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光と影の季節


浜田省吾が続きます^^

光と影の季節:2005年
1985年11月--------------

▼南青山クォーリーマンション7Fオフィス

小林
「一灯画廊の宮内さまがいらっしゃいました」

オレ
「うん。応接室の方へ」

そう言ってオレは先に応接室に入り立って待っていた。小林がドアを開け、男を案内してきた。

オレ
「いらっしゃいませ^^」

小林
「どうも突然お邪魔しまして、一灯画廊の宮内と申します」

オレ
「Maggieのムトーと申します」

お互い名刺交換をしてソファに座った。すぐに小林が珈琲を持って入って来た。宮内氏は小林に礼を言った。

宮内
「早速なんですがお電話でもお話した通り、わたくし共の顧客が「遠山作品」をどうしてもじっくり見てみたいと希望されておりまして、NYのギャラリーに問い合わせたところ、日本ではムトーさんが取り扱ってらっしゃると聞き及びましたもので、こうしてお邪魔した次第です」

オレ
「そーですか、それはわざわざご足労頂きありがとうございます。」

宮内
「遠山さんもそうですけど、ムトーさんもお若いのでびっくりしました」

オレ
「はい^^すみません。美術界は右も左もわからないのに首を突っ込んでしまって、恥ずかしい思いばかりしています(笑)」

宮内
「いえいえ、美術界もこれからはもっともっとムトーさんのようなお若い方がどんどん活躍して頂かないと活性化しませんから」

オレ
「はい^^ありがとうございます」

オレは遠山の日本語ビューブックを取り出してテーブルの上に置いた。

オレ
「これが「遠山象山」のプロフィールと簡単な作品紹介です」

宮内
「失礼します」

そう言って宮内氏はそれを手にした。頷きながらそれを暫く見ていた。

オレ
「今手元にあるのは、この3点になります」

オレはもうひとつのファイルにある写真を見せた。小林氏は黙ってそれを受け取り眺めていた。

宮内
「現在はニューヨークとパリにギャラリーがあると伺いましたが、すべて現地のエージェントの扱いなのでしょうか?」

オレ
「はい。日本ではまだありません」

宮内
「ムトーさん。私どもの店で展示させてもらえませんか?」

オレ
「一灯画廊さんの銀座のギャラリーでですか?」

宮内
「はい^^きっと他のお客様にも興味を持ってごらん頂けるのではないかと」」

オレ
「わかりました。よろしくお願いします」

詳細を打合せした後、3日後に搬入する事で合意した。オレは宮内氏を事務所の出口まで見送った。オレは自分のデスクに座った。

オレ
「遠山の「大物作品」を暫く展示してもらうことになった」

小林
「それはすごいですね^^」

オレ
「そう?」

小林
「だって銀座の一灯画廊といえば老舗じゃないですか!」

オレ
「あれ小林はその方面に詳しいのか?」

小林
「いえ、叔父が少しそういう方面で仕事をしているものですから」

オレ
「そう。今度ゆっくり聞かせてくれ(笑)」

「それから横山が来たら710号に来てもらってくれ」

小林
「はい^^」

オレは事務所を出て突き当たりの自分の部屋へ入った。オレは棚からLAの地図を取り出した。LA空港から一旦ロス市内に入り、そこからもう1度反対側のサンタモニカとの位置関係を確認した。空港でレンタカーを借りて移動するほうが面白そうだった。

浜田は由佳とLAで一緒に暮らして居る。この間、横山に電話で給料の前借を依頼してきたという・・・何か問題が発生しているのなら、これ以上放っておけない。

サンタモニカには刈谷と紗也乃が居る。刈谷には卒業したら行く!と言ったまますでに半年が過ぎようとしていた。

赤坂の料亭「桜井」の件もある。出来れば紗也乃にそこをやってもらえればと思っていたので、その相談をするつもりでいた。

ドアがノックされ横山が入ってきた。オレは一灯画廊の件を話し、遠山作品の搬入を頼んだ。2作品に3億の保険をかけるように指示した。

横山
「展示して売れそうなんですかね?^^」

オレ
「さーそれはわからん」

横山
「何かご不満でも?(笑)」

オレ
「ん?いや、ただ何もかもショーコの仕掛けのような気がしてな」

横山
「たとえそうだったとしても・・・いいじゃないですか!」

「遠山さんは、ムーさんとショーコさん。ふたりの夢だったんですから」

オレ
「パリのマダム・ショーコか・・・」


▼11月7日・・・


オレ
「まるでヒッピーだな(笑)」

浜田
「よく言われるよ(笑)久しぶりだな^^」

オレ
「どうだ?うまくやってるか?」

浜田
「ああ。遊んでいるのにちゃんと給与が振り込まれてるから優雅にやってる」

オレ
「由佳はどうしてる?」

浜田
「あいつも語学学校へ入れたからなんとかピザもとれてうまくいった」

オレ
「なら良かった(笑)」

オレは冷たいカプチーノを手にしてストローを咥えた。浜田の髪は肩まで伸びていた。バンダナを汗止めのように額に巻いている。そしてもみ上げから口元まで髭を生やしていた。ジーンズにTシャツ姿でロビーに表れた時、浜田から声をかけられるまでわからなかった。

オレ
「11月なのにこっちは暖かいな」

浜田
「東京から来たのか?」

オレ
「いやパリからだ。うちのデザイナーがパリコレに出てたもんでな」

浜田
「パリ・・・か」

オレ
「東京・ニューヨーク・パリだ。ファッション関係のビジネスを始めたのでバタバタしててこっちへ来るのが遅くなった」

浜田
「そうか」

オレ
「東京で新しい会社を立ち上げた。斉藤も仲間に入ったぞ」

浜田
「うん。聞いてる」

オレ
「東京に来るのならポジションは用意する。ミナミに戻るのもいいし、こっちで何かやるのなら応援するぞ」

浜田
「怒ってないのか?」

オレ
「ん?オレがお前にか?(笑)」

浜田
「刈谷を押し付けたままで・・・」

オレ
「こっちで一度も会ってないのか?」

浜田
「ああ」

オレ
「まっ刈谷もいつか本橋のように納まってくれるのを期待しつつ・・・それまではオレが監視するよ^^」

浜田
「すまん」

オレ
「バカヤローが(笑)それぐらいで凹むな」

浜田
「うん(笑)みんな元気でやってるのかな?」

オレ
「ああ。Player'sは長井と佐伯が頑張ってる。梅田にもスタジオを作った。そっちも楽器販売が好調だ」

浜田
「ママたちはどう?」

オレ
「理恵は北新地に2軒のクラブをオープンさせて張り切ってる」

「理沙は、お前の事を心配してる(笑)」

「玲子は偶然、洋子と子供の幼児教室で一緒になって・・・今じゃ洋子はしょっちゅうオレの家へ子供を連れて遊びにきてる。。。」

浜田
「あははは^^玲子ママとヨーコさんが仲良くなっただと!そこにお前がどんな顔をして居るんだ?(笑)」

オレ
「どっちからも・・・苛められてるよ」

浜田
「ぎゃははは^^それは是非見てみたいなー(笑)」

オレ
「まっなんにしても1度日本へ帰って来い(笑)」

「由佳の両親にも知らん顔してられないだろうし」

「お前も実家に顔を出せ」

浜田
「そーだな。。。」

オレ
「オレはこれからサンタモニカに行くけど、1週間で帰国する。なんならその時に一緒に帰るか?由佳連れて」

浜田
「・・・そうするか」

オレ
「よし!航空券の手配はこっちでする。由佳にもそう言っておいてくれ」

浜田
「悪いな」

オレは上着のポケットから小切手の入った封筒を取り出して浜田に渡した。

浜田
「なんだ?」

オレ
「ちょっと早いけど、ボーナスだ」

浜田
「3万ドル・・・そっか。オレが借金だらけなのをお見通しか」

オレ
「心配しなくていい。こっちは景気がいいんだ(笑)」

「そうだ。そこのサンタ・モニカ・フリーウエイで1直線でいいんだよな?」

浜田
「えっ?あーサンタモニカか」

オレ
「空港でレンタカー借りたからこのまま行くよ」

浜田
「うん。じゃーオレも由佳に話をして帰国の準備をする」

オレ
「おう^^」

オレはホテルにチェックインせずにそのまま浜田と別れた。そしてクルマに乗ってサンタモニカに向かった。そして海沿いのホテルにチェックインした。

ホテルの部屋に入り荷物を入れた。スーツを脱いでシャワーを浴びた。そして
コットンパンツとポロシャツに着替え、上着を持って再びホテルを出た。

カルフォルニア・アベニューとサード・ストリートの交差するところから電話をかけた。そしてもう1本西側のウィルシェア通りに出て何度か行ったり来たりするとその店「mar's Cafe」を見つける事ができた。

クルマを駐車場へ入れると彼女達はすでに表で待っていた。

刈谷
「ようこそ^^サンタモニカへ♪」

紗也乃
「mar's Cafeへようこそ^^」

オレ
「おう^^ようやく来る事ができた」

「それにしてもすっかりサンタモニカ美人になっちまって、いやー驚いた」

オレは店内に案内された。明るいリゾートのイメージそのままのカフェ・レストラン。そこに居る彼女らは少し日焼けしたカリフォルニアスタイルの美人になっていた。

オレ
「このあたりは目抜き通りだな?クルマで行ったり来たりしたけど、カフェの多いこと^^」

刈谷
「ええ。こっちに変更して良かったわよ売り上げも順調だし、ママとふたりでやるにもとてもやりやすくて」

紗也乃
「海沿いのレストランも良かったんだけど、厨房スタッフがやはり使いづらくて、こっちに乗り換えて正解だったわ」

オレ
「うん^^それに君達がこんなに光ってるとは思わなかったよ」

刈谷
「あら。ニューヨークに居る時はなんかダメだったみたいに聞こえるわ」

紗也乃
「ニューヨークも良かったけど、サンタモニカがこんなにいい所だとは思わなかったわ」

オレ
「そう^^」

オレはビールを飲みながら、いくつかの料理を出してもらって腹ごしらえをした。その間にも客はひっきりなしに訪れて、店は盛況だった。

当初取得したオーシャンアベニューのレストランは2ヶ月で売却して、新しくここをオープンさせた。女性たちで経営するにはちょうど手頃な店だった。しかし・・・どこか違和感を感じていた。

紗也乃
「じゃーモトちゃん。先にユーちゃんを家に案内してあげて^^ここは私が居るから」

刈谷
「はい^^じゃームーさん。行きましょう^^」

オレ
「ほい^^」

オレはレンタカーに刈谷を乗せて、刈谷の道案内で彼女達の家に向かった。北西に20分ほど走った。1軒家が並ぶ住宅地が続くところで刈谷の指示に従い1軒の家の駐車場へクルマを入れた。

刈谷に案内されてその家に入った。リゾート地区の家。開放的で日向の匂いのする家。2階も含めて部屋数は5部屋あるという。

庭の見える1階のリビングに通され、大きなコの字型にレイアウトされたソファに座った。

オレ
「この家はいつから?」

刈谷
「紗也乃ママがこっちへ来て暫くして買ったの^^」

オレ
「そう^^いいところだ(笑)」

刈谷
「ムーさんがようやく来てくれた^^」

刈谷はビールの用意をしてオレの隣に座った。オレはグラスを持ち、刈谷はそれにビールを注いだ。

オレ
「何から話そう?あれからずいぶん色んな事があった(笑)」

刈谷
「ニューヨークを出たのは・・・雪が降った1月だったわ^^」

「ムーさんは間島と暮らして、ニューヨーク大学を卒業して、そして東京に帰った」

「卒業したらすぐに来てくれると思ってたのに、もう11月よ(笑)」

オレ
「あははは^^まだ1年も経ってないんだな。」

「卒業の報告で帰国したら、すでに東京が動いていた」

「その東京が・・・本当に激動の日々だった」

「NYの3年間よりも変化が多くて、時間に追いつくのに精一杯だったよ」

刈谷
「うん。なんとなくムーさん見てわかった」

「以前のようなミナミの男でもなくて、東京の男でもない。精悍な日本人って感じですごくイイオトコになった」

オレ
「あははは^^褒めてもらって嬉しいなー(笑)」

刈谷
「うん。バカっぽい笑顔は変わらなくて、とてもいい感じよ^^」

オレ
「そう^^」

刈谷
「私も結構変わったと思うの^^」

オレ
「うん。なんか以前にも増して色っぽくなった」

刈谷
「うわー^^じゃー早速試して」

オレ
「ん?」

刈谷は体を寄せてゆっくりと抱き付いてきた。そしてオレの首に手を回してキスをした。刈谷の舌がオレの舌をまさぐりオレの舌を吸った。

一度離れてオレは刈谷の顔を見た。そして2度目のキスでオレは刈谷の舌を吸った。そして手は刈谷の服の上から乳を揉んだ。

刈谷
「私の部屋へ・・・」

刈谷はオレの首から手を離して立ち上がった。そしてオレの手を持って自分の部屋へ案内した。

2階の階段を上がり、突き当たりの部屋のドアを開きオレはそこに誘われた。日当たりの良さそうな部屋。窓にはカーテンがかかり薄暗い。

刈谷はオレの服を脱がせ始めた。下着までちゃんと脱がされた。オレのモノはすでに怒張していた。

刈谷は自分の服を脱ぎ始めた。オレはそれを手伝うようにしながら刈谷の体に触れていた。下着もとり素っ裸になった。

少し日焼けした体。下着、いや水着の跡・・・乳が白い。そして下半身にも同様の日焼けの跡

オレはその体を見ていた。

そしてベッドへ押し倒して刈谷の脚を持って股間を開かせた。

刈谷
「あーーー」

股間を見られている事に興奮して刈谷は切なさそうな声を上げた。オレは刈谷のふとももを持ち上げて膝をあげさせて大きくその股間を開いた。

黒々としたものの下に割れ目が見え、少し光っていた。

オレはそこに顔を近づけて、黒々としたところへ顔を擦りつけた。そして割れ目に舌を這わせた。固く尖ったクリトリスを下で転がすように舐めた。

刈谷
「あんっ」

刈谷の体がピクンと反応する。割れ目を指で開いて、ヒダも開いた。きれいな色の穴がよく見えた。オレはそこにもキスをした。

刈谷
「うぅーーー」

オレは刈谷の顔がみたくなった。伸び上がってキスをしながら手は刈谷の股間を弄り、クリとリスト穴を日本の指で挟むようにして揉んだ。

刈谷
「あーーームーさん」

刈谷の顔に自分の顔を擦りつけながら指を使う。そして刈谷の乳首を口にした。片方の手で乳を揉み。片方の乳首を舌で転がし、一方の手は股間を責め続けた。

刈谷
「あぅー」

暫くそうして刈谷の女の穴が反応して柔らかくなるのを待ってから、穴に指を二本突きたてた。

刈谷
「うぁー」

指で刈谷の穴を責め続ける。穴の中から熱いものがあふれ出し、刈谷は声を上げ続けた。頃合を見計らって刈谷の体に乗った。そしてオレのモノを刈谷の股間に突き立ててその体に被さるように乗った。

刈谷
「あくぅーーー」

オレは刈谷の太ももを持って少し抱えるようにして穴の奥深くまでオレのモノを突っ込んだ。ゆっくりと出し入れしながら刈谷の穴の感触を楽しんだ。

刈谷
「うぅーーーうぅーーーうぅーーー」

オレのモノが穴の奥に突き刺さるたびに刈谷は仰け反り声を上げた。そして徐々にそのスピードを上げながら、確実にオレのモノは奥へ奥へと入っていった。

刈谷の声を聞きながら腰の使い方に激しさを咥えた。そして一気にその穴を責めたてる。

刈谷
「うっ うぁーあーーあーーー」

刈谷は両膝を上げて、股間を開ききり手はシーツを握りしめていった。オレは刈谷の体にしっかりと乗って手を刈谷の体の下に入れて抱くようにして責め続けた。

刈谷
「あぅあぅあーーーあーーーあーーー」

刈谷はオレに力いっぱい抱き付いてたて続けにいった。

オレは刈谷の体から降りてその体の隣で寝た。刈谷の体をひっぱり横抱きにして抱いた。

刈谷の脚がオレの脚に絡まり、小さく腰を使っている。まだ穴の中で快楽が走っているようだった。オレは刈谷の背中を撫でていた。

刈谷
「あーすごいっ」

オレ
「オトコが居るな?ずいぶんこの体・・・調教されてる」

刈谷
「オトコなんか居ない。紗也乃ママにしてもらって・・・」

オレ
「紗也乃と・・・」

刈谷
「あームーさんがいい」

オレ
「紗也乃のオンナになってるのか?」

刈谷
「ママがいっぱい教えてくれるの」

刈谷は体をオレに被せてオレの乳首を口にした。そして舌を使いだんだんと下の方に降りてきた。そしてオレのモノを口にして指を使い始めた。以前と比べると格段にうまくなっている。

オレは我慢せずに少し腰を使った。脳に火花がはじけ始めた。パチパチと音が鳴るように快楽の火花が大きくなっていった。

オレ
「うっ」

オレの下半身は突っ張り、脳の中で大きく3度強烈な快感が爆発した。オレのモノの先からほとばしるものを刈谷は口で受け止めて喉を鳴らすように飲み込んだ。

そして指を使いオレのモノをしごいて先端に口をつけ強く吸った。オレは刈谷を引き上げてキスをした。オレのモノの味がした。

オレたちはベッドを出てシャワーを浴びた。そして服を着てリビングに戻った。リビングの向こう側は和室になっていた。何処となくそれ自体に違和感を持った。

リビングのソファに座った。刈谷は体を寄せてオレの隣に座る。

オレ
「すっかりこっちの暮らしが気に入っているようだな?」

刈谷
「うん。自由で過ごしやすくてとても満足よ^^」

オレ
「ボーイ・フレンドとかは?」

刈谷
「んーパーティーでは誘われたリするんだけどねー今のところナシよ!」

オレ
「紗也乃には?」

刈谷
「ママは私よりモテるけど恋人は居ないわ」

オレ
「そっか。オレ一度ホテルに戻るよ!夕方3人でちょっと優雅に食事しよう」

刈谷
「そう?じゃーママに連絡いれておくわ」

オレ
「うん。じゃーまた後で」

刈谷
「はーい」

オレはレンタカーに乗ってホテルへ戻った。ベッドに転がってキャメルに火を付けた。予定を大幅に短縮してオレは日本に帰ろうと思っていた。

予約しておいたホテルの最上階のレストランに入った。すでに夕焼けは終わりかけていた。オレはたちは窓際の席に案内され、それぞれ好みのメニューをオーダーした。そしてワインと・・・

オレ
「再会にカンパイ^^」

紗也乃&刈谷
「カンパイ」

オレ
「パリコレが終わってそのままの流れでこっちにやってきたら暖かいな(笑)」

紗也乃
「向こうはすっかり晩秋というか冬?」

オレ
「うん」

刈谷
「こっちにいるとそういう季節感はなくなったかも」

オレ
「帰りたくならないか?」

紗也乃
「どこへ?ニューヨーク?」

オレ
「NYでも日本でも(笑)」

刈谷
「ここがいいわ^^」

紗也乃
「私もすっかり気に入っちゃった」

オレ
「そう」

食事が終わった後、刈谷は気を利かせて先に家に帰った。オレと紗也乃は場所を変えカウンターでふたりで飲んだ。

オレ
「気に入ってご機嫌でやっているのなら何よりだ」

紗也乃
「そう^^ユーちゃんらしいわ」

オレ
「何が?」

紗也乃
「怒ってるのに怒らない・・・」

オレ
「そうか(笑)なら聞くけど本当にこれでいいのか?」

紗也乃
「私、男が居るのよ^^黒人の・・・すごいのっ!もうメロメロなの」

「体が離れられない。ドラッグも使われてるし」

オレ
「・・・」

オレは怒りがこみ上げてきた。グラスを握り潰しそうになり喉が鳴った。オレはブランデーを呷った。

紗也乃
「ウソよ」

オレ
「・・・」

今日、浜田と会った時から、刈谷を抱いていた時から、の怒りが一気にピークに達してしまった。オレはカウンターのイスから降りた。

紗也乃
「待って!ごめん。本当に冗談なの」

オレは紗也乃を睨みつけた。紗也乃の瞳の奥に怯えが見えた。

紗也乃
「今はもうしてない」

オレは紗也乃の腕をとってそのレストランを出た。EVに乗り7階で降りて自分の部屋に連れて入った。

オレ
「裸になれ!」

紗也乃
「・・・」

オレ
「今すぐだ」

オレの怒りは収まらなかった。紗也乃は服を脱ぎ下着だけになった。

オレ
「全部だ」

紗也乃は黙って言われるままに下着を取った。オレは紗也乃の体をベッドに押し倒した。脚を持ち上げて股間を見た。後ろの穴が少し変色していた。

オレは紗也乃のカバンをとって机の上に中身をぶちまけた。それらしきものは無かった。

オレはそのまま机の前のイスに座ってキャメルに火を付けた。

オレ
「今日お前の家に行った時、刈谷を抱いた時から気に入らなかった」

「あの店はお前らの名義に変えてやるから好きにすればいい」

「オレは明日帰る。もう来ない。刈谷にもそう言っておけ!」

紗也乃
「私たちは・・・捨てられるのね」

オレ
「お前らがそれを望んだ」

紗也乃
「お願いっ!抱いて」

紗也乃は裸のままオレが座るイスの前に来てオレの股間に入った。ベルトを緩めてオレのモノを取り出そうとしてる。オレは立ち上がってスラックスと下着を同時に脱いだ。オレの怒張したモノが露出した。オレはイスに座った。

紗也乃はオレのモノをいっぱい口にして激しく動いた。オレは足を紗也乃の股間に入れた。紗也乃はオレの足を挟み込んで腰を使った。暫くそうさせていた。

オレは紗也乃体を持って床に四つ這いにした。

後ろから無造作に突っ込んだ。

紗也乃
「うぁーーー」

腕を取り後ろ手にして交差させ馬に乗るように単調に責めた。

紗也乃
「あーーーユーちゃん」

オレ
「黒人に比べたら大した事ないだろう(笑)」

オレは一定のリズム感で責めた。怒りは収まらない。紗也乃の穴がいくらオレのモノを締め付けて紗也乃が声を上げようとオレは快楽を押えられる。

紗也乃は何度もいき続けた。

紗也乃
「あぅー許してください」

「あーもうっゆるして」

「あーまた」

オレは穴の奥にいっぱい突っ込んだまま紗也乃の腰を持って小刻みに激しく動いた。紗也乃の子宮口の間にオレのモノがあたりながら振るえ続ける。

紗也乃
「うぁーああああああ」

オレは紗也乃がいったのを確かめてその尻から降りた。そしてイスに座った。キャメルに火をつけた。

紗也乃は床に崩れながらもまだ体は動いて悶えていた。声も出ていた。

紗也乃
「あぁぁぁ」

オレ
「こっちへ来い」

紗也乃はその声に反応してゆっくりとオレの方へ這うようにしてやってきた。

オレ
「口で咥えろ!つばをいっぱい絡めるんだ、すぐにケツに突っ込む」

紗也乃はオレのモノに唾をいっぱいつけた。オレは乱暴に紗也乃の体を扱ってもう1度四つ這いにした。そして後ろの穴に自分のモノをあてがい一気に突きたてた。

紗也乃
「うがぁぁぁ」

オレのモノは先端から少し入った。少しづつ出し入れしながら半分ほど入れた。そしてゆっくりと丁寧に抜いた。後ろの穴はデリケートだ丁寧に扱わないと・・・

オレは紗也乃をベッドに寝かせた。そして紗也乃の両脚を持ち上げて股間をいっぱい開かせて肛門に再び突っ込んだ。

こんどは少し緩く感じたそしてオレのモノは奥深く穴の中に入った。

紗也乃
「うぁぁぁ」

オレはしっかりと腰を使い動いた。

紗也乃
「あぁぁぁ」

「あぁぁぁいぃー」

「あーいぃの止めないで」

「止めないでね」

「うあああああ」

「なんでも、なんでも言う事きくから」

「あー捨てないでお願い」

「あーいいいいぃー」

紗也乃はケツでいき続けている。表情はまるでドラッグをしているように嬉しそうな表情でケツの快楽を味わっていた。オレはバカらしくなって紗也乃の体から降りた。

オレ
「すぐにきれいにしろ」

紗也乃
「はい。。。」

紗也乃はバスルームへ行った。オレはベッドヘッドに靠れてベッドの上に居た。紗也乃はタオルを持ってオレの近くにきた。そしてオレのモノを包むようにして拭いた。

オレ
「どこで覚えたんだ?黒人の少年に調教されたか?」

「もういい向こうにいけ」

紗也乃
「ごめんなさい」

オレ
「うるさい」

紗也乃
「あなたの奴隷になるから・・・傍に置いて」

オレ
「何が奴隷だバカヤローが他の男に言ってろ!」

「お前にすっかり騙されてたよ!」

「バカオンナがっ!」

紗也乃
「イヤー」

紗也乃はオレの脚にしがみ付いたそしてオレのモノに顔をこすり付けて泣いた。

オレ
「・・・」

「オレは明日帰る。1週間ですべて処分して東京へ来い」

紗也乃
「はい。。。」


▼11月15日・・・ミナミ「菊水亭」


山城
「いやー紗也乃ママが入ってくれてほっとしました(笑)」

オレ
「引継ぎもありますし他に適任者も居ないのでなんとか紗也乃でまとめました」

横山
「これで予定していた再生プランも実施できますし、なんとかなりますよ」」

前田
「隣接する自宅の方も今月末で出られるようなんで、ムーさんがそこへ入ってもらえれば赤坂が本部になりますね^^」

山城
「12月からは本格稼動ですね。時期もいいですから頑張って下さい」

オレ
「ありがとうございます^^」

山城
「じゃーどうぞごゆっくりして行って下さい。」

そう言って山城さんは離れの部屋から出て行った。オレはたちはそのままそこで食事をしながら飲んでいた。

前田
「ムーさん。赤坂だけで2000坪ですよ!赤字であれなんであれキャピタル・ゲインを考えれば怖いものなしですよ(笑)」

オレ
「だからと言って売れるわけじゃなし「桜井」を継続営業する事が条件だからな」

横山
「しかしまー最後まで女将問題はどうなるかと思ってましたが決まって良かったです(笑)」

前田
「決まってしまうと、それで良かったと思えるから不思議だ(笑)」

オレ
「そうか?クラブのママを誰にするか?その程度の問題と変わらないさ」

横山
「あははは^^ムーさんにすればその程度なんでしょうが、オレたちは色んなところからプレッシャーを受けて大変だったんですから(笑)」

前田
「玲子ママも気にしてましたから^^」

オレ
「とりあえずそういう事でよろしく(笑)」

5月に「桜井」を取得する事で合意していたが、先方のハワイ移住の予定とのバランスで11月までに「桜井」の引継ぎを終える事になっていた。すでに名義変更は終わっており、昭和相銀から融資も降りていた。

その予定で行くともう少し早く女将の人選が出来ていてもおかしくなかったのだが・・・難航した。

結果的に女将に紗也乃、若女将に刈谷という組合せに誰もが納得した。首都東の赤坂。政治がらみの顧客も居る料亭経営は、女将ひとりではとてもじゃないが取り仕切れない。これまでミナミでギャラクシーを中心としたクラブが発展してきた背景に理恵の下に佐和子が居て他の店の管理も出来ていた。

そういう意味で、紗也乃&刈谷はまだその力量が未知数だが、大いに期待をもたれることになった。

オレは違った。紗也乃の性癖を改めて知り、紗也乃の女としての扱い方を考えた時に手元に置いていたほうがいいと判断した結果だった。

前田と横山が建設会社との打ち合わせがあるという事で「菊水亭」を出た。入れ替わるように理恵がやってきた。

理恵がオレの隣に座ってビールを注いだ。

理恵
「お帰りなさい^^」

オレ
「うん。北新地は2軒とも好調でなりよりだ^^」

理恵
「はい。おかげさまでなんとか^^」

オレ
「さすが理恵ちゃんだなー」

理恵
「東京も洋子が頑張ってるんでしょう?妹に負けられないもの」

オレ
「今やミナミとキタを制するギャラクシーの「理恵ママ」には適わないさ」

理恵
「あはっ^^でもほんとはユーちゃんの傍に居たいのよー」

オレ
「ははは^^最近理恵は甘えん坊になってきたもんなー(笑)」

理恵はオレに体を寄せて甘えてきた。オレは理恵にビールを注いでやった。

オレ
「この部屋だけど山城さんが専用に使ってくれていいと言ってたけど?」

理恵
「そう^^良かったわね」

オレ
「理恵・・・正直に言え(笑)どんな裏があるんだ?お前が脅したのか?」

理恵
「脅すだなんてとんでもないわ!逆よ^^ちゃんと私がお世話してるの」

オレ
「山城さんに女をか?(笑)女将にバレないようにしてくれよ」

理恵
「それは大丈夫よ心配しないで^^だからこれからはここで私とユーちゃんはラブラブしようね^^」

「この部屋に専用のお風呂も作って貰ったのよー後で一緒に入ろう^^」

オレ
「さっきちらっと見せて貰った(笑)」

「ここはもう居ながらにして温泉宿気分になれるな^^」

理恵
「そーでしょう^^私も嬉しいの!私外のお風呂に入れないもの」

「これでユーちゃんが頻繁にここに帰って来てくれたら言うことなしよ^^」

オレ
「あははは^^」

理恵が山城さんに女をあてがっている。たぶん「桜井」の話もずいぶん前から山城さんから理恵は聞いていたのだろう。もしかしたら「龍」の話も・・・だが、今更咎めてももう遅い。

理恵は奥の部屋に布団を敷き、そこにふたりで入って緩いセックスをした。そしてその部屋から外へ続くドアの向こうに風呂場が新しく出来ていた。二人で入るには十分過ぎ、外の庭がよく見える開放感のある風呂場だった。

こんなものまで作らせて、専用の部屋を確保するとは・・・理恵の力は想像以上に大きくなっていた。

改めて部屋に「菊水亭」の夕食が運ばれてきた。オレと理恵は浴衣に丹前姿で食事をした。

オレ
「本当に何処か旅行に来た気分だな?」

理恵
「うん。こんなに気持ちいいとは思わなかったわ^^」

オレ
「これからの季節はもっといいだろうなー(笑)」

理恵
「そーね^^カニやふぐももう外へ食べに行かなくてもここですべて料理してもらえばいいし、その分ユーちゃんとゆっくり過ごせるから嬉しいー」

オレ
「ああ。オレも嬉しいよ」

オレと理恵は本当に旅行に行ったような気分で、その日はここに泊まった。翌朝も部屋で一緒に朝食をとりオレは菊水亭を出た。

そしてあらためてここがミナミのど真ん中である事を思い出した。オレはスカイ・マンションの地下駐車場からクルマを出して神戸に向かった。

車の中から電話をかけて自宅に向かった。

岡本ハイアット・マンションの地下駐車場へ車を入れて、EVで3階に上がった。インターフォンを押し鍵を使って入った。

玲子
「お帰りなさい^^」

オレ
「ただいま^^」

オレは玲子を抱いて軽くキスをした。そしてリビングに入りソファに座った。

オレ
「ただいまー裕美」

裕美
「○▼りーユーちゃん」

オレ
「うん。ひろとは?」

裕美
「よーちえん」

オレ
「そっか^^」

玲子
「お蕎麦出来たわよー^^」

オレ
「おう^^」

オレは裕美を抱き上げてダイニング・テーブルの方へ移動した。子供用の背の高いイスに裕美を座らせた。

目の前にざる蕎麦とダシ巻き玉子が出ていた。

オレ
「いただきまーす」

裕美
「まーす」

玲子は裕美の隣で蕎麦を食べさせていた。

玲子
「おかーさまが自宅の建替えのプランを持って来られたわ」

オレ
「ん?あっちの家をか?」

玲子
「2世帯住宅を建てようと思ってるらしいの?」

オレ
「なんで?」

玲子
「私達と一緒に暮らすためよ」

オレ
「バカなっ(笑)」

玲子
「この間の食事であなたとおとーさんの仲直りが出来たって喜んでたから」

オレ
「ははは^^もう遅い(笑)」

玲子
「何が?」

オレ
「新しい家を買ったから^^」

玲子
「えっ?」

オレ
「芦屋の六麓荘だ。300坪ある。車も5、6台は停めれる」

「上物は古いけどなかなか赴きがあっていいぞ^^」

「なんなら建替えてもいい」

玲子
「そんな・・・(笑)」

オレ
「庭も広いし犬も飼える。裕人も喜ぶぞ!」

玲子
「いいのかなー?おかーさま達、来難くなるんじゃない?」

オレ
「ヤツラが来るのは盆と正月ぐらいでいい(笑)」

玲子
「ダメよユーちゃんそんな言い方したら」

オレ
「玲子は芦屋のマダムが似合う^^って前田が用意してくれた」

玲子
「うわーどうしよう^^」

オレ
「嬉しい?」

玲子
「うん。おかーさま達にはちょっと悪いとは思うけど・・・嬉しい♪」

オレ
「良かった^^」

オレ
「それから東洋ビルだけど、隣地を取得できそうなので建替える」

玲子
「えっ?」

オレ
「テナントビルとして付加価値の高いビルにする」

玲子
「そう^^でもビルが建替えの間、収入は止まっちゃうわね」

オレ
「別に必要ないだろう?」

玲子
「うん。貯金があるから大丈夫よ^^」

オレ
「あー何言ってんだ?オレの給与が入ってるだろう?」

玲子
「ううん」

オレ
「オレが渡した銀行の通帳とハンコは?」

玲子
「置いてあるけど?」

オレ
「そこに毎月給与が入ってるんだぞ!それを使うように言っただろう?」

玲子
「あらっそうだったの?」

オレ
「あははは^^バカだなー今まで使ってなかったのか?」

玲子
「うん。そのまま仕舞ってある」

オレ
「それを使え(笑)」

玲子
「いいの?」

オレ
「なんでそんな事聞くんだ?(笑)お前はオレの女房だろうが」

玲子
「はい^^」

オレ
「オレがNYへ行ってる間の3年分・・・相当溜まってるぞ^^」

玲子
「うわーなんか楽しみだなー(笑)」

オレ
「あははは^^」

東洋ビルは内海さんから玲子に譲られたものだったので、玲子の会社、広瀬オフィスの名義になっている。そしてLINDAも広瀬オフィスのモノだった。東洋ビルのサウナやカプセルホテルの収益やLINDAの利益が玲子個人の利益となっていた。それだけでも1家族が優雅に暮らせるはずだった。

オレたちは裕人を幼稚園に迎えに行った後、地元の管理会社の不動産屋へ行き芦屋の六麓荘へクルマを走らせた。そして取得した家を見に行った。

その後、ファミレスで食事をしてから自宅に戻った。子供らを風呂に入れ寝かしつけ玲子はリビングに来た。

オレ
「それにしても広すぎるな?(笑)」

玲子
「うん(笑)でも風格があって眺望もよくてすごい家だわ」

オレ
「気に入ったか?」

玲子
「うん。夢みたい^^」

オレ
「(笑)」

オレはグラスのビールを飲んだ。玲子はそれにビールを注いだ。

玲子
「ねー最近、ヨーコさんと話した?」

オレ
「いや、何?」

玲子
「幼児教室で会わなくなったと思ったらどうも裕也君を保育所に預けてるみたなの」

オレ
「ふーん」

玲子
「ちょっと気になったものだから」

オレ
「そう」

なんでもない話をした後、オレたちはベッドルームに行った。そして玲子はオレに何もさせないままその体でオレを喜ばせてくれた。


▼11月17日・・・


摂津本山駅前の駐車場にクルマを停めた。そしてそこから歩いて「あおやま」に入った。オレはサングラスをかけたまま店内に入りカウンターに座った。

ヨーコ
「いらっしゃい^^ヒロ!久しぶりね」

オレ
「おう^^ようやくちょっと落ち着いた」

ヨーコ
「NYにパリそして東京でしょう?すごいわ^^」

オレ
「全体の景気がいいからな(笑)」

オレは表の女の子が持って来てくれたオシボリを使い珈琲を頼んだ。

ヨーコ
「この間、ショーヘーが来たわ^^由佳ちゃんと一緒に」

オレ
「そう。でどうだった?」

ヨーコ
「うん。すっかり夫婦のフインキだったわよ」

オレ
「そっか(笑)で、ヨーコのところはどう?」

ヨーコ
「うちは相変わらずよ^^旦那は毎日仕事で忙しいし休みの日はゴルフ三昧だし、まるで私は独身のようにお気楽よ(笑)」

オレ
「あははは^^なんかオレは耳が痛い(笑)」

ヨーコ
「あっ!ごめんね^^そんなつもりじゃないから(笑)」

ヨーコと玲子は仲が良い。子供を通じて共通の話題もあり、お互い性格もさっぱりとして相性もいいのだろう。玲子とはきっとお互い独身のような生活だと言っているのかも知れない。

オレの前に珈琲が置かれた。フレッシュ・ミルクに少量のブラウンシュガーを入れた。そしてカップを持った。

オレ
「裕也は元気か?」

ヨーコ
「元気よ^^」

オレ
「うちと一緒の幼稚園に入ればいいのに」

ヨーコ
「うちは保育園だからダメよ」

オレ
「なんで保育所なんだ?」

ヨーコ
「違いは微妙なんだけど、ヒロはわからなくいいの(笑)」

オレ
「あっそう(笑)」

わかってるさそれぐらい。これでもクラブ経営していると、若くして離婚したホステスが結構いたりするんだ。だから保育所がどんなところか知っている。そして夫婦が共働きしなければならない理由・・・オレはそれを心配したのだが・・・

オレ
「ヨーコちょっと出れないか?」

ヨーコ
「んーいいわよ」

オレは席を立った。ヨーコは表の女の子と何か話して、一度奥に消えた。オレは支払いを済ませて先に外へ出て待っていた。

ヨーコ
「お待たせー」

オレ
「おう」

駅前の駐車場でベンツのドアを開いてヨーコを乗せた。

ヨーコ
「ベンツの500SL・・・すごいの乗ってるのね^^」

オレ
「会社のクルマだから(笑)」

国道2号線まで出て芦屋に向かった。芦屋駅前の駐車場へクルマを入れて、駅前の喫茶店に入った。珈琲と紅茶をオーダーした。

ヨーコ
「このあたりも開発が進んでるわね」

オレ
「そーだな(笑)芦屋と住吉に挟まれて本山が置き去りにされてるな」

ヨーコ
「なんか悔しいけど(笑)」

オレ
「サンタモニカで暮らすか?」

ヨーコ
「えっ?」

オレ
「向こうでやってた人間をコッチに戻したから管理するやつが誰も居ないんだ(笑)」

ヨーコ
「うわー^^ヒロとバイクで走ったところね(笑)」

オレ
「どう?」

ヨーコ
「3年前ならすぐにオッケーしたわ(笑)でも今は無理だわ」

オレ
「そっか(笑)じゃーこの辺りで喫茶店でもやろう」

ヨーコ
「ヒロ。どういう事?」

オレ
「大した意味はない。言葉通りだ」

運ばれてきた珈琲にフレッシュ・クリームを入れた。

ヨーコ
「私の事・・・心配してくれてるのね」

オレ
「お前の旦那・・・お前を舐めてるな!(笑)オレの出番だ」

ヨーコ
「・・・何をするつもりなの?」

オレ
「ヨーコをピカピカにする^^それだけだ」

ヨーコ
「・・・」

オレたちはそれ以上その話をしなかった。そしてオレはヨーコを「あおやま」まで送った。そしてミナミに戻った。


▼14時・・・スカイ・オフィス


オレ
「おっす^^」

本橋
「お疲れ様です^^」

オレは中央のテーブルに座った。すぐに本橋は珈琲を入れてくれた。そしてフレッシュ・クリームも

オレ
「ステーキ・ハウス。お前のおかげでヒットしてるって聞いてる」

本橋
「いえ。ちょっと豪華なサラダがウケてるだけです(笑)」

オレ
「そのおかげでステーキ・ハウスに女性客が多いのなら何よりだ」

本橋
「実態は、クラブのホステスさん達が動員かけてくれてるからです」

オレ
「あははは^^次は東京だぞ!」

本橋
「えーーー本気ですかー?(笑)」

オレは珈琲を口にした。

本橋
「刈谷も赤坂の料亭の若女将なんでしょう?」

オレ
「女将になる紗也乃をフォローしてくれるらしい」

本橋
「サンタモニカのカフェからいきなり赤坂の料亭って、大丈夫かなー?」

オレ
「なんか話したか?」

本橋
「ええ。長電話しました」

刈谷がちょっと不安がっている事、オレが紗也乃に対して強引な事にも不満を持っているようだという事などを遠慮気味に教えてくれた。

オレ
「そっか。教えてくれてありがとう^^気をつけるよ」

本橋
「いえ。刈谷がちょっとナーバスになってるだけですからムーさんの責任ではありません」

オレ
「そう。ところで、香は・・・どう?」

本橋
「はい・・・ちょっと気になります」

オレ
「何か?」

本橋
「私と居ても、NYの時の話を何度もして・・・」

オレ
「それは今までもそうだっただろう?」

本橋
「ちょっと違うような気がします」

オレ
「・・・どうしたらいい?」

本橋
「一度会って、お茶でもしたらどうでしょう?」

オレ
「それだけですまなかったら?」

本橋
「それはそれで仕方がないと思います」

オレ
「・・・」

オレは珈琲カップを口にした。香が昔話ばかりをする。危険な兆候なのは知っていた。それを本橋もおかしいと気付いている。急ぐ必要があるかも知れない。

本橋は「仕方ない」と言った。どういう意味が込められているのか?オレはそれ以上聞かなかった。

ヨーコに香・・・それぞれ結婚生活に問題を抱えているようだったが、オレはどれひとつとしてじっくりと対応する時間がなかった。



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