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J・Boy


という事で浜田省吾が続きます!「J Boy」

これもライブ映像ですが・・・その内削除されるでしょうねーw
昨夜は、このBlogのメンテをしてました。はっつけたYou Tubeの7割ぐらいがすでに削除されていて、タイトルはそのままに他の映像に差し替える作業をしてました。もっとも他のユーザーが削除されたものとまったく同じ映像をアップしているので、利用する側としてはラッキーでしたけどね^^

それにしてもいたちごっこですねーw
1985年9月----------------

ピンスポットに打たれたモデルがゆっくりとランウエイを戻っていった。スローなMがフェードアウトして暗転になった。いきなり派手なMがカットインで入りステージが明るくなった。モデルが次々と現れランウエイを明るく歩いている。そしてステージに横一列に並んだ。センターからジョエルが出てきた。モデルに勝るとも劣らぬスタイルを持つ。モデル達に囲まれてトップまで歩き、階上に向かってお辞儀をして暫く笑顔で対応していた。そしてモデル達と一緒にランウエイを戻り一礼してステージが暗転となった。Mは未だ続いている。

そしてフェードアウトした。

MC
「これにて「86、ジョエル・スプリング&サマーコレクション」のショーは終了いたしました。本日はご来場ありがとうございました」

会場がゆっくりと動きだした。

オレは会場後方から一旦出口へ向かいそしてステージの裏につながるホテルのバックヤードに入り控え室に行った。

オレ
「お疲れ様^^いやー良かったですよ」

酒井
「まーこんなもんだろう(笑)」

石原
「一発目にしてはモデルも間違わずによく動けてたしな」

オレ
「あははは^^ありがとうございました」

「後1回ですけど、よろしくお願いします」

オレはモデル控え室に行った。そしてジョエルと佐和子を連れ出してホテル内の広いカフェに入った。

オレは英語で話した。

オレ
「大成功だ^^ジョエル。良かったよ」

ジョエル
「どうなるかと思ったけど、お客さんもいっぱいで安心したわ」

佐和子
「後はプレスの評判次第だけど(笑)」

オレ
「きっとそれもいい記事を書いてくれるさ」

ジョエル
「あと1回あるわよね?」

オレ
「うん。安心して十分楽しめ^^」

ジョエル
「ありがとう^^ヒロ!」

オレ
「コレが終わったらニューヨーク・コレクションだ。そして次はいよいよパリコレだぞ(笑)」

ジョエル
「何か信じられないけど、頑張るわ^^」

オレ
「おう^^」

佐和子とジョエルがホテルの部屋に戻って行った。オレはラークに火をつけた。暫くすると斉藤と横山がやってきた。オレの正面の席に座った。そして黒服のウエイターに珈琲をオーダーした。

斉藤
「この後、雑誌のインタビューが2本と、業界新聞のインタビューが入ってるけど部屋でいいな?」

オレ
「うん。今佐和子が部屋に連れて行った」

横山
「ショー良かったじゃないですか!一般が見ても面白かったと思いますよ」

オレ
「まーでも今回は一般と言っても業界関係者ばかりだからな」

斉藤
「バイヤーの方はどうなんだ?」

オレ
「そっちも結構集まってる大阪の筋だけどな」

斉藤
「よし。とりあえず今日のところは一安心だな(笑)」

オレ
「おう^^スタートはいい(笑)問題はこれからだ。NYとPARISの評価次第だ」

横山
「ムーさん。4ヶ月ぶりのニューヨークですね^^」

オレ
「もうそんなに経つのか(笑)」

オレはラークを灰皿に突っ込んで目の前の珈琲を口にした。ウエイターが斉藤らの珈琲を持って来た。

帰国した5月はゆっくり出来たのだが、6月にPARISに行ってからが急展開だった。ショーコの紹介で三浦を入れたブティックに偶然ジョエルが居た。オレはすぐにジョエルとセックスをして、最近は娼婦家業から足を洗った事を聞いた。そしてブティックで働きながら、自分でデザインをしていると言う。

オレはそのデザイン画をショーコに見せた。ショーコは面白がった。オレは即決した。何かしら感じるものがあった。ジョエルのバックアップを申し出たらジョエルは驚き、信じられないと言いながらも体の付き合いがあったせいか、オレに全面的にプロデュースを任せると言った。

ショーコの力も借りて、PARISで店を開き製作は日本で行う形をとった。南青山のクォーリーマンション・オフィスの隣を改装したところでジョエルは製作を開始した。

横山
「ムーさん。松村さんに来て頂きました」

いつの間にか横山は客を案内してきていた。オレも立ち上がった。

オレ
「すみません。わざわざ^^つい現場が気になってバタバタしてしまって」

松村
「いいえ。どうぞお気遣いなく。ショーも良かったし商品もいいですしコレは相当期待できますよ」

オレ
「松村さんにそう言っていただけるとほっとします(笑)」

松村
「それにしてもいきなりデザイナーブランドを立ち上げるとは驚きました」

オレ
「ははは^^業界のシロートですから思いついたらすぐ実行というやつです」

松村
「今後が楽しみですよ!うちも全面的に協力させて頂きますので、どうぞこれからもいいお付き合いをしましょう」

オレ
「はい。ありがとうございます」

そう言ってオレは握手をして松村氏と別れた。横山は松村氏について行った。まだ話があるようだった。

故・松村氏の長男で「松村屋」の社長の松村幸雄氏・・・その松村屋の70%以上の株を所有するオレには当初反発する姿勢を見せていたが、オレがこの業界に入ってきた事で急に態度を軟化させたばかりでなく、かなり積極的に協力する姿勢に変わってきていた。

2回目のショーが終わった後、軽く打ち上げをしてその流れでオレはジョエルとホテルのバーで飲んだ。

▼20時・・・ホテル・セラバー

ジョエル
「ヒロは楽しんでくれた?」

オレ
「あー十分楽しませてもらった」

ジョエル
「それにしても・・・こんな事ができるなんて何度考えても不思議よ^^」

オレ
「あの時、PARISの街で偶然会ったのは、きっと偶然じゃなかったんだ。」

「こうなる為の運命的な必然だったんだよ」

ジョエル
「うん。私にとってヒロは夢を叶えてくれたかけがえのない人よ」

「これからもよろしくね?^^」

オレ
「こちらこそ^^」

オレはジョエルを南青山のオフィスの南側に位置するジョエルの自宅マンションまで送って行った。そしていつものようにセックスをしてジョエルの部屋を出た。

オレはクォーリーの自室に戻ってシャワーを使い着替えた。そして同じフロアの事務所を覘いた。

今日はもう誰も戻ってこないようだった。他の連中はまだMaggieで飲んでいるのかも知れない。オレはオフィスを出た。

▼23時・・・白金台

インターフォンを押して鍵を使って入った。

キョーコ
「おかえりなさい^^」

オレ
「ただいまー^^」

軽く抱擁を交わしキスをしてリビングへ入った。上着を脱いでキョーコに預けた。そしてダイニング・テーブルの前に座った。

キョーコ
「ジョエル・コレクション良かったじゃない^^」

オレ
「うん。いつ見に来た?」

キョーコ
「2回目のショーをカメイちゃんと一緒に」

オレ
「そっかーそれは悪かったな。バタバタしてて気付かなかった。」

キョーコ
「ううん。あなたはそんなヒマあるわけないでしょう。大丈夫よ楽しませてもらったわ」

オレはグラスを持った。キョーコはビールを注いだ。オレはそれを一気に半分ほど飲んだ。

キョーコ
「会場で沙耶と会ったわ!あの子はダンナと来てた(笑)」

オレ
「そう。一応招待状は送ってあるから(笑)」

キョーコ
「近いうちに会いたいって内緒で言ってた」

オレ
「ははは・・・それはダメだ」

キョーコ
「どうして?」

オレ
「沙耶のダンナは同業なんだろう?」

キョーコ
「まーそーだけど、何かまずい?」

オレ
「変な噂が広がっても困るだろう?沙耶が」

キョーコ
「んーーー大丈夫よ^^」

オレ
「なんだ?キョーコはオレが沙耶と会った方がいいって思ってるのか?」

キョーコ
「だって・・・キョーコより沙耶の体の方がいい!って沙耶に言ったんでしょ」

オレ
「あははは^^そんな事までお前ら(笑)」

「アレはお前がオレに「未練がましくしてあげて」って言ったからじゃないか」

キョーコ
「そーは言ったけど・・・」

オレ
「沙耶には暫く会えないな。これからニューヨークに先乗りするし、その後はパリだし」

キョーコ
「じゃーうまく言っておくわ(笑)」

東京に来てからオレは週の半分はここで過ごしていた。キョーコはいつの間にか東京の嫁になっていた。キョーコとオレの新しい関係が始まり、もう過去の事はほとんど話さなくなっていた。そしてそういう暮らしが日常になっていた。

翌日・・・

▼9時・・・南青山クォーリー・マンション1Fカフェ

オレ
「それにしてもまだ暑いな」

横山
「まったく。NYやLAに比べた過ごしにくいですね(笑)」

オレ
「前田と関川。こっちでも動かすぞ」

横山
「やっぱり不動産ですか?」

オレ
「ああ。昭和相銀の武本さんの依頼だ。資金はいくらでも出すから東京で不動産投資を進めてくれ!ってさ」

横山
「わかりました(笑)」

景気が良かった。高級路線が当たり前のようにヒットした。無から有を生み出すデザインを何に反映させるか?陶芸で試した事をもう少し現実的なビジネスに変えたら・・・ファッションになった。

横山
「NYムーさんが先乗りしないでもオレが行きますよ」

オレ
「いや、ちょっと仕掛けを作っておきたいからオレが行く」

「それとお前は国内・・・東京を見てろ」

「これからは、東京がすべてだ」

横山
「ムーさん。よほど東京が気に入ったんですね」

オレ
「あらためて東京という街の面白さを知ったよ」

「大阪に居たら気づかなかっただろうな?NYの経験があって始めてそう感じる事が出来た」

「それから、六本木にどんどん店を出そう!とてもじゃないが1軒や2軒じゃ足りない」

横山
「了解です」

オレはオープンカフェから通りを見ながらコーヒーを飲んでいた。残暑の厳しい東京はまだまだ夏の装いだった。

横山
「昨夜斉藤さんとも話し合ったんですが、パリコレが終わったら国内は斉藤さんと佐和子さんで十分ですから、ムーさんは暫くパリに居たらどうです?」

オレ
「ん?ショーコがなんか言ってきたか?」

横山
「ムーさんと頻繁に打合せをしたいと」

オレ
「で、お前はそうした方がいいと思うんだな?」

横山
「はい」

オレ
「わかった(笑)それからお前と斉藤、もっといいクルマに乗れ」

横山
「クルマですか?」

オレ
「ああ。ファッションの世界だからな(笑)」

横山はオレのすべての女達から信頼されている。そして頻繁に連絡を取り合っている。女がオレに直接要求できない事も横山にはそれとなく言っているようだし、オレが知らない事も知っている。そういう意味では女の事に関しては、オレは横山の判断を尊重する。

タイミングよく斉藤がやってきた。横山と入れ替わるようにオレの正面に座った。

斉藤
「昨日は大成功だったな^^」

オレ
「ああ。お前の根回しのおかげだ^^ありがとう」

斉藤
「ははは^^国内なら任せとけ」

オレ
「うん。何も心配していない(笑)」

斉藤はウエイターにコーヒーを注文した。オレは同じようにお替りを頼んだ。

斉藤
「それにしても、お前は芸能界にデビューするもんだとばかり思ってたのに(笑)」

オレ
「ははは^^そんな事は一言も言ってなかっただろう?」

斉藤
「まーそーなんだが、でもオレは結果的にこのビジネスで良かったと思ってるよ」

オレ
「そっか(笑)」

斉藤
「不思議なもんだな」

オレ
「ん?」

斉藤
「お前の傍に張り付いてたショーヘーが離れて、今度はオレがお前と一緒にやってるなんて笑)」

オレ
「ショーヘーも充電が完了したらまた戻ってくるさ」

ウエイターが珈琲を持って来た。オレはフレッシュ・ミルクだけを入れた。斉藤も同じようにそうした。

斉藤
「これってニューヨーク・スタイルなんだってな?」

オレ
「そうなのか?」

斉藤
「この間雑誌で読んだ(笑)」

オレ
「お前はレモン・スライスだったじゃないか」

斉藤
「あははは^^アレは芸大の頃の話じゃねーかよく覚えてるな」

オレ
「珈琲の話になると思い出すんだよ!レモン・コーヒーをな(笑)」

オレはコーヒーを口にした。コレにレモンを入れて何度か飲んだが、とても飲めるシロモノではなかった。それを斉藤は学生の頃に好んで飲んでいた。

斉藤
「ところで、銀座「シャングリラ」のママは・・・お前の?」

オレ
「ああ。接待が必要な時はそこを使ってくれ」

斉藤
「一体お前何人の女が居るんだ?」

オレ
「100人ぐらいかな?(笑)」

斉藤
「バッカヤロー(笑)」

この間、松村氏を接待した時に斉藤と横山が同席した。そして「シャングリラ」で飲んだ。その時に、桔梗のママ「洋子」は大阪に居た時、オレに世話になったと言った。そしてその対応振りから、斉藤はそう感じたのだろう。

本来であればプロの女は例えそうでも、それとわかる振る舞いはしない。しかし洋子は意図的にそれをする。周辺に周知させたいと言う気持ちの表れなんだろうと思ったが・・・

オレ
「さてと上がろうか?」

斉藤
「おう」

オレたちは事務所に上がった。

オレ
「おはよー^^」

小林
「おはようございます^^」

スカイマンションとは違って、遊びの要素はなかったが、スペースを十分に確保したオフィスだった。

オレは自分のデスクに座って連絡ノートを見たが、業務連絡はほとんどなくプライベートなモノばかりだった。

小林が冷たいウーロン茶を持って来た。

オレ
「ありがとう^^」

小林
「いえ^^佐和子さんはジョエルさんと隣に居ます」

オレ
「そう^^後で顔をだすよ」

小林
「はい」

小林聡美、オフィス・スタッフとして佐和子が早くから採用していた23歳の横浜出身の女の子だった。

横山
「小林。ムーさんにさっきの航空券渡しといて」

小林
「あっはい」

小林はデスクに戻り白い封筒を持って来た。オレは中身を確認した。成田発の22時・・・ケネディー空港到着は朝の7時。

オレ
「時差ぼけのまま仕事させようって魂胆だな?」

横山
「その替りに機内には神崎さんが居てくれますから」

オレ
「ほー^^そうか!それは楽しみだ(笑)」

小林
「お知り合いの方でもいらっしゃるんですか?」

オレ
「うん。姪がCAやってる」

小林
「そーですかそれは安心ですね」

オレは冷たいウーロン茶を口にした。横山はあえてユーコの事を神崎さんと呼びオレはユーコの事を姪だと言った。横山は笑っていた。

ユーコとはオレが東京に来てからも何度となく会っている。7月に研修が終わりすでにスチュワーデスとして飛行機に乗っているユーコ。まだその制服姿、働いている姿は見ていなかったが、ようやく見る事ができる。楽しみだった。

オレ
「ちょっと出て来る」

斉藤
「夕方には戻ってくるよな?」

オレ
「おう^^」

横山&小林
「いってらっしゃい」

オレは事務所を出て隣の部屋へ行った。インターフォンを押し声をかけて待った。暫くするとドアが開き佐和子が出てきた。

オレ
「おはよう^^」

佐和子
「お疲れ様です^^」

オレは部屋に入り軽く佐和子と抱擁した。奥にはジュエルが居た。オレはそこへ行き同じように抱擁しキスをした。

佐和子
「衣装は今日にでも発送可能になってるわ」

オレ
「そう^^オレも明後日の便でNYへ向かうから後は任せてくれ」

佐和子
「はい^^ひとりで大丈夫?」

オレ
「向こうに行けばなんとでもなる(笑)」

佐和子
「そう^^」

ジョエル
「ヒロ!ニューヨークは私初めてなの^^案内してね」

オレ
「おう^^NYはオレのホームみたいなものだから任せておけ」

ジョエル
「そうだったわね^^今から楽しみよ」

オレ
「うん。じゃーオレはちょっと出てくる」

オレは大げさなアクションでおどけながら手を振って部屋を出た。EVで1階に降りて通りに出た。少し歩いてタクシーを拾い新富町の洋子のマンションへ行った。

インターフォンを押し鍵を使って入った。すぐに洋子は迎えに出てきた。

オレ
「早くから悪いな^^」

洋子
「全然、私はいつも早起きよ」

オレは上着を預けながら中に入った。リビングのソファに座った。

洋子
「ビールにします?」

オレ
「いや、ウーロン茶を」

洋子
「はい」

オレはテーブルの上の日経新聞を手に取った。なかなか面白そうな記事が載っていたが・・・今のオレには余所見している暇は無かった。

洋子がグラスに入ったウーロン茶を持って隣に座った。

オレ
「こんなの毎日読んでるんだ?」

洋子
「東京へ来てから毎日読んでるのよ(笑)」

オレ
「へーそうでないと銀座のクラブじゃ通用しないって事か?」

洋子
「頷くばかりだと飽きられちゃうから」

オレ
「ふーん。あっそれからこの間一緒に連れててった斉藤だけど、頻繁に行くようになると思うから頼むよ」

洋子
「あなたの高校時代からの友達の人よね?」

オレ
「うん(笑)」

洋子
「任せといて^^」

オレはウーロン茶を口にした。部屋は空調が聞いていて居心地がいい。そして新しいデザインの部屋。オレは気に入っていた。

オレ
「ここにももう慣れた?」

洋子
「はい^^お店にも近くなったし、こんなにステキにして貰って、ユーイチさんが居てウソみたい」

オレ
「ははは^^まだまだこれからさ」

オレは洋子を抱いてキスをした。太ももを撫で股間に手を入れた。下着はつけていなかった。オレは立ち上がって洋子と一緒に寝室に入った。洋子の背中の虎の刺青を見ながら・・・オレは後ろから犯した。

▼9月6日・・・

午前7時

ケネディー空港からイエローキャブでマンハッタンに入った。そして5番街のヒルトン・ホテルにチェックインした。部屋に荷物を置いて、オレはベッドに横になった。

ユーコは日航のスチュワーデスの制服に身を包み何人かの同僚と並んで、乗客を出迎えた。オレはそれを見て思わず抱きつきたくなったが我慢した。ユーコはオレの顔を見てひときわ笑顔で接してくれた。

機内に居る時もオレの席の付近を何度も通り、オレはその都度声をかけてドリンクを持ってきてもらった。

他の客に接している姿も見てオレは本当に嬉しかった。ちゃんと社会人としてスチュワーデスとして働いている姿にオレは満足した。

到着すると一度彼女らは職員用の待機室で手続きを終えてからホテルに入ると言う。1時間もしないうちにこっちへ来ると言っていた。

電話機が鳴った。

オレは起き上がりそれをとった。フロントからの連絡だった。オレは上がってきてもらうように伝えた。

ドアがノックされた。オレはドアに近づきドアを空けた。ユーコが制服姿のまま立っていた。

オレ
「お疲れっ^^」

ユーコ
「ユーちゃん♪^^」

オレはユーコを部屋に入れてすぐに抱きしめた。ユーコはオレの首に両手を回して抱き付いて来た。

オレ
「んースチュワーデスの香がする^^」

ユーコ
「ちゃんと、いっぱい見てくれた?私のスチュワーデス姿」

オレ
「あーあんなに可愛くて上品なスチュワーデスはユーコだけだった」

ユーコ
「あーーーほんと?良かった?」

オレ
「あーユーコよりいいスチュワーデスは世界中探したっていないさ」

ユーコ
「あはっ^^」

ユーコはようやく離れた。オレはそれでも立ったまままだユーコの姿を見ていた。

オレ
「とうとうオレの夢を叶えてくれたなユーコ。ありがとう」

「嬉しくて涙が出そうだ(笑)」

ユーコ
「へへへ^^そーよ!ユーちゃんのためにスチュワーデスになったのよ」

オレ
「うん。ほんとにお前は・・・親孝行だ」

ユーコ
「えっ?ユーちゃん。いつから私の親になったの?(笑)」

オレ
「あははは^^まー言葉のアヤだ」

ユーコ
「でも、ちょっとパパっぽいところもあるしいいか!^^」

オレはまたユーコを抱きしめた。そしてキスをした。そのまま乳を揉んだ。オレはユーコをベッドに連れて行ってスカートの裾をめくりあげ黒のストッキングと下着を同時に下ろした。

黒々としたユーコの茂みに顔を寄せて擦りつけた。

ユーコ
「あーユーちゃん。ダメよ・・・」

「制服脱がないと」

オレは割れ目を舌を使い探った。ユーコの声が漏れ続ける。オレは自分のスラックスを下げ下着と一緒に脱いだ。そしてユーコの顔に跨るようにして自分のモノをユーコの口に無理やり咥えさせた。

ユーコはオレのモノを口に咥えて少し動いた。オレはすぐにそれをやめてユーコの体が見えるように移動した。制服の裾が捲れてきれいな脚がすべて見え、黒々としたところの下の性器まで見えた。

オレは興奮した。すぐにユーコに乗りかかりユーコの股間にオレのモノを突きたてた。

ユーコ
「うぁーーー」

ユーコのふとももを抱えてオレは大きなストロークで動いた。

ユーコ
「あぅあぅあぅ」

突き上げる度に大きく声を上げるユーコ。オレの脳はすぐにスパークし始めたが、必死になってそれを押さえ込んだ。そして動きを早めた。

ユーコ
「うわーーーあーーーーあーーーーーあーーーーー」

ユーコの上体は仰け反り指はシーツをきつく握りしめ顎があがりユーコはいった。

オレはすぐに自分のモノを抜いてユーコの口の前でしごいた。

オレ
「あっあーーーあーーーーあーーーー」

ユーコはオレの体の上でまだ少し腰をふいに使いながら声を上げていた。納まるのを待ってオレはユーコの体を横に置いた。

オレはワードローブからタオルを出してベッドに戻りユーコの顔を拭いた。そしてそのままキスをした。ユーコの舌を強くすった。オレのモノの匂いがした。
ユーコが可愛くてたまらなかった。

オレ
「もうチェックインは済ませたか?」

ユーコ
「まだー」

オレ
「じゃーとりあえず部屋まで行こう。それから着替えてブランチにして、mar'sへ行こう」

ユーコ
「うん^^」

▼11時・・・

ビルの前でタクシーを降りて、オレとユーコは唖然とそれを見た。4ヶ月前までそこにあった備前ショップは・・・ABCMARTに変わっていた。

ユーコ
「スーパーになってる。備前ショップがない」

オレ
「うん」

オレはユーコと一緒にビル横手の入り口に回った。

オレ
「やーカール^^今日はいい天気だな」

ユーコ
「こんにちわーカールおじさん^^」

カール
「おお^^ムーさんにユーコちゃんいらっしゃい」

ユーコ
「カールおじさんも元気そうでよかった」

カール
「あははは^^オレは何時だって元気さ^^」

「さーどうぞ^^」

カールは扉を開けてくれた。オレは次の扉を開ける暗証番号を押して二人で中へ入った。

懐かしい匂い。mar'sBLGの匂いだった。EVに乗り5階へ・・・奥の部屋の手前で立ち止まりインターフォンを押した。


「はい」

オレ
「ムトーです」


「ムーさん^^今開けます」

鍵を操作する音が大きく聞こえた。そしてドアが開き四方の姿が見えた。

オレ
「あははは^^タカコーひさしぶりー」

ユーコ
「おねーちゃん♪やってきたよー」

四方
「ムーさん^^ユーコちゃん♪いらっしゃい」

「どうぞ中へ入って」

ユーコ
「お邪魔しますー^^」

オレは中に入ってから四方と抱擁を交わした。そして四方はユーコと同じように抱き合い再会を喜んだ。

ヒロミママ
「ユーコちゃん。ユーちゃん。いらっしゃい^^」

ユーコ
「ヒロミママ^^お久しぶりです!」

ヒロミ
「ユーコちゃんの乗る飛行機で一緒にやってきたんでしょう?

私も是非今度ヒロミと一緒にユーコちゃんの制服姿みたいわ」

ユーコ
「はい^^是非日航機に乗ってください(笑)」

オレ
「ママー久しぶりだー^^」

オレはヒロミママにも抱きついてその匂いを確認した。

田川
「ムーさん^^ようこそニューヨーク・マーズへ^^」

オレ
「おう^^ちょっと寄ってみた(笑)」

元3LDKの部屋は改装されフラットなオープンスペースとなっていた。ここが新しいmar'sNYのヘッド・オフィスか!オレたちは中央の大きなテーブルの前にいった。ヒロミママが珈琲をポットごと持ってきてくれた。

オレ
「ありがとうママ」

ユーコ
「ありがとうございます^^」

オレ
「想像してたよりもこの部屋いいじゃないか」

田川
「2階と比べるとちょっと手狭なんですけど(笑)」

四方
「その分ここに集まる人も少なくなりましたし」

ユーコ
「2階のオフィスもロフトも無くなっちゃったのはちょっとショックよ」

四方
「そーよねーあそこには皆いっぱい思い出が詰まってたから」

オレ
「でも、オレ達の記憶は永遠だ^^」

ユーコ
「うん。でもまた新しい思い出がここでいっぱい出来るわよね^^」

オレ
「そう。ヒロミママも居るしきっともう楽しい生活が始まってるさ(笑)」

ヒロミママ
「そうよ^^若い留学生たちに囲まれて楽しくやってるのよー^^」

オレ
「うん。これらかはヒロミママの時代だ^^」

インターフォンが鳴った。四方が出た。「ヒロミちゃんよ」四方はそう言ってドアを開けた。ヒロミが入って来た。

ヒロミ
「うわーユーコ♪ムーさん^^」

オレたちは立ち上がった。ユーコはヒロミと抱き合って暫くぶりの再会を確かめ合っていた。そしてオレもヒロミと抱き合った。

ユーコ
「さっき着いたところなの^^私の搭乗する機にユーちゃん乗せて」

ヒロミ
「うわーそーなんだ^^ユーコしっかりスチュワーデスやってるんだー」

オレ
「うん。まるで別人だったよ(笑)」

ユーコ
「そんな事ないでしょ!ちゃんとユーちゃんにも機内サービスを特別扱いでしてあげたでしょ^^」

オレ
「あははは^^機内食2人前食べたもんなー(笑)」

田川
「うわっそんなのアリですか?(笑)」

ユーコ
「内緒でね^^」

四方
「しょっちゅうコロンビア大学の寮を抜け出してここへ来て怒られてたユーコちゃんが・・・立派になったのねー」

ユーコ
「へへへ^^私も懐かしい(笑)」

ヒロミ
「じゃーユーコ私の部屋へ行こう^^」

ユーコ
「うん^^じゃーまた後で」

ヒロミとユーコはヒロミの部屋へ行った。ようやく静かになった。

ヒロミママ
「あの子達はいつまで経っても子供ね(笑)」

オレ
「ははは^^無邪気なもんだ」

四方
「ユーコちゃん。CAなんだ。ムーさんも肩の荷が降りたでしょう?^^」

オレ
「ああ。日航の制服着て飛行機に乗ってる姿は、感慨深かった(笑)」

オレは珈琲を口にした。いつの間にかそれにはフレッシュ・ミルクが入っていた。ユーコが入れてくれたのだろう。

オレ
「ところで荷物は着いてるかな?」

四方
「はい。一応検品作業も終わりました。漏れはないです」

田川
「4階の405号室にすべて入れてあります」

オレ
「そっか^^ありがとう」

田川
「ムーさんはどうします?部屋はいつでも使えるようになってますけど」

オレ
「そーだな。ここで打ち合わせも出来そうだし、明後日にはホテルを出てこっちにくるよ」

四方
「じゃーニューヨーク・コレクションの最終日までこちらに?」

オレ
「いや途中で抜けてパリへ行く。パリコレの先乗りでまたバタバタすると思う」

四方
「わかりました。じゃー後は私が」

オレ
「うん。まー横山らも来るから大丈夫だと思うがよろしく頼む」

ヒロミママ
「ユーちゃん。今夜はタイムズ・スクウェアの「ヤマシロ」で夕食の予約をしてるから、みんなで食事しましょうね^^」

オレ
「うわっそれは楽しみだなー^^ありがとうございます」

そうだ。田川。ハーレーあるか?」

田川
「はい^^裏の駐車場に!いつでも乗れます」

田川はデスクの方へ行き鍵を持ってきてテーブルの上に置いた。オレはそれを受け取った。

オレ
「じゃーユーコを乗せてちょっと久しぶりのマンハッタンを走ってくるよ」

田川
「はい^^気をつけて」

四方&ヒロミママ
「いってらっしゃい」

ハーレーのケツにユーコを乗せてハドソン川のリバーサイド・パークに行った。ユーコはしっかりとオレに抱き付いていた。

スタンドでホット・ドックとコークを買ってパラソルの付いたテーブル席に座った。

オレ
「うーん。ここの風景は変わらないな」

ユーコ
「うん。何もかもが懐かしいわー^^後でコロンビア大学の方へ行こうよ」

オレ
「オッケー^^」

オレはあっと言う間にホットドックを平らげた。ユーコは笑いながら自分のを半分くれた。

ユーコ
「ヒロミが羨ましがってた。」

オレ
「ん?何を?」

ユーコ
「私がCAになってユーちゃんがすごく喜んでることを^^」

オレ
「ははは^^それはだって仕方ないさ(笑)本当に嬉しいんだから」

ユーコ
「きっとユーちゃん居なくなってヒロミも淋しいんだと思う」

オレ
「その代わり四方が仕事辞めて、今はmar'sにずっといるから」

ユーコ
「うん。ユーちゃんも新しい仕事で忙しいもんね。これだけは仕方ないよね」

オレ
「ユーコとも東京でもなかなか時間が合わないもんな」

ユーコ
「東京ではもうちょっと合わせて!(ーー;)」

オレ
「うん。これからそうする(^。^;)」

ユーコ
「ほんとに?^^」

オレ
「あーほんとだ。今日ユーコを抱いて本気でそう思った」

ユーコ
「それは制服着てたからでしょ(笑)」

オレ
「あははは(笑)」

日中は気温が高かった。公園に居る人々は思い思いの格好でそれぞれの時間を楽しんでいる。オレたちはハーレーに乗り、コロンビア大学へ続く坂道をゆっくりと寄り道しながら走った。

大学構内の駐車場脇にハーレーを停めて、ふたりで手を繋いで歩いた。寮の前でユーコは立ち止まった。建物を見上げていた。

ユーコ
「2階のあの部屋なんだけどなー」

オレ
「そうだな」

ユーコ
「きっとまた一生懸命勉強してる人が居るんだろうなー」

オレ
「うん。きっと赤点でベソかきながら追試の勉強してるやつも居るよ」

ユーコ
「もうっユーちゃん(笑)私はベソなんかかかなかったわよー!」

オレ
「ははは^^今じゃ立派な日航のCAさんだもんな」

ユーコ
「ユーちゃん。ほんとに喜んでくれてるんだね」

オレ
「当たり前じゃないか!オレの夢を適えてくれたんだから」

ユーコ
「うん」

オレ
「ミナミのディスコへ遊びに来ていた高校生だったのに・・・」

「1年半行方不明になっても彼氏もつくらずに居てくれて」

「オレがNYへ行く!と言ったら語学留学で付いて来て」

「スチュワーデスになるのに大学行きながら専門学校にも行って」

「とうとう夢だった日航のスチュワーデスになってくれた」

ユーコ
「・・・」

オレ
「あれ?どした?」

ユーコ
「えへっ^^なんか泣きそう」

オレはユーコを抱きしめた。ユーコの匂いをいっぱい嗅ぎながら・・・初秋のニューヨークの昼下がり、オレは心が和んだ。

夕食はタイムズスクエアの「ヤマシロ」にみんな集まり、しっかりと旨い日本料理を食った。

オレとユーコはホテルに泊まり、翌日もユーコと一緒に過ごす事ができた。お互い久々のニューヨークを楽しみ、恒例のようにロックフェラーセンタービルのレストランで摩天楼の夜景を見ながら食事をした。

そしてその夜の便でユーコは機内スタッフと共に日本へ戻って行った。

▼23時・・・mar'sBLG

5階・・・1LDK

朝ホテルをチェックアウトをして手荷物はこっちへ運び込んでいた。ここはジェシーが1ヶ月だけひとりで暮らしていた部屋だった。ジェシーはニューヨーク大学を卒業後、寮を引き払ってここへやってきたが、1ヵ月後には友人と一緒に暮らすことになったと言って出て行った。オレはジェシーからお礼の手紙を受け取っていたが、それには新しい住所は書かれていなかった。

インターフォンが鳴った。オレはドアに近づきのぞき穴を見た。ヒロミが立っていた。オレはドアの鍵を外してヒロミを招き入れた。

オレ
「どうぞ入って^^」

ヒロミ
「こんばんわ!お邪魔します」

オレ
「うん。お邪魔なのは誰もいない」

ヒロミ
「はい(笑)」

ヒロミをソファに座らせた。オレは下のスーパーで買ってきたコークとビールを冷蔵庫から出して、グラスにコークを入れてヒロミの前に持っていった。そしてヒロミの隣に座った。

ヒロミ
「あっすみません。私がしないといけないのに」

オレ
「ははは誰がしてもいいじゃないか(笑)」

ヒロミ
「ユーイチさん。今東京なんでしょう?」

オレ
「うん。ファッション関係の仕事をする事になって東京でやってるんだ」

ヒロミ
「私は後2年もあります(笑)それまではユーイチさん次に行ってしまってますよね?」

オレ
「ははは^^2年もここに居れるのかーいいなー(笑)」

「先の事はわからないけど。もうそんなに勝手気ままに動くことができないから・・・たぶん東京に居るんじゃないかな?」

ヒロミ
「だったらちょっと安心です」

オレはバドの缶に口をつけ一口飲んだ。

オレ
「どう^^ピアノの方は?」

ヒロミ
「はい^^しっかりトップをキープしてます」

オレ
「うん。さすがにヒロミだなユーコとは違う(笑)」

ヒロミ
「ユーコはいっぱい我侭言って、いつもユーイチさんを困らせてたのに・・・でもついにユーイチさんとの約束を果たしたんですね」

オレ
「そーだな。制服姿を見るまで信じられなかったけど^^」

ヒロミ
「ユーイチさんはユーコの事が大好きなんでしょう?」

オレ
「ああ。あのじゃじゃ馬が大好きだ(笑)」

久々にヒロミと話を始めたが、口調が元に戻っていた。ヒロミを1度抱いてから、ヒロミはフランクな口調で話すようになっていたのだが、それ以前の礼儀正しい接し方に変わっていた。

オレ
「mar'sOfficeは無くなってスーパーに変わってしまったけど・・・」

「結構便利だな?(笑)さっきもビールとコークを買ってきたんだ^^」

ヒロミ
「はい(笑)すごく便利になりました」

オレ
「でもママが夕食をつくってくれてるんだろう?」

ヒロミ
「はい。和食。特にシンプルな料理はママ得意ですから、みんなに評判がいいです(笑)」

オレ
「そう^^ついこの間まで、夕食まの時間までに戻らないとメシが無くなる!って皆慌てて帰って来てたものだったが(笑)スーパーが出来たらそう言う事もないな」

ヒロミ
「ユーイチさんの居ない新しいmar'sに変わったんです

「私なんかママまでこっちへ来て、ここがもう自分の家みたいに思えて(笑)」

オレ
「そう^^」

ヒロミ
「ママから聞きました。父とのことでもユーイチさんに全部お世話になって、親子でこんな風に過ごせて、もう家族みたいだって・・・」

オレ
「うん。大きな大きな家族でいいじゃないか^^」

ヒロミ
「ユーイチさん。。。」

ヒロミはオレに抱き付いて来た。オレはヒロミの匂いを嗅いで思い出していた。そしてディープなキスをした。オレはヒロミの乳を揉んだ。暫くそうしていたが、ヒロミはゆっくりとオレから離れた。

ヒロミ
「じゃーお休みなさい」

オレ
「うん。おやすみ^^」

ヒロミは少し淋しそうな笑顔を残して部屋を出て行った。オレはちょっと心が痛んだ。気を取り直して四方の部屋に行ってそこで朝まで過ごした。

▼9月9日・・・

5番街のギャラリーを共同経営しているハリーと久しぶりに食事をし打合せをした。今度のニューヨーク・コレクションのプレス対策を依頼した。彼は快く引き受けてくれた。

そしてサーフォークの別荘へ行った。

オレ
「よー^^やってるなー」

遠山
「ムーさん。^^お久しぶりです」

オレ
「秋は展示会シーズンだけど、どう製作は進んでる?」

遠山
「大物は1点だけですけどね。後は基本的に実用品を中心に考えてます」

オレ
「そう^^」

オレは工房の方に入って新作の「大物」を見せて貰った。弟子になった市橋も実用品の製作の方で戦力になっているようだった。

市橋
「週末になると北川さんもこっちへ来てます」

オレ
「そっか。やつも好きだからなー(笑)」

菊水亭のスタッフとして日本料理店「ヤマシロ」の料理人としてきた北川はすっかり陶芸にハマって今では、mar'sBLGの工房の責任者になっている。

▼9月10日・・・mar'sOffice

石原
「ここがニューヨークのヘッドオフィスだな?」

酒井
「ホテルのように部屋もあって、1階がスーパーだし使い勝手がいいところじゃないか?」

オレ
「ははは^^スーパーはオレが出てから出来たのであんまり便利さは実感できてませんけど(笑)」

佐和子
「四方さんと源ちゃんがフォローに回ってくれるのね?」

ジョエル
「ヒロ^^後で教えてね?」

オレ
「ああ。悪いけど日本語で打ち合わせする^^」

オレ
「うん。じゃー横山スケジュールの確認と段取りを説明してくれ」

横山
「明日、ニューヨーク・コレクションのプレイベントがありますから、その後別会場でリハーサルが出来ます」

「リハ中の通訳は源を使ってください」

「その後、簡単なパーティーがありますので、皆さん必ず出席して下さい」

「翌日以降は、配布のスケジュール表通りですが・・・」

「今のところわかっているのはこの程度です。明日、主催者と打ち合わせがある予定なので、そこでもう少し詳しい情報が聞けると思います」

「分り次第修正連絡したします」

「他に何かあれば?」

石原
「リハの前に音響・照明はいぢる時間はあるのかな?」

オレ
「たぶんそれらを含んだ持ち時間が全部がリハ時間の割り当てだと思いますので、今回は大きな照明の変更は難しいと思います」

酒井
「ふむ。単純に服を見せるだけのショーと言うことで割り切った方がいいんだろうな」

オレ
「済みませんがよろしくお願いします」

「他には?」

「じゃー5時になったらまたここに集合して下さい^^食事に行きましょう」

オレとジョエルはその部屋を出て、オレの部屋へ入った。

オレはジョエルを抱きキスをした。そしてソファに座らせた。冷蔵庫からウーロン茶のボトルを出してグラスに入れた。それを持ってソファに座りひとつをジョエルに渡した。

オレ
「特に変わった事はない。東京と同じような打合せだ」

ジョエル
「特にニューヨークで気をつける事は?」

オレ
「東京と違ってすべてのサービスが良くない(笑)意地悪なプレスも居るし」

ジョエル
「それはパリでも同じよ^^そう思えばいいのね?」

オレ
「そうだ^^」

ジョエル
「食事は和食?」

オレ
「うん。今日は初日だから皆でうちの店に行こう^^」

ジョエル
「そう^^楽しみにしておくわ」

オレ
「ジョエルはニューヨークは初めてだったよな?」

ジョエル
「そうよ^^これまで外国には行った事ないんだから(笑)」

オレ
「じゃー食事の後、摩天楼の夜景を見に行こう」

ジョエル
「東京の夜景よりもきれい?」

オレ
「さーどうかな?高さの分だけ迫力はあるな」

ジョエル
「私、東京大好きよ^^言葉がもっと通じればずっと居たいぐらいだわ」

オレ
「ははは^^すっかり東京が気に入ったんだな(笑)」

オレはジョエルを抱き寄せてキスをした。舌を絡ませてジョエルの舌を強く、緩く吸った。そして手は自然とジョエルの乳を掴んでいた。

ジョエル
「あーヒロっ」

オレ
「ん。どした?」

ジョエル
「ヒロのオトコにキスしたい」

オレはベルトをはずしスラックスのファスナーを下げた。そして自分のモノを出した。ジョエルはすぐにオレのモノに顔を近づけて舌で舐め始めた。そして先端を口にした。

オレはジョエルの頭を撫でながら、オレのモノを与えていた。

ジョエルはオレのモノを口にしながら、ストッキングを脱ぎ始めた。そしてオレの体を跨ぐようにしてオレのモノを自分の股間にあてがい腰を落とした。

ジョエル
「うぁーーー」

オレはジョエルの両太ももを抱えるようにしてオレのモノの上にジョエルの体を乗せた。奥深くまで突き刺さった。

ジョエル
「うぅーーーヒロ。好きよ」

オレ
「オレのモノが好き?」

ジョエル
「大きくて、太くて、固いっ」

オレ
「うん。ジョエルの穴も柔らくてよく絞まるいい穴だ」

オレはジョエルの体抱いて腰を使った。オレの動きに合わせてジョエルも腰を使う。

ジョエル
「あぅ あぅ あぅ」

オレはジョエルの体を降ろして、ソファに手を付かせた。そして尻を出させて後ろから突きたてた。ジョエルの腰を持って一気に穴の奥を責め立てた。

ジョエル
「うっあーーーあーーーあーーー」

穴の奥が少し緩み熱いモノが溢れた。オレは尚も動きを止めずに責め立てた。

ジョエル
「あーーーまたっ」

「あーーーあーーーあーーー」

ジョエルは立て続けにいった。オレはジョエルの尻からゆっくりと離れてソファに座った。ジョエルもそのままオレの隣に座らせて抱いた。

ジョエル
「あぅー」

ジョエルはオレの体にしがみ付きながらまだ悶え喘いでいた。手はオレのモノを握っている。そして顔を近づけて再びオレのモノを口にした。指を使いオレをいかせようとしていた。オレはそれをやめさせた。

オレ
「ありがとう^^ジョエル。お前の口に中でいきたいけど、すぐには無理そうだ」

「夜、一緒に寝るときにしてくれ」

ジョエル
「あーーー私がヒロのを飲みたいのに」

オレ
「後で^^」

オレは佐和子の部屋に電話を入れてこっちに来るように言った。そして佐和子と入れ替わるようにオレは部屋を出た。


▼15時・・・ヒルトン・ホテル


最上階のスイート・ルーム。ドアをノックした。暫く待たされてドアが開いた。

オレ
「ムトーです。^^」


「いらっしゃいませ^^どうぞお入り下さい」

言葉とは裏腹に慇懃な態度でその男はオレを部屋に案内した。明るく広い部屋、大きなテーブルの向こうにピエールは居た。美しい女性となにやら打合せをしているようだった。

ピエール
「やーヒロ^^よく来てくれた」

オレは立ち上がったピエールの傍へ行き軽く抱擁を交わした。

オレ
「お久しぶりです^^」

ピエール
「ヒロは初めてだったな?こちらはMs.ナンシーだ」

オレ
「ヒロ・ムトーです。初めましてMs.ナンシー♪」

ナンシー
「よろしく^^ヒロ」

オレたちはテーブルの前に座った。

ピエール
「NYコレクションのプレス対策はナンシーにお願いしてあるから、何も心配はいらない」

ナンシー
「ジョエルの前評判は上々よ^^きっとNYでも成功するわ」

オレ
「ありがとうございます^^」

ピエール
「NYが終わったらすぐにパリだな?そっちはショーコが奔走しているからこれも大丈夫だろう^^」

オレ
「マダム・ショーコにはお世話になりっぱなしで、お礼のいいようがありません」

ピエール
「うむ。ショーコは君のためならなんでもするからな(笑)まるで本当の恋人みたいに」

オレ
「いえ。昔からの良き友人ですから」

さっきの男が珈琲のセットをオレの前に持って来た。そしてポットを使ってカップに珈琲を注いだ。オレは男に礼を言った。

ナンシー
「ヒロはNYUを卒業したばかりなんでしょう?それでいきなりファッション・ビジネスとは風変わりね?映画とか舞台には出ないのかしら?」

オレ
「いつか、そういう機会があれば出てみたいと思ってますが、今はビジネスが最優先です」

ピエール
「ヒロは日本からの留学生も多く受け入れてこのNYを中心にボランティアにも熱心なんだ」

ナンシー
「そう^^じゃークラブにも推薦できるわね?」

ピエール
「うん。この際だからねそう思ってる」

オレ
「何かの親睦クラブですか?」

ピエール
「ああ^^きっとヒロなら歓迎されるよ」

ナンシー
「それじゃー私はこれで^^」

ナンシーは立ち上がった。ピエールとオレも立ち上がった。

ナンシー
「それじゃーヒロ^^NYコレクション楽しみにしてるわ」

オレ
「はい^^とうぞよろしくお願いします」

ピエール
「後はよろしくな^^ナンシー♪」

ナンシーは笑顔でオレ達の前から去って行った。そしてオレはピエールといつくかの事について話し合い。パリコレの前に東京に戻って、クラブに入会する段取りを指示された。

オレはそれを慈善団体のロータリークラブかライオンズクラブなどと同じように考えていた。


▼9月27日・・・


パリコレは横山と佐和子に任せて、急遽日本に帰国していた。

ジョン
「変わった儀式で驚いただろう?兄弟」

オレ
「ええ。厳かなフインキでちょっと興奮しました^^」

ジョン
「これでヒロは正式なメンバーとして承認された^^おめでとう」

オレ
「ありがとうございます」

ジョン
「でも、君の場合は特異なケースだからジャパン・ロッジ以外でも活躍するんだろうな^^」

オレ
「私は特異ですか?」

ジョン
「うん。あまり例がない。というか初めてだよ」

「パリのグランドロッジとニューヨークのロッジからの紹介者でジャパン・ロッジに入ったのは前例がない(笑)」

オレ
「そーですか^^よろしくお願いします(笑)」

ジョン
「うん。我々の方からもお願いすることが色々あると思うけど、これからも親睦を深めよう」

オレ
「はい。じゃー今日はこれで失礼します」

ジョン
「パーティーにも必ず来てくれよ^^」

オレ
「はい^^」

オレはジョンともう1度握手をして、建物の外に出た。警備の詰め所を通り入って来た時と同じようにサインをしてアメリカ領事館を出た。

タクシーに乗る前にもう1度、その建物を見た。アメリカの国旗が風に靡いていた。


▼南青山クォーリー・マンション1Fカフェ


前田
「芦屋の麓々荘の土地押えました」

オレ
「ん?それは何だっけ?」

前田
「なかなか出ない物件ですから、ムーさんの自宅にでもと思って」

オレ
「ははは・・・」

前田
「上物は潰して沢木さんに1から考えてもらいましょうか?」

オレ
「んーーーそうだな」

前田
「まー関西へ戻って来た時の家として必要ですから^^」

オレ
「わかった」

オレは珈琲カップを手にした。

オレ
「東京でも関川とお前のところは連携が出来ているのか?」

前田
「ばっちりです。おいしい所はこっちに迂回して貰ってますからどんどん利益を転がさないと全部税金で持っていかれそうです(笑)」

NYから東京へ移って4ヶ月・・・その間に「ムトー商会」の再編を行った。不動産部門が大きくなり過ぎた結果なのだが、それを「(株)ムトー興産」という別会社にした。ギャラクシーなどのクラブ、飲食関係を「(株)ムトー商会」でやり、東京でのファッション関連を「(株)マギー」を新たに設立していた。

オレ
「銀座と六本木それぞれにもう1軒づつ新規出店する。ほんとはもっとペースアップしたいんだけどな!何しろ訳のわからんファッションを始めたからそっちに手をとられて(笑)」

前田
「東京ではどんな店でもそれなりに流行りそうですね!うちが本気で総力をあげて取り組めば、一気に勝負できそうな気がしますよ」

オレ
「うん。やっぱり絶対的に人が多い。市場がでかいな(笑)」

前田
「今夜、クラブ「シャングリラ」へ顔を出します^^」

オレ
「おう。洋子の御機嫌をとっといてくれ」

前田
「はい(笑)」

ジョエル・ブランドはまだ稼動していない。にも関わらずムトー商会の潤沢な資金を背景に着々とそれは進行していた。パリコレが終わって、実際に稼動するようになれば・・・大きな利益が見込める予定だったが、それ以前に不動産投資が順調だった。

ニューヨークも積極的に不動産投資を行うように四方に指示を出していた。静かに、そして大きな熱を孕みながらオレたちは次の時代へと着実に進んでいた。


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