半身をしっかりと抱いて腰を激しく使った。ママはオレのモノを咥えた瞬間に声をあげ、オレが腰を使うとそのまま声を上げ続けた。

そして一気に激しく攻め立てた。

オレ
「ほら、しっかり抱きついて」

ヒロミママ
「うぁーあーーーあーーーあーーー」

ママはオレに抱きついてオレの背中に回した手が力強くオレの背中にかきむしる。そして絶頂とと共に力が徐々に抜けていった。

オレはママの体から降りた。

ヒロミママ
「うぅーうーーー」

オレはその場でソファに凭れた。ママの体を抱き起こした。そして膝の上に置いた。

オレ
「オレの首に両手を回して」

「そう」

「少し股間を開いてオレの手が動きやすくするんだ」

ママは言うとおりにした。オレは穴に軽く指を入れて穴の中のすぐ上あたりを指で揉んだ。

オレ
「ママ。来週大阪のホテルで食事をして、またセックスしよう^^

このままでも十分美味しいけど、エステに行って磨きをかければとんでもなくいい女になるだろうなー^^」

ヒロミママ
「・・・ほんとう?」

オレ
「ああ。こんなにいい穴だと思わなかった。ほらっいっぱい濡れてよく締まって・・・もう少しでいってしまいそうだった」

ヒロミママ
「・・・」

オレ
「今度はベッドで裸になって、ゆっくりといっぱいしたい」

ヒロミママ
「あーそんな・・・」

オレ
「電話するから、待ってて」

ヒロミママ
「・・・はい」

オレはヒロミママにキスをした。舌を入れてママの舌を吸った。それだけでママの下半身は反応して太ももはオレの手を挟み込んだ。

オレはママの体を膝の上から下ろした。そしてスラックスを着けて服装を整えた。オレが立ち上がるとママも立ち上がった。

ヒロミママ
「仕返し・・・よね」

オレ
「うん」

オレは軽くママを抱いて、キスをした。

オレ
「じゃー行くよ。ここでいい」

オレはひとりでリビングを出て玄関に向かった。そして家を出てクラウンに乗り大阪へ向かった。


▼5月28日・・・赤坂、料亭「桜井」


オレ
「山城さんもどうですか?」

山城
「めっ滅相もございません。どうかよろしくお願いいたします」

オレ
「わかりました」

オレたちは女将に案内されて奥の部屋のそのまた奥の離れに案内された。

女将
「どうぞこちらでございます」

オレと理恵がその部屋に入るとすでに桜井の主人の桜井さんが先に待っていた。オレと理恵は上座に案内されて、そこに座った。

理恵
「理恵でございます。どうぞよろしくお願いいたします」

桜井
「桜井です。遠いところをわざわざお越し頂きありがとうございます」

オレ
「桜井さんおひとりですか?」

桜井
「はい。どうぞよろしくお願いいたします」

オレ
「わかりました」

オレは部屋のカーテンを全部閉めた。この日の為にカーテンはすべて遮光カーテンが付けられていて、それを閉じると部屋は暗くなった。

理恵は立ち上がってテーブルの反対側のスペースの広い方へ動いた。

オレ
「それではよくご覧下さい」

オレがそういうと理恵は後ろ向きにしゃがんだ。衣擦れの音がして、理恵は和服の帯を解き始めた。帯はシュルシュルと音を立てながら緩んだ。

オレは傍らのスポット照明を付けた。理恵の後ろ姿がその着物の色彩を明確に放ってくっきりと浮き上がった。

そして理恵は大きく腕を上げたかと思うと肩の着物が腰まで落ちた。

「蒼い龍」が現れた。それは見る者を睨みつけるように突然表れた。

桜井
「うっおぉぉぉ」

咆哮に似た声が桜井氏から発せられた。

理恵はそのままゆっくりと立ち上がった。着物は見事にはらりと落ち、理恵の全裸の後姿が照明の中に照らし出された。

桜井
「まっまさしく伝説の『咬龍』だ」

「なんと見事な・・・」

オレは照明を消した。一瞬室内は真っ暗になったが、すぐに目が慣れて理恵の龍が見えていた。オレはその場で服を脱ぎ裸になり桜井氏の隣に座った。

オレ
「理恵こっちへ」

理恵は振り返ってまっすぐにオレたちの前にやってきた。そして後ろ向きに片膝をついて座った。再び咬龍が眼前に現れた。

オレ
「これからです。オレの傍についてよく見ていて下さい」

理恵は目の前のテーブルに手をついて上半身を起して少し腰を突き出した。オレはその腰を持って尻の割れ目にオレのモノをあてがい一気に犯すように突き立てた。

理恵
「あぅーーー」

オレは理恵の腰を持ってゆっくりと腰を使い出し入れした。理恵の穴はオレのモノをきつく締めて付けている。

理恵
「あぅーあーーー」

理恵の上体は揺れ、悩ましい声を上げる。

桜井氏は凍りついたように動かない。オレは途中で桜井氏をオレの隣に引っ張った。

オレ
「もうすぐだ。龍が暴れた後の一瞬を見逃すな」

オレはそう言って腰の動きを早めた。理恵の上体は揺れ咬龍はまるでオレや桜井氏に今にも飛び掛る姿勢を見せている。

そして、理恵の大きな絶頂時の声とともに龍の目が一層大きく開き飛び掛ってきたように見えた。

桜井
「うあぁぁぁー」

桜井氏は声を上げて後ろに下がった。理恵は気力を振り絞って体を起して奥の部屋に消えた。オレは手早く服を着た。そして部屋の中のカーテンを開けた。目も眩むような陽光が部屋の中に入って来た。

オレはテーブルの向こうに座った。

桜井
「アレは一体・・・」

オレ
「何か見えましたか?」

桜井
「咬龍の目が一段と大きくなって牙をムキ飛びかかってきた」

オレ
「ははは^^ちょっと怒っていたかも知れませんね」

桜井
「怒っていた?」

オレ
「ええ。笑うときもあるんですよ(笑)」

桜井
「そんな・・・」

オレ
「あははは^^」

理恵がきっちりと衣装を付けて戻って来た。桜井氏の前に座り一礼をしてオレの隣に座った。

桜井
「理恵さん。見事な咬龍を見せていただき、ありがとうございました」

「これで安心してここから出て行く事ができます」

「ムトーさん理恵さん。本当にありがとうございました」

桜井氏はそう言って膝に手を置いて大きく頭を下げた。

オレ
「ではコレで失礼いたします」

桜井
「いや、お疲れでしょうから今日はこの桜井でどうぞごゆっくり」

オレ
「いえ、理恵が恥ずかしがり屋なもので、今日はこのまま失礼いたします」

桜井
「あっそれは気が付きませんで、申し訳ございません」

理恵は笑顔で一礼してオレの後を付いて来た。そしてオレと理恵は玄関まで見送られてそこでふたりだけで桜井を出た。山城さんはまだ控えの部屋に居るようだった。

すでに表にはハイヤーが用意されていた。オレたちはそれに乗って赤坂プリンスへ行った。

ホテルの部屋に入るとオレは理恵を抱きしめた。

オレ
「ありがとう」

理恵
「私も久しぶりに緊張して面白かったわ^^」

オレ
「そう言ってもらえると少しは気持ちが軽くなる(笑)」

理恵
「ユーちゃんも裸になってしてくれて・・・私はあなたと一緒なら何も恥ずかしくないし怖くもないわ^^」

オレ
「後でゆっくりとしような?」

理恵
「はい^^」

オレたちは1階の日本庭園に降りて、テッパン焼きで食事をした後、最上階のバーでゆっくりとふたりだけでブランデーを飲みながら過ごした後、部屋に戻った。昼間の興奮がまだ残っていたせいか、オレは理恵にきついエッチをして龍をみていた。翌朝、一緒に朝食を済ませた後、理恵を新幹線に乗せて大阪へ返した。


▼11時・・・南青山クォーリーマンション7Fオフィス


佐和子
「お疲れ様です^^」

オレ
「おう^^」

オレは大きなテーブルの前に座った。すぐに佐和子が珈琲を持って来た。目の前に置いてフレッシュ・ミルクだけを入れてステアした。

オレ
「さっき新幹線に乗せてきた。コッチに顔を出させると長くなりそうだし」

佐和子
「北新地もいきなり2店舗なんでしょう?大変ですものね」

オレ
「それに佐和子を連れて帰ると言われても困るからな(笑)」

佐和子
「あはっ!すぐには困らないでしょう?」

オレ
「いや、もうひとりで風呂は入れなくなったから」

佐和子
「まー^^それは大変ね」

インターフォンが鳴りドアが開いた。小林が戻って来たようだ。挨拶を交わしてオレは事務所を出て自室に戻った。寝室に入りワードローブを開けてジーンズとシャツに着替えた。

リビングに戻りTVを付ける。CATVのワールド・ニュースを流しっぱなしにした。BGMは有線のポップスを選択した。

そしてまだ倉庫になっている部屋に行きニューヨークから持って帰ってきた荷物の整理を始めた。

写真が圧倒的に多かった。それらを専用の箱に入れながらインデックスをつけるために中身を確認する。するとどれも懐かしくてつに見入ってしまう。夏の留学生達の顔や、学校でのイベントで記念撮影したもの。授業風景や演劇練習のスナップなどどれもこれもが懐かしかった。

内線が鳴り受話器を取った。

ドアがノックされ佐和子がピザを持って入ってきた。

オレ
「荷物の整理を始めたら・・・余計に広がってしまった(笑)」

佐和子
「手伝いましょうか?^^」

オレ
「いや大丈夫だ(笑)これはもう自分で根気よくやるしかない」

オレはキッチンの方へ行きバドワイザーとコークの缶を持ってテーブルの上に置いた。そして佐和子が持って来た大きなピザを取り分けてもらってそれを口にした。

オレ
「赤坂に『桔梗』って日本料理店があるんだけど、満さんの経営なんだ」

佐和子
「あの『満さん』ですか?」

オレ
「そうだ(笑)」

佐和子
「じゃー積極的に利用する方がいいのかしら?」

オレ
「満さん自身はめったに顔を出さない。まーチャンスがあれば利用するようにしよう^^」

佐和子
「という事は東京で『ヤマシロ』をやる計画は当面ないの?」

オレ
「ふむっ」

佐和子はオレの隣に座ってピザを一緒に食いながら、あれこれと話してくる。いつものオネーさんぶりは最近陰を潜めている。

当初、『ヤマシロ』は真っ先に出店候補として上がっていたが、その山城さん自身が「桜井」の話を持ち込んで来たために、切り出せないままだった。また仮に「桜井」をやる事になれば、相当の力を入れないと難しいだろう。という事もあり、「ヤマシロ」の東京出店は白紙の状態だった。

理恵には最初から事の成り行きを話しているが、昨日の今日でオレ自身は特に興味はなかった。

料亭や旅館などというシロモノはどこまで言っても『女将』で勝負するものだという事は金沢の間島の大きな旅館を見ていてよくわかっていた。

もし赤坂の料亭「桜井」をやる事になってもそれは「女将」任せになるだろう。今のところ候補者は・・・居なかった。そして単純に収益性を考えるならば、料亭をやるよりもクラブをやる方が手っ取り早かった。

佐和子が部屋を出て行った後もオレは整理を続けた。2時間ほどそれをやった後シャワーを浴びてスーツに着替えた。

そして夜の街をうろつく事にした。


▼19時・・・銀座


ビルの地下を降りた。専用のアプローチがあり黒い大きなドアの前に近づくと、ドアが開いた。中から黒服が出てきた。


「いらっしゃいませ^^」

男は一瞥し笑顔で出迎えた。オレは店内に案内された。オレは黒服と入れ替わるように現れたホステスに案内されてボックス席についた。

女1
「いらっしゃいませ^^綾香と申します」

オレ
「銀座は4年ぶりなんだ^^」

綾香
「そうですか^^どちらかへご出張だったんですね」

オレは綾香と言うホステスが出したオシボリを受けて軽く手で擦った。

オレ
「うん。帰ってきたばかりなんだ」

女2
「いらっしゃいませ^^」

綾香
「お飲み物は何がよろしいでしょうか?」

オレ
「ヘネシーかレミーをボトルで、水割りでいい」

「君達は好みのモノを」

綾香
「はい^^ありがとうございます」

ウエイターがヘネシーのボトルセットを用意した。ホステス達には色のついたドリンクが出されていた。オレたちはグラスを合わせてカンパイした。

女2
「志穂と申します^^よろしくお願いします」

綾香
「客様はもしかして海外へご出張だったんですか?」

オレ
「どうして?」

綾香
「なんとなくそんな気が^^」

志穂
「3年ほどニューヨークに居て、今月帰ってきたばかりなんだ」

志穂
「うわーやっぱりそんな感じがしました」

綾香
「学生の時にサマースクールでNYに2ヶ月居た事があるんですよ」

オレ
「ほー^^いつ頃?」

綾香
「83年の7月から2ヶ月ほどですけど」

オレ
「何処に?」

綾香
「ニューヨーク大学です^^」

オレ
「ドア・マンはビル?それともライリー?」

綾香
「うわっ^^ライリーさんです。ご存知なんですか?」

オレ
「オレは82年にニューヨーク大学に入った(笑)」

志穂
「綾香ちゃんの先輩なんだ?」

綾香
「先輩^^どうぞよろしくお願いしますっ^^」

目の端に和服を着た美人が入って来た。ゆっくりとこっちに近づいてきた。


「ムトーさん。お帰りなさいませ」

そう言って洋子は礼をした。

綾香
「あっママのお知り合いだったんですね」

志穂
「ちょっと残念^^」

洋子
「志穂ちゃん」

志穂
「すみませんっ^^」

ホステス達は席をたった。そして洋子がオレの正面に座った。

オレ
「元気そうで何よりだ^^」

洋子
「はい。もうすぐだと聞いて心待ちにしてました」

オレはグラスの水割りを飲み干した。洋子は新しい水割りを作った。

オレ
「ずいぶん流行ってるな?」

洋子
「お陰さまでなんとかやってます」

オレ
「ホステスたちもいい女の子ばかりだし」

洋子
「普段はもっとお淑やかなんですけど、若くていい男のお客様だからついはしゃいでしまってまだまだです(笑)」

オレ
「ははは^^ママの貫禄だな?」

洋子
「あっ!ついおばさんくさい事を(笑)」

オレ
「佐和子から色々聞いたか?」

洋子
「NYでレストランをやりながら学生をしてるとだけ」

オレ
「フラフラと3年も居た」

洋子
「3年で卒業なさって、きっと頑張られたんでしょうね」

オレ
「演劇学科だったからな^^大した事じゃない(笑)」

「舞台俳優にでもなろうかと思って^^」

洋子
「そうですか^^ムトーさんの事だからすぐ有名になるわ」

オレ
「ははは^^」

オレは水割りを口にした。

オレ
「あの時、すでに飽和状態だった。それでもなんとかごまかしながらやってたけど・・・ある時我慢できなくなってな、パスポートと財布だけを持って日本を出た」

洋子
「私は嫌われては居ない。でも私と居る時あなたはすごく気を使ってくれて・・・嬉しいのと同時にもっと我がままを言って甘えて欲しかった。

でも姉や他のママたちにはとてもかなわない。自分が本当にあなただけの女であることをどうすればわかってもらえるか・・・そればかり考えてた。

やっと結論が出て、これからという時にあなたは居なくなった」

オレ
「5年ぶりか?長いな・・・」

洋子
「ええ。とても長い時間が経ちました」

オレ
「その時は、シスコで漁師やってたんだ(笑)」

洋子
「アメリカで漁師ですか!?」

オレ
「サンフランシスコでな」

洋子
「そんな事を・・・」

オレ
「最初の半年はハーレーに乗って旅をしたり、ニューヨークでごろごろしたりしてたんだけど、結局サンフランシスコに落ち着いた。

本当は納得するまでずっと続けるつもりだったんだけどな!こっちに不幸があってそれで一時帰国したんだが・・・

カンパニーは無くなってて、女たちが苦労しているのを知って・・・」

洋子
「はい。そのあたりの事は佐和子さんが教えてくれました。私も残って苦労してれば良かったと思いました」

オレ
「ははは・・・でもすぐにシスコに帰るつもりだったんだけど、三角関係のもつれで刺されてしまって、死にかけた(笑)」

洋子
「まーそれは聞いてませんでした」

オレ
「1か月入院して・・・結果的に他のメンバーが戻ってくるのを待って、ミナミを安定させてからと思って暫くいた。

そして今度はちゃんと皆に理解してもらって、ニューヨークへ行った」

洋子
「そうでしたか」

オレは水割りを飲んだ。洋子は新しいのを作った。オレはそれを一気に飲み干した。

オレ
「じゃーまた来るよ^^」

洋子
「待って!」

オレ
「ん?」

洋子
「私もすぐに出る用意しますから」

オレ
「いや・・・」

そう言って洋子は立ち上がった。黒服を呼び、少し話をしてオレの腕を持った。さっきのホステス2人が他のテーブルから離れて付いて来た。そして出口のところまでついてきた。

綾香
「是非またいらしてくださいね!先輩^^」

志穂
「楽しみにお待ちしてます^^」

オレ
「うん。またゆっくり来るよ^^」

オレは洋子に先導されるようにビルの階段を上がった。黒服がすでにタクシーを停めていた。オレたちはそれに乗った。洋子が運転手に行き先を指示した。

30分ほど夜の街を走り、タクシーは停まった。オレは洋子の後に着いてマンションの一室に入った。

ごくごく普通の部屋だった。オレはリビングのソファに座らされた。遠い記憶が蘇った。その部屋にある調度品は洋子が北新地に居た頃住んで居たマンションのそれだった。

洋子は何かを持ってきてオレの隣に座った。そしてそれをテーブルに置いた。大きな茶封筒だった。

洋子
「どうぞ^^」

オレ
「ん?」

洋子
「開けて見てください」

オレは言われるままにその茶封筒の中を改めた。中にもうひとつ封筒が入っていたそれを取り出した。

オレ
「これはもしかして・・・」

洋子
「姉がユーイチさんにお渡しして、ユーイチさんが私に餞別だと言ってくれたものです」

オレは少し変色した白い封筒の中身を取り出してみた。旧札の1万円札・・・帯がしてあるモノが3つ入っていた。

オレ
「コレをずっと使わずに置いていたのか?」

洋子
「はい」

洋子は立ち上がって少し離れて床にしゃがんだ。帯を緩め出した。オレはそれを見ていた。そしてその上半身から腕を出して着物が脱げた。

オレ
「うっ!」

洋子は後ろを向いたまま立ち上がった。着物がすべて足元に落ちた。その背中から尻にかけて、大きな昇竜が描かれていた。見事な「蒼」理恵の「咬龍」とも違う。はるか天上を目指して駆け抜けるような見事な「昇竜」だった。

戦慄に似た興奮とともにオレは大きく息を吐き出した。

洋子
「ユーイチさんの龍です」

洋子はしゃがんで着物を羽織り体の前で合わせただけでオレの方へやってきた。そして隣に座った。

オレ
「いつだ?」

洋子
「ユーイチさんが居なくなる1週間前に出来ました」

オレ
「なんと言う事だ・・・」

洋子
「褒めてくれないんですか?」

オレ
「・・・」

洋子
「よくやったって・・・」

洋子はオレを睨んでいる。そしてその目から徐々に涙が大きくなって、それが毀れ出した。

オレ
「見事だ。素晴らしい昇竜だ。よくやった洋子」

洋子
「はいっ」

洋子はオレに抱き付いて来た。オレは洋子を床に降ろした。着物を剥ぎ取った。洋子の黒々とした下腹部が見えた。オレは洋子の脚を持って股間を開かせた。そしてそこに荒々しくキスをした。洋子の性器に噛み付くようにそこをしゃぶった。

洋子
「あーーーユーイチさん」

オレは自分のベルトを外して、急いでスーツの下を下着ごと脱いだ。オレのモノは怒張して洋子の穴を求めていた。

洋子の手をソファに付かせた。オレは洋子の腰を持って尻からオレのモノを突きたてた。

洋子
「うわーーー」

悲鳴にも似た洋子の声。オレは自分のモノをねじり込むように穴の奥を求めて腰を使った。洋子の着物を剥ぎ取った。

龍が上を向いて動いている。オレはゆっくりと腰を使い洋子の穴を味わっていた。脳の中はすでに火花が散っている。

オレは我慢しきれずに腰を使うスピードを早めた。洋子の上半身が揺れる。龍が激しく動く。

洋子
「うぁーあーーーあーーーあーーー」

洋子の手がソファを掻きむしる音が聞こえた瞬間にその昇竜はオレを睨んだ。オレは龍の目だけを見ていた。そして脳の中のひときわ大きくなったマグマのような塊が爆発した。

オレ
「うぉーーーおーーーおーーー」

オレのモノから自分の生気がすべて洋子の穴に注ぎ込まれた。その瞬間、龍の目の色が変わったような気がした。オレはゆっくりと洋子の尻から離れた。

そしてソファを背にして床に座り込んだ。そのまま洋子を抱き寄せた。

オレ
「今の男は何をしてる」

洋子
「男は居ません」

オレ
「パトロンは?」

洋子
「もう切れてますし、見せたことありません」

オレ
「男と寝れば、見られるだろう?」

洋子
「服を脱いでした事ありませんから」

オレ
「どういう事だ?」

洋子
「この龍を見たのはユーイチさんが初めてです」

オレ
「ウソだ」

洋子はオレの体から離れて座り直してオレを見た。

洋子
「この昇竜はユーイチさん。あなたそのものなんですよ」

「私があなたにウソをつくと思ってるんですか」

オレ
「いや・・・」

洋子
「ちゃんと、ちゃんと言って下さい」

オレ
「お前の言う事はすべて信じるっ!」

「その昇竜は・・・オレだ」

洋子
「はい」

オレは洋子を抱き寄せた。まだ誰にも見せた事がない「昇竜」昨日、「咬龍」は人に見せた。昇竜はオレだと言うが・・・どんな伝説があるのだろう。オレはそれを知りたくなった。

それにしてもこんな入れ墨をしてまで・・・そして5年もよく我慢したものだ。洋子の一途さにオレはこれからどんな風に応えればいいのか?

それにしても、佐和子、キョーコ、洋子と東京でもすでに3人の女に世話になる事になってしまった。もっともすべて過去のしがらみばかりで、決して望んで新しい女を求めたわけではない。それでけが救いだった。



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