2005.09.30 Friday
それでも行くか?靖国参拝。
大阪高裁の大谷正治裁判長は「参拝は内閣総理大臣としての職務行為で、憲法で禁止された宗教的活動にあたる」と述べ、違憲と判断した。 高裁初の明確な違憲判決に立法府でも大きなニュースとして話題になった。近々予想される小泉首相の参拝に対して与党内部からも自粛を求める声があがっているが・・・8月15日の参拝公約を実現しなかった点から、10月の例大祭あたりに参拝するのではないか?と予測されたが、このタイミングで参拝することが事実上できなくなった。と思われる。 小泉首相の靖国参拝は違憲…大阪高裁が高裁初判断 ご本人はやはり「どうして憲法違反なのか理解に苦しむ」という言である。 首相、靖国判決に不快感 政府の見解としては 細田官房長官「昨日、今日と高裁判決が相次いだ。昨日の判決は良かったが、今日の判決は大変遺憾だ。裁判所が違うが、別々の判断をしている。いくつか係争中のものがあるので、見守っていきたい」 「大変遺憾だ」 靖国違憲判決で官房長官 公明幹事長「参拝は自粛すべきだ」 野党各党も中止要求 気になる発言として民主前原氏は「A級戦犯が分祀(ぶんし)されれば(自分が首相になっても)参ると申し上げてきた。判決を受け、憲法の政教分離の考え方に立って、もう一度検討し直さなければならない。」とあるが、本日の高裁の内容を考えると、首相は靖国神社に参拝してはならない。という判断だと思うのだが?それとも、前原氏はアジア問題だけを重視しているのだろうか?(^ ^; さて、個人的には不本意ではあるが首相は参拝を見送るべきだと思う。 同時に公明&民主の要望を早期に受け入れ、別途施設をつくる。戦没者慰霊施設が靖国神社しかないから、靖国神社そのものの存在意義に照らし批判を浴びるので、公式に別施設をつくり儀礼的に慰霊すればよい。それがあって始めて靖国にも参拝すればよいのではないか?小泉さん自身の個人的な政治信条としては受け入れがたい面もあるのかも知れないが、対アジア外交、国連常任理事国入り、そして対ロシアとの関係など現在の日本の国益を最重要問題として考えるならば、首相としての判断はそうすべきだろう。 結果平等から機会平等へ構造改革を行うことによって、財政再建が可能か?否である。2極化が進み益々持てるものと持たざるものの格差が広がり、同時に高齢化が進む日本に明るい将来はない。。。結局のところ対外貿易を基本とした財政再建しかないのだから国益重視の視点に立って判断していただきたい。 同時に、北方領土問題は小泉さんのリーダーシップで、2島返還で手を打ち、すぐにでもロシアと友好条約を締結すべきである。。残りの2島は課題でいい。戦後追われた島民がまだ生きている内に実現可能なところから始めるのが政治ではないでしょうか?等と、とりとめもなく憂うのでありました。f(^-^; ポリポリ |