![]() 2011.02.23 Wednesday
中東情勢・・・リビア
![]() カダフィ氏「最後まで戦う」「一軒ずつ回って粛清」 反体制デモが続くリビアの最高指導者カダフィ大佐は22日、国営テレビを通じた演説で「私はリビアで死に、殉教者になる」と述べて退陣を拒否。さらに「最後の血の一滴まで戦う」とし、デモを断固として抑え込む姿勢を鮮明にした。だが、カダフィ体制を支えてきたオベイディ公安書記(公安相)が22日、辞意を表明するなど体制内の亀裂が深刻化している。「リビアは世界を導いている。今ではリビアのカダフィやその革命は誰でも知っている。カダフィは辞めない」と述べ、退陣する理由はないと強調。反体制デモについては「(デモ参加者は)薬物を与えられて行動するギャング。ドブネズミ以上の存在ではない」と切り捨て、「家々を一軒ずつ回って粛清しろ」と徹底的につぶす姿勢を示した。エジプト、チェニジアに続き、ついに独裁国家リビアでも反政府デモが火を吹いているようですが・・・カダフィは傭兵を使い。デモ隊に発砲し、力で抑えつけようとしようとしている。そして今度は、家々を一軒づつ回って静粛するだと!この独裁者許せんなっ! ブッシュ元大統領から北朝鮮と並び悪のテロ国家と名指しされていた「リビア」崩壊間近か?
国際社会と適切な措置=リビアのデモ弾圧非難−米_画像
ダフィ氏、完全に孤立か…反体制派が東部制圧_画像 「解放区」の高揚 武装住民「自由なリビアへようこそ」_画像 ▼2月25日------------ 治安部隊、トリポリでデモ隊に発砲…死傷者多数_画像 ▼3月2日------------- リビア反体制派、軍事評議会を設立 首都進攻に向け ▼3月8日------------- カダフィ氏が命乞いで退陣提案!現地で報道_画像 ▼3月19日------------ カダフィ政権 即時停戦を受け入れ 英仏の軍事介入はいったん回避_画像 米大統領が警告 即時停戦拒否なら「軍事行動」_画像 オバマ米大統領は18日、ホワイトハウスで声明を発表し、リビアの最高指導者カダフィ大佐に即時停戦と主要3都市からのリビア軍の撤退を要求。条件に「交渉の余地はない」と述べ、受け入れを拒否すれば、国際社会と連携して国連安全保障理事会の決議に基づく「軍事行動に踏み切る」と警告した。仏「空爆準備完了」、空港などが初期目標か_画像 昨日、リビアは停戦を受け入れたが、その後反政府軍に対する攻撃は止まっていない。イギリス、フランスはリビアに介入する気配を見せ、ついにアメリカも強硬処置に踏み切る警告を出した。 このあたりは民主党でも共和党でもアメリカの姿勢は一貫してますね。 ▼5月1日------------ リビア政府のイブラヒム報道官は1日未明(日本時間同日朝)、北大西洋条約機構(NATO)軍が30日夜から1日未明にかけて実施した首都トリポリ市内の空爆で、最高指導者カダフィ大佐の息子セイフルアラブ氏(29)と大佐の孫3人が死亡したと発表した。中東の衛星放送アルジャジーラなどが報じた。空爆当時、カダフィ大佐とその妻もセイフルアラブ氏と同じ邸宅内にいたが無事だったという。 ▼10月20日--------- カダフィ氏死亡、逃走中に空爆…評議会発表 という事で独裁者の最後はやはり哀れなものだった。そう言えばイラクのフセインも最後は小屋に床下に隠れていたところを発見されて拘束された。さすがに殺されはしなかったものの、裁判で有罪になり死刑に処せられた。当然カダフィも捕まれはそうなる!と徹底抗戦したのだろうが、この人の場合はあまりにも恨まれていたのだろう。発見逮捕後すぐに殺されてしまったようだ。 ![]() |