2006.10.30 Monday
好調ソフトバンクの憂鬱
ソフトバンク、契約業務を再開 システム障害を起こし、番号持ち運び制で携帯電話会社を変更する契約業務を2日続けて停止したソフトバンクモバイルは30日、契約業務を通常通りに再開した。NTTドコモ、KDDI(au)と同日午前8時前後から、今後の対応を協議。平日は週末に比べて契約申込件数が少なくなることなどを考え、30日午前からの復旧が可能と判断した模様だ 週末、あまりにも多い契約にサーバーが対処できず一時受付を停止していたようだが、今日から平常通りの再開となるらしい。^^今回の「0円」戦略に色々と批判が出ているが、よく考えれば新しいプラン、それも画期的な内容であればあるほど風当たりは厳しいものがあるのは当然だろうと思われるが、現実的にユーザーがしっかりと反応している事実は動かしがたい。(笑) 既存ユーザー、移動ユーザー、新規ユーザー、などなど最終的にはソフトバンクのユーザーの圧倒的多数が新プランに乗り換えれば、事実上ソフトバンク同士は通話料0円ということになってしまうだろう。^^その内ショートメール以外のメールも格安になると思われ、次々と攻勢をかけるソフトバンクに対して、au やドコモも対抗措置をとるだろう。特にドコモはコロコロと戦略が変わるので、今の段階で対抗措置を講じない!と宣言していても、明確にシェアの変動が認められればすぐに追従するのは目に見えている。(笑) 携帯契約停止、他社への転出処理が発端 番号持ち運び制によって携帯電話会社を変更する契約業務を2日続けて停止したソフトバンクモバイルの孫正義社長が30日夕、緊急に記者会見し、システムの障害で利用者や同業他社に迷惑をかけたことを陳謝した。孫氏は「私どものお客様だけでなく、他社にもご迷惑をかけた。おわびする」と述べた。同時に、定額制プランに加入した場合の他社への最高通話料を、30秒あたり最大30.45円(税込み)から一律21円に値下げすることも発表した。 ただでは転ばない?^^お詫び会見でありながら、プランの中の矛盾を即決で変更したアピールも行う。当分混雑は続きそうだな。 番号持ち運び、ソフトバンク劣勢か 29日時点で、他社からKDDIへの変更は10万1200件、KDDIから他社への変更は2万600件とKDDIへの転入超過となっている。NTTドコモは同日、29日時点で、NTTドコモから他社へ6万件の転出超過であることを明らかにした。 |