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星降る夜に


「星降る夜に」東京スカパラダイスオーケストラ&甲本ヒロト

ゲストボーカルが入った時のスカパラはいいですねー(笑)
1987年12月---------------

12月1日・・・藤原神社

宮内
「龍斉さま。本年度より事務局付きとなりお手伝いさせて頂く事になりました。どうぞよろしくお願いいたします」

オレ
「こちらこそどうぞよろしくお願いいたします」


「これで空席になっていた事務局長も松井さんが兼任なさってますます藤原神社も隆盛を極めることでしょう」

男2
「今年の例大祭は過去最高の人出となりましたし、地元の方々にも好評を博して万々歳でした。何よりも龍斉さまと新しい神職の方々の演舞が素晴らしく、若い氏子たちも大喜びでしたよ」

男3
「来年は芦屋藤原も開社し、赤坂藤原、それにパリ藤原も着々とその準備が進められているとの事で、もう藤原神社の氏子、崇敬者一同心待ちにしております」

男4
「それもこれも15代龍斉さまのご神得・・・どうぞ今後ともよろしくお願いいたします」

オレ
「こちらこそ、よろしくお願いいたします」

オレは退屈な年寄りの話を聞きながら、例大祭の成功が地元の氏子たちの意識を高め新たな氏子の増加に繋がっている事にほっとしていた。

もう少しだけ年寄りの話を聞いてからオレは次の部屋へ移った。そこにはすでに婦人会の方々が集まり待っていた。

オレ
「大変お待たせして申し訳ございません」

高瀬
「いいえ^^理事の方々も例大祭が大成功に終わって喜んでいらっしゃいますから、龍斉さまとゆっくりとお話がしたかったのでしょう^^」

女1
「うちの娘もすっかりと龍斉さまのファンになってしまったようで、家には龍斉さまのマスコット人形がたくさん飾られているんですよ^^」

女2
「この間、うちの娘は龍斉さまの人形を学校の鞄に付けているので、しかりつけましたのよ!龍斉さまを粗末に扱うと神罰が下るわよ!って・・・近頃の娘はもう龍斉さまをただのタレントのように思っていて・・・龍斉さま。申し訳ありません。^^」

女3
「うちは中学生の息子なんですが、龍斉さまや神職の方々の演舞を見て、僕もやりたい!なんて言ってましたわ^^」

高瀬
「あら。それじゃー是非、藤原道場や神職講習をご受講なさって、装束をつけて演舞をおやりになればよろしいのでは?ねー龍斉さま」

オレ
「ははは・・・人形を鞄につけてくれるのは嬉しい限りですよ^^神罰なんてあり得ません。それにどんな形であれ、藤原神社に興味を持っていただけると言う事はありがたい事ですし、どうぞ道場にも来て頂きたいものです」

高瀬
「今年の巫女さんのお手伝い希望者もびっくりするぐらい多くて、お断りしなければならない事態になってしまいました。これからは巫女さんも常時お手伝いしてもらえる方々を増やさなければなりませんね」

女1
「巫女さんたちの装束も一新されて、華やかになりましたものね^^できたらわたくしも1度そのような格好をしてみたいと思いますもの(笑)」

女2
「あはっ^^やっぱりあの装束は皆さん着てみたいと思っていらっしゃるんですね?」

女3
「ええ。清楚で可愛らしくて華やかで、素敵ですわ^^」

高瀬
「巫女以外の女性衣装もなかなかいいでしょう?私はあれを一度つけてみたいと思っておりますわ」

オレ
「ははは・・・是非皆さんの装束姿を見せて下さい」

女1
「うわーじゃー龍斉さまとご一緒にお写真でも撮ってもらっていいでしょうか?」

オレ
「はい^^私でよければいつでもご一緒させていただきますよ^^」

オレは笑顔で調子のいいことを言った。そして、一礼してその場を離れた。オレは2階の自室に入った。すぐに美香が入って来て、オレに熱いお茶を入れてくれた。

美香
「お疲れさまです。^^」

オレ
「年配の人のご機嫌伺いは疲れる(笑)」

美香
「でも皆さん例大祭の成功をあんなに喜んで下さって、これまでとはえらい違いです(笑)」

オレ
「そう(笑)まー街でも評判になったようだから、氏子としては嬉しいんだろう」

廊下から声がかかり松井と横山が入って来た。

松井&横山
「お疲れさまです^^」

オレ
「おう^^」

美香は松井と横山にもお茶をいれてテーブルの上に置いた。それぞれ美香に礼を言った。美香はご機嫌の様子でそれに応えていた。

松井
「早速ですが年末、年始のスケジュールの詳細が出来てますので、また目を通しておいて下さい」

横山
「それと赤坂の方の周辺の土地の買収ですが、なんとかうまく行きそうです。前田さんが奔走してくれてます」

オレ
「わかった。それより宮内さんはいつの間にこっちに来る事になったんだ?」

松井
「はい。北脇さんの失踪でムーさんに迷惑をかけたからとおっしゃって、自分でできる事は何でも協力したいと以前からそういう希望があったものですから、手伝ってもらう事になりました。前野さんの推薦で、氏子会の承認も得られたようです」

横山
「この世界は年配の方が多いから、宮内さんが調整役で入ってくれると助かりますよ」

オレ
「本業の方に支障はないのかなー?」

松井
「何でもムーさんのお陰でフランスにも協力なパイプが出来たと喜んでましたよ」

オレ
「そっか。銀座の画廊の方には美咲ママも居るし、画商ビジネスは彼女の方が似合ってるかも知れないな」

横山
「美咲ママって宮内さんのお嬢さんだったんですね!全然似てないからびっくりしましたよ(笑)」

オレ
「きっと宮内さんの奥さんが美人なんだろう(笑)」

松井
「その美咲ママですが、すでに崇敬者にもなってくれてますし、赤坂やパリのプランにも積極的に協力してくれてます」

オレ
「赤坂?じゃーすでに純子とうまくやってるって事か?」

松井
「はい(笑)」

オレ
「なんか、それぞれでグループ化されてきてるな」

横山
「それっていい事じゃないですか?何か問題でも?」

オレ
「いや、特に何かあるわけじゃない(笑)」

急速に拡大していく中で人の問題は大きかった。これまではただの営利集団で、自分たちが気にいる店をつくればそれに呼応する客がついてくると好き勝手にやっていた。もちろんそれは事業として成り立っていたが・・・宗教法人というわけのわからない団体で、善意からのボランティアや寄付に頼る運営は、その評価の線引きが難しい。オレはそこに少なからずの危機感を持っていたが、それを打開する案は持ち合わせていなかった。

一通り話をして、松井と横山は赤坂に戻って行った。オレは明日、こっちに来客があるのでそのまま滞在する予定だった。

美香
「マギーのお店の方達からも神職への希望が多いんでしょう?」

オレ
「あいつらはそれ自体をファションとして捉えているからな(笑)どこまで続くかわからないよ」

美香
「そう^^でも龍斉さまも最初はそうだったでしょう?(笑)」

オレ
「オレは今でもそうさ(笑)飽き性だしな!」

美香
「まーそんな事^^」

オレは自分で言った通り、最初から宮司なんてやる気はなかった。ただ小佐野氏の遺言や美香の13代巫女姫の継承に関わった行きがかり上止む無くそうなっただけで・・・元々藤原神社は巫女でなりたっていた神社で宮司はただの飾り程度だと聞いたから引き受けたものの・・・いつの間にか気がついたら、事態は大きく変化していた。ただその程度の事だった。

廊下から声がかかった。そして美香が扉を開いて高瀬婦人会会長を招きいれた。

高瀬
「龍斉さま。先ほどはありがとうございました。婦人会の方々も大喜びで帰られました」

オレ
「そうですか。それは祝着至極でなによりです」

高瀬
「はい。ところで美香さん。龍斉さまとおふたりだけでお話をしたいと思います」

美香
「・・・はい。どうぞごゆっくりと」

美香は儀礼的に頭を下げて宮司室を出て行った。オレは高瀬会長が何を言いたいのか察しはついていたが・・・

オレ
「さて、お話とは何でしょうか?」

高瀬
「はい。実は・・・美穂の事なんですが、龍斉さまは美穂がお気に召しませんか?」

オレ
「いいえ。世話係として一生懸命尽くしてくれる美穂さんを大事に思ってますよ」

高瀬
「では、これからも美穂を置いていただけるのですね?」

オレ
「もちろんですよ!何か他に問題でも?」

高瀬
「美香さんは龍斉さまの・・・奥様になられるのでしょう?」

オレ
「・・・」

高瀬
「龍斉さまはすでにご結婚されているとか?その方はこちらにお入りにならないのでしょうか?」

オレ
「その事で美穂さんは心労が重なっているという事ですか?」

高瀬
「これはボタンの掛け違いから発生してこれまでこのような事がなかったものですから、頭を痛めております」

オレ
「ボタンの掛け違いですか?」

高瀬
「本来、高瀬家はご存知のように代々龍斎さまのお世話がかりを家命としてまいりました。そして龍斉さまのお情けを頂いて、子孫の繁栄としてまいりましたが・・・龍斎さまが巫女姫と結婚なさると、どうなります?

美香さんが女の子をお産みになって、その子が14代を継いで、美穂が龍斉さまのお情けを頂いて女の子を産んだら・・・子供同士は姉妹となります。そして美香さんがもし男の子も生んだら、その子は16代宮司となるでしょう。

16代宮司と美穂の子供のお世話係は姉弟の関係で、お世話をしてお情けを頂く事になってしまいます。それは許されない関係です。

龍斉さまの血と関係ない方が16代宮司を継がなければ・・・どうしようもありません」

オレ
「なるほど、ではどちらにも子供が出来なければどうなります?」

高瀬
「そんな事・・・考えた事もございません」

オレ
「では、美穂さんに子供ができなければどうします?」

高瀬
「分家の子供を養子として迎えます」

オレ
「なるほど、では美香さんの場合は・・・どうなるでしょうか?」

高瀬
「美香さんは、美湖姫ですから・・・もしお子ができなければ、やはり美樹さんのお子さんを14代に迎える事になるでしょう。能力のあるなしに関わらず・・・」

オレ
「では高瀬さんとしては、美穂さんに子供が出来て、美香さんには出来ない方がいいと言う事ですね?」

高瀬
「いえ。そうでは・・・ありません。それぞれの女子が姉妹であって、巫女姫とお世話がかりを勤めればいいと思ってます。ただ、男の子が生まれても16代にはしないと言う約束が必要かと思います」

オレ
「そうですか。高瀬家を正当に存続させるためには、オレの血を引く男子は藤原の次の当主にはなれないと言う事ですね」

高瀬
「いえ、決してそうでは・・・」

オレ
「冗談ですよ^^オレはよそ者ですからここに執着しません」

高瀬
「申し訳ありません。龍斉さま。

考えや言葉が足りずに失礼な事ばかり言ってしまって・・・

ただ、美穂がこれほど龍斉さまをお慕いしているとは思ってもみませんでしたので、つい不憫に思って勝手な事ばかり言ってしまいまいた。

本当に申し訳ありません」

高瀬婦人はそう言って座布団をはずし、脇に動いて手をついてオレに頭を下げた。

オレ
「高瀬さん困ります。どうぞ、手をあげて下さい」

高瀬
「・・・」

婦人は泣いているようだった。オレは婦人に近づいて手を上げさせようとした瞬間、脳に刺激が来た。オレは自分で制御しがたい欲望に襲われて、婦人を抱いた。そして意識を集中しながらその欲望を押さえ込んだ。

婦人を少し離した。

婦人は憂いを含んだ表情でオレを見上げ、口元を少しひらいた。いい女だった。その口に男なら誰でも吸い付きたくなるだろう。

オレはあえて婦人の術にはまったふりをした。

オレはキスをした。婦人の舌がオレの舌に絡んだ。婦人はオレの舌を緩く強く吸った。脳への刺激は送り続けられていたがオレはもう何ともなかった。

だけどオレは婦人の着物の裾を割って大きくそれを開いて手を入れた。

高瀬
「あーいけません。龍斉さま・・・」

「あーそんな・・・」

男を尚も挑発するような声は効果的だった。オレの手は婦人の股間に入り草むらを分け乱暴に割れ目を探った。そこは熱く濡れていた。指を使い婦人の女の穴を責めた。

高瀬
「あーお許し下さい。

「あーお願いです。堪忍して下さい。龍斉さま・・・」

オレは婦人を四つ這いにさせた。着物の裾をまくり上げてその尻を露にした。年齢を感じさせない見事な尻だった。オレは狩衣の裾をはだけて褌を緩め自分のモノを出した。すでにそれは怒張していた。

オレは婦人の尻の割れ目に自分のモノをあてがい一気に挿入した。

高瀬
「うぁーーー」

オレのモノは半分程入った。オレは婦人の腰を持ち、ゆっくりと動き自分のモノを出し入れした。

高瀬
「うぁーあーーーあーーー」

何処までが演技かもうすぐわかる。オレはゆっくりと婦人のよく絞まる穴を味わうように出し入れを続けた。オレのモノが穴の奥深くまで突き刺さると婦人は大きく声をあげ、オレのモノがとれそうになるほど引くと切なさそうに糸を引いた声に変わる。それを繰り返していた。

高瀬
「あー龍斉さま あーーーお願いです。

あーもう もう楽に あーもっと もっと」

婦人は快楽のピークの一歩手前からそれ以上進まない状況に悶え苦しんでいた。

オレ
「いかせて欲しいか?」

高瀬
「あーいかせて!お願い!お願いですから

あーーーいかせてー」

オレはその声を聞きながら、徐々にスピードを上げ、これ以上は入らないほど穴の奥深くにまで突っ込んだ。そしてしっかりと腰を掴んで激しく責め立てた。

高瀬
「うぁーあーーーあーーーあーーー」

婦人は絶叫するような声をあげて、爪で畳をひっかいた。穴の奥が少しゆるみ大量の熱いモノが溢れ出た。

オレは動きを止めなかった。奥深くに突っ込んだまま腰を持つ手を上下に激しく使った。

高瀬
「うっ うわわわわ うわわわ うわわわわーーー」

婦人は尻を激しく上下に振り立て続けにいった。オレはゆっくりと婦人の尻から降りた。そしてテーブルの正面に座った。

テーブルの上のキャメルライトを取り出して銜えた。そしてそれに火をつけた。暫くすると婦人は身繕いをしながら起き上がり、オレの正面に座った。表情はしっかりとしていて、今セックスをして悶えていた女だとは到底思えなかった。

高瀬
「龍斉さまは・・・ひどいお方ですね」

オレ
「あはっ^^高瀬さんを無理矢理犯してしまったからですか!」

高瀬
「・・・いいえ」

オレ
「ははは・・・」

高瀬
「私の術にかかったふりをして・・・反対に私をいかせてしまった。龍斉さまはいかないまま・・・こんな事、初めてです」

オレ
「いやー高瀬さんセクシーで、本当に抱きたいと思ったからそうしたんですよ!それに我慢するのに精一杯でした。

ありがとうございました」

高瀬
「こんなセックスを・・・美穂とも」

オレ
「時々・・・」

高瀬
「あの子・・・ピルを飲んでいるんです」

オレ
「そうでしたか」

高瀬
「お情けをもらうのが仕事なのに、ピルを飲むなんて・・・今日ようやくその意味がわかりました。

美穂は龍斉さまに本気で惚れてしまったんです。妊娠すると龍斉さまから離れなくてはならないから・・・あの子、妊娠しないで少しでも長く龍斉さまのおそばに居たいと思っているんです。

その気持ちが、やっとわかりました」

オレ
「どうしましょう?」

高瀬
「どうかこのまま・・・美穂をお側においてやって下さい」

オレ
「さっきの事は、美香と美穂の3人でよく話し合ってみます」

高瀬
「はい。どうかよろしくお願いいたします」

オレ
「はい」

高瀬
「それから・・・今度は是非私に伽をさせて下さい」

婦人はそこでまた大きく頭を下げた。そして顔を上げた時にはさっきと同じように憂いを含んだいい女の顔になっていた。

オレ
「はい^^今度はいっぱいいかせて下さい^^」

高瀬
「あー龍斉さまっよろしくお願いいたします」

もう1度そう言って頭を下げて婦人は立ち上がった。そして優雅な立ち振る舞いで部屋を出て行った。オレはなんだか嬉しくなった。

オレも立ち上がり部屋の窓を開け放った。充満した女の色香や匂いを入れ替える為に・・・そのまま部屋を出た。ちょうど美香が戻ってこようとしていた。

オレ
「風呂に入るっ」

美香
「はい」

オレは1階に下りて風呂場に向かった。すぐ後ろを美香がついてきていた。オレは美香に狩衣を脱がせてもらった。その瞬間美香は気付いたようだった。

美香
「ユーちゃん!!!」

オレ
「見ればわかるだろう?いってない(笑)」

美香
「そんな事は言い訳になりませんっ!」

オレ
「はやく褌とってくれよ!一緒に入ろう^^」

美香
「なんて事・・・」

オレ
「オレのモノを清めるのも美香の仕事だろう?」

美香
「もう。知りません」

そう言いながらも美香はオレの褌をとり狩衣をたたんでいた。オレはそのまま引き戸を開けて風呂場に入った。

木桶に浴槽の湯を取りかけ湯をした。下半身を念入りにこすってオレは浴槽に入った。檜の香のするいい風呂だった。

すぐに引き戸が空き頭にタオルを巻いただけの美香が入って来た。怒って入ってこないかと思ったが・・・美香はオレと同じようにかけ湯をして、すぐに浴槽に入って来た。オレは自分の体の前に美香を入れた。

美香
「今日は体を洗ってあげませんからね!ご自分でして下さい」

オレ
「あはっ^^高瀬婦人に術をかけられた」

美香
「たとえそうでもユーちゃんならすぐに対応できるでしょ」

オレ
「ふむ。よく知ってるな(笑)」

美香
「じゃーわかっていてかけられたふりしてしたのねっ!ずるいっ!」

オレ
「勝負にはオレが勝った。婦人は何度もいったよ」

美香
「いやらしい・・・そんな事聞きたくありません」

オレ
「みかー怒んないでよー」

オレはそう言って美香の乳に揉んだ。すぐに美香はオレの手を払った。

オレ
「みかーごめん。もうしないから!なっ!」

美香
「ユーちゃん。私の事・・・好きー?」

オレ
「ああ。美香が大好きだ。ここでもヘーキでオレの事、ユーちゃんなんて言うのお前ぐらいだもん(笑)」

美香
「だって・・・好きになったのはユーちゃんの時なんだもん。ふたりの時はユーちゃんがいい」

オレ
「そう^^今日はずっと美香と一緒だから仲良くしよう^^」

美香
「・・・私もすごく楽しみだったのに・・・いいわ!許してあげるわ!でももう絶対に高瀬のおかーさんとしないでよ!約束よ!」

そう言って美香は振り向いた。その目はやっぱり怒っていた。オレは美香の頭をもってキスをした。軽く何度もキスをした。そして再び目をみるとすでにトロンとしていた。オレは笑いたくなる衝動を堪えてまたキスを続けた。


▼12月2日・・・世田谷「純子の家」


オレはインターフォンを鳴らした。


「はい」

オレ
「ムトーです」


「はい。ただいま」

暫くすると玄関のドアが開いた音がした。そして、門の脇のドアが開き招き入れられた。お手伝いの女性のようだった。前の女性とは違って少し若かった。オレは玄関に入り靴を脱いだ。

純子
「まーユーちゃん。よく来てくれたわー^^」

オレ
「ははは・・・この家に来るのはひさしぶりだ(笑)」

純子
「どうぞー^^」

オレは家に入り廊下の突き当たりのリビングに入った。

純子
「紹介するわ。お手伝いに来てくれている万里ちゃんよ!こちらはムトーさん」

オレ
「どうも^^ムトーです!よろしく」

万里
「あっ万里です。よろしくお願いします」

オレはソファの方へ行きそこへ座った。純子は珈琲の用意をし、それを自分で持って来てオレの隣に座った。オレのカップにフレッシュクリームを入れスプーンを使った。万里はもうリビングには居なかった。

オレ
「川越からの帰りなんだ」

純子
「そう。それはお疲れさまでした^^」

オレ
「例大祭も好評に終わったから、氏子さんたちの挨拶やら婦人会の人たちとの懇談やらで参ったよ(笑)」

純子
「ユーちゃん。そういうのあまり好きじゃないものね(笑)」

オレ
「まっ年に2回の事だからと思ってやったけど、あー疲れたっ!」

オレは珈琲に手を伸ばしてそれを飲んだ。

オレ
「最近、美咲ママも手伝ってくれてるんだって?」

純子
「そーなのよ^^彼女見た目とは大きく違って飲むとチャキチャキの下町の江戸っ子だし、とっても楽しくってすぐに仲良くなれちゃったわ」

オレ
「ははは・・・そうなんだ」

純子
「それにフランス語も出来るでしょう?パリ藤原には絶対必要な人だと思うわ」

オレ
「そうだな」

純子
「あら?何か問題が?」

オレ
「いや、ヘンリーに神職やってもらってパリを任せようかと思ってるんだけど」

純子
「そう^^美咲さんは別にパリ藤原に駐在したいと思ってるわけではないわよ」

オレ
「ふーん」

純子
「前田さんから聞いたけど、赤坂のあの周辺の土地を買収してるんでしょう?」

オレ
「うん。少し間口を大きくとった方がいいだろうと言う事らしい」

純子
「大きなビルを建てて、その1、2階を吹き抜けにした近代的な神社にする。そして上の階を藤原の統合本部にする計画なんですって?」

オレ
「へーそうなんだ(笑)」

純子
「ユーちゃんはあんまり関心がないみたいね(笑)」

オレ
「オレは神輿だから、周りの人間がいろんな藤原を考えているみたいだ。営利法人だとトップダウンでやれるが、今回オレは黙ってる」

純子
「そんな事情もあるんだ。でも過去がどうあれ15代が藤原を変えればいいんじゃない?氏子さんたちはそれぞれの地域で応援してくれればいいわ!藤原の当代はあなたで、ムトーファミリーに藤原の関係者が入って来た。ただそれだけだと思うけど?」

オレ
「ふーん(笑)」

純子
「そういう組織論はこれまであなたが実践して来たはずよ?ムトーファミリーは一家一門だもの」

オレ
「あははは^^なんかヤクザっぽいな?(笑)」

純子
「あらごめんなさい(笑)」

オレ
「純子の言いたい事はよくわかる。オレは自分の思う通りにやればいい!と言ってくれてるんだろう?」

純子
「うん^^」

オレ
「それで純子の考えは?」

純子
「・・・」

オレ
「どうした?遠慮なく言えよ」

純子は珈琲カップをとりそれを口にした。考えをまとめているのか、それとも何か戸惑いがあるのか?オレは待った。

純子
「藤原を捨ててもいいんじゃないかしら?」

オレ
「・・・」

純子
「過去の古いしがらみをすべて取り去るのは時間がかかるわ。それにそんな事でユーちゃんが苦労するなんて馬鹿げてるし・・・芦屋と赤坂に小佐野さんの遺産を投資してしまって、新しい宗教法人をつくって移管する。芦屋、赤坂、パリは武藤神社でいいじゃない?

もちろん今の藤原を止める必要はないわ!ただ当代のやり方に反対があるのなら、いつでも引けばいいと思う」

オレ
「ふむ」

オレはあえて反対意見を出さなかった。純子はためらいながら言った。純子ひとりの考えではないだろう。

純子
「芦屋にしてもパリにしてもすべてはユーちゃんがひとりでやった事が評価されてそうなったわ。一部美香さんも関わったけど・・・便宜上そうなっただけで、私でも香ちゃんでもよかったはずよ!藤原はただの看板ね」

オレ
「そっか」

純子
「粗末な食事でユーちゃんがお腹を空かしているなんて、可哀想すぎるわ!それに女人禁制だと言いながら、巫女は出入りできる・・・せっかくつくった宿泊施設もユーちゃんが出入りしづらいなんて・・・ムトーの女たちを排除するための嫌がらせにしか思えない。」

オレ
「あはははは^^」

純子
「ユーちゃんが黙ってるのに、新参者の私が言う事じゃないとは思うけど、ムトーの女達は飾りじゃない。ムトーを男にするためにそれぞれ頑張ってるんだから」

オレ
「あはっ!嬉しい事言ってくれるなー^^そっかーそんな風に思ってくれてるんだ」

純子
「ちょっと過激になっちゃったけど、いつかはそうなるんだったら早い方がいいと思って(笑)」

オレ
「ありがとう」

純子
「いいえ^^」

オレは純子を抱き寄せた。そしてキスをした純子の舌を探りオレはそれを吸った。

オレ
「じゃー純子。ベッドでオレを男にしてくれ」

純子
「あーはいっ」

オレたちは2階の寝室に入った。ここも改装してオレがいつ来ても快適に過ごせるようになっていた。オレは今まであまり考えた事もなかったが・・・そんな風にする事もムトーの女の証なのか?

オレは純子に丁寧な愛撫をくわえて、すこし苛めるようにオレのモノでその体を貫いた。純子は何度もいき、いい声をあげていた。

普段は微笑みを浮かべてあまり意見を言わない方だと思っていたが、やはり修羅場をくぐり抜けて来ている女だった。内に秘めた思いは強く一途な性格がよくわかった。

オレは純子と一緒に食事に出かけた。いつも通り赤坂プリンスホテルへ行った
日本庭園を散歩し、その中の鉄板焼の店へ行き、ワインとうまい肉を食った。そして本館の最上階へ上がり、ふたりでくっつきながらブランデーを飲んだ。オレはジゴロのように純子に優しい言葉をかけ時に軽いキスをしながら、純子といちゃいちゃした。

そしてその夜はそのホテルに泊まり朝まで何度も緩いセックスを続けた。


■12月3日・・・赤坂、桜井「はなれ」


純子とホテルで朝食をとった後、オレは赤坂の自宅に歩いて戻った。すでに松井が来ていた。オレは松井が居るソファの方に座った。

松井
「お疲れさまです」

オレ
「1日他所でゆっくりしてきたから(笑)」

松井
「はい。純子ママとっても嬉しそうでした」

オレ
「ん?あいつ・・・連絡入れていたのか?」

松井
「ムーさんの安全をよく考えてくれていい人です^^」

オレ
「そっか」

源が珈琲を持って来てくれた。松井にも新しいカップに入れてオレたちの前に置いた。松井は冗談を言いながら礼を言った。

オレは自分でフレッシュクリームを入れスプーンを使った。そしてそれを口にした。

オレ
「川越藤原の規則を大幅に変更しよう」

松井
「はい」

オレ
「先に意見があれば言ってくれ」

松井
「はい。新しい宮司室をつくるのはどうでしょう?出来れば母屋とは別で、神殿奥のあまり使っていない部屋を改装して宮司室とします。別途で入り口を設けて・・・もちろん女人の出入り自由です。

それと、宮司を取り巻くいくつかの規則も全面的に廃止します。

お世話係も廃止したいところですが、これはすぐには無理かと、もっともムーさんの判断ですぐにと言う事ならそうしますが・・・」

オレ
「これまでの色んなところからのクレームを聞いている上での意見だな?(笑)」

松井
「はい(笑)」

オレ
「主にどのあたりから?」

松井
「洋子さん。純子さん。麻美さん。あたりです」

オレ
「あらら・・・」

オレは珈琲カップを手にした。そしてそれを持ったまま考えた。

オレ
「新しい建物を建てよう・・・オレの部屋も含めてそこには客室を多く作る。神職見習いや警備の連中の宿泊、その他諸々の仮宿舎みたいなものでいい。それに多くの人間が一同に集まる事ができる食堂があればいいな?」

松井
「なるほど・・・これまでのアパートですね!それはいい^^早速やりましょう(笑)」

オレ
「世話係は・・・廃止する」

松井
「わかりました」

オレ
「藤原もオレの流儀に従ってもらう。反対するのなら、オレは川越には行かない」

松井
「あはっ!やっとムーさんらしくなって、きっとみんな喜んでくれますよ」

オレ
「まー1年も過ぎたしな。急拡大の中でそろそろ川越も変わらないと(笑)それにお前も大変だろうから」

松井
「あはははは^^荒っぽい事はヘーキなんですけどね(笑)」

オレ
「川越に関しては、お前の判断でどんどんジャッジしろ!オレは知らなくていいから」

松井
「はい^^」

インターフォンが鳴った。源が対応して玄関に行った。居間のドアをノックして源は顔を出した。


「麻美さんと美咲さんがお見えですが・・・」

オレ
「そう。じゃー入ってもらって」


「なにやら大きな荷物があるようなので、オレと柳田でちょっと手伝います」

オレ
「悪いな^^」


「いえ(笑)」

暫くすると、わいわいと人の声が聞こえ、麻美と美咲が入って来た。

麻美
「こんにちわー^^お邪魔しまーす」

美咲
「美咲でーす!どーも^^」

オレ
「おう^^いらっしゃい」

松井
「いらしゃいませ^^」

源と柳田が後ろに続き何やら大きな寸胴のようなものを運び入れた。

麻美
「みなさんでお昼にも食べてもらおうと思って、たくさんカレーを作って来たの^^」

オレ
「あははは^^そのデカイ寸胴全部カレーか?」

美咲
「昨夜からふたりで一緒に作ったんですよ^^」

オレ
「そう^^それは楽しみだ」

松井
「あっ私らもいいんですか?」

麻美
「はい^^その為にたくさん作ってきましたから」


「あはっ嬉しいなー(笑)」

柳田
「ラッキー♪^^」

オレ
「じゃー源。ご飯が足りなくならないように、あっちの厨房にごはんだけお願いしろ」


「はい^^早速!」

オレは麻美と美咲をソファの方へ招いた。松井は席を譲る形でオレの隣に来た。源に変わって柳田が来客の珈琲を持って、テーブルに置いた。麻美と美咲は柳田に礼を言った。

オレ
「銀座のママカレーだな^^ありがとう」

麻美
「ちょっと自信あるんだー^^」

美咲
「どうしてもたくさん作って持って行きたいから手伝ってて言われて(笑)」

麻美
「あら、美咲もここへ来る名目が出来たって喜んでたじゃない?」

オレ
「あははは^^ここは別に名目がなくても、それこそカフェ代りにいつでも寄れよ!遠慮なんかこれっぽっちもしないでいいから」

麻美
「そう?ほんとに?^^」

オレ
「何だよ!疑り深いな(笑)オレの居るところはこれまでもそうだったよな?松井」

松井
「えっ!あーそうですね(笑)もっともいつもオレたちがゴロゴロしてて、ロマンティックにはほど遠いのですが!」

美咲
「へーそうなんだ!松井さんや横山さんは昔からムーさんとご一緒とは聞いてましたけど(笑)」

麻美
「昔は、硬派でオンナ嫌いだったらしいのよー^^」

オレ
「あははは^^(笑)今でもそのつもりなんだけどなー」

美咲
「信じられないわー(笑)昔のムーさんを見てみたいなー」

麻美
「あはっ!ほんとう^^」

オレはカレーを口実にしないとここに来れないと言う麻美や美咲の冗談を冗談じゃないと思った。そんな風に思われてる場所なんてオレには必要ない。オレは今更ながらに、これまでのスタイルを点検してよく考えてみようと思った。

そしてオレたちは家に居るもの全員で居間に集まり、桜井から沙也乃を呼んでカレーを食った。冗談を言い合いながらたくさんの人間が集まり食うカレーは最高に旨かった。

その後、松井が川後へ行きそれぞれが自分の仕事についた。沙也乃がはなれを奨めたので、オレは麻美と美咲を連れて桜井の玄関から入ってはなれに案内した。

沙也乃は珈琲を持って来た。そしてはなれの部屋から離れた。

麻美
「たくさんであんな風に食べる食事はいいわねー^^」

美咲
「うん。普段なかなかそういう機会もないし若い人ばかりで楽しい♪」

オレ
「ははは・・・じゃー定番にしてくれたらみんな喜ぶよ」

麻美
「本当に?いい?」

美咲
「なんかメニュー増やそうか?」

オレ
「いや、カレーがいい^^そういうのなかなか食べるチャンスがないから」

オレは珈琲を手にして飲んだ。

麻美
「あっ遅くなりましたけど、秋の例大祭、盛況のうちに無事終了したそうで、おめでとうございました」

美咲
「何もお手伝いできなくて、お客さんになってしまって申し訳なかったですけど、しっかりと楽しませてもらいました^^」

オレ
「はい。ありがとうございます。有形無形の応援やら激励を受けて、とても気持ちよくやれましたよ」

麻美
「それで年末、年始も忙しいんでしょう?何かお手伝いにいこうかと思って」

美咲
「あんまり役に立たないとは思いますけど、大掃除のお手伝いでも^^」

オレ
「えっ銀座のママたちが、大掃除のお手伝い!ですか?(笑)」

麻美
「あらっぞうきんがけぐらい出来るわよ^^」

オレ
「せっかく色っぽいキレイどころが来てくれるのなら・・・そうだなーうちの連中と一緒に餅つきでもするか?」

美咲
「あらっそれ素敵だわー^^」

麻美
「うん。いいわねーたくさん作って逆にお手伝いに来てくれてる巫女さんや婦人会の人たちにお裾分けしようよ」

オレ
「はい。よろしくお願いします(笑)」

オレは彼女達の意を汲んで提案したが、予想以上に喜んでくれて今更ながらに間に合って良かったと思った。

麻美
「ねーユーちゃん♪もう少しいい?」

オレ
「はい。何でしょう?」

麻美
「宮内さんも川越の事務局に入られたんでしょう?私たちはどうすればいいのかーって思って」

オレ
「どうすれば?とは?」

麻美
「一応私も・・・ムトーの女でしょう?何か役目が欲しいなーって思って」

オレ
「あらら・・・そんな事人前で(^ ^;」

美咲
「いいえ遠慮なさらないで下さい。私もそのつもりで居ますから」

オレ
「へっ?」

麻美
「それは後ほどゆっくりと言うことで^^赤坂藤原で何かお手伝いできないかしら?」

オレ
「ほー赤坂藤原で?」

麻美
「偶然にも純子さんとお店の事で話し合う機会があって、その時に3人で飲んじゃったのね!酔った勢いもあったんだけど、ユーちゃんの話になって、お互い知ってる事を話し合ったの!ものすごく面白かった(笑)

ちょっと語弊があるかも知れないけど、ユーちゃんの知らない部分をいっぱい知る事が出来たの

その時に、ムトーファミリーって言う存在を初めて知ったのよ」

オレ
「ははは・・・ムトーファミリーか」

美咲
「ユーちゃんが家長で皆さん家族同様に愛し合ってるんでしょう?それがひとつのコミュニティーとして続いてるなんて、ちょっと吃驚して、すごく興味を持ったんです」

麻美
「ムトーの女・・・たとえムトーと離れて結婚し子供が出来ても、その女に何かあった時には、ムトー一族が全力で助ける。

キョーコさんのところのお嬢さん「裕子」さん。ユーちゃんの子供じゃないって聞いてびっくりしたわ!

キョーコさんとは19の時からの付き合って居たのに?」

オレ
「ははは・・・オレのプライバシーは関係する女たちにはすべてオープンだから構わないんだけど、裕子の事は勘弁してくれ」

麻美
「あっごめんなさい。そんなつもりはないのユーちゃんと裕子ちゃんの関係に立ち入ろうなんて気持ちじゃなくて・・・」

オレ
「うん。わかってる。ただ裕子もそろそろそういう事がわかる年頃だし、きっと自分でもオレの存在を色々と考える頃だろうから・・・できるだけそっとしてやって欲しいと思うだけだ」

麻美
「はい。気をつけます」

オレ
「で、本題に戻って、赤坂藤原で何かをしたいと言う事だったけど・・・今オレの立場で赤坂だけを個別に考える余裕がないんだ。

芦屋、パリ、赤坂・・・建物の出来上がり時期で言うとその順番だろう。

それと本社である川越、今ここの大改革に取り組もうとしてる。それが地元の氏子さんたちや古くからの藤原の関係者にどう受け止められるか?でその方向性を決めなければならない事態になってきたんだ。

だから、それが決まるまではっきりとオレの口からこれをこうしてくれ!とは言えない。そう理解してもらえるとありがたいんだが?」

麻美
「川越藤原の大改革・・・どんな風に変えようと思ってるの?」

麻美の遠慮のない問い。オレは突然閃いた!

オレ
「オレは15代宮司を辞める!」

麻美&美咲
「えーーー!!!」

麻美
「やめてどうするのー?」

美咲
「そんなーせっかくここまで頑張ったのにー」

オレ
「落ち着いて聞いてくれ(笑)15代宮司を辞めて、大宮司になる!そうする事でこれまで宮司に課せられていた古い因習や役務からオレは解放される。今後の分社に置いてもそれぞれ宮司を置き、オレは大宮司としてそれを統括する」

麻美
「なるほど!それはすごくいいわ!ユーちゃんが大宮司になって自分の思い通りに出来るのね^^」

美咲
「藤原の伝統はその宮司が継ぎ継承すればいい。大宮司は新たななトップとして独自のルールの中で分社を含めて管理する。何処からも文句のつけようもない改革だわ^^」

オレ
「と言う事で、赤坂やパリの事は同時に誰かが考えておかなければならないから・・・よろしくお願いします」

麻美&美咲
「はい」

オレは懸案だった高瀬や美樹の処遇にこれで道筋がついたと思った。麻美と美咲はほぼ期待通りの結果を得られた事でご機嫌で帰って行った。先走りする部分もあるだろうけど、それはそれでご愛嬌だと思うことにした。

オレは母屋に戻り、源に松井と横山を呼ぶように頼んだ。彼らは急な呼び出しにも関わらず30分程度で集まった。

オレはさっき麻美や美咲に言った事を同じように説明した。

松井
「ムーさん。ばっちりじゃないですか!^^これで細かなルールを変えなくても一気に解決していまいますよ」

横山
「大宮司かー(笑)ムーさんが自由にやれそうで良かったですね^^」

松井
「それで、16代は・・・誰に?」

横山
「大宮司が出来れば、はっきり言って誰でもいいでしょう?」

松井
「じゃー権宮司をそのまま宮司に昇格させましょうか?」

オレ
「うん。それで行こう」

松井
「16代になったら、今の高瀬はそのままそのお世話係ですか?」

オレ
「さーそのあたりはオレ個人と高瀬のママとのバトルになるだろう(笑)問題は美香の方だな・・・あいつをうまく宥めないと」

松井
「はい。美香さんと高瀬家の問題はこれまで通りムーさんにお任せします(笑)」

オレ
「それから、銀座のママたちが「餅つき」をしてくれると言ってた」

横山
「あっママたち何かムーさんに?」

オレ
「いや、とりあえずガス抜きだ!その時に大宮司を思いついたから、結果的にはそんな風にプレッシャーをかけられた方が必要に迫られて何かしら解決方法が浮かぶものなんだな(笑)」

松井
「あははは^^いやーこれですっきりしました(笑)年末年始心置きなくその事に集中できます」

横山
「んーーー本当ならオレが思いつかないといけないのに参ったなー(笑)」

松井
「お前は新生会病院の改革で忙しかったからな^^」

オレ
「赤坂は前田が進めているんだよな?」

松井
「はい。土地の買収にはメドがついたようですし、芦屋と平行して建物の設計プランも沢木さんとすでに打ち合わせを進めてるようです」

オレ
「そっか。もしかしてあいつも赤坂に入るつもりか?」

松井
「前田もムーさんと離れて寂しがってますから・・・」

横山
「うん。そろそろ前田さんにも本体の方で力を貸してもらわないと手がまわらなくなってきましたもんね」

オレ
「そっか^^吉原へ付き合ってくれる前田が近くに居ると楽しくなるな(笑)」

松井
「ムーさん。どこにそんな余裕があるんです?(笑)」

横山
「そんな事がバレたら・・・新しいママたちは発狂しますよ(笑)」

オレ
「ははは・・・バレないようにやるさ(笑)」

大筋の段取りがそれで決定した。あとはそれぞれがその場の判断で適時処理すれば問題ない。オレは久々に安堵感に包まれた。横山はカレーを食いながら、源たちと何やら打ち合わせをしていた。オレは中2階の自室に入り、何本かの電話をかけた。そしてひとりで自宅を出た。


▼15時・・・新富町「洋子の部屋」


オレはインターフォンを押して玄関ドアの前で待った。


「はい」

オレ
「オレ」


「はい。ただいま」

すぐに玄関ドアが開いて招き入れられた。オレは持参した赤いバラの花束を洋子に渡した。

オレ
「お誕生日おめでとう^^」


「あらー嬉しい^^ユーちゃんありがとう♪」

オレ
「あははは^^本当は先月だったよな^^ごめん(笑)」


「ううん。嬉しい」

洋子はちょっと涙ぐんでいるようだった。オレは心が痛んだ。そして洋子を抱いて軽くキスをした。もつれるようにリビングに入った。

オレはダイニングテーブルの前に座った。洋子は花束をキッチンに置いてビールの用意をして戻って来た。オレはグラスを受け取り洋子にビールを注いでもらってそれを一気に半分程飲んだ。

洋子はそれを見定めてからキッチンへ戻った。


「お花、飾るわね^^」

オレ
「うん」


「あなたに花を貰うの楽しみなのよー」

オレ
「そう?毎回同じなんだけど(笑)」


「たまにお客様から赤いバラを貰うこともあるけど、すぐにあなたを思い出して切なくなるわ^^」

オレ
「あははは・・・それは困った(笑)」


「赤いバラはあなたよ」

洋子はバラを花瓶に飾り、ダイニングテーブルへ持って来た。


「なんとなくぐずぐずしてて良かった」

オレ
「あーもう出る頃だったか」


「なんか面白くないなーって思ってたら、こんないい事があって」

オレ
「今日は休めるか?」


「うん^^」

オレ
「じゃーこのままどこかへ食事に行って外で泊まろうか?」


「うわー嬉しい^^」

オレは洋子を抱き寄せてキスをした。まだ和服には着替えていない。普段着の洋子は店で見るよりは若々しい。オレは素の洋子の匂いを嗅ぎ、乳を掴んで洋子の舌を吸った。すぐに洋子は体をよじらせて反応した。

オレ
「んー洋子の匂いは何もつけなくてもいい匂いだー^^」


「あーあなたっ」

洋子は抱きついて来て悶えるようにオレの背中へ手を回して撫でた。

オレ
「先にベッドへ行こうか?」


「はい・・・」

オレは洋子を抱き上げた。洋子はオレの首に両手を回していた。寝室に入りベッドに洋子を寝かせオレはすぐに服を脱ぎ素っ裸になった。そして洋子を抱き起こしてオレは洋子の服を脱がせた。

洋子のパンストと下着を一気にはぎ取った。下半身の黒々としたものが露になった。洋子は膝を使い本能的にそこを隠した。

オレは洋子の脚を持ってそこを開かせた。

洋子
「あーーーあなたっ」

オレは洋子の黒々としたところへ顔を埋めた。草むらを顔で分けて割れ目を探りそこに舌を這わせた。尖った肉芽を舌で強く弾いた。

洋子
「あぅ あーーー」

オレは洋子の股間をいっぱいに開いて洋子の脚を折り畳んだ。割れ目の下の方までよく見えた。すでにそこは濡れ光っていた。オレは指で割れ目の中のヒダを開いた。透明な液体が流れ出した。オレはそこに口をつけた。

女の性器・・・どんなにキレイで可憐な女でもここだけは同じだった。そしてそれは男にとってとても大事なところだった。卑猥な貝のような女の秘部・・・女の意識とは別にそこは存在して男を狂わせる。

洋子
「あーあなたー私にも・・・」

オレは起き上がり下着をとって自分のモノを露出させた。洋子はすぐにそこへ顔を埋めた。オレのモノに頬ずりをし指を使い軽く下を使ってオレの先端部分を刺激した。オレは凶暴になりそうになる欲望を抑えて、洋子のしたいようにさせた。洋子はオレを喜ばそうとしている訳ではない。洋子はオレのモノを自分なりに味わっているようだった。

そしてオレのモノを先端から口に含んだ。オレは洋子の両脇から手を入れるようにして洋子の少し小さな乳を揉み始めた。洋子は口の中いっぱいにオレのモノを銜え、第2の本能で男を喜ばせようとしていた。

オレはゆっくりと洋子の頭を持ってそこから離した。

洋子
「あーあなたっ」

オレは洋子にキスをした。洋子の下を吸った。洋子の手がオレの股間を探りオレのモノを持った。そして手で包み込むように優しくオレのモノを愛撫した。

オレも同じように洋子の性器を撫でよく濡れている女の穴に指を突き立てた。

洋子
「あぅ あーーー」

オレはゆっくりと指を使い。洋子の穴を責めた。洋子のあえぎ声を聞きながら徐々にその指に力を込めて、穴の奥まで指を入れた。

洋子
「あっ あーあーーあーーー」

洋子は指でいった。オレはすぐに洋子の体に乗り、正常位でオレのモノを突っ込んだ。

洋子
「うわーーー」

洋子の膝を立てさせオレは洋子の体に載りっぱなしのまま腰を使った。

洋子
「うぅー うぅー うぅー」

良く反応する体。もしかしたらアレの前で穴に飢えを感じていたのかも知れない。オレはゆっくりと責めながら洋子のあげる声を聞いていた。髪が乱れ、口が半開きになって、眉が真ん中に寄り、苦しげに快楽を味わっている洋子の顔・・・

洋子
「あぅーあーーーあなたっあー愛してるから」

洋子はせがみ始めた。オレは応えなかった。

洋子
「あー何でも 何でも言う事聞きますから 

あーーお願いっ お願いしますっ」

オレ
「腰を使って、もっと腰をふってお願いするんだ」

洋子
「あーーーはい」

洋子の腰が動き始めた。脈絡の無い動きだった。

オレ
「オレの動きにあわせて穴の奥にオレのモノが入ったら腰を突き出すんだ」

洋子は言われた通りにした。奥に入ると一層大きな声で反応しながら腰をふりはじめた。欲望がそのまま腰の動きに表れていた。

洋子
「あぅ あぅ あぅ」

オレは少しオレのモノを抜いた。

洋子
「あーいやーーーお願いあなたっ」

オレは洋子の両脚を抱え一気に激しく腰を使い、より深く強く穴を責め立てた。

洋子
「うぁーあーーーあーーーあーーー」

良く絞まっていた穴の奥が少し緩んだ。そして熱いモノが溢れた。オレは動きを止めずに尚も責め立てた。

洋子
「あわわ あわわ もう」

「あぅ あーーーーあーーーーあーーーー」

洋子は立て続けにいった。

オレ
「ほらそのまままだ腰を降り続けるんだ」

オレは自分のモノを入れたまま動きを止めた。洋子の腰だけが動きオレのモノを締め付け続けた。洋子は声を上げ続けていた。そしてゆっくりと洋子の腰の動きがとまった。オレは洋子の体から降りた。

洋子
「あーーーあなたっ」

「あーいくぅ」

「あーーー」

洋子はオレの体に抱きつきながら、オレに脚をからめ、また腰を使い始めた。洋子はすっかりきついセックスを覚えて、それに対応しながら喜ぶようになっていた。

洋子
「もうダメ・・・溶けてしまいそう」

オレは洋子の背中を撫でていた。

洋子
「あなたーあなたも・・・私の中で」

オレ
「最後にそうする^^一緒に風呂に入って、食事に行こう^^そしてまた一緒に寝て、その時にいっぱい洋子の中で我侭するから」

洋子
「はい」


▼18時・・・銀座「帝国ホテル」


本館の2階のフランス料理店に入った。オレは適当に前菜を選び、メインは肉料を頼んだ。そしてシャンパンを注文した。

オレ
「在日フランス人によると、ここが一番のフランス料理店らしい」

洋子
「へーそうなんだ。さすがに帝国ホテルね!」

オレ
「オレたちは関西人だから料理はオリエンタルホテル系が一番だと思ってるけどな^^」

洋子
「大きくふたつに分かれてるってこと?」

オレ
「洋子はもうこっちのソバが食えるか?」

洋子
「んーーー食べられない訳じゃないけど、食べたくはないわ(笑)」

オレ
「あれを旨いと思って食ってる連中の舌は信用できないさ(笑)」

ワゴンを押して来た。その上にはシャンパンクーラーが載っていた。給仕はシャンパンの銘柄だけを見せた。オレは頷いた。給仕は勢いよくシャンパンの栓を飛ばしてそれぞれのグラスにシャンパンを注いだ。

オレたちはグラスを合わせて乾杯して飲んだ。

洋子
「美味しい^^」

オレ
「うん。旨い^^」

オレはシャンパンを飲み干した。洋子がそれを注ごうとしたオレは軽く手でそれを制した。そして先に洋子のグラスにシャンパンを注ぎ、その後自分のグラスにも注いだ。

洋子
「あっ思い出したわ!NYの摩天楼を夜景を見ながら食事した時に言われたわよね!

女性が酒を注いではいけない!って」

オレ
「あははは^^そう言えば、フランス料理にシャンパンはあの時以来だな」

洋子
「うん。摩天楼の夜景にシャンパンは最高だったわ」

オレ
「来年は、パリだ。また一緒に行こうな^^」

洋子
「あなたーまるでお誕生日のようなプレゼントで嬉しいわー♪」

オレ
「今日はなんでも我侭言えばいいぞ!」

前菜が運ばれて来た。オレはまだシャンパンを飲んでいた。

洋子
「ううん。今夜も一緒でしょう?それだけで十分よ」

オレ
「よしじゃー今夜はここのスィートに泊まろう」

洋子
「うわーいいのかなー?そんなに」

オレ
「今日はずっと洋子の喜んでいる顔を見ていたい^^」

洋子
「あなた・・・愛してる」

オレ
「(笑)」

恥ずかしがりやの洋子がこんな席でそういう事を言うのは・・・これまでになかった。どちらかと言うとしっかり者のイメージが強かったが、さすがに今日は喜んでいてくれているようだ。

メインディッシュが運ばれて来た。ようやくオレは料理に手をつけ始めた。

オレ
「くだらないこと聞いていいか?」

洋子
「はい。」

オレ
「ふたりで居る時は名前を呼ばなくなったな?」

洋子
「あらっそうかしら?^^」

オレ
「人前では相変わらず、ユーイチさん。だけど(笑)」

洋子
「私の中では、あなたは私のご主人さまですから・・・人前では少し遠慮して「ユーイチさん」なんです」

オレ
「あはっ^^少し遠慮してか?(笑)」

洋子
「お嫌ですか?」

オレ
「いや、そんな風にしっかりと思ってくれる呼び方の方が安心できていい」

洋子
「はい(笑)」

嬉しそうで少し誇らしげな洋子の表情を見ているだけで、オレは幸福感を味わうことができた。色々言いたいことは山ほどあるはずなのに、いい女だと思った。

オレ
「芦屋藤原の宿泊施設だけが先に出来上がった」

洋子
「そうですか!それはおめでとうございますっ!」

オレ
「来週、一緒に行くか?」

洋子
「えっ連れて行ってくれるんですか?」

オレ
「おう^^露天風呂もあるし、有馬まで行かなくてもこれからは芦屋で楽しめるぞ」

洋子
「うわー楽しそう^^楽しみにします♪」

オレ
「ひさびさに神戸の北野あたりも散歩しよう^^クリスマスも近いしキレイだろう」

洋子
「芦屋から見る夜景もキレイでしょうねー」

オレ
「そう言えば一度SRに乗って行ったな」

洋子
「はい。あなたとの初めてのデートでした。

あの時も、とっても大事にしてくれて・・・すごく嬉しかったのに、私は何も表現できなくて、とっても悔しい思いをしました(笑)」

オレ
「いや、洋子は本当に嬉しい時の笑顔はいつもと違うからよくわかる」

洋子
「そんな事言われたのも初めてです」

オレ
「当たり前だ。お前の事をよく知ってる男なんて、オレだけだ(笑)」

洋子
「・・・」

オレ
「あははは^^お前の主人なんだろう?当然じゃないか」

洋子
「今日は・・・なんていい日なんでしょう」

オレ
「もっともっといい日が続くように努力するよ!」

洋子
「あーもう泣きそう」

オレ
「(笑)」

オレたちは食事を終え、バーで飲みながら色んな事を離した。できるだけ現実の状況は話さずに、ニューヨークの話やパリのたわいもない話に終始した。まるで今、初めて付き合い始めた恋人同士のように・・・洋子の笑顔が可愛かった。


▼12月6日・・・赤坂桜井「はなれ」

美香
「じゃー大宮司になっても、私はユーちゃんの嫁と思ってていい?」

オレ
「オレと美香の個人的な関係は変わらないだろう?美香がオレの事をユーちゃんって呼ぶ以上、それは変わらない(笑)」

美香
「うん。でもなんか、不安。。。」

オレ
「藤原の既存のルールを変えずに、新しくオレが自由にやるためには、それが一番だろう?」

美香
「それはそうだけど・・・高瀬家がどう言うか」

オレ
「高瀬家は、あくまでも藤原家、宮司との関係だ。オレが15代を退き初代大宮司になれば、それはもう終わる。16代との関係を計るかどうかは高瀬家の問題だ」

美香
「それはそうだけど、現実には美穂ちゃんと高瀬のおかーさまの両方とユーちゃん関係してるじゃない?そんな風に突き放せる?」

オレ
「ははは・・・美香もオレの事を少しはわかってるようだな(笑)」

美香
「当たり前でしょ!期間は短くてもユーちゃんと一緒に修羅場をくぐり抜けて来たユーちゃんの女なんですからっ!」

オレ
「(笑)」

美香
「もうっ!」

オレ
「そうだったな(笑)

だから・・・あくまでも高瀬家が「お世話係」に拘るのであれば、16代の世話をすればいい。大宮司にはお世話係は不要だ。

そして高瀬家が泣きついてきたら・・・今後は古い因習がいっさい通らない事を理解した上で、将来的な事を話し合おうと思っている」

美香
「将来的な事?」

オレ
「高瀬美穂は巫女の仕事を続ける。もっとも本人にその気があればの話だがな!と言うのも巫女相談のテクニックがマニュアル化されただろう?小林先生は、美穂や美樹にも潜在的な能力はあるとみている。訓練次第でその能力をある程度伸ばす事ができる。そうしながら・・・巫女相談の巫女として活躍できる場をつくる。」

美香
「でも、巫女相談にも色々あるし、マニュアルだけでは・・・」

オレ
「うん。その通りだ。だから美香にはもう1段高いハードルを越えてもらって、新しい活動に協力いしてもらいたい」

美香
「どんな事?」

オレ
「病気の人を救う」

美香
「ユーちゃんがやったような事を私が?」

オレ
「そうだ」

美香
「わかったわ」

オレ
「あれ?いやに簡単に返事したけど、やれる自信あるのか?」

美香
「んーわかんないけど、ユーちゃんが出来てるのなら私にも出来るんじゃないかと(笑)」

オレ
「あはははは^^大胆なヤツだな(笑)でもそれぐらいの方がいい」

美香
「もしかして・・・純子さんや香さんにも?」

オレ
「まだそれが本当にできるかどうかはわからないから、なんとも言えないが現在能力を持っている人間はその能力アップのためのトレーニングはやってもらいたいと思う」

美香
「ふーーーん。そんな事考えているんだ」

オレ
「これまで色んな敵からその能力を行使させる為に狙われた。今は静かだけど、いつまた同じような事を考えるやつらが出てこないとも限らない。

その時、毎回うまく防ぐ事ができるか?出来なければ確実に捕われてしまう。

オレたちは団結してそれを防ぎながら、容易に手出しが出来ない環境をつくる必要がある。これまでみたいに、普通でいいんだ。という我侭は許されない。

力を持った以上、それを見極めて正しくコントロールする事が大事だろう?

そういう環境をつくる上で、テクニックや能力向上のトレーニングを行いながら、その力の正しい使い方も考えなければならない。と思っているんだ」

美香
「うん。その通りだと思う。

もう普通に戻りたいなんてないものねだりをしている場合じゃないわ。もしかしたらまだまだ私たちの知らないところにそんな人たちが居るかも知れないし

それが誰かの為に役に立つ行為として使えるんなら、これ以上の事はないと思う」

オレ
「だから今の巫女相談。圧倒的に相談のレベルが低い案件の処理は、次の巫女グループに任せてしまえばいいと思ってる」

美香
「そっか美穂ちゃんも血筋は引いているから・・・可能性は大ね」

オレ
「そういう事だ」

美香
「高瀬のおかーさんは?」

オレ
「あの人は元々婦人会の会長だから、そこで頑張ってもらう」

美香
「うん。でもユーちゃん。高瀬のおかーさんとはもうしないでよ」

オレ
「あははは・・・しないよ(笑)」

美香
「なんか心配なのよねーユーちゃん年上の人に弱いから」

オレ
「あはっ^^」

美香
「もうっ!!!」

はなれの入り口の内線が鳴った。オレは受話器を取った。

オレ
「えっ?」

「わかった。暫く待ってもらってくれ」

「うん。用意ができたら電話する」

美香
「美穂ちゃんが来たのね?」

オレ
「ああ。美香は母屋の方へ入っててくれ」

美香
「・・・はい」

オレは奥の部屋から母屋へ行くように言った。オレはここで話をする方がいいのか?それとも他で?と迷ったが、美香に知られた以上、他所に行けば誤解されかねない。ここで話をすることにした。

新しい藤原の方針をオレは貫く事に決めた。美香はそれに同意した。それで問題が起こるようであれば・・・オレは最後の決断を下すつもりだった。


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