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悲しみは雪のように


浜田省吾:「悲しみは雪のように」

デビューは早かったが、売れない時代が続いた。そして世良や原田がブレイクして自分は置いてきぼりを食らった。と落ち込んでいたそうだが、今でもしっかりとライブを続けて頑張っている。わからないものだなーとつくづくw

1985年6月--------------

6月に入り玲子と裕人と裕美を連れてハワイに行った。ワイキキ・ビーチのすぐ目の前のホテルに泊まり、5泊7日のパックツアーを利用した。

裕人は玲子と手を繋いで歩き、裕美はほとんどオレが片手で抱いて移動した。ツアーのオプションにも参加して、団体旅行をそれなりに楽しんだ。

子供たちはずっと一緒だった事もあり、裕美はオレに急速に懐いた。裕人も抱いて一緒に海に入り、大きな波を頭から被りながらもオレが大笑いしながら励ますと、笑顔を見せて頑張っていた。

玲子とも毎夜一緒のベッドで抱き合い、緩いセックスをしながらその乳掴んでオレは満足していた。同様に玲子もそれまで離れていた距離を一気に縮めるようによく声を出して反応した。

オレは半年に1度、家族旅行する事に決めた。


■6月12日・・・大阪、梅田


新阪急ホテルのロビー。約束の時間より0分以上早く来てソファに座り待っていた。


「お待たせしました^^」

横から入って来た女に声をかけられて見上げた。そして立ち上がった。

オレ
「あはっ^^すぐには誰かわからなかったよ!」

ヒロミママ
「そう?^^私はすぐにわかったわ」

ヒロミママはドレスアップして、メイクも少し変わったのか目鼻立ちのしっかりした美人の顔に変わっていた。もっとも素材は良かったので、この程度の変化は当然なのだが・・・

オレ
「ははは・・・じゃー行きましょうか」

そう言ってそのままEVに向かい、ヒロミママと一緒に最上階のレストラン&バーに行った。

入り口で黒服に名前を告げると、すぐに窓際の席に案内された。すぐにワゴンが来てその上に乗せられていたシャンパン・クーラーからシャンパンが取り出された。銘柄を確認しただけで、黒服をはそれを「ポン」といういい音でシャンパンの栓を飛ばした。

オレとママのグラスに黒服がシャンパンを注いだ。

黒服
「どうぞ、ごゆっくりお過ごし下さい」

オレ
「ありがとう」

軽くグラスを合わせてカンパイした。

オレ
「髪も少し変わったんだ^^予想はしていたけど、こんなに若くて美しい女性になるとは・・・」

ヒロミママ
「恥ずかしいから、もう言わないで^^」

オレ
「いやーなんかドキドキしてきた^^」

ヒロミママ
「ユーちゃんはそんな風にいつも女性を褒めて口説くのね」

オレ
「あはっ^^オレはそんなに女ったらしじゃない。どちらかと言うと女嫌いなんだけど(笑)」

ヒロミママ
「そーかしら?」

オレ
「そうだよ!女性をそんなにすぐ好きになったりしないから」

ヒロミママ
「この間は・・・いきなりだったわ」

オレ
「うん。でも最初に会ったのはもうずいぶん前だったし、その時からステキなママだなーって思ってたし」

ヒロミママ
「まーそんなウソばっかり(笑)恥ずかしい」

オレ
「家族でニューヨークに来た時も、ヒロミちゃんの事で心配してママがひとりで来た時もオレは普通の顔をしながら、ドキドキしてたよ」

ヒロミママ
「ユーちゃん。」

ウエイターが料理を運んで来た。前菜とメイン料理のふたつ。オレたちは食事を始めた。

オレ
「神崎さんのところのユーコちゃん。今月いっぱいはまだ研修なんだけど、それが終わったらいよいよ来月から飛行機に乗るそうなんだ」

ヒロミママ
「そう^^それは楽しみねー」

オレ
「うん。アイツの制服姿見たら笑うだろうなー(笑)」

ヒロミママ
「あらどうして?」

オレ
「オレの印象はいつまで経っても、高校生の制服を着て、ヒロミちゃんと一緒にハンバーガーを頬張っていた時から変わらないから」

ヒロミママ
「その時から・・・もうずいぶん経つわよ」

オレ
「でもオレの中ではユーコもヒロミもかわいい高校生のままだ」

ヒロミママ
「そう^^」

オレ
「ニューヨークはオレが居なくなって、2階のオフィスも無くなったんだ」

ヒロミママ
「あの広くて、上にユーちゃんのお部屋があった場所が?」

オレ
「そうなんだ。1階と2階をそのままテナントとして貸す事にして、オレの部屋も全部取り壊した」

ヒロミ
「まーそれは淋しいわね」

オレ
「同時に人も少なくなって・・・長年ニューヨーク・ママと呼ばれてオレたちや留学生の食事の面倒を見てくれていた紗也乃ママが、うちのサンタモニカの店の方に行ってNYは空になったんだ。

それに今月はパリにも出店したから、益々NYに居る人が減った」

ヒロミママ
「まーパリに?そう^^」

オレ
「でもニューヨークにはまた新しい人が入って、またそれぞれが楽しいいい思い出をつくれる場所になっていく。そこにその時居た人たちだけが共有する夢だ(笑)

あっヒロミの事は心配いらない。四方が残ってるから^^」

ヒロミママ
「四方さん。あのコロンビア大学でもご一緒だった女性でしょう?」

オレ
「うん。年は離れているけど、四方おねーちゃん♪って慕われてるから大丈夫」

ヒロミママ
「きっとヒロミはずいぶんお世話になってるんでしょうね」

オレ
「ヒロミはユーコと違ってまじめだから全然問題ないよ(笑)」

ヒロミママ
「ユーちゃんには色んな事でいっぱいお世話になってしまって・・・」

オレ
「ははは^^今日はもっとロマンティックに過ごそうと思ってたのに、すみません(笑)」

ヒロミママ
「ううん。こんな風に食事が出来るだけで十分ロマンティックよ」

オレ
「そう^^」

食事を終えて、オレはママを部屋に誘った。そしてキスをしてママを裸にしてベッドに入れた。2週間でママの体は少し締まっていた。きっとエステとフィットネスの効果がはやくも体に出始めているのだろう。

オレは裸になってママと抱き合い、時間をかけて緩いセックスから始めた。まるでこれまでセックスをしたことのない女性を扱うように、優しく長い愛撫を続けた。

ママは小さく声を上げながらもよく反応して、股間はよく濡れていた。そして何度もママをいかせて、最後はきついセックスでママを泣かせた。

そしてママを抱いて寝た。

翌朝はホテルのカフェでバイキングの朝食を摂った。

オレ
「すっかり体が引き締まっていて美味しかった」

ヒロミママ
「・・・恥ずかしい」

オレ
「今だって、誰がどう見ても20代後半か30代にしか見えないよ」

ヒロミママ
「ユーちゃん。煽てるの上手なんだから」

オレ
「本当さ^^」

オレはトーストとソーセージを食いながら、話続けた。ママはサラダとフレッシュジュースだけだった。きっとダイエットも考えているんだろう。

ヒロミママ
「ユーちゃん。ありがとう」

オレ
「ん?」

ヒロミママ
「この間・・・された時になんて人だろうって思ったんだけど

やっぱりユーちゃんは私のためにそうしてくれたんだと昨夜はっきりとわかったわ

私・・・離婚する事に決めた」

オレ
「・・・そう」

ヒロミママ
「もっともっと自分を磨いて、これからの自分の事を考えて、楽しく生きるようにする」

オレ
「うん。オレに出来る事があったら何でも応援するよ^^」

ヒロミママ
「ユーちゃんが・・・恋人になってくれたら嬉しいんだけど、そういうわけにもいかないし、第一こんな事がバレたらヒロミに怒られちゃうわ(笑)」

オレ
「(笑)」

ヒロミママ
「ヒロミもユーちゃんの事が好きなのは前からわかってるわ

ヒロミとも・・・男と女になったでしょう?」

オレ
「1度だけ・・・儀式のようにそうした」

ヒロミママ
「そう。良かった。

ねーユーちゃん。私、ニューヨークに行っていいかしら?

ヒロミはまだ2年近く向こうに居るし、出来たら一緒に過ごそうと思って」

オレ
「うん。それはいい^^きっとヒロミも喜ぶよ」

ヒロミママ
「私も1から英語を勉強して、ニューヨーク生活を楽しむの!」

オレ
「そっかーそんな風に思ってくれたんだ。良かった」

ヒロミママ
「それにコレ以上ユーちゃんにかまってもらったら私・・・たぶん狂っちゃうから」

オレ
「あはっ^^ママは健康な精神の持ち主だから大丈夫だよ」

ヒロミママ
「あんな風にされたらダメよ離れられなくなるわ」

オレ
「ははは・・・」

ヒロミママ
「ユーちゃんもニューヨークには時々は来るでしょう?」

オレ
「うん。ファッション関係の仕事もあるし、陶芸の事もあるし、これからもニューヨークへはしょちゅう行くよ」

ヒロミママ
「うん。じゃー来たらまた一緒に食事してくれる?」

オレ
「もちろんさ。またママを抱いて眠るのを楽しみにする」

ヒロミママ
「あーユーちゃん。切なくなるじゃない」

朝食を終えて、オレたちはホテルを出て別れた。ママは阪急の駅の方に向かい。オレはミナミに向かった。

何もかも理解してくれていて、ヒロミママは離婚してニューヨークへ行く事を決心してくれた。

ヒロミママを抱いて、こんな風に過ごした事にオレはなんの違和感も持っていなかった。人助けをしたとも思わないし、オレ自身がヒロミママを抱いて気持ち良かった。

ただニューヨークにはヒロミが居る。一緒に食事をする事はあっても、ヒロミの居るニューヨークではもうママを抱けない。もしかしたらママもわかっていてそんな風に言ったのかも知れない。最初で最後のデートのつもりで・・・そんな風に過ごせた事はオレにとっても嬉しい事だった。

芦屋で3代続いている医者の家に生まれ、何不自由なく芦屋の家で育ったヒロミ。高校3年の夏休み・・・優子と二人で大阪ミナミ、心斎橋のディスコ、SPEAK EASYにやってきた。ふとした運命のいたずらでオレは彼女らと関わりを持った。そしてユーコと付き合い始めた。

それが・・・結果的にふたりともニューヨークへ語学留学でやって来て、ヒロミの両親ともオレは仲良くなった。ヒロミの親父とも気が合い、日本でもミナミに招待して悪い遊びを教えてしまった。

結果・・・ローズマリーホステスとヒロミの親父は関係を持つようになり、挙句の果てには子供まで出来てしまった。

そして今、ヒロミのママは離婚を決意した。オレと関わったばっかりに1つの家庭、家族が崩壊してしまった。

もし関わらなかったら・・・きっとヒロミはそのままそれまで通っていた大学を卒業して、好きなピアノを弾きながら、親父の医院の手伝いでもして、親の薦める相手と結婚していたかも知れない。

それまでオレは女の幸せは結婚だと思っていた。オレとは対照的な相手と結婚する事で関係した女は幸せになれるものだと思っていたが・・・最近になってようやくそれは幻想にしか過ぎない。という事がわかってきた。

結婚してもちょっとした行き違いや、相手の家族との人間関係などを理由にまるで短い恋愛のように簡単に離婚してしまう。いや、それが簡単かどうかは第3者にはわからないが・・・

今回のように親が離婚して、その地域で生活していた基盤までがいとも簡単に壊れてしまう。人の運命なんてわからないものだと思った。

だけどオレはそんな人間関係を断ち切れないまま引きずり、これからも多くの人間と関わり合いながら自分の旅を続けるんだろう。良くも悪くもそれがオレの運命だと思っていた。



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