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Nina Simon My Way


レコード音源でしか知らなかったニーナ・シモンですが、淡々と歌うライブもいいなー^^と思ったら・・・速攻で削除されてしまった。。。代わりにレコード音源のモノに張り替えです。

ノリのいいのはこちら残念な事に非常に短いのですが、貴重な映像ということで!
Nina Simone My Way Short

もちろんレコードもいいんですけどね!ホールで大音響で鳴らすと後半からエンディングにかけてついついボリューム上げすぎてよく怒られましたよw
Nina Simon My Way Record
1988年1月---------------------

川越藤原神社・・・本殿広間

新年の3元日が無事に事故も無く終わった。

宮内
「龍斉さま。本年もどうぞよろしくお願いいたします」

「どうぞよろしくお願いいたします!」

周囲に居る男達が声を揃えて一斉に挨拶をした。

オレ
「こちらこそ、よろしくお願いします。

今年は藤原神社にとって大きな飛躍の年になるでしょう。ここ川越にも新しい施設、地元の人達にもより親しんで貰えるようにしたいと思っています。

また芦屋、赤坂、パリと続々と藤原の分社が出来る予定です。それらに対応する為昨年の組織改革を行ったわけですが、皆さん方には戸惑う事もあったと思いますが、本年も力を合わせて共に頑張りたいと思いますので、ご理解とご協力をお願いしたします」

大きな拍手が沸いた。オレたちは杯を上げて乾杯した。

阿部
「昨年も驚きましたが、今年はそれ以上の参拝者でしたね^^」

宮内
「県外からの参拝者も多かったからでしょう」

男1
「やっぱり振舞い酒や紅白餅が好評でしたよ^^」

男2
「さて、景気もいいし明日のお賽銭箱開きが楽しみだなー(笑)」

男3
「お賽銭。きっと過去最高じゃないですか?^^」

男4
「景気がいいと、今年も地鎮祭とか多いんでしょうか?」

宮内
「大規模、小規模含めて建築ラッシュだから今年も多いでしょう!県外の崇敬者(企業)からも相当依頼が来てるからね」

男1
「地鎮祭のあと上棟式、それに竣功祭と続きますよね?大変だ(笑)」

まだ参拝客もあり拝殿の方では「お祓い」や「ご祈祷」が行われていたが、オレは交代で神職や社務の連中と一緒に飲んだ。

人事が一新され、また新しい神職や巫女、若い事務職などの若い仲間が増え活気に満ちていた。そして、これからの藤原神社に期待している様子がよくわかった。

襖が開いて巫女の中岡が入って来た。

中岡
「龍斉さま。そろそろお客様がお見えになる頃ですので、お支度をお願いしたします」

オレ
「はい」

オレは立ち上がって、宮内氏に後を頼み1階の宮司室に入った。そして前室の和テーブルの前に座った。

中岡
「お召し変えなさいますか?」

オレ
「いや、このままでいいよ」

中岡
「はい。それではよろしくお願いいたします」

そう言って中岡啓子は宮司室を出た。普段は社務所に居てオレの予定に沿ってその衣装などを事前に用意してくれていた。特に正月用の装束はいつもの正装とは異なり、色々と組み合わせが面倒だったが、中岡の手伝いでうまく行った。

ドアがノックされ声がかかり三浦が入って来た。

オレ
「ん?今日から洋服か?」

三浦
「はい(笑)この方が仕事がはかどりますから」

オレ
「正月が大仕事だもんなー(笑)えらい迷惑な話で悪いな」

三浦
「ほんと!こんなに大変だとは思いもよりませんでした(笑)」

オレ
「うん。この後はしっかりと正月休みをとろうな^^!」

三浦
「でも1月は結構色んな行事が詰まっていますから」

オレ
「ここだけの話だが、オレはもうこれ以降の行事に関わらない(笑)」

三浦
「えっ!そうなんですか?」

オレ
「ああ(笑)」

年末から玲子が来ていたし、理恵と千晶も来ていた。こっちにいるオンナ達もこの3日に初詣に来ては新年の挨拶にこの部屋にやってきた。宿泊施設は崇敬者の予約だけでいっぱいだったし、東京からの企業関係も観光バスでやって来ていた。それは今も続いている。

三浦はキッチンへ行き、お茶を入れた。

三浦
「独立した大きなお部屋になって、勝手がよくなりましたね」

オレ
「そうだな」

三浦
「露天風呂も専用ができるんでしょう?」

オレ
「今更だけどな(笑)」

オレは三浦の淹れた熱いお茶を手にして飲んだ。

三浦
「露天風呂だけなら赤坂の自宅でも今月中に出来ますものね^^」

オレ
「うん。オレの我侭放題で、どこも温泉だらけになる(笑)」

三浦
「ほんとですね。(笑)でも神道は常に身をきれいに!でしょう?そういう意味ではお風呂好きなムーさんには合ってますよね^^」

オレ
「ははは(笑)」

三浦
「変な事聞いていいですか?」

オレ
「何だ?」

三浦
「ここの巫女さん達、皆さん「無毛」なんでしょう?」

オレ
「えっ」

三浦
「あらご存知なかったんですか?(笑)」

オレ
「ウソだろう(笑)」

三浦
「最初に高瀬さんや美香さんがそうして、その事を知った巫女は「不浄な毛は不要」と言われて・・・皆さんそうしたとか」

オレ
「へーそれは初耳だ。知らなかったなー(笑)」

三浦
「本来、巫女は「処女」でなければならないはずですが、さすがにそれは今の時代は無理。と言う事で、せめて「無毛」にする事でその代わりにする。新しい藤原の決まりみたいになってしまったそうですよ」

オレ
「あははは^^誰がそんなバカな事を」

三浦
「宮司がそれを望んだとか?」

オレ
「まさか(笑)」

確かに半分冗談で高瀬に言うと高瀬は妙に納得してそれを実践した。そしてそれを真似るように美香もそうした。それがいつの間にか、他の巫女たちにもそんな形で伝わってしまったとは・・・

三浦
「ずいぶん前に無毛の別の意味を聞いた事があります。ムーさんはご存知ですか?」

オレ
「別の意味?いや知らないなー?」

三浦
「無毛にする事によって、女は常にそこを手入れしないといけない。自分の男のためだけに・・・男の事を思いながら手入れする。そして、そんな場所を他の男には間違っても見せられないし、触れさせる事もできない。専用の女だと言う事を体で示す行為だと聞きました」

オレ
「へーそうなんだ(笑)でも巫女たちは、面白がってやってるだけだろう^^」

三浦
「今の若い子はそうかもしれませんね(笑)」

オレ
「んー巫女たちが露天風呂に入ってるところを覗きたくなるなー(笑)」

三浦
「あはっ^^そんな事をしなくても、ムーさんがお願いすれば、喜んで一緒に入ってくれますよ!(笑)」

オレ
「ほんとに?^^あはははは(笑)」

廊下から中岡の声がかかった。そして前野氏と小林先生が入ってきた。両氏と堅苦し意年賀の挨拶を交わした。三浦は新しいお茶を用意してテーブルに置き、オレの脇に遠慮がちに座った。

小林
「さすがにお正月ですね。隆盛で何よりです^^」

前野
「今年は藤原にとっても更なる繁栄の年になるでしょうね^^」

オレ
「ありがとうございます(笑)でもオレはマイペースですけどね」

彼らはテーブルの上の茶碗を手に取った。暫くの間があり小林氏の表情が引き締まった。

小林
「実は、「超・心理学研究所」を政府の外郭団体にしてはどうかと言う話があるんですがいかがでしょう?」

オレ
「どういう事です」

小林
「具体的なメリットしては、厚生省の研究室が自由に利用できますし、それなりの予算がつきますから人員の補強などを含めて研究の幅が大きく広がります」

オレ
「そうですか。でもオレは協力できません」

小林
「・・・」

前野
「政府の支援を受けてもなんの拘束力もありません。美香さんや純子さんのためのケアが今以上に出来るんじゃないかと思うのですが?」

小林
「マイヤーさんのトレーニングにも役立ちますし、これからそういう力を持った人がもっと出て来てくる可能性もありますし。今からその対応をする事は必要だと思います」

オレ
「そう言えば、マイヤーの事件の時に・・・以前にオレの家を襲った実行犯のリーダーが出世して、この間、外2と一緒にホテルに来てましたよ(笑)」

前野
「なんと・・・そんな事が」

小林
「ムーさん。しかるべき責任者と話し合いの場を持てませんか?」

オレ
「この間、確かこの国の責任者と話合ったはずだけど、それよりエライ人が居るんですか?」

小林
「・・・」

オレ
「ドイツ政府のマイヤーの件は、個人的にハンス氏との約束がありますから、オレの責任でなんとかしますのでご心配なく

それと今回はマイヤーという異能が居たから政府関係の事件にでしゃばりましたが・・・今後は一切政府とはそういう関係は持ちませんので誤解のないようにお願いします」

小林&前野
「・・・」

三浦
「もしかしたらドイツにも神社ができるかも知れませんね」

オレ
「金髪碧眼の巫女さんが誕生するかも知れないな?」

三浦
「あら、それはパリですぐに登場しますわ」

オレ
「ははは・・・そうだな(笑)」

気まずい空気を三浦が補ってくれたが・・・それは同時に、日本政府の表向きの援助など必要ない。藤原は単独でフランスやドイツにも進出するという示唆に聞こえただろう。

オレ
「申し訳ないんですが・・・前野さんとふたりだけでお話がしたいのですがよろしいでしょうか?」

小林
「では私は施設の方へ戻ってますので」

小林氏と三浦は宮司室から出た。

前野
「ありがとうございます」

オレ
「何処から圧力をかけられているんですか?」

前野
「いえ、圧力というほどではありません。あくまでも希望であって、それはもう丁寧なお願いです。一切の条件などもありませんし」

オレ
「昨年の秋に政権が変わったというのに、その筋は一向に変化も無く、こっちを注視してるのですね」

前野
「・・・」

オレ
「官僚組織の中にある例のグループはその力を保ったまま形を変えて存在するわけなんだ」

前野
「んーどうしたら大きな誤解を解く事ができるのか・・・」

オレ
「前野さん。オレは誤解なんかしていませんよ!オレはこれまでの事実関係で判断しているだけです。なるほど、前総理や前官房長官からはお詫びをしてもらいましたが・・・そんなものは政権が変われば何の意味も持たない。

しぶといそのグループからはこれまで一度たりとも謝罪の言葉を受けた事もなければ姿さえ表さない。

わざわざ皆瀬を寄越してくるぐらいだ。懐柔策に乗らないのならまた強攻策を取ると言う意味でしょう(笑)」

前野
「いえ、決してそんな事は・・・」

オレ
「ある。警察や自衛隊は基本的にヤクザと同じだ。自分たちの得意な暴力を行使したがる。それを管理するヤツの言うことなんか聞きませんよ(笑)そして次も現場が先走った!と言う言い訳をするんでしょう?」

前野
「わかりました」

前野さんはそう言ったが、この老人が納得なんかするはずがない。もしかしたらこの人こそが、オレが追い詰めた瀬島の後に、そのグループのリーダーになったのではないか?とオレは思った。

オレ
「実は、ニューヨークにも藤原をつくろうと思ってます」

前野
「えっ」

オレ
「パリに戻ったハリーがニューヨークで本格的に活動したいと言う事なので、この際だからニューヨークにもつくってしまおうかと(笑)」

前野
「フランス、ドイツ、ニューヨークですか」

オレ
「ええ。個人的にはフランスやアメリカとのパイプが深いので・・・」

前野
「・・・」

オレ
「前野さんのところの保守団体。瀬島が居なくなった後、前野さんがトップなんでしょう?」

前野
「いえ。違います。あくまでも合議制ですので・・・」

オレ
「前野さんが責任者にならないと話になりませんね」

前野
「わかりました。それでは失礼します」

小林氏は学究者だからよくわかっていないのは仕方がない。しかし前野氏はT電気を一代で築き上げた人物だ。日本の再生の為に色々と努力している保守グループのリーダー格のようだが・・・

そのまま席をたち宮司室を出て行った。

中途半端にオレに近づき、何度もオレを誘導しようとする。懲りない人には、最後通告をする必要があった。

声がかかり三浦と松井が入って来た。

松井
「おはよーございます」

オレ
「おう^^」

松井
「どーしたんですか?怖い顔して(笑)」

オレ
「いつもヘラヘラしてろってか?(笑)」

三浦
「前野さんと何かあったんですか?」

松井
「そう言えば、ムーさんがドイツに行く時に、一緒に行くつもりのようでしたけど、ムーさん断ったんですか?それで前野さんもうなだれてたんだ?」

オレ
「いや、ちょっと面白くない話があってな」

松井
「そうですか・・・」

松井は何か考え込むような仕草をした。もしかしたらオレが持っている懸念みたいなものを同じように感じているのかも知れなかった。

■1月8日・・・赤坂桜井「はなれ」

純子
「お疲れさまでした。お正月は大変でしたね^^」

オレ
「ようやく解放された!まっ今年が最後だからと思ってなんとか頑張ったけどな(笑)」

純子
「そうね。赤坂、パリと一気に増えるから川越ばかりに関わって居られないかも知れないものね」

オレ
「そうだな」

純子
「赤坂に本部機能を集約させて、これからは政府とも仲良くできるわ」

オレ
「ふーん」

オレはビールを飲み干した。純子はオレのグラスにビールを注いだ。

純子
「前野さん。待ってるようですけど、いいのかしら?」

オレ
「何が?」

純子
「だって、色々とあの方にはお世話になってるし・・・力のある人だから」

オレ
「世話になってる?オレがか?誰がそんな事を言ってる?」

純子
「あっごめんなさい。そう言うつもりでは・・・」

オレは立ち上がった。そして部屋を出て行こうとした。

純子
「申し訳ございません。思慮が足りませんでした。許して下さい」

そう言っていきなり純子はその場で手をついてオレに謝った。オレはうんざりした。オレがちょっと怒ったぐらいで大げさにする事に余計イラつた。オレは知らん顔をして離れを去った。

廊下を歩いていると女将の沙也乃に会った。

沙也乃
「あらユーちゃんどうしたの?前野さんなら桔梗の間でお待ちになってますけど?」

オレ
「・・・」

オレは黙ってそのまま玄関口に向かった。そしてそこの草履をつっかけて母屋に向かった。警備の柳田が慌ててオレを追っかけるように後ろについた。

オレは自宅の門から家に入った。その頃にはイライラも少し収まっていた。


「お疲れさまです」

オレ
「うん」

オレは居間に入った。三浦が居た。そのままオレは中2階の自室に入った。そしてデスクの向こうの椅子に座った。脇の小型の冷蔵庫からバドワイザーの缶を出してプルトップを引いた。そしてそれを口にした。

暫くしてドアがノックされ三浦が入って来た。トレイに珈琲を乗せていた。デスクの上のバドの缶を見て、トレイをテーブルには置かずにワゴンの方に置いた。

三浦
「お疲れさまです」

オレ
「何だよ!立ったままで、座れよ」

三浦
「はい」

オレ
「・・・」

オレはバドの缶を持ってそれを口にした。

三浦
「またムーさんを怒らせちゃったんですか?前野さん」

オレ
「いや、会ってない」

三浦
「・・・じゃー純子さんが」

オレ
「オレだって虫の居所が悪い時だってあるさ(笑)」

三浦
「あはっ!そーですよね(笑)あっ新しい人は怒られ慣れていないんだ?」

オレ
「ん?」

三浦
「大げさに謝ったら火に油ですから」

オレ
「ははは・・・そうなのか」

三浦
「ニューヨークでは私もそれを知らなくて、ずいぶん落ち込みましたから」

オレ
「で、誰に対処法を教わったんだ?」

三浦
「横山さんです(笑)」

オレ
「あははは(笑)あいつはカエルのツラにションベンの見本みたいなヤツだからな」

三浦
「あはっ^^」

インターフォンが鳴った。オレはうんざりした。源が対応しているようだった。すぐに源がドアをノックして入って来た。


「純子さんと前野さんが・・・」

三浦
「今日はもう無理よ!私がそう言います」


「分かってるんですが、頭を下げたままで動かないものですから・・・」

オレ
「あのバカ・・・」

三浦
「私が行きます」

オレ
「連れて上がってこいっ!」

三浦
「いえ。帰らせます」

オレ
「いいから、我慢する。怒らないから・・・連れて上がってこい」

三浦
「・・・はい」

二人が出て行った。しばらくしてドアがノックされ、源が純子と前野氏を招き入れた。再びそこで純子が大きく頭を下げた。

純子
「申し訳ありませんでした」

オレ
「・・・人前でオレにそんな事をするな」

純子
「はい」

純子は頭を上げた。そして源と一緒に部屋を出て行こうとした。

オレ
「純子は居ろ」

純子
「はい」

前野
「私のために純子さんにまでご迷惑をおかけして・・・本当に申し訳ありません」

オレ
「いえ。みっともない場面でこちらこそすみません。どうぞおかけになって下さい」

前野
「はい」

ドアがノックされ三浦が入って来た。トレーに乗ったものをデスクの上に置いた。珈琲ではなくてビールだった。三浦が先に前野氏にそれを注ごうとした。

前野
「いや、私は・・・」

三浦
「10日まではまだお正月ですから^^」

前野氏は少し緊張した表情でグラスを持った。そして三浦はグラスにビールを注いだ。そしてオレにもビールを注いだ。三浦はバドの空き缶やワゴンに置いた珈琲を持って部屋を出て行った。オレはグラスを軽く上げてそれを口にした。前野氏も同じようにグラスを口にした。

オレは少し目を細めて前野氏を俯瞰で見ていた。一切の感情を消した。

前野
「私は、一切の公職から今月限りで辞めます。T電気の会長職も引退して第1線からから身を引きます。これからは藤原神社の1崇敬者としての活動だけに専念したいと思いますので、どうかお許し下さい」

そう言って前野氏は頭を下げた。

オレ
「頭をあげて下さい。そういうのは好きじゃないんです」

前野
「はい」

オレ
「前野さんの調整が失敗したと言う事ですか?」

前野
「はい。私の力不足で申し訳ありません」

オレ
「・・・」

オレはビールを飲み干した。

オレ
「さっき純子は政府と仲良くできると言ったよな?」

純子
「女の浅はかな考えでした」

オレ
「前野さんと事前にそんな話がずいぶん前から出ていたんだろう?」

純子
「はい。私が色々と相談させていただいておりました」

前野
「いえ。私の方こそ純子さんにお願いごとばかりで」

オレ
「それが頓挫して前野さんまで追い出されてしまった。どうします?」

前野
「もうこうなった以上、ムトーさんのカリスマ性で危機を乗り切る以外にありません。もちろん私も藤原の一員として持てる力を全部発揮します!」

オレ
「オレに何か仕掛けてくると?」

前野
「・・・恐らく」

純子
「ムトーさんの安全は私が命に代えても・・・」

オレ
「あはははは(笑)オレは天の邪鬼だって言ってるだろう?

この間は前野さんに無礼な事ばっかり言って申し訳ありませんでした。反省してます」

前野
「いえ。そんな事ありません。私こそグループの一員でありながら何も善処できないばかりか、ムトーさんにはお世話になってばかりで・・・」

オレ
「しょーがねーなー(笑)」

純子
「・・・」

オレ
「どうしたらいい?(笑)」

前野
「何か別の考えが?」

オレ
「中曽根さんに交渉して、新しい保守団体を前野さんがつくる。そしてそこが別の官僚組織にアプローチして協力関係を築く!ってのはどうです?」

前野
「そっそんな事・・・本気ですか!」

オレ
「無理かなー?」

純子
「いえ、大丈夫です。交渉の場に私も同席させてください!!!」

前野
「ムトーさんさえその気なら・・・いけますよ!うん。その方がむしろいい」

オレ
「とりあえず厚生省と警察庁にパイプをつくろう。純子はあまり無茶をしないように(笑)」

純子
「はい。絶対はずしませんから」

オレ
「内部で対立が起これば、こっちに直接的な働きかけなどできなくなる。そして常に相手の情報が掴める。そうしながら徐々に相手を切り崩していけばいい」

前野
「ムトーさんが居る方が官軍なんですから、負ける訳ないですね(笑)」

オレ
「横山をつけますから3人で相談して、静かに進めて下さい」

前野
「ムトーさん。ありがとうございました」

純子
「ありがとうございました」

オレ
「横山が来たら桜井に行かせますので」

前野氏と純子はほっとした表情で再び桜井へ行った。入れ替わるように三浦が上がって来た。

三浦
「入って来た時とは正反対の様子で出て行かれましたが・・・」

オレ
「急遽、方針変更した」

三浦
「えっ!」

オレは簡単にさっき話し合った事情を説明した。

三浦
「そうでしたか^^」

オレ
「うまくいくかどうかはわからないけどな(笑)」

三浦
「うまく行くに決まってますよ!^^」

オレ
「(笑)」

三浦がオレの近くに居るようになってから周辺が明るくなった。松井、横山、源、柳田。赤坂の自宅に集まる人間は限定されている。その中に紅1点、仕事も出来てNY、パリにも居たので考え方やスタイルも柔軟性がある。もちろんギャラクシーの女だった事もあり、ミナミの事情も知っている。オレよりもむしろ松井や横山の方が安心出来る女として喜んでいるようだった。

そしてオレ自身はそんな三浦とまだ関係はない。その距離感がちょうど良かった。

■1月15日・・・

オレは1週間、関西に帰っていた。芦屋の自宅で過ごし、香櫨園のユーコの家で過ごし、そしてミナミで香や本橋と過ごした後、理恵と一緒に芦屋藤原の温泉施設で正月気分を楽しんだ。

その間、東京では着々と準備が整っていた。

▼12時・・・赤坂桜井「はなれ」

朝1番の新幹線に乗り、東京へ戻った。そして昼食をかねて桜井で打ち合わせが始まった。

横山
「現実的には、新生会病院に機材と人材を拡充して研究を進めると言う事でいいですね?」

オレ
「他の施設をつくるよりもカモフラージュが効いていいだろう?」

横山
「ええ。病院に集約する事によって、その他にも色々なメリットがあります。

最新の設備はそのまま医療にも利用できますので、機材、スタッフとも無駄になりません。

何より臨床も出来るというメリットが大きいです。もっともこれは患者の承認を得ての話ですが、問題ないのではないかと思います」

三浦
「そう言う意味では、医療法人を引き受けてて良かったですね^^」

オレ
「オレや松井はあんまりいい思い出はないんだけどな(笑)」

松井
「そうでしたね(笑)」

横山
「でもこれからは『新生会病院』はメジャーになりますからっ!」

オレ
「うん。お前が頑張ってくれてるからな!期待してるよ^^それで藤原の方はその後どうするんだった?」

松井
「はい。予定通り、今月末には川越は今の権宮司をそのまま宮司に昇進させます。そして15代藤原龍斉さまは大宮司になります。それで川越は納得してますので問題ありません。

芦屋、赤坂にも同様に宮司と巫女を置き、通常の神社の活動を行います。

それぞれ巫女は「巫女相談」を行いますが、これは通常の巫女でも行えるように赤坂で訓練をし、適時それぞれの分社にも対応させようと思います」

オレ
「それで、オレはどうするんだ?」

三浦
「大宮司は普段は何もしなくていいです(笑)」

オレ
「あははは^^そう(笑)」

松井
「もっともこれまでのムトー商会の通常業務はお願いしますが」

オレ
「うん^^」

三浦
「でも芦屋やパリは基本的にはムーさん個人のパイプが大きいですから、結構忙しくなると思いますよ(笑)」

オレ
「まー出張は仕方ないな」

横山
「ニューヨーク出張の田川が戻って来たら、それぞれの神社と病院の警備の計画を詰める事になってます」

桜井の昼食は、昼食専用の「桜井弁当」だった。忙しいレストラン「さくらい」でも好評のもので、オレはそれが気に入っていた。オレの隣に三浦。正面に松井と横山。いつの間にかそんなスタイルが定着していた。

三浦
「そーだ。ムーさん。露天風呂、明日湯を張ってもいいそうですよ」

オレ
「ん?出来たのか?」

松井
「おお^^とうとう完成か!」

横山
「じゃーあの工事中のフェンスは明日撤去されるんだな?楽しみだなー(笑)」

オレ
「湯を入れたらさっそく皆で入ろう^^」

三浦
「いいですねー^^」

松井
「えっ?三浦も一緒に入るのか?」

三浦
「よければ水着来てご一緒しますけど?(笑)」

オレ
「あははは^^水着かー(笑)」

横山
「でもムーさん。ニューヨークでもパリでもジャグジーなんかは男も女も水着着用でしょう?その代わり一緒に入れる^^いいじゃないですかー(笑)」

松井
「三浦水着でいいから皆で入ろう^^」

オレ
「その代わりTバックでハイレグの水着だぞ!」

三浦
「そんな水着持ってませんもの^^」

オレ
「あははは^^」

自宅に露天風呂が出来る。すぐに女達がやってくるだろう。思い浮かぶのは理恵や洋子の背中の龍だった。あれがある為に一般の温泉には入れない。ここに出来た事で、ここに来れば一緒に入れる。彼女らの喜ぶ顔が早く見たかった。

昼食を終えてオレは自室に戻りジーンズとシャツ、シンサレートにケブラーが入ったダウンを羽織って外に出た。

そして歩いて南青山のクォーリーマンションに向かった。

▼14時・・・「超・心理学研究所」

聡美
「いらっしゃいませ^^あっ今年始めてでしたね!本年もどうぞよろしくお願いいたします」

オレ
「こちらこそ、どうぞよろしく!」

小林
「お疲れさまです」

オレ
「あははは^^すっかりうちの挨拶になってしまってますね(笑)」

小林
「ちょっとマネてみました(笑)どうぞこちらへ」

オレは小林先生に勧められるまま、応接室の方に入った。すぐに聡美が珈琲を持って来てくれて、テーブルに置いた。そしてオレの珈琲にフレッシュを入れてスプーンを使った。オレは礼を言って、聡美は応接室を出た。

小林
「ムーさん。ありがとうございました」

オレ
「ぎりぎりまで迷ったんですけどね!総合的に考えてこっちのイニシアティブで組めるのならと・・・」

小林
「はい。ムーさんのプランに前野さんも、目から鱗が落ちるようだったと言ってました」

オレ
「ただの天の邪鬼なんですよ!皆が薦めると反対したくなるし、皆が諦めると巻き返したくなる(笑)」

小林
「結果的に最善の形ができそうで良かったですよ」

オレは珈琲カップに手を伸ばした。そしてそれを口にした。

小林
「ところで、豊島院長はムーさんに後ろめたさと同時に畏敬の念を持ってるようですけど・・・ほんとうでしょうか?」

小林氏の眼鏡の奥の目が光ったように感じた。

オレ
「さーなんの事でしょう?」

小林
「ムーさんは1度、死んだのに・・・数時間後に生き返ったと言ってました」

オレ
「仮死状態から生き返る事はよくある事でしょう?きっとそれに近いものじゃないですか?」

小林
「子宮癌の末期患者もムーさんは明確な意志を持って完治したと言ってます」

オレ
「それで?」

小林
「豊島院長は医学的な興味からムーさんの行為に興味を持っているようです。もしムーさんが生体エネルギーを放出して患者を治療しているのであれば、それを研究したいと・・・」

オレ
「研究してどうするんでしょうね?」

小林
「その仕組みを理解する事で、がん予防、あるいは治療のための薬をつくる事が出来ると思ってます」

オレ
「ほーそれはすごいな(笑)」

小林
「私としては製薬まではどうかと思いますが・・・」

オレ
「そうですね。もしかしたら製薬会社が目をつけているのかも知れませんね。一度ゆっくりと話を聞く必要がありそうですね」

小林
「私は製薬以前にやはり強い興味があります。

ムーさん自身が以前に言っていた、香さんや美香さんにももう少し違ったアプローチの仕方で同じような事ができるのではないか?と・・・私は出来ると思ってます。

そのための研究を進めたいと思っているのですが・・・いかがでしょうか?」

オレ
「具体的にはどんな方法をとるおつもりです?」

小林
「臨床実験になります。癌患者にそれぞれが効果的だと思う方法で生体エネルギーを放射してもらって、がん細胞の変化を調べるというものです。

その結果、それぞれに適した。あるいはその効果的な方法をそれぞれがまた真似てみるといった形で、ベストな方法をさぐります。

また同じように二人以外の一般人にその方法で行ってもらって、効果のあるなしを調べたいと思います」

オレ
「何故一般人を対象にするんですか?」

小林
「一般人と言っても藤原家の血をひく人や高瀬家など遺伝的に潜在的に可能性の高い人だちから探りたいと思ってます。もちろん何らかの方法でそれ以外の人からも探したいとは思いますが・・・」

オレ
「例えば一般人ならその効果の度合いによっては、異能の可能性も探れるという事ですか?」

小林
「逆もまた真なり・・・大いに可能性はあります」

オレ
「ふーん」

小林
「でも私の最大の関心ごとは・・・やはりムーさんです」

オレ
「それは困ったな(笑)」

小林
「はい。困ったものです(笑)」

オレはそれで話を打ち切り、応接室を出た。そして聡美に愛想をして出て行こうとしたら聡美は小林氏に「少し出てくる」と言ってオレについてきた。オレは仕方なくクォーリーの1Fのカフェに一緒に入った。

聡美はアイスティーを2つオーダーした。

聡美
「アイスティーがいいと思ったでしょう?」

オレ
「うん。よくわかったな(笑)」

聡美
「ヒロさんの事をずっと気にしていればわかるようになるかも!と思って^^」

オレ
「ははは・・・それは「超・心理学のすすめ」か?」

聡美
「はい(笑)」

別にオレはアイスティーを飲みたいとは思っていなかった。何でもよかったのだ。

聡美
「この間のライブ楽しかったわー^^源ちゃんに撮ってもらったビデオをダイビングしてもらったんだけど、毎日見てても飽きないのよー」

オレ
「オレも見たけど、コーラスレディー抜群だったな^^ボーカルを食っちまってるよ」

聡美
「うそ^^ほんとに?(笑)でもやっぱりヒロさんのボーカルが最高よ!もうお客さんのノリが全然違うもの」

オレ
「いや、これからは聡美がボーカルでどんどん前に出て新しいバンドとしてやっていけばいい。お前なら通用する」

聡美
「うわー^^じゃー頑張ろうかなー(笑)」

オレ
「長井は本気でお前をメインでバンド活動やろうと思ってるようだし(笑)」

昨年のGANTSのライブでは長井らが新しいバンドを編成して、新しいボーカルを入れた。そしてそのついでにオレが飛び入りで3曲やった。聡美はバックコーラスでメインボーカルをフォローしたのだが、すっかり長井らに気に入られたようだった。

聡美
「ヒロさんがちゃんと見ててくれるんなら頑張る^^」

オレ
「ああ。見ててやるよ^^」

運ばれて来たアイスティーに聡美はガムシロを少し入れてストローをさしたものをオレの前に置いた。

聡美
「ねーヒロさん。そろそろ赤坂の自宅の露天風呂完成する頃でしょう?」

オレ
「そうだったかな?(笑)」

聡美
「完成したら・・・招待してくれる?^^」

オレ
「おう^^小林先生と一緒にくればいい(笑)桜井で食事でもして!」

聡美
「あのねーこの年になって父親と露天風呂に入る娘が居ると思ってるの?(-。-;)」

オレ
「あれ?ダメかー?親孝行だと思うけどなー(笑)」

聡美
「ヒロさんと桜井のはなれで食事して、一緒に露天風呂入って、お泊まりしたい!」

オレ
「なんと大胆なっ!そんな事がおとーさんにバレたらオレの立場ないじゃないか(笑)」

聡美
「とっくにバレてます(笑)ねーすぐにじゃなくてもいいから、お願いっ^^」

オレ
「そっか(笑)じゃーオレの方からお願いするよ!是非家に来てくれ!」

聡美
「はーいっ^^」

オレの意識の中では今でもユーコが一番年下だと思っているが・・・現実には聡美はユーコより2歳若い今年24歳だった。

聡美はご機嫌な様子で超・心理学研究所のオフィスに戻って行った。

▼18時・・・新宿「サラダ・ハウス」

ビートの利いたアップテンポな曲から1転して、華やかな曲に替わりフィナーレになった。マリーはその中央で優雅に踊り客席のそれぞれの方向に向き直り礼をしていた。オレはステージの方を見ながら拍手をした。そしてMCが入り暗転になり客殿の灯りが明るくなった。オレはカウンターの方に向き直った。

改めてバーボンのロックをカウンターの中のバーテンにオーダーした。

後ろから声がかかった。オレは何気に振り返った。


「ユーちゃん。やっぱりユーちゃんだ」

オレ
「ははは^^ナミかぁー(笑)久しぶりだなーいやーいい女になった」


「うん。ちゃんと結婚もしたんだよ」

オレ
「ああ。マリーから聞いてどれほど安心して喜んだか^^」

ショーが終わったマリーが衣装を着替えてたのか、黒の毛皮のロングコートを着込んでこっちにやってきた。

マリー
「ユーちゃん。見に来てくれたんだー^^」

オレ
「おう^^久しぶりにマリーのショーが見たくなってな(笑)」

マリー
「ナミとも久しぶりでしょう^^」

オレ
「声をかけられなかったらすれ違ってもわからなかったよ(笑)」

ナミ
「ねーユーちゃん。せっかくだから、ゴハン行こうよー♪」

オレ
「ははは^^オレはいいけど、いいのか?」

マリー
「あらっ!それじゃー私も行くっ!3人でごはんに行きましょう^^」

オレはマリーに引っ張られるようにマリーの馴染みだと言う新宿のステーキ・ハウスに行った。そしてテーブル席に座った。マリーはサーロインを3人分とビールとワインをオーダーした。

オレ
「ナミも今年で26か!色っぽくなるわけだ」

マリー
「あはっ^^ユーちゃん。そんな事言うとナミがその気になるわよ」

ナミ
「ユーちゃんはいつでもいいよ^^」

オレ
「こらこら!ちゃんと結婚して主婦してる人がそういう事言わない(笑)」

マリー
「あははは^^でもナミはいつも「ユーちゃんずるい」って言ってたわね」

ナミ
「だって、ユーちゃん。マリーとばっかりだったじゃない(-。-;)」

オレ
「あははは(笑)

オレはビール。マリーとナミはワインがいいようだった。オレたちは乾杯した。そして肉が運ばれて来た。熱い鉄板の上に乗っていた。ウエイターの向こう側にカウンターがあった。端っこに知った顔のカップルが居た。オレは頬んだだけで知らん顔した。

マリー
「ナミにユーちゃんが神主さんしてるって言ったら、信用しないのよ」

ナミ
「だって、やくざから疫病神って言われたユーちゃんが神主さんだなんておかしいよ」

オレ
「ぎゃははは^^疫病神の神主か!そりゃーいい(笑)」

マリー
「もううちにも一切ヤクザは来ないし、何もかもユーちゃんのおかげだわ」

オレ
「何言ってんだ水臭い(笑)オレたちは仲間じゃないか」

ナミ
「ユーちゃん。私も?」

オレ
「ああ。もちろんだ^^ミナミで一緒に苦労した仲じゃないか」

マリー
「ユーちゃん。。。」

オレはビールを飲みながら肉を食っていた。連れて来てもらったところのメニューの批判はしない。なかなか旨かった。

オレ
「松井や横山、田川も居る。何かあったらいつでも赤坂に来い!」

マリー
「うん。この間、田川君が来てくれたのよ^^嬉しかったわー」

オレ
「あいつもニューヨークが長かったからな。久しぶりにマリーに会えて喜んでただろう(笑)」

ナミ
「憧れのニューヨーク。まだ行けてない(笑)」

オレ
「何だったらパリにも拠点があるぞ!」

マリー
「うわーそうなのー?すごいわねーユーちゃん」

オレ
「パリは・・・マダム・ショーコが居るからな(笑)」

マリー
「マダム・ショーコって、あのショーコさんが?」

オレ
「ああ。フランスの大富豪と結婚して、今じゃマダム・ショーコは超有名人だ」

ナミ
「フランスのパリ・・・ユーちゃんすごいねっ!やっぱりずるいー(笑)」

オレ
「あはははは(笑)」

マリー
「みんな色んな事があったんだね」

自閉症気味で他人とのコミュニケーションがほとんど出来なかったナミがこうして冗談を言って、今ではしっかり主婦をしている現実にオレは無性に嬉しかった。そしてマリーはショーコと仲が良かった。そのショーコの今の現実をどう感じているのかはわからなかったが・・・それでもオレたちの仲間として今も繋がっている事は感じたようだった。

オレたちはメシを食った後、別れた。マリーは次のステージがあったし、ナミも素直に家に帰った。店を出る時、カウンターに居た斉藤と余がオレに軽く手を振っていた。

その後、シャングリラに行きオレは洋子と一緒に飲んだ。そしてその夜は洋子の部屋で過ごした。

■1月25日------------------

大島
「いやー叔父貴!最高ですね^^」

岩崎
「まったくだ。こんな露天風呂があったら温泉要りませんね(笑)」

オレ
「あははは^^あんまりウロウロするな!って松井が作ってしまったんですよ」

松井
「いえ。オレは(笑)温泉が好きなもんですから」

S会の頭の岩崎と補佐の大島を桜井に呼んで慰労した。そして自宅に出来た露天風呂に一緒に入った。彼らも裸で無邪気に喜んでいた。

ガラスの引き戸が開いて女が入って来た。白っぽい長襦袢を着てトレイにビールを乗せていた。皆の視線がそこに集まった。

オレ
「ん?あービールかーいいなー^^」

洋子
「はい^^せっかくですから」

そう言って洋子はトレイを置いて、立ち上がり後ろを向いていきなり脱いだ。背中から尻・・・大きな昇竜が露になった。

大島
「おぉぉぉぉ」

岩崎
「なっなんとっ!」

松井
「あっ」

オレ
「ははは・・・」

洋子はゆっくりとその場に立て膝をつくようにすわり、そのまま静かに足先から入って来た。そしてグラスの乗ったトレイを浮かせるようにしてこっちにやってきた。湯の上に乳が見え隠れする。

洋子
「失礼いたしました。どうぞ^^」

岩崎
「いやー見事な龍だっ!素晴らしい」

岩崎は興奮と戸惑いを見せながらもグラスを受け取った。同様に洋子は大島にもビールを注いだ。

大島
「あっあれが伝説の「昇竜」ですかっ!」

洋子
「はい^^」

洋子は松井にビールを注いだあと、最後にオレにビールを注いだ。

オレ
「じゃーせっかくだから、いい年になるように「乾杯」」

「乾杯」

それぞれグラスを軽く上げて一気にビールを飲み干した。洋子はそれを微笑みながらオレの側で見ていた。

オレは吃驚しながらもそれが当たり前のように振舞った。そして風呂を上がり桜井に行き岩崎、大島と再びそこで飲んだ。そして1時間程で彼らは帰って行った。

オレは桜井の玄関まで見送り、松井と柳田が駐車場まで付いて行った。オレは桔梗の間には戻らずに、はなれに入った。

すぐに松井が戻って来た。そして洋子が仲居と共にやってきた。そしてオレたちの前のテーブルに新しい酒と肴を用意した。

洋子
「お疲れさまでした」

松井
「洋子ママ^^吃驚しましたよ」

洋子は松井が手にしたぐい呑みに熱燗の酒を注いだ。

洋子
「ごめんねー^^お正月だと思って笑い飛ばして!」

そして洋子はオレに酒を注いだ。

オレ
「あいつらの事だ。すぐに有名になるぞ(笑)知らないぞ!」

洋子
「あらっ!あのぐらいあなたと一緒なら何でもないわ^^」

松井
「いやーオレまで拝ませてもらってすみません(笑)」

洋子
「松井さんは姉の「咬龍」も何度か見た事があるんでしょう?^^」

松井
「あっ!いや、それは・・・1度だけです(笑)」

オレ
「おお。そうだったなっ!咬龍に目を奪われて、理恵ちゃんの乳や下半身を見る暇がなかった時だった(笑)」

洋子
「あらっそうなんだ(笑)」

オレ
「オレの位置からは洋子の前は見えなかったけど・・・松井は見たか?」

松井
「見てませんよーいや、見えてなかったですよー(笑)」

オレ
「という事は見ようとしたんだ?」

松井
「あはっ^^」

洋子
「あらーそれはちょっと残念だわ」

オレ
「あはははは(笑)」

オレは酒を飲み干した。洋子はすぐに酌をした。同じように松井にもそうした。オレは洋子にもぐい飲みを持たせて、酒を注いだ。洋子は手を添えて優雅に粋にそれを飲んだ。松井が洋子に酒を注ぎ、洋子はそれも一気にあけた。

松井
「じゃーオレはこれで^^洋子ママ。今日はごちそうさまでした」

洋子
「いいえ^^また機会があったらご一緒しましょうね」

オレ
「なんだ泊まって行けばいいじゃないか」

松井
「ええ。ちょっと約束があるので」

オレ
「へーそうなのかっ!^^」

松井
「失礼します(笑)」

そう言って松井は出て行った。

洋子
「怒ってる?」

オレ
「いや、吃驚しただけだ(笑)そして・・・感謝してる」

洋子
「ほんとー?嬉しいわ^^」

洋子は体を寄せて軽くオレにキスをした。沙也乃が田川と源の3人でサンタモニカ、パリ行きの出張中だった。その間、桜井の女将を洋子がやりたいと行ってこっちに来ていた。

オレ
「あんな姿見せられて、男は皆盛りのついた犬みたいになっちまったぞ(笑)」

洋子
「あらっじゃー松井君も彼女のところへ行っちゃったのかしら?」

オレ
「たぶんそうだろう(笑)」

洋子
「あなたはっ?^^」

オレ
「今すぐにでも押し倒したいぐらいさ」

洋子
「そう^^いつでもそうして」

オレ
「あははは(笑)」

オレは酒を飲んだ。洋子がこんな事をするとは思わなかった。一体誰の差し金だろう?と思った。

オレ
「前田がよく店に来てるんだって?」

洋子
「うん。たくさんお客様を連れて来てくれるわ^^」

オレ
「そう(笑)オレと一緒であいつもソープ好きで昔からあいつとはよく一緒に行った」

洋子
「そう^^前田さんも遊び上手でホステスにもモテるのに、そう言うのが好きなのね!」

オレ
「いいヤツだろう?」

洋子
「うん。^^あなたのところへどんどん押し掛けて行って、遠慮しないで世話を焼けばいいって教えてくれた」

オレ
「ふーん」

洋子
「私はあなたが嫌がる。怒られるかも知れない。と思ってたんだけど・・・これからは怒られてもいいから少しずうずうしくなろうと思うの。いい?」

オレ
「あのバカは余計な事を(笑)」

洋子
「あなたきっと面白くなさそうな顔をして「勝手にしろ」って言うと言ってたけど、それは不機嫌なわけじゃないからって言ってわ」

オレ
「あははは^^そこまでバレてるんじゃ言っても意味ないじゃないか(笑)まーそう言うことだ」

洋子
「はいっ^^」

オレはこれまで洋子に対しては常に何処かで引け目みたいなモノを感じていた。それは洋子のオレに対する気持ちに、あまり応えてやれてない。そう思い続けていた。お互いが気を使いあっていて、それがなかなか気持ちを埋めきれていなかったように思う。洋子がこんな風に少し変わった事で、これからの関係はずっといい方向に向かうように思えた。

そしてオレたちははなれの奥の部屋で寝た。

▼翌朝・・・6時

柳田とふたりで庭に出て木刀を振った。3セット20分間しっかりと振り汗をかいた。そして母屋に入り1階の浴室でシャワーを浴びた。腰にタオルを巻いたまま居間に入ると洋子が朝食の用意をしていた。

オレは洋子と挨拶を交わして軽くキスをし中2階の自室に入った。ジーンズとシャツに着替えて居間に降りた。

ソファに座りTVのリモコンを操作してCNNのニュースをつけた。目の前の新聞を広げパラパラと見た。

洋子が珈琲を持って来た。フレッシュを入れスプーンを使いオレの前のテーブルに置いた。そして隣に座った。

オレ
「ドイツは西へ入る亡命者が増えてるようだな」

洋子
「そうね。西側の支援者が盾になるように庇っていて、東側も阻止できないみたいよ」

オレ
「威嚇射撃なども効果ないのかな?」

洋子
「どうも東側も規律が緩んでるのか、国際社会の非難を浴びるのを警戒しているのか?対抗措置はあまりとってないみたい。」

オレ
「ふーん。さすがによく知ってるな^^」

洋子
「あはっ^^新聞に載ってる程度よ!そうだドイツ行くんでしょう?」

オレ
「うん。この間のメイヤーの件もあるし、最前線も見ておこう(笑)」

洋子
「気をつけてね!」

オレ
「ああ」

そしてオレと柳田と洋子の3人で、洋子のつくった朝食の「おじや」を食った。オレと柳田は2杯づづお替わりをした。

洋子は桜井に戻りレストラン「さくらい」の方を見に行った。オレは中2階の自室に入り、月末の通常業務をこなした。

大阪、東京のそれぞれの店の売り上げ集計を見てもどこも好調で、文句のつけようがない。前田の不動産業務が群を抜いていた。投資部門は昨年のブラック・マンデーで一旦急激に落ち込んで居たが、実体経済に影響は無く、日本経済自体が好調だったこともあり、日本の株式市場はすぐに持ち直していた。

▼12時・・・

横山と三浦が来たので、桜井のはなれでランチ・ミーティングを行った。

横山
「前野さん。やりましたよ!起死回生のホームランです(笑)」

三浦
「すでに新しい官僚グループも出来て、友好的なプランになってるようです」

オレ
「そっか。以前の確執から難しいと思っていたけどな(笑)」

横山
「そうですね(笑)N元総理はよくこっちについてくれたと思いますよ」

三浦
「政治家は超現実派と言う事でしょう。ムーさんが協力すると言っているんですから、それが一番早いし、しがらみのない新しいこれからの保守組織の方が何かと都合がいいんじゃなですか?」

横山
「前野さんも相当の政治献金をしたでしょうし、何より『赤坂に棲む龍』を味方につける事によって得られる、政治的影響力も大きいんじゃないですか!」

オレ
「ふーん。でもオレは政治団体には入らないぞ」

横山
「はい。あくまでも前野さんが前に立って、新しい会のトップですし、その前野さんとの個人的なパイプと言う事になってますから大丈夫です」

三浦
「予算の流れも厚生省から超・心理学研究所そして新生会病院という流れです。それに伴って、永田町のビルに「新しい会の事務局」と「超・心理学研究所」を新設、移転させる計画なんですが?」

オレ
「オレは別に異存はない」

三浦
「はい。それで伝えておきます」

横山
「それとムーさんですが、今後はムトーの名前を出さずに、「龍斉」で周知させますがいいですよね?」

オレ
「どこでもそれを使うのか?」

横山
「その方が神秘的だし、「武藤」のプライバシーを守ると言う意味でもいいでしょう?」

オレ
「ふむ。mar'sのライブの時の「謎のジャマイカ人ヒロ!」みたいにか?」

三浦
「あははは^^そうです」

横山
「ムーさんにとっては音楽も宗教活動も同じでいいんじゃないですか(笑)」

オレ
「なんかバカっぽい気もするけどな(笑)」

横山
「それから、S組とY組の相談役の辞任の件はどうなりそうです?」

オレ
「ああ。それも近いうちに正式にそうなる予定だ」

S会には事情を話して理解してもらっていた。Y組には今度の執行部会でそれが伝えられるようだ。石井や梅木は残念がったが、抗争も終わり後は内部の跡目問題だけなので、問題は無い。

神戸の本家には、もう行く事もないだろう。昔そこにあった大きな組織の幹部たちは全員居なくなり、そこの主だったおじさんもおばさんも既に亡い。そしてオレの役目ももう必要がないほど、田岡の家の子は普通の社会にとけ込んでいた。

そして今月末にオレは川越で、川越藤原神社の宮司を引退し、次の宮司と継承式を行う。そしてオレは、「龍斉」という名称で藤原神社の初代大宮司となる事が決まっていた。一部には藤原神社の本社、15代藤原龍斉の名称に拘る人々も居たが・・・改革を行った事もあり「初代龍斉」に決まった。そしてまた新しい幕が開く。

■1月27日・・・

18時・・・銀座クラブ「アルファ」

黒服に案内されたボックス席そこには懐かしい顔があった。男は立ち上がった。

村井
「ムトーさん。おひさしぶりです^^」

オレ
「うわー村井さんっ!驚いたなー^^いやーお久しぶりです(笑)」

村井
「すっかりご無沙汰してしまって(笑)」

オレ
「あははは^^お互いサマですよ!」

オレたちは席に着いた。すでに美咲とホステスの優香が居た。

美咲
「ユーちゃんがそんなに驚くなんてめったにない事ね」

優香
「そうですね!でもすごく嬉しそう^^」

オレ
「ははは^^あったり前だ。この人が居なかったら、今のオレはない!って言ってもいいぐらいお世話になった人なんだ」

村井
「大げさですよ^^でもそんな風に言ってもらえて嬉しいなー」

ホステスの優香がオレにブランデーの水割りをつくってくれた。オレたちは乾杯した。

オレ
「それにしても、どうして?」

村井
「実は接待でここに来たら、偶然浜田さんを見かけて(笑)」

オレ
「あーそれでー(笑)」

美咲
「浜田君が珍しく紳士と親しそうに話していたから気になってご挨拶させていただいたら・・・ユーちゃんの古いお知り合いだって聞いたものだから、次の機会に是非と思って」

オレ
「あははは^^そっかー美咲ママも人を驚かすのが好きだなー(笑)」

村井
「ええ(笑)美咲ママからムトーさんの活躍は聞かせてもらいました」

オレ
「ははは・・・しがない神主ですよ(笑)」

村井
「ムトーさんが神社の神主って聞いて腰を抜かす程吃驚しましたよ」

オレ
「いや、腰を抜かす程大笑いしたでしょ!」

村井
「あはははは(笑)」

美咲
「私もユーちゃんの若い頃大阪のミナミでの様子をいっぱい教えてもらったわ」

優香
「ギャラクシーの伝説とか!^^」

オレ
「あはっ(笑)」

オレはブランデーの水割りをすぐに空にした。優香はすぐに新しいのをつくった。

オレ
「村井さんはどうしてたんです?オレはもう2年半になります。こっちへ戻って来て」

村井
「私は昨年の12月に、日本にようやく戻れました。ロスに2年居ました。」

オレ
「そう^^ロスに!やっぱり向こうで酒を?」

村井
「ええ。私はそれ以外できませんから(笑)浜田さんもあっちに居たそうですね」

オレ
「ええ。うちもサンタモニカには細々と出店してるんですけどね」

村井
「聞きましたよ!ニューヨークで鮨チェーンを展開してるそうじゃないですか!それにムトーさんNYLを卒業したとか!ニューヨークで頑張ってたんでしょう」

オレは旧交を温めながら、それまでのお互いの事を話合いうまい酒を飲んでいた。

オレ
「それで暫くまた東京ですか?」

村井
「ええ。元々大阪からこっちに来た時に、家族も一緒に来ましたから、ロスは単身赴任でした。」

オレ
「そっかー^^じゃーずっと東京の方がいいんだ?」

村井
「本社の大阪へは月に1度ぐらいは行ってますけどね^^あーそうだ。東洋ビルがなくなって大きな広瀬ビルに変わってて吃驚しました。前社長の念願をムトーさんが達成したんですね^^」

オレ
「借金だらけですよ(笑)」

あれやこれやと話は終わらなかった。オレはそれが楽しかった。美咲や優香もオレがご機嫌な様子なのをわかっていたようだ。

後ろから声がかかった。

麻美
「お邪魔しますー^^」

美咲が麻美を紹介した。村井さんは立ち上がり、まるでお得意さんにするように丁寧な挨拶をした。もっともクラブのママの麻美はそういう意味ではお得意さまなのだが・・・

オレ
「そうだ。次行きましょう^^村井さん」

麻美
「どうぞ^^私どもの方に」

美咲
「じゃー私も一緒に^^」

オレ
「あららいいのか?」

美咲
「いつもの事だもの(笑)」

オレたちは隣のビルの麻美の店クラブ「皐月」へ行った。そして同じようにボックス席に座った。そしてブランデーの水割りで乾杯した。

村井
「ムトーさんも私と同じで、昔からはしご酒が得意ですから^^」

美咲
「もしユーちゃんがサントリーで働いていたらトップセールスマンになれたでしょうね」

村井
「あははは(笑)その通り。普通の営業マンが10人かかっても負けないでしょうね」

オレ
「いやーきっとお気に入りの店に入り浸って、すぐにクビになってますよ(笑)」

麻美
「お気に入りの店は1軒じゃなくてそれこそ10軒ぐらいはあるでしょうね!」

オレはご機嫌で飲んでいた。

オレ
「村井さん。もう新宿は行かれました?」

村井
「はい。新宿に何か?」

オレ
「ほーまだ知らないんだ?」

村井
「はて?なんでしょう?」

オレ
「マリーが居るんですよ!」

村井
「えっ!あの!あのマリーが?ほんとですかー^^」

オレ
「あははは^^ほんとに知らなかったんだ?(笑)今は名前を変えてるんですよ」

村井
「そっか。名前が違うんだ?」

オレ
「リンダって名前です」

美咲
「新宿サラダハウスのリンダさん?ユーちゃんの知り合いなのー?」

麻美
「うっそー^^ニューハーフのナンバーワンのリンダとユーちゃんが・・・」

村井
「うわーそうだったんだ?マリーが新宿で・・・そう^^」

麻美
「ユーちゃん。私たちには秘密にしてたのねー(-。-;)」

美咲
「ナンバーワンのニューハーフと馴染みだったなんてちょっとショックよー(笑)」

村井
「いえ。リンダ。いえマリーはムトーさんの仲間ですよ!あのショーの世界はムトーさんとマリーが作り上げた。これはもう間違いないです!

あの頃のムトーさんのグループは凄かった(笑)」

麻美
「やっぱり若い時からそうだったんだ(笑)」

村井
「ええ。初めてムトーさんと仕事の話をさせて貰った時・・・ムトーさん19歳でしたもんねー(笑)その時点で精気溢れるリーダーでした。」

美咲
「19歳って、未成年じゃない(笑)」

村井
「当時は群がってくる女性を寄せ付けずに、フロントに立っていい男でした」

オレ
「あははは^^すみませんねー今はダボハゼのごとく女性にすぐにくっついて行って!という事で、村井さん。マリーのショー見に行きましょう^^」

オレたちは結局4人で新宿に行きマリーの店に入った。そしてマリーのショーを見た。マリーはステージを降りてオレたちの席に踊りながらやってきた。店内の客の注目を浴びながら、オレは久々に人前でマリーの乳に挟まれた。マリーの匂いに包まれクラクラしながらオレは調子にのって店内の客に愛想をした。

麻美や美咲は爆笑しながら見ていた。その夜は久々に酔っぱらい楽しい夜を過ごした。

翌朝・・・目を醒すと隣に麻美が居た。オレはあー麻美で良かった!と安堵した。

オレは麻美を後ろに向かせて後ろから抱いた。麻美は起きた。

乳を揉み尻から手を入れて麻美の性器を探り指を使った。そして後ろから麻美の女の穴にオレのモノを突き立てた。

麻美
「あぅーあーユーちゃん」

オレ
「もう少し腰をつかって尻だけを突き出すんだ」

麻美はぎこちない動きだったが、そうした。そうする事でオレのモノが麻美の穴の奥いっぱいまで入った。

麻美
「あぅー」

「あーユーちゃん、

「あーお願い。ユーちゃんの顔をみせてー」

オレ
「後ろからは嫌いか?」

麻美
「ううん。でもユーちゃんを見ていたいのー あーーー」

オレはゆっくりと自分のモノを抜いた。麻美はオレに向き直り両手でオレを抱く仕草をする。オレはそれに応えて麻美の体に乗り、麻美の両脚を抱えて突っ込んだ。

麻美
「うぁーーー」

麻美はオレにしがみついた。オレはゆっくりと自分のモノを出し入れした。麻美は声をあげ続けオレの名前を口走る。オレは一気に穴を責め立てた。麻美は一瞬でいった。オレは動きを止めずに立て続けに麻美をいかせた。そしてゆっくりと麻美の体から降りて麻美を横抱きにした。麻美はオレの脚に、自分の脚を絡ませて腰を使った。オレの好みを忠実に守り快楽の余韻を味わっていた。オレは麻美の尻から背中を撫でていた。

麻美
「ねーユーちゃん」

オレ
「んー?」

麻美
「いつか美咲とするー?」

オレ
「しないさ。麻美が哀しんだり心配するような事はしない」

麻美
「あーーーユーちゃん。。。」

麻美はしがみついてきた。オレも麻美を抱きしめた。オレはもう新しい女は要らない。そう思ってたし、こうして麻美と居ると、麻美を本当に愛していたし、ジゴロのように麻美を喜ばせてやりたいと思った。

オレ
「赤坂で一緒に露天風呂入ろうなっ」

麻美
「うん」

チャキチャキの江戸っ子の女だった。セックスはどちらかと言うと淡白な方だった。男に甘えるのも下手だった。だけど今は可愛い女になっていた。付き合いはまだ短かったが、きっとずっと居てくれるとだろうとオレは思った。


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この後半にありましたよ。
| 藤野 | 2011/09/29 12:22 AM |

ピアノを弾きながらのライブ映像は結構あるんですけど、それ以外がなかなかありません。。。
| るーく | 2011/09/29 9:33 AM |










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